- 60代の生き方がわかる本を知りたい
- 60代の生き方に不安を感じている
この記事はそんな方へ向けて書いています。
この記事でわかること
- 『60代でしなければならない50のこと』のグッときたところベスト3
- 60代の生き方
- 本書の口コミ
本記事を書いている私は40代です。
中谷彰宏さんの著作をすべて読んでいます(ファン歴22年8ヶ月)。
60代の生き方がわかる本は「60代でしなければならない50のこと」中谷彰宏【著】です。
この記事を読むことで、不安をエネルギーに変える60代の生き方がわかります。
「60代向けの本」と思いきや、他の世代でも得るものがあります。
大事なのは「60代を自分ごとに置き換えて読む」です。
成長したい方向けの本です。
Contents
【60代におすすめの本】『60代でしなければならない50のこと』グッときたところベスト3
グッときたところベスト3
- 1位:「気づかれない真のヒーロー」になろう
- 2位:昨日の自分より成長しよう
- 3位:批判されても、人のためにしてあげよう
不安がエネルギーです。
1位:「気づかれない真のヒーロー」になろう
ブログは「楽しさ1割、不安9割」です。
理由は2つの気持ちがあるからです。
- 稼げるようになるのか
- 読者のためになっているのか
第1に、ブログはなかなか結果が出ません。
Googleから評価される時間も考慮すると、少なくとも半年はかかります。
収益、アクセスともにゼロの連続に半年間、耐えなくてはなりません。
不安です。
第2に、読者の反応もありません。
営業職であればお客さまの反応を直に感じられます。
ブログにあるのは「アクセス数」という数字上の反応だけ。
読者の感情、表情を知る機会はほとんどないのです(コメントを多数もらい、ユーザーと接点の多いブログもあります)
承認欲求も満たされません。
不安をエネルギーに変える
「ブログの不安を取り除こう」としてきました。
本書を読んで、間違いだったことに気づきます。
不安は消していけません。
不安を抱えることで、行動の原動力にするのです。
「不安が9割もある」と思っていましたが、安心しました。
不安9割が、行動のエネルギーになるからです。
不安から目を背けてはいけないのです。
自分に賭ける
3万円近くするブログの有料noteを買おうかどうか悩んでいました。
「小さいことに悩んでいた」と気づかされました。
天才とは1000万円を自分に賭けられる人だからです。
「このまま会社に借金をして、休職を続けても良いのだろうか」と思う時があります。
厚生年金や健康保険のお金(67,000円)を毎月、会社に立て替えてもらっています。
休職の最長期間1年6ヶ月を休職すると、67,000円×18ヶ月=1,206,000円を借金する計算です。
借金は退職金を使って清算する予定です。
休職18ヶ月間を退職金で買っているのです。
休職期間を買って、ブログを書いています。
休職している自分に1,206,000円を投資です。
リターンがない可能性もありますが、自分に賭けているのです。
自己投資は誰にも気づかれずに、真のヒーローになるチャンスなのです。
本書を読んで「このまま自分に賭け続けよう」と決意しました。
2位:昨日の自分より成長しよう
20代はひたすら仕事を覚える時間でした。
30代はガマンの連続で、体を壊しました。
40代の今は休職中で、ガマンはやめました。
1番キツかった30代はいつも「成功より成長しよう」と心がけていました。
誰よりも早く出社して、たくさん仕事をしました。
成長するために年間300冊の読書を継続し、ランニングを続け、仕事に邁進したのです。
競争心に気づくこと
「成功より成長しよう。昨日の自分を超えていこう」と思っていたつもりでした。
しかし本当は「誰よりも成長しよう」という競争心です。
周りとの競争心は心をすり減らします。
競っても競ってもキリがありません。
ひたすらハードルを上げ続ける毎日です。
もう戦わなくてもいいのです。
昨日の自分、3年前の自分
自分とは戦わなくても大丈夫です。
戦わずに成長に気づけばいいのです。
「昨日の自分」と比べるのと合わせて「3年前の自分」とも比べるのです。
- 「昨日の自分」と比べる → 成長が見えにくい
- 「3年前の自分」と比べる → 成長がわかりやすい
両方の目を持つことです。
昨日の自分は「行動の成長」、3年前の自分は「考えの成長」に気づけます。
昨日の自分と比べて、日々の成長や収穫に気づいていく
- 昨日と比べて、成長や収穫はあったか?
- 昨日と比べて、良かったところはどこか?
- 昨日と比べて、反省すべき点はどこか?
昨日の記憶なので、比べやすいです。
3年前の自分と比べて、成長や収穫に気づいていく
- 新しい価値観ができたか?
- 古い価値観を捨てられているか?
3年前の記憶なので、考え方や価値観など大きく変わっているところだけ気づけます。
自分とは戦わずに、気づいていくことが成長のコツです。
3位:批判されても、人のためにしてあげよう
会社員時代、ボランティアで組合活動の役員をやっていました。
春闘の2〜3月に忙しくなります。
「ふだんの仕事+組合活動」で、やることが増えるからです。
組合活動中は仕事ができないので、休日出勤で埋め合わせます。
組合活動をやりたがる人はいません。
損な役回りだからです。
損していると感じていた
- 無償
- 感謝されない
- 仕事がたまる
3拍子そろっています。
春闘の結果、賃金や賞与などの良い条件が得られないと組合員から批判されます。
どんどん病んでいきました。
振り返っても「誰も私の気持ちをわかってくれない」と思っています。
見返りが欲しかったのです。
組合活動による幸福感は、見返りでしか得られないと思っていたのです。
著者は「本当の幸福感は相手に気づかれないこと」といいます。
幸福感を得るには、最初から見返りを求めないことです。
見返りを求めるなら、やめたほうがいいのです。
見返りを求めない行動は、いつか自分に返ってきます。
生まれ変わりたい人におすすめ
生まれ変わりたい人へ
こんな方におすすめ
- 60歳を機に、生まれ変わりたい人
- 60歳から、何をすればいいか不安な人
- 今からでも、人生を豊かに生きたいすべての年齢の人
60代ではなくても、楽しんで読める本です。
むしろ60代ではない人が、ワクワクできます。
60代の生き方、過ごし方を準備できるからです。
下記3人にはおすすめしません。
- 今のままでいい人
- 生まれ変わりたくない人
- 自暴自棄になっている人
「意外と60代も40代も根っこは変わらない」とも感じました。
- 勉強を続ける
- 成長を求める
- 健康管理をする
- 違うことをしてみる
- わからないことをたくさん持つ
年齢に関係なく大事です。
「不変の生き方」を教えてくれます。
60代になっても人生は楽しそう
中谷彰宏さんは1959年生まれなので60歳です。
60歳でこの本が書けるなら、人生捨てたもんじゃないです。
楽しそうに本を書いているのが伝わってくるからです。
著者と私では生き方や環境が違いますが、こんなに人生を楽しんでいる人がいるのは救いです。
中谷彰宏さんになれなくても、人生を楽しむことはできるはず。
楽しさは「自分の心」次第だからです。
書籍情報
書名 | 『60代でしなければならない50のこと』 |
---|---|
著者 | 中谷彰宏(» 公式サイト) |
単行本 | 200ページ |
出版社 | ダイヤモンド社 |
発売日 | 2019/10/31 |
口コミまとめ
Amazonの口コミ3個
- 読みやすい本でお勧め
- 考え方が変わってきた、読んで良かった
- 著書の着眼点、経験談、文体のユニークさはそれなりに評価されていい。どの世代でもいえる内容を無難に60代に演繹した感が少々露骨
Twitterの口コミ3個
- 40代の私が読んでちょうど良いと感じた
- 60歳からは、自由度が高そう
- あらゆるものから解放されて自由になれる
まとめ:素敵な60代を過ごすための2つの生き方
60代に関係なくできることも書かれています。
いかに今の自分に置き換えて実行できるか。
素敵な60代を過ごすための2つの生き方
- わからないことを増やすこと
- 初めてのことをたくさんすること
60代でなくても大事です。
まだ、私はできていないことだらけです。
週3〜4日、高校数学の勉強をやり直しています。
ゴールもなく、時間もかかりますが、メリットが多すぎます。
メリット
- 思考がクリアになる
- 論理的な文章に役立つ
- 自己肯定感が上がる
- 親が勉強している姿を見て、子どもも勉強し出す
- 暗記数学に頼り、ちゃんと勉強してこなかった気持ちを払拭
「わからない」を「わかった」に変えるために、日々行動していきます。
以上です。
P.S. 不安を捨てずに、エネルギーにしよう。