- 小学校の運動会で80メートル走の反省点を知りたい
この記事はそんな方へ向けて書いています。
本記事を書いている私は、2019年6月2日(日)で休職生活182日目です。
»【適応障害の休職日記】1週間、2週間、1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、2年
昨日は小学2年生の子どもの運動会でした。
80m走は3位でした。
練習の甲斐ありです。
本記事では、小学校の運動会の80メートル走の競技結果から得られた反省点を解説します。
この記事を読むことで、小学校運動会の80メートル走から得られた3つの気づきがわかります。
Contents
小学校の運動会の3つの反省点【80メートル走で3位】
子どもの運動会80メートル走の結果は、3位でした。
3つの反省点
- 参加競技の確認が遅く、練習不足になった
- 前日に参加競技の誤解に気づいたが、戦略を間違えた
- 勝率の公式を見極め、戦略を変えるべきだった
1.参加競技の確認が遅く、練習不足になった
子どもに競技内容の確認をしたのが1週間前でした。
確認が遅くなった理由は「運動会は何位でもかまわない」と思っていたからです。
競技内容を聞いてみると、子どもは「80メートル走」と答えました。
会話していくと、子どもは「1位になりたい」という気持ちを持っていることがわかったのです。
「1位になりたい」なら練習するしかありません。
子どもの願いを叶えてあげたいのが親です。
クリスマスプレゼントで欲しいものを聞き出し、サンタさんのフリをして玄関や枕元にプレゼントを置いてあげたくなるのと同じです。
「1位をとらせてあげたい」と強く思うようになりました。
運動会までに練習したこと
1週間前に「1位をとらせたい」と思っても、できることは限られます。
とりあえず「1位になるためには足を鍛えればいい」と思い、限られた時間で練習することにしました。
練習したことは、次のとおり。
- ランニング3km×1回
- スクワット20回×1回
短距離のダッシュの練習をしようか考えましたが、「ダッシュで心肺を追い込むよりは、長い距離を走った方が足の筋肉がつくのではないか」と考えて、3kmのランニングとスクワットを実施しました。
何もしないよりはマシですが、明らかに練習不足です。
もっと早めに気持ちを聞いていれば練習の回数、質を高めることは容易でした。
もったいないです。
「機会損失」という言葉が浮かんできます。
2.前日に参加競技の誤解に気づいたが、戦略を間違えた
参加競技について誤解がありました。
1週間前に子どもから聞いた競技内容は「80メートル走」です。
前日に子どもから「ジャンケンをして走る競技」と聞き「ハテナマーク」が浮かびました。
よくよく聞いてみると「先生とジャンケンをして勝ったら、走るコースをショートカットできる」だそうです。
80メートル走ではなかったのです。
ひどい競技です。
足の速い、遅いは関係ないからです。
必要なのは運です。
事前の努力を無視する競技です。
足の速い子、遅い子の不公平を無くすのが目的と感じますが、面白くないです
競技に向けて努力をして、結果に一喜一憂したほうがおもしろいです。
80メートル走と認識し、少ないながら事前練習をしました。
せっかくの3kmのランニングも、ジャンケンに負けたら意味がありません。
競技内容を聞いたとき、やる気がなくなりました。
勝負は運で決まるのです。
親の私が競技内容にがっかりしてしまいましたが、子どもには気づかれないように「練習したから大丈夫。気持ちで負けないように頑張れ」と応援しました。
失敗です。
精神論に走ってしまったのです。
3.勝率の公式を見極め、戦略を変えるべきだった
結論、ジャンケンで勝つ方法を教えるべきだったのです。
競技開始までにできることがあったにも関わらず、精神論に切り替えたことが反省です。
競技の勝率の公式は、次のように考えました。
ジャンケン(確率33.3%で固定)×足の速さ×勝つ気持ち=勝率
5人全員が先生にジャンケンで勝てば「足の速さ×勝つ気持ち」で1位が決まります。
5人全員が先生にジャンケンで負けても「足の速さ×勝つ気持ち」で1位が決まります。
確率で考えるとジャンケンは33%の確率で勝ちますので、5人中、1人か2人がショートカットコースを走れます。
残り3人のうちで走力が1番早ければ、3位入賞はできるのです。
ジャンケンで勝てる確率は低いので、3位に入れるかどうかがポイントでした。
公式についての誤算
誤算
- 操作できるのは「足の速さ×勝つ気持ち」と思い込み、この2つを高めると勝率アップにつながると考えたこと
- 「ジャンケン」は勝率33.3%で固定と決めつけ、ジャンケンを切り捨てたこと
最後は「頑張れ」という精神論に走り「勝つ気持ちを上げる」に注力してしまったのです。
正解はジャンケンの勝率を上げること
ジャンケンには勝ち方があります。
勝率の33.3%のジャンケンに注力し、勝率を上げるべきだったのです。
足の速さは前日では大きく変えられません。
勝つ気持ちを上げても、勝率には影響ありません。
うかつでした。
勝利の公式を見極めて、戦略を変えるべきだったのです。
ジャンケンの勝率の上げ方
ジャンケンに勝つ方法は、左手を使うことです。
左手は直感をつかさどる右脳とつながっているからです。
まとめ:小学校の運動会の80メートル走の反省点から得られた3つの施策
結果は、確率通りの3位です。
録画しておいたビデオカメラで分析をしました。
5人中2人がジャンケンに勝ち、1位、2位を独占。
うちの子どもを含めジャンケンで「あいこ」「負け」でショートカットできなかった生徒は3人
うちの子どもは3人では1番足が速く、結果は3位です。
練習した足の力は発揮できたのです。
そう考えると練習した甲斐がありました。
反省点を生かした3つの施策
- 競技内容を確認する
- 早めに、練習を開始
- あきらめずに考える
たった1つの競技だけで気づきはあるものです。
後日、ジャンケンの勝ち方を教えたのは言うまでもありません。
以上です。
P.S. 柔軟に戦略を変えよう。