- 相手に伝わる、相手を揺さぶる文章を書きたい
- 『伝わる・揺さぶる!文章を書く』の書評を知りたい
- 『伝わる・揺さぶる!文章を書く』の口コミ、レビュー動画を知りたい
この記事はそんな方へ向けて書いています。
この記事でわかること
- 『伝わる・揺さぶる!文章を書く』山田ズーニー【著】の書評
- おすすめの人、おすすめしない人、目次、口コミ7つ
- レビュー動画3本
本記事の信頼性
- ブログ歴:2019年1月に開設、1年8ヶ月毎日更新
- ブログ実績:過去最高は月62,000PV、収益54,000円(確定)
ブロガーであれば「読者に伝わる文章を書きたい、心を揺さぶる文章を書きたい」と思うのは当然のこと。
私もこの気持ちを持ち続けて、文章を書いてきました。
伝わらなければ、文章の意味がありません。
心を揺さぶらなければ、読者は行動しません。
本記事は「伝わる・揺さぶる!文章を書く」のグッときたところを3つ引用した書評です。
この記事を読むことで、伝わる・揺さぶる文章を書くヒントが得られます。
「51刷以上の重版」がされていました。
Contents
【書評】『伝わる・揺さぶる!文章を書く』読む気を引き出す書き方
グッときたところベスト3
- 1位:読む気を引き出す文章の書き方
- 2位:説得のためにいかに視野を広げるか
- 3位:伝わる・揺さぶる!文章の書き方
1位:読む気を引き出す文章の書き方
- (1)効能を示す
- (2)相手の切実・身近な話題とリンクさせる
- (3)タイムリーな話題とリンクさせる
- (4)面白そうな独特の世界を醸す
ブログのリード文に取り入れると効果的です。
リード文でブログ記事に価値を感じてもらうには、以下を伝えることが大事です。
- どんな得をするのか
- どんな効果があるのか
- どんな価値があるのか
「記事を読む読者のメリット」です。
読者の問題解決になり、おもしろい文章が作れれば最強です。
問題解決&おもしろい文章です。
「読まれなくてもいい自己満足の文章」であれば、本書は必要はありません。
「文章を読んで欲しい」なら、試してみるだけです。
「文章を読んでもらうモチベーションの作り方」がわかります。
2位:説得のためにいかに視野を広げるか?
- ステップ1:理由を挙げる
- ステップ2:相手の都合から見た理由を想定する
- ステップ3:相手側の反対理由を正しく押さえる
- ステップ4:反対理由に合わせた論拠を準備する
文章に説得力をつけるには「反対理由」の想定です。
「反対理由の対処法」が考えられるからです。
説得材料の集め方
- 調べる
- 足を運ぶ
- 見る、聞く
百聞は一見にしかずです。
文章を書くことにも応用可能
PREP法に、反論への対処法を入れるのです。
- Point(結論)
- Reason(理由)
- Example(具体例)※相手のメリット
※ここで反論への対処法を提示 - Point(結論)
相手側のメリット、理由を深掘りできるかどうかです。
「理由より体験談に説得力がある」という意見もあるかもしれません。
たしかに、体験談は説得力があります。
しかし理由には論理的な説得力があるのです。
相手の理由を考え、相手のメリットを理解しつつ、体験談で潰していく。
説得とは相手の理由を知ることからです。
3位:伝わる・揺さぶる!文章の書き方
「お詫びをする」場合のテンプレートです。
- 謝罪
↓ - 相手側から見る
↓ - 罪を積極的に認める
↓ - 原因を究明する
↓ - 対策を立てる
↓ - 償いをする
↓ - 再度、謝罪
他にも下記テンプレートが書かれています。
- 議事録を書く
- メールを書く
- 上司を説得する
- お願いの文章を書く
- 志望理由(自薦状)を書く
上記の文章の書き方を悩んでいる人の役立つはず。
型に沿いつつ文章を書くことで「伝わる文章」が書けます。
テンプレートだけでも本書を読むメリットがあります。
伝わる文章の書き方を知りたい人におすすめの本
おすすめの3人、おすすめしない3人
こんな方におすすめ
- 伝わる文章の書き方を知りたい人
- 人の心を揺さぶる文章を書きたい人
- 読み手を納得、共感させる文章を書きたい人
ブロガーとして「伝わる、揺さぶる文章を書きたい」と思い、本書を購入しました。
その結果「伝わるための文章の型」がわかりました。
「文章の型」を知ることで、試してみたくなります。
「文章を書くやる気」も手に入るのです。
下記3人にはおすすめしません。
- 縦書きの本が読みたい人
- 小論文対策を期待している人
- 読点が多い文章が気になる人
本書は横書きです。
5つの章
プロローグ.考えないという傷
第1章.機能する文章を目指す
第2章.7つの要件の思考法
第3章.伝わる・揺さぶる!文章の書き方ー実践編
第4章.より効果を出す!テクニックー上級編
第5章.その先の結果へ
エピローグ.あなたと私が出会った意味
書名 | 『伝わる・揺さぶる!文章を書く』 |
---|---|
著者 | 山田ズーニー |
単行本 | 236ページ |
出版社 | PHP研究所 |
発売日 | 2001/11/15 |
口コミまとめ
Twitterの口コミ6つ
- 6回読んだ名著
- 「なぜ、その文章を書くのか」の軸から学べる
- 問いを立てる:文章テクより大切なこと
- 「書くこととは?」考えるきっかけになった
- 人の心を揺さぶるには
- 文章術のおすすめ本7冊のうちの1冊
Amazonの口コミ6つ
- 中高生の頃に読んでおきたかった
- 何を伝えたいのか?を明確にする
- 論点思考の初めの一冊
- 綺麗な文章を書くための本ではない
- 技術や要点だけを説明した実用書ではない
- 随筆やエッセイが好きな人はいいかも
レビュー動画3本
まとめ:文章の型に沿いつつ、伝わる文章を書こう
まとめ:グッときたところベスト3
- 1位:読む気を引き出す文章の書き方
- 2位:説得のためにいかに視野を広げるか
- 3位:伝わる・揺さぶる!文章の書き方
「突飛なことを書くことが、揺さぶる文章になる」と思っていました。
間違っています。
揺さぶる文章とは、型に沿って書きつつ、自分を混ぜることです。
型にはめつつ、他の人と同じことを書かないことが大事です。
他の人と同じ文章は不要だからです。
自分にしかかけない文章が、存在意義のある文章だからです。
あらゆる文章には型があることがわかります。
同時に書いた文章には、常に自分がいることもわかるのです。
文章を書くことには生みの苦しみがあります。
しかし自分を信じて書き続けるだけです。
以上です。
P.S. それが人の心に伝わる、揺さぶる文章ですね。
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