- 伝わる文章の基本が学べる本を知りたい
- 『短くても伝わる文章のコツ』の書評、要約を知りたい
- 文章を書くモチベーションが上がらない
この記事はそんな人に向けて書いています。
この記事でわかること
- 『短くても伝わる文章のコツ』ひきたよしあき【著】の書評
- グッときたところベスト3
- 他に書かれていることの要約
本記事の信頼性
- 文章添削のプロ「瀬戸内ことり」さんのおすすめ本
- 文章術の本を25冊以上、読見ました
ブログでは短い文章が求められます。
読者は忙しいからです。
人間はラクをしたい生き物です。
ブログは短い文章に有益情報をつめ込むのが有効です。
本記事では「短くても伝わる文章のコツ」の書評、要約です。
この記事を読むことで、グッときたところベスト3や文章上達の秘訣がわかります。
「文章添削のプロがおすすめする本なら間違いないだろう」と思い、購入しました。
Contents
【書評】『短くても伝わる文章のコツ』文章上達の秘訣はアウトプット量
グッときたところベスト3
- 1位:文章上達の秘訣は、アウトプットの量で決まる
- 2位:いっきに書いた文章をいっきに削る
- 3位:声を出しながら書き進む
1位:文章上達の秘訣は、アウトプットの量で決まる
本書の元がとれました。
文章力向上を目指している自分に刻みつけたい言葉だからです。
感情の波に左右されずに文章を書く。
「文章が書けない、文章が下手だ」と悩む人を一刀両断します。
頭にあるものを1滴残らず絞り出す覚悟はありませんでした。
明日のネタがなくなることを恐れて、出し惜しみもありました。
その日書けるすべてを全力で出し切らないと成長しないのです。
1記事入魂です。
ネタをためず、すべて吐き切る。
アウトプットが文章力を向上させます。
2位:いっきに書いた文章をいっきに削る
シンプルな言葉が刺さります。
構成や順番を考えてしまうと、なかなか書けません。
「うまい文章を書こう」と気持ちになり書けません。
解決策は、削ることです。
あとで削ればいいのです。
まずは吐き出すように書いてしまうのです。
先のことは考えずに、頭にあるものをいったん吐き出す。
直すのはいくらでもできるからです。
まずは書き出す、吐き出すが大事です。
書いていけば、思いつくことが増えます。
- 「書いた文章はこう直した方が良い」
- 「公開したブログ記事に補足が足りないから追記しておこう」
書かないと思いつかないです。
書かないと訂正できないです。
「まず書くこと」の大切さを痛感しました。
いっきに書いて、いっきに削ります。
3位:声を出しながら書き進む
声に出しながら書くメリット3つ
- 眠くならない
- 文章にリズムが出る
- 文章の表現力が増す
声に出せば、音が出るので眠くなりません。
ブツブツとつぶやきながら、勉強するのは理にかなっているのです。
声に出せば、句読点を意識します。
長すぎる文章がすぐにわかり、リズムが良くなります。
声に出せば客観的になれます。
抑揚、長すぎる、同じ語尾の繰り返し、などがわかるのです。
「書くことで客観的になれる」と思っていました。
声に出すことで、より客観的になれるのです。
声に出して書けば解決します。
『短くても伝わる文章のコツ』の他に書かれていることを要約
他に書かれていることの要約
著者が長く続けているノウハウです。
- 礼状は、場面を描く
- 手紙は、四部構成で書く
- 「やんわり語」をやめる
- なんでもタイトルをつけてみる
- お詫び文では、お詫びはできない
- メールは「業務優先」と割り切ろう
- 小学校4年生にも伝わる言葉を選ぶ
- 「早い話が」で、早く伝わる話にする
- 企画・提案書はプレゼンを想定して書く
- 指摘されやすい文法・敬語をマスターする
- すべての文章を「ラブレター」だと思って書く
- 最初と最後の文を呼応させる「サンドイッチ文」
- 「1ページ・1ライン法」でエッセンスを絞り込む
- 「道順を教える力」をつけて「要約力」を鍛える
- エントリーシートは、企業と同じ方向を向いて書く
- キャッチコピーは「特定の個人に届く言葉」を選ぶ
- SNSは「大勢の中のあなた」に向けて「肉体語」で書く
おすすめの人、おすすめしない人
こんな方におすすめ
- 短くても面白い文章を書きたい人
- つい読んでみたくなる、人に話したくなる文章を書きたい人
- 企画書やメール、手紙、SNSなどに沿った書き方と心得を知りたい人
「文章の書き方のコツ」だけではありません。
「文章に対する心構え」についても書かれています。
文章を書くやる気、モチベーションを上げるのにも役立つ本です。
以下が書かれているからです。
- 量にこだわる
- どんどん公開して評価される
- 書き続けて書くことを日常レベルまで落とし込む
書く勇気が湧いてきます。
書けば上達するからです。
書いた量は裏切らないのです。
技術面だけでなく、メンタル面も寄り添ってくれます。
以下3人にはおすすめしません。
- 文章の型を知りたい人
- 長文の書き方を知りたい人
- 小説的な文章表現を学びたい人
5つの章の目次【書籍情報】
第1章.文章力は「要約力」で決まる!
第2章.わかりやすい文章の“骨格"をつくる
第3章.ちょっとした工夫で読み手の印象は劇的に変わる
第4章.スピーチライター流 文章力を磨くトレーニング
第5章.ケース別 相手の心を動かす文章の書き方
スピーチライターとは「演説をする本人に代わってその原稿を執筆する人」です。
書名 | 「短くても伝わる文章のコツ」 |
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著者 | ひきた よしあき |
単行本 | 256ページ |
出版社 | かんき出版 |
発売日 | 2018/3/7 |
口コミ
Twitterの口コミ要点です。
- コツをつかめば書ける
- 要約する癖をつける
- 伝わる文章が作れる方法
- 要点に集中
- 伝わる文章のコツ、筆者の経験
まとめ:伝わる文章の基本を身につけよう
まとめ:グッときたところベスト3
- 1位:文章上達の秘訣は、アウトプットの量で決まる
- 2位:いっきに書いた文章をいっきに削る
- 3位:声を出しながら書き進む
解決したかったことは「文章力の向上」です。
ブロガーに文章力は必須だからです。
テキストコンテンツなしにブログは成立しません。
ただ「ブログに文章力は必要ない」と言うブロガーもいます。
「箇条書きや図解、写真、文字の装飾などで読者を飽きさせないことが大事」と言わんばかりの記事を読んだ事があります。
一理あります。
スマホで読み飛ばされるブログでは「見た目のメリハリ」で引きつけることも大事です。
しかしブログはあくまで文字だけのデジタルコンテンツです。
メリハリだけではなく、土台は文字です。
ときどき読者をハッとさせる文章力が欲しいのです。
ブログには文章力が必要です。
稼いでいる人で文章がヘタな人はいません。
以上です。
P.S. 「伝わる文章の基本」がわかる本です。
関連記事【書評】『伝わる・揺さぶる!文章を書く』読む気を引き出す書き方
関連記事ブログの文章力を鍛える本15選【書いて、読み直して、また書こう】