- 説明が上手になる本が知りたい
- 説明がわかりにくいと言われる
この記事はそんな方へ向けて書いています。
本記事は「説明の達人に自分に変わる本」の書評です。
この記事を読むことで、説明が上手くなる方法がわかります。
身近な人への説明だけではなく、仕事の説明やプレゼン、合コンでも「話すスキル」のアップに役立ちます。
Contents
【説明が上手くなる本】おすすめは『説明の達人に変わる本』3つの考え
説明が上手くなる3つの考え
- 1位:母親にわかる言い方で、説明する
- 2位:1回で理解させようとするから、イライラする
- 3位:全部を理解してもらおうとすると、1つも理解してもらえない
1位:母親にわかる言い方で、説明する
Blog Chronicleは過去の自分へ向けて書くようにしていました。
母親を想定して書いたことはありませんでした。
「母親でもわかるよう」に書くことも大事です。
「わからない人はわからないでもいいかな」と思うことがありました。
たくさんの人を切り捨ててしまうことになる場合もあるのです。
母親や他の誰か「難しい」と言ってくれる人に向けて、噛み砕いて文章を書いてみることも、わかりやすく説明するコツの1つです。
会話でたまにあるのが相手がうなずいて聞いてくれていた割には、あまり理解してもらえていなかったことです。
相手の理解度がこちらの求めている理解度に達していなくても、相手は自分の基準でうなずいてしまうのです。
説明の最中に、こまめに理解度を確認した方が良いのです。
2位:1回で理解させようとするから、イライラする
「あらゆる情報を詰め込んだ方が、聞いてくれる人には良い」と思っていました。
逆です。
情報がありすぎると複雑になり、わかりにくいのです。
理解しているところを再度聞かされたりした際は、うんざりするケースもあるのです。
「情報をシンプルにまとめ、聞かれたことだけ詳しく説明する」というスタンスでも良いのです。
仕事でも新入社員教育の際は、わかるまで何度でも説明するべきです。
わからないと途中で切り捨てたくなりますが、根気強くリダイヤルし続けることが大事です。
» ついイライラしてしまう人に捧げる本『イライラしない人の63の習慣』
3位:全部を理解してもらおうとすると、1つも理解してもらえない
まず1つ理解してもらうと、それを突破口に次々と理解してもらえます。
「たくさん理解してもらう必要がある」と焦らずに、まずは1つだけ理解してもらう。
そのためには1つのことをキチンと伝えることが大事です。
ついつい焦ってしまい、盛りだくさんにしがちです。
たった1つだけ本丸を理解してもらいましょう。
一時が万事です。
仕事でもまずは1個片付けると、他がスイスイと進むことがあります。
ブログでもまずは1文を書くと、2行目、3行目を書きたくなります。
銀行口座が開かれたように通帳に記入されていきます。
すべては連鎖です。
最初の1歩目をいかに軽く始められるか。
フットワークの軽い人は、いつでも説明上手です。
『説明の達人に変わる本』の概要【おすすめの人】
概要
説明することを63個の具体例を交えながら、わかりやすく書かれています。
人に説明する場面はたくさんあります。
- 買い物
- 添乗員の挨拶
- 病院で自分の症状
- お客さまへのプレゼン
- 会社での仕事のやりとり
上記は一例ですが、毎日のように説明をしているのです。
説明は難しいです。
上司に「案件はどんな感じ?」の質問に「どこまで説明したらいいか、何を求めているのか」がわからない時があります。
あとから「こう説明すべきだった」「この数字を使うべきだった」と考えてしまうのです。
内省しても説明はうまくなりません。
具体例を読むことで、説明が上手くなるコツを学べます。
おすすめの人
こんな方におすすめ
- せっかくいいアイデアが浮かんでも、説明がヘタで説得できない人
- 説明がヘタで、誤解されて損をしている人
- 仕事でも恋愛でも、コミュニケーションがうまくなりたい人
7つの章の目次
第1章.説明の達人になる意識革命。
第2章.相手の心を開くコツ。
第3章.わかりやすい説明のコツ。
第4章.相手の興味を引くコツ。
第5章.100人を説得するコツ。
第6章.絶対にくつがえせそうにない相手を、くつがえすコツ。
第7章.もっと聞きたいと言わせるコツ。
書名 | 『説明の達人に変わる本』 |
---|---|
著者 | 中谷彰宏 |
単行本 | 155ページ |
出版社 | 全日出版 |
発売日 | 2004/9/13 |
まとめ:説明で人に元気を与えよう
まとめ:説明が上手くなる3つの考え
- 1位:母親にわかる言い方で、説明する
- 2位:1回で理解させようとするから、イライラする
- 3位:全部を理解してもらおうとすると、1つも理解してもらえない
説明で、相手を元気にさせたい。
説明とは「勇気や希望、具体的な行動につながる」
「勇気や希望を与える説明」を意識したことがなかったです。
料理の作り方を説明して、相手に料理をさせるだけではなく、勇気や希望を与えられたらカッコいいです。
- 説明は、応援歌です
- 説明は、相手の背中を押すものです
- 説明は、自分も相手も変えるものです
以上です。
P.S. 具体例を試してみたくなります。
関連記事【書評】『1分で伝える力』伝わるコツはたった1%を丁寧に語ること
関連記事中谷彰宏おすすめ本17選まとめ【文章4冊+成功5冊+ヒント8冊】