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【書評】『伝わる・揺さぶる!文章を書く』読む気を引き出す書き方

2019年10月4日

【書評】伝わる文章の書き方がわかる本『伝わる・揺さぶる!文章を書く』【山田ズーニー】
  • 「相手に伝わる、相手を揺さぶる文章を書きたい」
  • 「『伝わる・揺さぶる!文章を書く』の書評を知りたい」
  • 「『伝わる・揺さぶる!文章を書く』の口コミ、レビュー動画を知りたい」

この記事はそんな方へ向けて書いています。

 この記事でわかること

  • 『伝わる・揺さぶる!文章を書く』山田ズーニー【著】の書評
  • おすすめの人、おすすめしない人、目次、口コミ7つ
  • レビュー動画3本

 本記事の信頼性

  • ブログ歴:2019年1月に開設、ほぼ毎日更新を1年8ヶ月
  • ブログ実績:過去最高は月62,000PV、収益54,000円(確定)

ブロガーであれば「読者に伝わる文章を書きたい、心を揺さぶる文章を書きたい」と思うのは当然のこと。
私もこの気持ちを持ち続けて、文章を書いてきました。

伝わらなければ、文章の意味がありません。
心を揺さぶらなければ、読者は行動しません。

本記事は「伝わる・揺さぶる!文章を書く」のグッときたところを3つ引用した書評です。
この記事を読むことで、伝わる・揺さぶる文章を書くヒントが得られます。

「51刷以上の重版」がされていました。

【書評】『伝わる・揺さぶる!文章を書く』読む気を引き出す書き方

【書評】『伝わる・揺さぶる!文章を書く』読む気を引き出す書き方

 グッときたところベスト3

  • 1位:読む気を引き出す文章の書き方
  • 2位:説得のためにいかに視野を広げるか
  • 3位:伝わる・揺さぶる!文章の書き方

1位:読む気を引き出す文章の書き方

  • (1)効能を示す
  • (2)相手にとって切実・身近な話題とリンクさせる
  • (3)タイムリーな話題とリンクさせる
  • (4)面白そうな独特の世界を醸す

ブログのリード文に取り入れると効果的です。

リード文でブログ記事に価値を感じてもらうには、以下を伝えることが大事です。

  • どんな得をするのか
  • どんな効果があるのか
  • どんな価値があるのか

つまり「記事を読む読者のメリット」です。

さらに読者の問題解決になり、おもしろい文章が作れれば最強です。

問題解決&おもしろい文章です。

「読まれなくてもいい自己満足の文章」であれば、本書は必要はありません。

「文章を読んで欲しい」なら、試してみるだけです。
「文章を読んでもらうモチベーションの作り方」がわかります。

2位:説得のためにいかに視野を広げるか?

  • ステップ1:自分の理由を挙げる
  • ステップ2:相手の都合から見た理由を想定する
  • ステップ3:相手側の反対理由を正しく押さえる
  • ステップ4:反対理由に合わせた論拠を準備する

文章に説得力をつけるには「反対理由」の想定です。

「反対理由の対処法」が考えられるからです。

 説得材料の集め方

  • 調べる
  • 足を運ぶ
  • 見る、聞く

百聞は一見にしかずです。

文章を書くことにも応用可能

PREP法に、反論への対処法を入れるのです。

  1. Point(結論)
  2. Reason(理由)
  3. Example(具体例)※相手のメリット
    ※ここで反論への対処法を提示
  4. Point(結論)

相手側のメリット、理由を深掘りできるかどうかです。

「理由より体験談に説得力がある」という意見もあるかもしれません。

たしかに、体験談は説得力があります。
しかし理由には論理的な説得力があるのです。

相手の理由を考え、相手のメリットを理解しつつ、体験談で潰していく。

説得とは相手の理由を知ることからです。

3位:伝わる・揺さぶる!文章の書き方

「お詫びをする」場合のテンプレートです。

  1. 謝罪
  2. 相手側から見る
  3. 罪を積極的に認める
  4. 原因を究明する
  5. 対策を立てる
  6. 償いをする
  7. 再度、謝罪

他にも下記テンプレートが書かれています。

  • 議事録を書く
  • メールを書く
  • 上司を説得する
  • お願いの文章を書く
  • 志望理由(自薦状)を書く

上記の文章の書き方を悩んでいる人の役立つはず。

型に沿いつつ文章を書くことで「伝わる文章」が書けます。

テンプレートだけでも本書を読むメリットがあります。

伝わる文章の書き方を知りたい人におすすめの本

伝わる揺さぶる文章を書く

おすすめの3人、おすすめしない3人

こんな方におすすめ

  • 伝わる文章の書き方を知りたい人
  • 人の心を揺さぶる文章を書きたい人
  • 読み手を納得、共感させる文章を書きたい人

ブロガーとして「伝わる、揺さぶる文章を書きたい」と思い、本書を購入しました。

その結果「伝わるための文章の型」がわかりました。
「文章の型」を知ることで、試してみたくなります。

つまり「文章を書くやる気」も手に入るのです。

下記3人にはおすすめしません。

  • 縦書きの本が読みたい人
  • 小論文対策を期待している人
  • 読点が多い文章が気になる人

本書は横書きです。

5つの章

目次

プロローグ.考えないという傷
第1章.機能する文章を目指す
第2章.7つの要件の思考法
第3章.伝わる・揺さぶる!文章の書き方ー実践編
第4章.より効果を出す!テクニックー上級編
第5章.その先の結果へ
エピローグ.あなたと私が出会った意味

書名伝わる・揺さぶる!文章を書く
著者山田ズーニー
単行本236ページ
出版社PHP研究所
発売日2001/11/15

口コミまとめ

 Twitterの口コミ6つ

  • 6回読んだ名著
  • 「なぜ、その文章を書くのか」の軸から学べる
  • 問いを立てる:文章テクより大切なこと
  • 「書くこととは?」考えるきっかけになった
  • 人の心を揺さぶるには
  • 文章術のおすすめ本7冊のうちの1冊

» Twitterで「他の口コミ」を見る

 Amazonの口コミ6つ

  • 中高生の頃に読んでおきたかった
  • 何を伝えたいのか?を明確にする
  • 論点思考の初めの一冊
  • 綺麗な文章を書くための本ではない
  • 技術や要点だけを説明した実用書ではない
  • 随筆やエッセイが好きな人はいいかも

» Amazonで「他の口コミ」を見る

レビュー動画3本

まとめ:文章の型に沿いつつ、伝わる文章を書こう

まとめ:グッときたところベスト3

  • 1位:読む気を引き出す文章の書き方
  • 2位:説得のためにいかに視野を広げるか
  • 3位:伝わる・揺さぶる!文章の書き方

「突飛なことを書くことが、揺さぶる文章になる」と思っていました。
間違っています。

揺さぶる文章とは、型に沿って書きつつ、自分を混ぜることです。
型にはめつつ、他の人と同じことを書かないことが大事です。

他の人と同じ文章は不要だからです。
自分にしかかけない文章が、存在意義のある文章だからです。

あらゆる文章には型があることがわかります。
同時に自分の書いた文章には、常に自分がいることもわかるのです。

文章を書くことには生みの苦しみがあります。
しかし自分を信じて書き続けるだけです。

以上です。

P.S. それが人の心に伝わる、揺さぶる文章ですね。

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