- 「作家になりたい」
- 「なかなか文章が書けない」
- 「『人は誰でも作家になれる』の書評を知りたい」
この記事はそんな方へ向けて書いています。
この記事でわかること
- 『人は誰でも作家になれる』中谷彰宏【著】の書評【グッときたところベスト3】
- おすすめの人、おすすめしない人、目次、口コミ4つ
- レビュー動画3本
本記事の信頼性
- ブログ歴:2019年1月にブログ開設
- ブログ実績:過去最高は月62,000PV、月54,000円(確定)
「文章を書くのが苦しい」と思っている人は多いはずです。
私も文章を書くのが苦しく、辛いものになっていました。
「良い文章を書こう、完璧な文章を書こう」と思ってしまうからです。
どうしても肩に力が入るのです。
そんな悩みを解決してくれたのが、『人は誰でも作家になれる』です。
本記事では、文章が書けるようになる「グッときたところベスト3」を解説します。
この記事を読むことで、作家になる方法がわかり、文章を書く勇気が得られます。
ちなみに作家になるために学校で学びたい方はアミューズメントメディア総合学院で学んでみるのも近道です。
「小説・シナリオ学科」があり、無料の資料請求や体験説明会(約90分)があります。
書くことは創造することですが、構えなくていいことがわかりました。
Contents
【書評】作家になる方法がわかる本【グッときたところベスト3】
グッときたところベスト3
- 1位:たくさん書いて、力みを取ろう
- 2位:書き直しなんか後でいい
- 3位:書きたいことから書けば、書き出せる
引用しつつ、解説します。
1位:たくさん書いて、力みを取ろう
職業作家が、アマチュアの作家に比べて強いのは、量をこなしているということです。
作家になるには、とにかく、たくさん書くということです。
書いて書いて書きまくって、へとへとになるまで書くのです。
たくさん書くことでうまくなるのではありません。
むしろ、逆です。
うまく書こうなどと、力まないようになるのです。
書き疲れると、肩の力が抜けてきます。
うまく書くよりも、とにかくたくさん書くことを目指しましょう。
何枚書いたかではなく、重さにすると、何キログラム書いたかを目指しましょう。
引用文を読んで、3つの疑問が浮かびました。
- 限界まで文章を書いたことがあったか
- へとへとになるまで書いたことがあったか
- 「書きすぎて疲れた」と思ったことがあったか
答えは、ノオです。
限界まで書いていません。
1日7,000文字くらいです。
1時間に1,000文字のペースです。
中谷彰宏さんは毎日、400字詰め原稿用紙×30枚=12,000文字を書いているそうです。
圧倒的に量で負けています。
とにかく量を書く
質で負けている場合、唯一勝つ方法は「量」しかありません。
量で勝つことが、1番ハッキリしてわかりやすい勝ち方です。
書いた量です。
書いた重さです。
駄文でも何でも構わないので、まずは量を書くこと。
量を書くことが、凡人ができる最強の方法なのです。
ブログもTwitterも1000が目安
・ブログ1000本は、1日1記事で3年
・Twitter1000本は、1日5ツイートで7ヶ月今すぐ文章を上達させる方法はないです
遠回りでもじっくり1本1本のブログ記事を完成させていくことが最短ルート
3年かかっても、毎日更新をすれば使える文章力が身につきます質も大事ですが
— Koichi (@KoichiBlog) December 19, 2019
量は質に変わります。
2位:書き直しなんか後でいい
すらすら書くコツは、文字どおり、すらすら書くことです。
立ち止まらないことです。
いちいち推敲などしない。
漢字を思い出せなかったら、ひらがなで書いておいて、とにかく一気に書くことです。
いちいち推敲などしているから、せっかくわいているイメージが、どこかへ消えてしまうのです。
書きたいことは、少しずつわいてくるのではなく、ある時、一気にわいてきて、またぴたりと止まるという繰り返しです。
一気にほとばしる瞬間を逃さないことです。
一気に浮かんだ文章を、一気にすくうことが大事です。
取り逃がしたら、もう戻ってこないからです。
今まで思い浮かんだ文章を、何度も取り逃がしてきました。
浮かんだアイデアを捕まえることは、今しかできません。
アイデアは一期一会です。
取り逃がしてはいけません。
書きなぐりでも何でもいいので捕まえるのです。
推敲はいつでもできる
いつでもできることは後回しでいいのす。
まずはスラスラと一気に書き切ることが大事。
「10倍速く書ける超スピード文章術」にも同じことが書いてあります。
詳しくは「【素材が大事】文章を早く書くコツがわかる本【結論、完璧主義を捨てよう】」で解説しています。
3位:書きたいことから書けば、書き出せる
いざ書こうとしても、書き出しの1行目がどうしても、書き出せないといいます。
構成にこだわることはありません。
書きたいことから書くのです。
なかなか書き出せない人は、書きたいことがないのではないのです。
書きたことをもったいぶって、後回しにしてしまうからです。
書きたいことから書けば、簡単に書きだせます。
ワープロであれば、いくらでも後で入れ替えることができます。
書きたいところが、1番面白いところなので、読む人も自然に引き込まれます。
「最初の1行目をどう書き出すか」が、悩みどころでした。
引用文を読んで「書き出しから無理に書く必要はない」と気づけました。
- クライマックスから書けばいい
- 1番書きたいところから書き出せばいい
- 1番面白いと感じたところから書けばいい
問題ありません。
何も迷う必要がないのです。
これで誰でも文章は書けます。
後でゆっくり推敲すればいいのです。
安心して書きたいところから書き始めるのです。
書かなければ何も始まりません。
作家になりたい人におすすめ
おすすめの人、おすすめしない人
こんな方におすすめ
- 作家になりたい人
- 書くのが苦しい人
- 文章で食べていきたい人
本書はなかなか書き出せない人の背中を押してくれます。
たった1行を書き出すための言葉をくれます。
1mmでも前に進んでいくための力をくれるのです。
体裁なんか気にしないことが大事です。
- とにかく書く
- 舞台に立ってみる
- 打席に立ってみる
これから何かを書きたい人の背中を、強く押してくれる一冊です。
目次の一部を抜粋
すべてグッときた文章です。
目次
- 書くものはすべて、日記である
- 今日書くものは、今日しか書けない
- 書きたいことから書けば、書き出せる
- 駄作でも量をかける人が、作家になれる
- ボツ原稿をたくさん買いた人は、成功する
- 書いているうちに書きたいことが見つかってくる
- 書き直しなんか後でいい。とにかく一気に書いてしまおう
- 作家の仕事は、書くことではなく、書いたものを削ること
- 1行でもいいから書こう。24時間以内にもう1行書こう
- 書くことで、人生が変わる。書き出しはこうだ。「とにかく、いろいろなことがあった」
本書は作家になるための指南書です。
文章を書くのが苦しくなった時に読みたくなる本です。
本書には好きな言葉がたくさんあります。
引用したい文章もたくさんあります。
何度繰り返して読んだかわかりません。
繰り返し読んだせいで、本がボロボロです。
書名 | 『人は誰でも作家になれる』 |
---|---|
著者 | 中谷彰宏 |
単行本 | 192ページ |
出版社 | PHP研究所 |
発売日 | 2003/10/2 |
»『人は誰でも作家になれる』の詳細を見る
引き込まれる本です。
著者のプロフィール
中谷彰宏
1959年、4月14日、大阪府堺市生まれ。
早稲田大学文学部演劇科卒。
博報堂のCMプランナーを経て、執筆活動へ。
恋愛エッセイ・小説から人生論、ビジネス書まで、多くのロングセラー・ベストセラーを送り出す。
舞台やドラマ出演など、幅広い分野で活躍中。出典:中谷彰宏公式サイト
Twitterの口コミ4つ
1.文章を書く人への応援歌
今日のブログ書評は、中谷彰宏『人は誰でも作家になれる 最初の一冊が出るまでの101章』(PHP文庫)です。1冊でも本を出版したい人から、プロの職業作家として稼いでいきたい人まで、幅広く本を出したい人に向けて書いた、応援歌の書です。https://t.co/JFOBbPkaJM
— 大杉 潤 (@alohakcc) May 7, 2019
2.誰でも本当に作家になれそうな気がする
私の経験による講演会で、聴衆を眠くせず、話すことができる話すのが上手な人1位で、私が凄いと思う中谷彰宏さ...『人は誰でも作家になれる―最初の一冊が出るまで...』中谷 彰宏 https://t.co/xADy92m9X1 読了!レビュー登録 #booklog
— すこちん (@kentoriko) May 26, 2019
3.初めて一冊の本ができたとき
大学1年の時に読んだ中谷彰宏氏の『人は誰でも作家になれる』(ダイヤモンド社)。帯には「初めての一冊ができた時、思わず手を合わせて拝んだ。」とある。今、とてもよくわかる。 pic.twitter.com/U09iaXjVUB
— 鈴木悠介 (@yuusuke_suzuki) May 17, 2015
4.うまく書くより、わかりやすく書く
「うまく書くよりは、わかりやすく書くことが、実は、最も個性的な文章になります。」(『人は誰でも作家になれる』より) pic.twitter.com/i1hef02VeN
— 鈴木悠介 (@yuusuke_suzuki) May 17, 2015
『人は誰でも作家になれる』のレビュー動画3本
1.朗読01
2.朗読02
3.そうかぁ、なれるんだぁ!
まとめ:作家になるにはたくさん書いて、失敗して、楽しもう
まとめ:グッときたところベスト3
- 1位:たくさん書いて、力みを取ろう
- 2位:書き直しなんか後でいい
- 3位:書きたいことから書けば、書き出せる
作家になるためには、たくさん書いて、たくさん失敗して、たくさん楽しい思いをするのがいちばん。
文章を書くことに抵抗がなくなりました。
スラスラ書けばいいだけです。
思い浮かんだことを次々に書くだけでも文章は書けます。
あとで推敲ができると思えば、怖くありません。
構成にこだわる必要はないのです。
どうせ書いているうちに構成は変わっていきます。
書いているうちに書きたいことは見つかっていくのです。
まず書き出す、何でもいいから書いていく。
以上です。
P.S. 作家になりたい人へ、本書を捧げます。
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