- 「海外添乗員として英語が使いこなせるようになりたいです」
この記事はそんな方へ向けて書いています。
この記事でわかること
- 英語習得に必要な3つの決意
- 英語習得に挫折した体験談
- TOEIC540点までに使用した教材
本記事の信頼性
✔︎ 経歴:新卒で旅行社に入社し19年8ヶ月、出張手配×法人営業×添乗
✔︎ 保有資格:総合旅行業務取扱管理者、総合旅程管理主任者
✔︎ 添乗経験:国内・海外計100本ほどで、一般団体・教育旅行・視察旅行
本記事を書いている私は、旅行会社の営業マンをやりながら、独学で英語を勉強してきました。
独学でTOEIC340点から540点まで上げましたが、以降、勉強継続に挫折しました。
本記事では、挫折経験から添乗員の英語習得にいちばん大事なのは「決意」であることを解説しています。
TOEIC540点にするための教材を記載しました。
TOEIC300点代の人には参考になるはずです。
Contents
添乗員の英語習得にいちばん大事なのは決意
日本で英語を習得するには「決意」が必要です。
決意なくして、英語学習の継続に耐えるのは難しいです。
あまり偉そうなことは言えませんが、挫折経験から次の3つが大事です。
- その①:5年で習得すると決める
- その②:3ヶ月に1回はTOEIC受験
- その③:1日1時間、毎日勉強する
その①:5年で習得すると決める
「日本で英語を習得するには5年必要」と言われています。
「超英語法」の野口悠紀雄先生は本書で「1日2時間、2年あれば英語をマスターできる」と述べていました。
勉強法を実践してみましたが、1日2時間が続かず挫折です。
「海外留学して英語しか話さない環境に2年間いれば、ようやくなんとかなる」と言われているくらいです。
日本では5年みておいたほうが良いです。
1年間オーストラリアにいた友人がいますが、英語が話せません。
現地で日本人と話していれば、話せるようにならないのです。
その②:3ヶ月に1回はTOEIC受験
勉強の励みにするために3ヶ月に1回、TOEICを受けることをおすすめします。
メリットは以下のとおり。
- 実力が把握できる
- 試験結果を発奮材料にできる
- 試験という目的があれば頑張れる
「まだ実力がついていないから」と言って試験から逃げていると現実を知ることができません。
現実を直視しないと成長しません。
その③1日1時間、毎日勉強する
1番大切なことで、1番難しいことです。
1日2時間できればベストですが、添乗でヘトヘトになっているところに2時間はキツイです。
最低限のノルマは1日1時間です。
「語学は継続が第一」と言われています。
実際は仕事をしない期間を作って、英語三昧になるのがベストです。
半年の留学などでナマの英語に触れるのも良いです。
継続が大変だからこそ、やり遂げるための「決意」が必要なのです。
英語習得を決意しても、挫折した体験談
旅行会社に入社してから、英語の勉強を始めました。
海外添乗ができるようになりたかったからです。
TOEIC540点までに、実際に勉強した教材
勉強した内容は以下のとおり。
- 中学1〜3年の教科書の7回読み
- 「中学3年間の英文法を10時間で復習する本」の7回読み
- 「1分間英単語」「1分間英会話」
- 「英語は暗記するな」
- 「瞬間英作文・トラベル編」
- 「ツアーコンダクターの英会話」の20回読み
- 「わかりやすい英語の授業」シリーズの7回読み(関正生先生)
- 「英語は絶対勉強するな」シリーズのディクテーション(読み上げた英語を書き取る)
上記の勉強で英検2級、TOEIC340点→540点がやっとです。
「1分間英単語」「1分間英会話」は、やらなくていいです。
テキストに例文がないので、覚えたとしても使いこなせません。
英語の勉強法で役に立った本
「英語上達完全マップ」の音読、多読、瞬間英作文の考え方は役に立ちました。
仕事が忙しくなると、勉強できない
往復の通勤時間に英語を聞くようにしていました。
「CNN」などは呪文にしか聞こえません。
「村上式シンプル英語勉強法」の「1日1時間ガマンして聞き続ければ、あるときに霧が晴れるように聞けるようになる」という言葉を信じて頑張ってみました。
しかし聞けるようになりません。
上達しないと面白くありません。
さらに仕事が忙しくなると負のループが待っています。
負のループ
仕事が忙しくなる→英語の勉強が面倒になる→挫折する→勉強を再開する→仕事が忙しくなる
仕事をしながら英語学習を継続するのは、よほどの「決意」や「必要に迫られる」がないと難しいです。
その点、海外添乗員は英語の必要にせまられるので、習得のチャンスです。
ただ添乗はハードなので勉強できる余力があるかどうか疑問です。
「まずは単語力」と感じます。
DUO3.0をどう使いこなすか
振り返れば「DUO3.0」だけを完璧にするだけでも良かったかなと、感じます。
Amazonでは673個の口コミがあり、64%が5つ星評価です。
口コミを読むと絶賛の嵐。
中学レベルの英語を習得している人は「DUO3.0」にトライしても良さそうです。
「DUO3.0」の勉強方法は、下記記事が参考になります。
再度「DUO3.0」で勉強する決意をしました。
英語の勉強に挫折しない方法は、好きなもの、面白いものを勉強すること
好きなものや面白いものであれば、夢中になれます。
続けやすいです。
「勉強=我慢」ではなく、「勉強=楽しいもの」にするのです。
お笑いタレントの厚切りジェイソンさんはアメリカにいながら、日本語を勉強して習得したそうです。
厚切りジェイソンさんの語学習得のコツは、以下のとおり。
- 楽しく
- 少しずつ
- 永遠にやる
つまらない英語の勉強は挫折のもとです。
- 海外映画
- 海外小説
- 海外ドラマ
ワクワクする教材はたくさんあります。
好きなもの、楽しいもの、面白いものにひたすら没頭すればいいのです。
飽きたら辞めて、違う教材を使うのです。
堀江貴文さんの英語の勉強法は、下記で解説しています。
»【要約】『英語の多動力』「面白いものを勉強せよ」と教えてくれる本
まとめ:英語習得を決意して、海外添乗員になろう
本記事は英語習得を挫折した自分に向けて書いたものです。
まずは「DUO3.0」の勉強から再開します。
以上です。
P.S. 英語習得に挫折している人は、一緒に頑張りましょう。
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