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【勉強メモ】窓の役割、基本性能と種類、名称を解説【『窓のひみつ』より】

2021年3月30日

窓

親愛なる君に

  • 「窓の役割を知りたい」
  • 「窓の性能や種類、名称を知りたい」
  • 「窓をつくっている会社やリフォームも少し知っておきたい」

この記事はそんな方へ向けて書いています。

 この記事でわかること

・窓の2つの役割
・窓の3つの基本性能
・窓の種類、名称【世界、日本の窓】

 本記事の信頼性

・参考文献:『窓のひみつ』で勉強

窓には大切な役割があります。
住人の健康にも関わってます。

健康を守り、環境にもやさしく、さまざまな工夫があります。

本記事では、窓の役割や種類、基本性能を解説していきます。

この記事を読むことで、窓について網羅的に知ることができます。

こーいち
窓は「快適な生活になくてはならないもの」と知りました。

窓の2つの役割

窓

大きく分けて2つです。

・外から光や風を取り入れる
・外から入れたくないものを防ぐ

中に入れたいものを入れる

光や風、空気など。

嫌なものを入れない

雨や強い風、熱、嫌なにおい、虫、落ち葉、防音、泥棒など。

そのほかの役割

・外が見られる
・窓を開けると、換気ができる

こーいち
割れにくいガラスや鍵が外から見えない窓、面格子などをつければさらに防犯になります。

窓の3つの基本性能と種類、名称【世界と日本の窓】

窓

窓の3つの基本性能

窓には必要な基本性能があります。

1.すき間風が入ってこない
2.雨水を入れない
3.風に耐える

台風などの強い風でも、ガラスが割れたり、窓が落ちたりしない性能が求められます。

こーいち
3つの性能がないと、安心して暮らせません。

窓の種類、名称

「住まいの窓」はすべて同じではありません。
部屋の種類や位置によって、適した窓があります。

たとえば、以下のとおり。

・天窓
・内たおし窓
・上げ下げ窓
・引きちがい窓
・すべり出し窓
・フィックス窓
・ドレーキップ窓
・たてすべり出し窓

天窓

家の宿や天井についている窓。
明かりをとる、通風などの役目。

内たおし窓

下の枠が固定され、上のほうを手前にたおして開ける窓。

上げ下げ窓

上下に動かせる窓。

こーいち
映画「バックトゥザ・フューチャー」で主人公が、上げ下げ窓からこっそり外出するシーンがありました。

引きちがい窓

2枚の障子をそれぞれ左右に動かして、開け閉めする窓。
日本では一般的で、よく見られる。

すべり出し窓

窓枠の左右にあるレールに沿い、外側にすべらせるようにして開ける窓。

フィックス窓

開けたり閉めたりできない窓。
光を見たり、外を見たりするだけが目的。

ドレーキップ窓

内に倒すことも、内に開くこともできる窓。

たてすべり出し窓

窓枠の上下にあるレールに沿い、外側にすべらせるようにして開けられる窓。

こーいち
ホテルによく見られるタイプですね。

» 参考:主な窓の形と役割(三協アルミ)

世界の窓と日本の窓

世界にも日本にも、特色のある窓があります。

・パンテオンの円形天窓
・エンパイア・ステート・ビルの窓
・平等院鳳凰堂の窓
・東京都庁の窓

順番に解説します。

パンテオンの円形天窓

窓

パンテオンとは128年、古代ローマ帝国につくられた神殿。

頭上に直径9m、厚さ1.5mの天窓(ドーム型)があります。
名前は「眼」です。

出入り口以外では、中と外をつなぐ場所はこの窓だけ。

こーいち
大きな窓から明るい光が差し込んでいます。

» 参考:ローマに来たらぜひ見たい「パンテオン神殿」。見どころや入場料についてご紹介。

エンパイア・ステート・ビルの窓

窓

エンパイア・ステート・ビルは1931年、ニューヨークに建てられた高さ443mの高層ビル。

窓フレームがアルミ製です。
ゆえに、ビルそのものの重さが軽いのです。

平等院鳳凰堂の窓

窓

平等院鳳凰堂は1053年、京都の平等院に建てられたお堂(世界遺産)。

中にある仏像の顔の前に窓があり、この窓から世の中を眺めています。

向きは東向き。

「建物の中にある仏像から朝日や世の中が見られるように窓が開いている」と言われています。

こーいち
10円玉にえがかれていますね。

東京都庁の窓

窓

1991年に建てられました。

フランス・パリのノートルダム大聖堂にも似た建物は、街のシンボルにもなっています。

格子窓のようなデザインで、和のおもむきが感じられます。

大きくて背の高い窓

窓

タワーの窓

高いタワーも、多くはカーテンウォールが使われている。
台風などの強い風、雨にもたえられる性能が求められる。

特殊な建物の窓

シンガポールの植物園「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」にあるフラワードームとクラウドフォレストは、曲線的なドームという特徴あるデザインの建物。
1000パターンをこえる形のガラス約6000枚からなるカーテンウォールが取り入れられている。

カーテンウォールとは

街でよく見かけるガラスに覆われたビル。
ガラスの部分は「カーテンウォール」といって、窓のように見えるけど、ガラスでできた壁。

ビルの窓

ビルの窓には、一般の住まいの窓よりもさらに、雨や風に強いこと、大きな地震に耐えられること、燃えにくいこと、長い間使えることなどが求められる。

こーいち
高いビルの窓は、住まいの窓に比べて強度の高いものでなければならないと決められています。

窓の歴史

窓

大昔

簡単な住まいに窓はなかった。

石や木、土などで住まいが作られるようになる。
合わせて、窓も作られるようになったと考えられている。

西洋では壁に開けた穴が窓だった。

メモ:ウィンドウの語源

英語のウィンドウは、「ウィンド(風)」と「オウ(穴)」を合わせた言葉で、「風の通り穴」という意味。

日本では木造建築が主流。
柱と柱の間にある戸を窓にして、光や風を取り入れてきた。

木の枠に和紙をはった「障子」が窓として使われていた。
閉めても光は入り、開けば風通しが良い。

形に特徴のある窓

素材は同じ木と和紙。

・花頭窓 → お寺やお城につくられる
・下地窓 → 茶室などに付けられる
・円窓 → お寺などにつけられる
・連子窓 → お寺などにつけられる

明治時代

西洋風の建物が建てられるようになる。
木の枠に「ガラス」をはめた窓ができる。

昭和時代

フレームが「鉄やアルミ」の窓ができる。
1980年代前半から樹脂の窓が登場し、ガラスを2、3枚にした窓も広まる。

こーいち
地域によってたくさんの種類があり、時代の変化で素材も変わりました。

窓と健康

窓と健康

室内の暑さや寒さは、健康と深いかかわりがあります。

冬の温度差で起こるヒートショック

冬にお風呂に入る時、脱衣所の温度が低いと、温度差がある場所を行き来することになる。
すると、血管が縮んだり広がったりし、血圧も上がったり下がったりして体に負担をかける。
ヒートショックは、心臓や脳の病気につながることがあって危険です。

暖かい居間から寒い脱衣所、暖かい浴室など、短い時間に周りの温度が急に変わる。
体に負担がかかって脳出血や心筋梗塞という命にかかわる病気を起こす危険がある。

夏の暑さで熱中症に

暑さが原因で起こる熱中症は、約40%が家の中で起こっている。
室内に熱が入って温度が上がり、熱中症になる危険度が高まる。
熱を伝えにくくする住まいなら、熱中症を防ぐことにつながる。

熱中症は室内で起こることも多いので注意。
たとえば、暑い日に室内の冷房を適切に使わない。
水分を取らないと家の中でも熱中症になる。
家の中での熱中症は、室内の温度が上がり過ぎないようにすれば減らせる。

熱の出入りが最も多いのは窓

家の外の暑さが熱となり、室内に入ってくる。
74%が窓から入ってくる。

暖房などで暖まった家の中の熱が外に出ていく。
そのうち52%が窓から逃げていく。

家の中が暑過ぎたり、寒過ぎたりするのは体に良くない。

熱を伝えにくい窓

色々な工夫を組み合わせて、熱を伝えにくくした窓があります。

ガラスを二重三重に

2枚のガラスを使うと、1枚よりもさらに熱が伝わらなくなる。
ガラスとガラスの間にある空気によって、熱を通しにくくできる。

ガラスの間にガスを入れる

ガラス同士の隙間に空気よりもっと熱を伝えにくいガスを入れると、より熱を通しにくくなる。

窓の材料に樹脂を使う

窓の材料に、熱を伝えにくい樹脂を使っている。

ガラスの表面に金属のまくを作る

ガラスの表面の薄いまくが太陽の光をカットしたり、室内から熱が逃げるのを防いでくれる。

窓ができるまで

以下のとおり。

窓ができるまで

YKK APの環境への取り組み

YKK APでは、地球温暖化の原因になる二酸化炭素(CO2)をできるだけ出さないようにするなど、環境にやさしい取り組みをしています。

自然エネルギーを使う

地下水や風を上手に使い、エネルギー使用量を少なくしている。

自然にやさしい運搬

鉄道や船など、なるべくCO2を出さない方法で商品を運ぶ。

環境に優しい材料

自然や人に安全で安心な材料を使って、商品をつくっている。

リサイクルしやすい商品

商品を分解しやすくしたり、長く使えるように丈夫につくったりしている。

安全・安心な窓をつくるために

YKK APでは、いろいろな検証や実験をして、誰もが安全で使いやすい窓の開発をしています。

一般の人の意見を聞く

一般の人に商品を使ってもらい、改良したほうが良いところはどこかを確認している。

さまざまな実験をする

より良い商品をつくるため、さまざまな環境での窓やドアの実験をしている。

誰もが使いやすい商品を

誰もが使いやすく、安全な商品づくりを目指している。
・安全で使いやすいだけでなく、デザインも優れている
・子どもや高齢者など、どんな人でも楽に使える
・停電などの非常時でも操作できる
・長く快適に使うための手入れがしやすい

YKK APってどんな会社?

窓づくりを手がけるYKK APは、ファスナーをつくっているYKKと同じグループの会社だ。

YKKグループを創業した吉田忠雄

YKKやYKK APを創業したのは、吉田忠雄という人。
1934年(昭和9年)にYKK(当時はサンエス商会)というファスナーをつくる会社を創業し、1957年(昭和32年)にはYKK AP(当時は吉田商事)を設立した。

YKK APの意味は?

YKKは、吉田工業株式会社という以前の会社名の「Yoshida Kogyo Kabushiki Kaisya」の頭文字からとった商標で、その後、会社の名前になりました。

APは「Architectural Products アーキテクチュラルプロダクツ」の頭文字。
・Architecture = 建築(art ずっといいもの + Technology 常に進歩するもの)
・Products = 工業製品としての要素

YKK 精神

良い窓をつくるYKK AP、その窓を売る取引先、窓を使う人、みんなが利益を得られるという考え方をもっている。
みんなに喜んでもらえれば、またYKK APを選んでもらえ、良いことがめぐってくるという精神。

企業理念

周りの人たちに喜んでもらえることを考えて、自分たちも成長しよう。
世の中のみんなに、健康で快適な生活を送ってほしいと願っています。

メモ

YKK APの工場でつくられる窓の部品の数は、約50,000点。
引き手や戸車、錠やねじなどがあり、それらを組み合わせて窓が完成する。

商品だけでなく、それをつくる機械も自社でつくっています(一貫生産)。

窓のリフォーム

リフォームの手順

① 今困っていることと、どうしたら改善できるかを考える
② 工事を行う会社を決め、具体的な工事の内容を相談する
③ どのような窓にするかを決める
④ 一つの窓について、2時間〜半日くらいで工事ができる

壁を壊さない工事

窓のリフォームでは、壁は壊さず、元の窓枠の内側に新しい窓をとりつける。
足場を組んだりする大がかりな工事は必要ない。

メモ

以前は壁を壊すなど、大がかりな工事で、大きな音やほこりが発生した。
今は手軽な工事で、大きな音も発生しません。

窓のリフォームの例

以下サイトよりリフォームの施行例がわかります。

» 窓まわり リフォーム施工例・事例一覧

ちなみに、窓のリフォームをお考えの方は住宅リフォーム会社紹介サイト「ホームプロ」。
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