- 「決断できるようになりたい」
この記事はそんな方へ向けて書いています。
下記ツイートをしました。
断る人は信用される
断らない人は信用されない会社員時代、なかなかNOが言えず仕事を抱えました
なんでもOKは、一見信用されそうですが、最も信用されないですね
現実的にありえないことだからです
断りたい時は、スパッと断りましょう「この人は嫌な時は断る人だ」と信用されるようになります
— Koichi (@KoichiBlog) November 5, 2019
断る人は信用される
断らない人は信用されない
会社員時代、なかなかNOが言えず仕事を抱えました
なんでもOKは、一見信用されそうですが、最も信用されないですね
現実的にありえないことだからです
断りたい時は、スパッと断りましょう
「この人は嫌な時は断る人だ」と信用されるようになります
本記事を書いている私は、決断力がないです。
自動車教習所の性格診断で「決断力の項目」がCランクだったからです。
本記事は「決断できる自分に変わる本」の読書感想・書評です。
この記事を読むことで、決断力がつきます。
Contents
『決断できる自分に変わる本』のグッときたところベスト3
グッときた順番で引用し、感想を書いていきます。
1位:イヤなことをイヤと言えない人が、1番嫌われる
決断ができない人は、決断して「失敗すること」を怖れているのではありません。
「嫌われること」を怖れているのです。
自分自身だけの問題ではなく、人との関係が気になって、なかなか決断できません。
自分のイヤなことをイヤと言うことで相手に嫌われないか、ビクビクしてしまうのです。
実際は、イヤなことをイヤと言わない人の方が嫌われます。
一緒に仕事をする人に嫌われたくないばかりに、本当はやりたくないことをムリに進めると、いつかどこかでうまくいかなくなります。
イヤイヤやっていることは、最初はごまかせても、やがてバレます。
仕事を引き受ける時に「私はこれはあまり興味がありません」「イヤです」と断らないでいると、もっと大きく嫌われることになるのです。
共感します。
嫌われるのが怖くて、いつも断れないし、決断できない自分がいたからです。
会社員時代に我慢しながら、担当していた仕事があります。
いつも「仕事だから」と言い聞かせ、耐えながら仕事をしてきました。
イヤイヤ仕事をしていると、うまくいかない部分も出てきます。
雰囲気も悪くなる点も含めて、イヤイヤやることは周りに迷惑をかけるのです。
良いことなんてありません。
休職する前はよく考えると、イヤイヤやっていることだらけでした。
当時の自分のことを考えると、心配になるくらいです。
心配になるくらいだから「休職」という結果になりました。
我慢しないことです。
イヤなことはハッキリと断るべきです。
嫌われることを恐れて萎縮しているメリットはありません。
ハッキリ断れることのできる自分は、自分でつかみ取りましょう。
2位:小さく嫌われる人が、大きく好かれる
イヤなことは断って、相手から小さく嫌われる体験することです。
小さく嫌われる体験をしたことがないと、最初に断れません。
最初に断っておくと、「あの人は、イヤなことはちゃんと断る人だ」という信頼感が生まれます。
好きなこともイヤなことも、両方に「いいですよ」と、イエスを言っていると、本当に好きでイエスを言っていても、
「この人はイヤなのにガマンしているのではないか」、相手に不信感を抱かせます。
相手もビクビクして、一生懸命できなくなるのです。
イヤなのにイエスを言っていることがバレたら、
「やっぱりこの人はイヤなことを伝えないウソつきな人だ」と思われて、嫌われてしまうのです。
好き嫌いがある人は嫌われません。
ウソつきな人が嫌われるのです。
好かれようとして断れない人は、結果として嫌われることをしているのです。
好き嫌いがはっきりしている人は、わかりやすくて気持ちいいです。
好感が持てます。
嘘がないと感じるから、結果として好かれます。
いつも自分に正直であるべきです。
自分のためにも相手のためにも「はっきりとイエス、ノーと言うべきだ」と感じました。
ハッキリした決断は良い決断なのです。
3位:相手の迷惑を考えていると、決められなくなる
自分の意見を通すことで、「相手に迷惑がかかるのではないか」と気にし始めると、決められなくなります。
決められない人は、ある意味で、いい人です。
でも、決めないことがもっとも迷惑なのです。
いい人は「迷惑をかけたくないから決めたくない」と言います。
これは実は、気づかぬうちに、よけい迷惑をかけています。
「迷惑をかけてはいけないから」と考える時点で、もう迷惑をかけているのです。
1番迷惑な存在は、「迷惑をかけていない」と考えている人です。
「迷惑をかけてすみません」と言える人は、意外に迷惑ではありません。
「自分はまだ迷惑をかけていない。これから迷惑をかけたくない」と思って決められない人が、もっとも迷惑な存在なのです。
自分がイヤだと言うことで相手に迷惑がかかると心配していると、時間を引き延ばしてなかなか言えなくなります。
でも、ズルズル時間のたつことのほうが、迷惑なのです。
もともといい子だった人が、決断しないでいるうちに、いい子ぶった人になってしまうのです。
相手の迷惑は考えてしまうものです。
「これをしたら迷惑だろうな」と思っていると何も決められなくなってしまいます。
本書では「それは相手の時間を無意味に奪ってしまうので最も迷惑な行為だ」と述べらています。
添乗で飛行機が欠航になったり、パスポートをなくしたりといったトラブルが起こった時など、限られた時間で決断をしなくてはいけない場面が多々あるけれど、そこで「どうしよう」なんてセリフは死んでも言えません。
スパッと決める。
間違っていたら訂正する。
決めることで決断力がついていく。
決めないことには、何も始まりません。
すべてのスタートは決めることからです。
生きることは決断の連続なのです。
【決断できないとき】断る人は信用され、断らない人は信用されない
概要
「判断力はあるけれど、決断力はない」
自動車教習所で受けた性格診断結果で、1番印象に残った言葉です。
その頃からこの言葉が頭から離れず、決断力コンプレックスといったら大げさですが「自分は決断力はないのかなぁ」と思っていました。
決断力がないせいか、幸いなことに今まで無事故です(違反はシートベルト、スピード、駐車のみ)
添乗員をしていた頃、先輩と福島県会津若松に添乗に行った時も、添乗中に「決断できるようになりなさい」とアドバイスをもらったことを昨日のことのように覚えています。
決断できなくてオロオロしている自分だったのです。
「決断力のない自分」を助ける本を紹介していきます。
5つの章で構成
目次
第1章.相手の立場を気にして、NOを言えない時。
第2章.つい、言い訳をしてしまう時。
第3章.迷い続ける時。
第4章.間違うことが、怖い時。
第5章.軸が見つからない時。
なかなか決められない人におすすめ
こんな方におすすめ
- なかなか決められない人
- イヤなことを「イヤだ」と言えない人
- 決めたことを、クヨクヨ迷う人
本書は下記の人にもおすすめできます。
- 決断力がないと思っている人
- 迷っている時間がもったいなくて、決断力をつけたい人
- 自分の頭の整理をしたい人
決断力をつけるためのヒントが書いてあります。
ページ数も137ページと少ないです。
著者:中谷彰宏のプロフィール
1959年4月14日、大阪府堺市生まれ。早稲田大学第一文学部演劇科卒。
博報堂で8年間CMプランナーの後、株式会社中谷彰宏事務所設立。
書名 | 『決断できる自分に変わる本』 |
---|---|
著者 | 中谷彰宏 |
単行本 | 137ページ |
出版社 | 全日出版 |
発売日 | 2004/4/17 |
まとめ:良いか悪いかにかかわらず、決断することは良いことです
決めることは結果にかかわらず良いことです。
本書を読む前と、読んだ後では、「決めること」について意識が変わります。
もちろん長考した方が良いこともありますが、本書では「二晩寝かせることは意味がない」と言い切られています。
周りを気にしてたら、いつまでたっても何も決められません。
周りを気にしないことが、決断力を高めるコツです。
以上です。
P.S.「迷わない人間がいる」ことを知ったことが、気づきでした。
関連記事【書評】『背中を押してくれる50のヒント』0.1歩を踏み出そう
関連記事【書評】『エッセンシャル思考』いま、何が1番重要かをいつも考える