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【書評】『短くても伝わる文章のコツ』文章上達の秘訣はアウトプット量

2019年6月9日

【書評】『短くても伝わる文章のコツ』文章上達の秘訣はアウトプット量
  • 「伝わる文章の基本が学べる本を知りたい」
  • 「『短くても伝わる文章のコツ』の書評、要約を知りたい」
  • 「文章を書くモチベーションが上がらない」

この記事はそんな人に向けて書いています。

 この記事でわかること

  • 『短くても伝わる文章のコツ』ひきたよしあき【著】の書評
  • グッときたところベスト3
  • 他に書かれていることの要約

 本記事の信頼性

ブログでは短い文章が求められます。
読者は忙しいからです。

さらに人間はラクをしたい生き物です。
ブログは短い文章に有益情報をつめ込むのが有効です。

本記事では「短くても伝わる文章のコツ」の書評、要約です。
この記事を読むことで、グッときたところベスト3や文章上達の秘訣がわかります。

「文章添削のプロがおすすめする本なら間違いないだろう」と思い、購入しました。

【書評】『短くても伝わる文章のコツ』文章上達の秘訣はアウトプット量

【書評】『短くても伝わる文章のコツ』文章上達の秘訣はアウトプット量

 グッときたところベスト3

  • 1位:文章上達の秘訣は、アウトプットの量で決まる
  • 2位:いっきに書いた文章をいっきに削る
  • 3位:声を出しながら書き進む

1位:文章上達の秘訣は、アウトプットの量で決まる

本書の元がとれました。
文章力向上を目指している自分に刻みつけたい言葉だからです。

自分の感情の波に左右されずに文章を書く。

「文章が書けない、文章が下手だ」と悩む人を一刀両断します。

頭にあるものを1滴残らず絞り出す覚悟はありませんでした。
明日のネタがなくなることを恐れて、出し惜しみもありました。

その日書けるすべてを全力で出し切らないと成長しないのです。
1記事入魂です。

ネタをためず、すべて吐き切る。

アウトプットが文章力を向上させます。

2位:いっきに書いた文章をいっきに削る

シンプルな言葉が刺さります。

構成や順番を考えてしまうと、なかなか書けません。
「うまい文章を書こう」と気持ちになり書けません。

解決策は、削ることです。
あとで削ればいいのです。

まずは吐き出すように書いてしまうのです。
先のことは考えずに、頭にあるものをいったん吐き出す。

直すのはいくらでもできるからです。

まずは書き出す、吐き出すが大事です。

書いていけば、思いつくことが増えます。

  • 「書いた文章はこう直した方が良い」
  • 「公開したブログ記事に補足が足りないから追記しておこう」

書かないと思いつかないです。
書かないと訂正できないです。

「まず書くこと」の大切さを痛感しました。
いっきに書いて、いっきに削ります。

3位:声を出しながら書き進む

 声に出しながら書くメリット3つ

  • 眠くならない
  • 文章にリズムが出る
  • 文章の表現力が増す

声に出せば、音が出るので眠くなりません。
ブツブツとつぶやきながら、勉強するのは理にかなっているのです。

声に出せば、句読点を意識します。
長すぎる文章がすぐにわかり、リズムが良くなります。

声に出せば客観的になれます。
抑揚、長すぎる、同じ語尾の繰り返し、などがわかるのです。

「書くことで客観的になれる」と思っていました。
しかし声に出すことでさらに客観的になれるのです。

声に出して書けば解決します。

『短くても伝わる文章のコツ』の他に書かれていることを要約

『短くても伝わる文章のコツ』の他に書かれていることを要約

他に書かれていることの要約

著者が長く続けているノウハウです。

  • 礼状は、場面を描く
  • 手紙は、四部構成で書く
  • 「やんわり語」をやめる
  • なんでもタイトルをつけてみる
  • お詫び文では、お詫びはできない
  • メールは「業務優先」と割り切ろう
  • 小学校4年生にも伝わる言葉を選ぶ
  • 「早い話が」で、早く伝わる話にする
  • 企画・提案書はプレゼンを想定して書く
  • 指摘されやすい文法・敬語をマスターする
  • すべての文章を「ラブレター」だと思って書く
  • 最初と最後の文を呼応させる「サンドイッチ文」
  • 「1ページ・1ライン法」でエッセンスを絞り込む
  • 「道順を教える力」をつけて「要約力」を鍛える
  • エントリーシートは、企業と同じ方向を向いて書く
  • キャッチコピーは「特定の個人に届く言葉」を選ぶ
  • SNSは「大勢の中のあなた」に向けて「肉体語」で書く

おすすめの人、おすすめしない人

こんな方におすすめ

  • 短くても面白い文章を書きたい人
  • つい読んでみたくなる、人に話したくなる文章を書きたい人
  • 企画書やメール、手紙、SNSなどに沿った書き方と心得を知りたい人

「文章の書き方のコツ」だけではありません。
「文章に対する心構え」についても書かれています。

文章を書くやる気、モチベーションを上げるのにも役立つ本です。

以下が書かれているからです。

  • 量にこだわる
  • どんどん公開して評価される
  • 書き続けて書くことを日常レベルまで落とし込む

書く勇気が湧いてきます。
書けば上達するからです。

書いた量は裏切らないのです。
技術面だけでなく、メンタル面も寄り添ってくれます。

以下3人にはおすすめしません。

  • 文章の型を知りたい人
  • 長文の書き方を知りたい人
  • 小説的な文章表現を学びたい人

5つの章の目次【書籍情報】

目次

第1章.文章力は「要約力」で決まる!
第2章.わかりやすい文章の“骨格"をつくる
第3章.ちょっとした工夫で読み手の印象は劇的に変わる
第4章.スピーチライター流 文章力を磨くトレーニング
第5章.ケース別 相手の心を動かす文章の書き方

スピーチライターとは「演説をする本人に代わってその原稿を執筆する人」です。

書名短くても伝わる文章のコツ
著者ひきた よしあき
単行本256ページ
出版社かんき出版
発売日2018/3/7

Twitterの口コミ5つ

1.コツをつかめば書ける

2.要約する癖をつける

3.伝わる文章が作れる方法

4.要点に集中

5.伝わる文章のコツ、筆者の経験

»『短くても伝わる文章のコツ』の口コミを見てみる

まとめ:伝わる文章の基本を身につけよう

まとめ:伝わる文章の基本を身につけよう

 まとめ:グッときたところベスト3

  • 1位:文章上達の秘訣は、アウトプットの量で決まる
  • 2位:いっきに書いた文章をいっきに削る
  • 3位:声を出しながら書き進む

解決したかったことは「文章力の向上」です。

ブロガーに文章力は必須だからです。
テキストコンテンツなしにブログは成立しません。

ただ「ブログに文章力はそれほど必要ない」と言うブロガーもいます。

「箇条書きや図解、写真、文字の装飾などで読者を飽きさせないことが大事」と言わんばかりの記事を読んだ事があります。

確かに一理あります。
スマホで読み飛ばされるブログでは「見た目のメリハリ」で引きつけることも大事です。

しかしブログはあくまで文字だけのデジタルコンテンツです。

メリハリだけではなく、土台は文字です。
ときどき読者をハッとさせる文章力が欲しいのです。

ブログには文章力が必要です。
稼いでいる人で文章がヘタな人はいません。

以上です。

P.S. 「伝わる文章の基本」がわかる本です。

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