- 添乗員の浦和愛子さんについて知りたい
この記事はそんな方へ向けて書いています。
この記事でわかること
- 究極の添乗員、浦和愛子さんについて
- 浦和愛子さんが考える添乗員に求められる3つの能力
- 浦和愛子さんのYouTube動画1本
本記事の信頼性
- 経歴:新卒で旅行社に入社し19年8ヶ月、出張手配×法人営業×添乗
- 保有資格:総合旅行業務取扱管理者、総合旅程管理主任者
本記事を書いている私の添乗経験は、国内・海外問わず100本ほどです。
企業さまの社員旅行、視察旅行の添乗をしてきました。
本記事では、日本旅行ジャッツ所属の添乗員・浦和愛子さんについて解説しています。
この記事を読むことで、添乗員・浦和愛子さんの情報や添乗員としての考えがわかります。
なお日本旅行・ジャッツについては「添乗員派遣会社「日本旅行グループ・ジャッツ」の5つの特徴と評判・口コミ6個」で解説しています。
Contents
日本旅行の添乗員・浦和愛子さん【プロフィール/添乗で心がけていること】
日本旅行の添乗員・浦和愛子さんのプロフィール
1977年、株式会社日本旅行に入社。
関東支社国際課に配属され、主として海外旅行手配業務、販売促進業務、運輸省へのチャーター申請などの業務に携わる。
当初よりその英語力を生かし若干20歳からハワイ、アメリカ、ヨーロッパを中心とした添乗業務をスタート。
その後、大手旅行会社での添乗員としての経験を経て、再び日本旅行のグループ会社・ジャッツに入社、専任添乗員としてパッケージツアーのほか、様々な形態のツアーへの添乗業務と後進の添乗員の指導にもあたっている。
2008年にオープンした日本旅行・新宿支店ヨーロッパプラザの立ち上げにはチームリーダーとして参加。
1日で欧州旅行1,600万円という販売記録を持つ。
日本旅行での添乗等の業務のみならず、日本旅行業協会の「総合旅行業務取扱管理者研修」「添乗員レベルアップ研修」などの講師として、日本添乗サービス協会では「旅程管理研修」の講師としても活躍、また、同業他社での欧州レクチャー講師、学校にてマナー、接遇などの講演を行うなど多方面で旅行業界に貢献している。
趣味は映画鑑賞と朗読で、定期的に朗読や発声方法の訓練を受け、地域の活性化や観光に少しでも役立ちたいとの思いから朗読ボランティアを続けている。
2015年4月時点での添乗経験
- 添乗日数:5,500日
- 添乗回数:1,117回(うち海外992回)
- 添乗経験年数:39年(1977年~2015年)
受賞歴
- 2009年:「日本添乗サービス協会会長賞」を受賞
- 2015年:最年少で「観光関係功労者 国土交通大臣表彰」を受賞
2020年1月には日本添乗サービス協会の国家試験のお手伝いや、「添乗業務レベルアップ研修」の講師もしています。
» 日本添乗サービス協会(公式サイト)
余談ですが、日本旅行・ジャッツにはカリスマ添乗員・原 好正さんもいます。
2007年に「ツアーコンダクター・オブ・ザ・イヤー」グランプリを受賞、2014年に観光関係功労者国土交通大臣表彰を受賞です。
原さんの書籍については「日本一の添乗員が書いた接客業のおすすめ本【添乗は究極サービス業】」で解説しています。
浦和愛子さんが添乗で1番心がけていること
お客さまの顔と名前を、現地に到着するまでに全部覚えることです。
なかなかできることではありません。
ただやる価値は十分あります。
メリット3つ
- 出会い頭のインパクトがある
- 名前を覚えてもらえるのは嬉しい
- 「他の添乗員とは違う」と思ってもらえる
最初の印象が大事です。
名前を覚えることは有効です。
他の添乗員はなかなかできない、やろうとしないからです。
名前を覚えるコツは、名前を呼ぶことです。
そのためのパスポートコピーなのですね。
浦和愛子さんのコメント
- お客さまの目が厳しい
- 海外赴任経験がある方も多い
- 添乗員もある程度の語学はできたほうが良い
- 立ち居振る舞いなどの所作が見られている
団塊世代は厳しいです。
私も添乗でみっちりと指導を受けました。
ゆえに名前を覚えることは有効な手法です。
浦和愛子さんが添乗員として気をつけていること
コーディネーターの役割を意識することです。
多様なニーズを持ったお客さまが多いからです。
浦和愛子さんの具体例
- 第2ブランドのツアーだと、都市の中心部からホテルが少し遠くなることもある
- 中心部までバスなどの公共交通機関で行ったら時間もかかる、でもタクシーよりも値段が安い
- ツアーのお客さま2組くらいで朝に待ち合わせして、タクシーで移動の時だけ一緒に行ってもらう
素晴らしい対応です。
すぐに実践できる具体例です。
浦和愛子さんの若手へのアドバイス
- 色々なものに興味や関心を持つ
- 失敗を恐れないで挑戦する
添乗員の引き出しを増やすために、興味関心の幅は広いほうが良いです。
もちろん得意分野をつくることも大事です。
浦和愛子さんは、話し方教室やプレゼンテーション教室、アナウンサースクールで勉強しています。
素晴らしい姿勢に脱帽です。
浦和愛子さんに学ぶ添乗員に求められる3つの能力
添乗員に求められる3つの能力
- 危機管理能力
- 情報収集能力
- コミュニケーション能力、プレゼンテーション能力
浦和愛子さん曰く、以下です。
- 事故や事件、自然災害などの時は、最悪のケースを想定して打つ手と考えている
- ネット情報はすべてが正しいとは限らないので、情報収集能力と、それをお客さまに上手く伝えられるかが大切
- 語学も必要ですが、日本語でいかにお客さまにさまざまなことを伝えられるか、理解していただくか
お客さまは事前にネットで調べています。
画像でも動画でもなんでも見れる時代です。
訳知り顔で添乗員に詰めてくる人もいます。
添乗員もスマホで情報を収集します。
しかし情報の根拠には注意が必要です。
インターネットの情報は信頼性に欠けるものもあるからです。
デジタルな情報は誰にでも手軽に得られます。
アナログな情報は行った人にしかわかりません。
添乗員は「デジタルとアナログの両面に強い」と光ります。
添乗員・浦和愛子さんのYouTube動画1本
浦和さんはYouTuberではありません。
日本旅行・東京エージェント支店のYouTubeチャンネルで、1本の動画をリリースしています。
動画では、おすすめツアーがわかります。
- 4〜6月のベルギー・オランダ
- 6〜8月の北欧の夏を楽しむツアー
- 雨あがりのパリ
- バガデル公園
- 河津バガデル公園
まとめ:添乗員・浦和愛子さんから学ぼう
「さすがのカリスマ添乗員」という印象です。
英語力、プレゼン力、危機管理能力、情報収集力、などさまざまな能力を持った添乗員です。
「自分には真似できない」と思われた方もいるはずです。
私がそうです。
ただそれでも大丈夫です。
添乗員の役割はお客さまを喜ばせることだからです。
喜ばせる方法は1つではありません。
正解はありません。
お客さまとの相性もあります。
唯一言えるのは「自分の添乗は自分にしかできない」です。
以上です。
P.S. 先駆者から学びつつ、添乗スタイルを追求していきましょう。
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