広告 Runnig

ライガー式トレーニング60個『獣神サンダーライガーの肉体改造塾』

2020年4月27日

ライガー式トレーニング60個『獣神サンダーライガーの肉体改造塾』
  • 「獣神サンダーライガーのトレーニング方法を知りたい」
  • 「『獣神サンダーライガーの肉体改造塾』の内容を知りたい

この記事はそんな方へ向けて書いています。

 この記事でわかること

  • 『獣神サンダーライガーの肉体改造塾』のグッときたところベスト3
  • ライガー式トレーニングの一例
  • ライガー式トレーニングの動画(4種目)

 本記事の信頼性

  • ライガーさんのファン歴:29年
  • 筋トレ歴:毎日、腕立て伏せ10回以上

本記事を書いている私は、高校のときにプロレスラーを目指しました。
プロレスラーの練習量が「スクワット3,000回」と聞き、挫折しました。

本記事は「獣神サンダーライガーの肉体改造塾」の読書感想・書評です。
この記事を読むことで、60個のライガー式トレーニングが解説されている本書の魅力がわかります。

ちなみにライガー選手の魅力は「【バトルライガーの筋肉】獣神サンダーライガーの魅力は努力を隠すこと」で解説しています。

ライガー式トレーニング60個『獣神サンダーライガーの肉体改造塾』

ライガー式トレーニング60個『獣神サンダーライガーの肉体改造塾』

ライガーさんのようになれる本【努力すれば】

ライガーさんは「トレーニングは飽きるし、苦しいもの」と序盤から正直に書かれています。

私もそう思います。
筋トレは苦しいです。
苦しいものを継続するのは困難です。

その苦しさの中に楽しみを見出しつつ、目標に向かって継続できた人だけがたどり着ける境地が書かれています。

 本書を読むメリット

  • 筋トレのやる気が出る
  • ライガーさんの自伝も少しあり
  • ライガーさんのトレーニングの考えがわかる
  • 写真・解説付きでトレーニング方法がわかりやすい

強い男になりたい人へ捧げます。

「脱いだらライガー」になりたい人おすすめ

こんな方におすすめ

  • 強くなりたい人
  • ライガー式の筋トレ方法を知りたい人
  • 獣神サンダーライガーのような身体になりたい人

著者:獣神サンダー・ライガーのプロフィール

日本の元覆面レスラー。
最終所属新日本プロレス。
その正体は山田 恵一(やまだ けいいち、1964年11月10日)であるが、週刊プロレスの選手名鑑では非公開となっている。
出身地は永井豪宅もしくは広島県広島市、通称は「世界の獣神」
血液型AB型。
2020年1月5日の東京ドーム大会にて最後の試合を行い現役を引退、引退式は1月6日に実施された。

ウィキペディア(Wikipedia)より引用

4つの章、書籍情報

目次

第1章.獣神サンダーライガー、はじめの1歩物語
第2章.さあ、トレーニングを始めよう!
第3章.本格的に鍛えるならフリーウェイトだ!
第4章.上級者のための応用鍛練法

トレーニングの基礎、フリーウェイト、応用編まで網羅されています。

書名『獣神サンダーライガーの肉体改造塾』
著者獣神サンダーライガー
単行本205ページ
出版社アスペクト
発売日1998/9

»『獣神サンダーライガーの肉体改造塾』の詳細を見る

『獣神サンダーライガーの肉体改造塾』のグッときたところベスト3

『獣神サンダーライガーの肉体改造塾』のグッときたところベスト3

グッときた文章、トレーニング写真を引用します。

  • 1位:目標をしっかり持ってやっていれば、苦しいことの中にも楽しみを見出せるはず
  • 2位:プロレス式プッシュアップ【トレーニングは全部で60個】
  • 3位:魅せるプロレス、究極のプロレスラーはやっぱりアントニオ猪木だった

1位:目標をしっかり持ってやっていれば、苦しいことの中にも楽しみを見出せるはず

たくましい筋力を持った身体にあこがれる諸君、健全な精神が肉体を作るものなのだ。夢はどんどん持ってほしい。その実現には必ずしんどいことがつきまとうけど、確実に1歩1歩進めば、きちんと自分の身体ができてくるものだ。それに一生自分の身体と付き合っていくわけだから、整備しておくのは当たり前のことじゃないかな。
これから俺が解説する身体づくりのトレーニングは続けることで効果が出てくるもの。はっきり言って楽なことじゃない。でも、目標をしっかり持ってやっていれば、苦しいことの中にも楽しみを見出せるはず。最初のちょっとした苦しさでシッポを巻いてちゃトレーニングが結果となって表れる喜びも味わえない。これを読んでトレーニングを始める皆んなには、楽しさがわかるところまでがんばってほしいな。

ライガーさんの努力量は身体を見ていれば想像がつきます。

日本を代表するプロレスラーのひとり。
ファンを魅了し、心を鷲掴みにして、振り回していく。

ルチャ・リブレは飛んだり跳ねたりのプロレスですが、ファンの心ですら、飛んだり跳ねたりと動かしてしまうのは超一流のレスラーの証です。

どんなことを成し遂げるにも「苦しさ」はつきまとうものだと再認識しました。

振り返れば、会社員時代は苦しいことの連続。
休職してブログを書いても、苦しい毎日。
常に苦しい。
「この苦しさはいつ終わるだろう?」
「いつ夜が明けるのだろう?」

そんなことを考えてしまいます。

ただブログに本腰を入れてまだまだ1年1ヶ月ほど。

「せめて3年は苦しまないといけないかな」と直感的に思いました。
「仕事をしていても苦しい、ブログを書いても苦しい、苦しい人生とはなんぞや?」です。

ライガーさんの言葉「目標をしっかり持ってやっていれば、苦しいことの中にも楽しみを見出せるはず」を思い出していきます。

2位:プロレス式プッシュアップ【トレーニングは全部で60個】

ライガー式トレーニング60個『獣神サンダーライガーの肉体改造塾』

後述する動画でも紹介されますが、上記がプロレス式プッシュアップ、別名ライオン式プッシュアップです。

動画と合わせて見ると、よくわかります。
私は10回ほどやりましたが、2日間ほど筋肉痛が続きました。

めちゃくちゃキツいです。

上記写真のように、全トレーニングに写真と詳しい解説がついています。

 全トレーニングの内容60個

  1. レギュラースクワット
  2. ヒンズースクワット
  3. フォワードランジ
  4. サイドランジ
  5. レギュラープッシュアップ
  6. プロレス式プッシュアップ
  7. リバースプッシュアップ
  8. レッグレイズ
  9. クランチ
  10. ブリッジ
  11. スクワット(マシン)
  12. デッドリフト
  13. ベンチプレス
  14. ベントオーバー・ローイング
  15. ベントオーバー・ローイング(ドリアン式)
  16. ダンベル・ワンハンド・ローイング
  17. ダンベル・ローイング(インクラインベンチ使用)
  18. ダンベル・プルオーバー
  19. インクライン・プレス
  20. ダンベル・ベンチプレス
  21. ダンベル・フライ
  22. ショルダープレス・ビハインドネック
  23. アップライト・ローイング
  24. シュラッグ
  25. ダンベル・サイドレイズ
  26. ダンベル・リアレイズ
  27. アームカール
  28. インクライン・ダンベル・アームカール
  29. ライイング・トライセプス・エクステンション
  30. ダンベル・エクステンション
  31. リストカール
  32. リバース・リストカール
  33. ダンベル・サイドベンド
  34. レッグエクステンション
  35. レッグカール
  36. レッグプレス
  37. ドンキー・カーフレイズ
  38. シーテッド・カーフレイズ
  39. ラットマシン・プルダウン
  40. アーキュエイトマシン・プルダウン
  41. チンニング
  42. シーテッド・ローイング
  43. APTローイング(上級者向け)
  44. ハイパー・バックエクステンション
  45. マシンプレス(TECA社製)
  46. マシンフライ
  47. APTプレス(上級者向け)
  48. マシン・ショルダープレス
  49. サイドレイズ
  50. リアレイズ
  51. APTショルダープレス
  52. マシン・アームカール
  53. ケーブル・アームカール
  54. ケーブル・プレスダウン
  55. マシン・ディップス
  56. アブドミナルマシン
  57. スクワット①(スミスマシン)
  58. スクワット②(スミスマシン)
  59. ランジ
  60. インクライン・プレス

 トレーニングで大事なことを引用

最近の俺がウェイトトレーニングで心がてるのは、ネガティブ(持ち上げた錘を最初の位置に戻す動作)重視ということ。できるだけ動作を丁寧にしてる。たとえば階段の昇り降りでも、昇るときよりも降りるときのほうが筋肉に大きな負荷がかかってる。だから降りる動作をナメるとケガをするんだ。ウェイトトレーニングでも、上げるときばかり一生懸命やって、そのあとはストーンって下ろしてしまう奴がけっこう多い。でも、これではトレーニング効果の半分以上を捨ててるようなものだし、そのうちケガだってしかねない。俺にも雑にやってた時期があったけど、広島のトレーニングセンターで「ウェイトトレーニングとは何か?」「正しいフォームとは何か?」など、いろいろなことを学んだのが現在に役立ってるんだ。

ウェイトトレーニングは集中力も必要です。

身体の変化に合わせてトレーニングも変化させたりと「気を使う、難しい運動」なのがわかりました。

3位:魅せるプロレス、究極のプロレスラーはやっぱりアントニオ猪木

俺にとって「究極のプロレスラー」といえば、やっぱりアントニオ猪木だったと思う。観衆をあれだけ惹きつけられるパワーを持ったレスラーはめったにいるもんじゃないからね。たしかに橋本(真也)や武藤(敬司)たちもまだ若いし、実力もある。昔に比べれば、彼らの技術もはるかに進歩してる。でも、猪木さんのようなカリスマ性が彼らにあるかというと、やっぱりないんだよな。一挙手一投足、爪の先まで神経が行き届いているような、そんな佇まいが猪木さんにはあった。
嘘か本当か知らないけど、現役だった頃のプロ野球の長嶋さんは、三振の仕方から落とした帽子の拾い方まで、どうしたらカッコいいかを鏡の前で練習してたらしい。その人はそこまで研究してたって聞いてる。同じようにアントニオ猪木というレスラーも、自分が観られていることを意識して、なおかつ自分を魅せることのできるレスラーだったんじゃないかな。俺も猪木会長とレスリングの練習をしたことがあるんだけど、そのときに言われた言葉をいまでも覚えてる。「観衆の気持ちを掌の上に乗せて、怒らせたり、笑わせたり、喜ばせたり、泣かせたりする。それを自由に操れたら凄いだろ」って。
俺はまだ若かったから、「何を言ってんだよ。勝ちゃいいんだろ。勝たなきゃ意味がないだろ」なんて思ってた。でも最近になって、会長が言わんとしていたことが、ようやくうっすらと分かってきたなっていう気がする。そりゃ、観衆の気持ちを自由に操ることなんて、いまの俺にはできない。それを意識しすぎると試合がおかしくなってしまうし、猪木会長だって、いまだに「プロレスはわからない。難しすぎる」って言ってるぐらいだから、俺なんかはまだまだだと思う。おそらくそういうものは自然に身についてくるか、もしくは個々がもってる素質でつかめるようになってくるんじゃないかな。とにかく一生懸命やることだ。30年以上やってきた人がわからないんだから、たかが10年やそこらじゃわかるわけがないからね。

ブログも「読者の気持ちを動かす」と思っていますので、共感です。

ただ文章で人の心を動かすのは難しい。
途方もなく難しい。

とにかく読まれないからです。

作家の村上春樹さんも「文章は人の心を動かすこと」と言っていました。
小説を読んだ人が「村上さんの文章を読むと無性にビールを飲みたくなったり、悲しい気持ちになったり、嬉しかったりするので困っています」と手紙を送ったところ、村上春樹さんは「小説家として本望です」と言っていました。

小説も読者がいてこそ、小説。
ブログも読者がいてこそ、ブログ。
プロレスも観客がいてこそ、プロレス。

奥が深くて、底が見えないブログにトライしていると思うと、ワクワクしてきます。
»【村上春樹の文章力】文章は何度も「読み直し、書き直し」でうまくなる

ライガーさんは間違いなく、観客の心をつかんで振り回しています。

ライガー式トレーニングの動画

 動画でわかること

  • ライオン式プッシュアップ
  • ねじりんぼう
  • 倒立腕立て伏せ
  • ペットボトルでトレーニング

実際にやってみましたが「ねじりんぼう」なんて、人間にできるトレーニングじゃないです。

 【ライガー徹底指導】家で出来る筋トレ!カッコいい身体になろうぜ!

『獣神サンダーライガーの肉体改造塾』の口コミ

ライガー式トレーニング60個『獣神サンダーライガーの肉体改造塾』

Amazonの口コミ2つ

 要約

  1. 「トレーニングをやるにあたって、どう身体を動かして、どう呼吸をするのか」の実技を写真付きで書いたハウツー本。
  2. ライガーにまつわるエピソードや写真などはもちろん、トレーニング内容についても充実。写真が多くて見やすく、説明も分かりやすい。

»『肉体改造塾』の口コミをAmazonで見る

Twitterの口コミ2つ

まとめ:ライガー式トレーニングで成長する

まとめ:『獣神サンダーライガーの肉体改造塾』のライガー式トレーニングで成長

「身体を鍛えよう」と決意しました。

筋トレをします。
プランクひとつでもOKにして、ハードルを限界まで下げます。

大事なのは毎日やることです。

毎日やること、毎日できること、コツコツしたところに幸せは隠れています。

未来を明るいものにするべく、今この瞬間から毎日、自分を成長させるためにトレーニングをするのです。

以上です。

P.S. 努力を人に見せないことがカッコいいです。

関連記事【書評】『世界一やせるスクワット』1日3分、7種類で基礎代謝UP
関連記事【書評】糖質制限のおすすめ本『マンガで分かる肉体改造 糖質制限編』

-Runnig