- 読書日記で毎日、消耗している
- 読書のノルマから解放されたい
この記事はそんな方へ向けて書いています。
この記事でわかること
- 読書日記を毎日書かなくてもいい理由
- 読書日記は感想不要、行動のみ
本記事の信頼性
- 読書歴:1996年4月より読書開始
- 読書数:一般書籍4,982冊+漫画 1,440冊
読書のノルマで消耗している人は多いです。
過去の私がそうでした。
以下の目標を達成できず、落ち込んでいたのです。
- 1日1冊読む
- 毎日○○ページ読む
- 今月のノルマは25冊
読書での消耗はバカらしいです。
自分で自分の首を絞めているからです。
本記事では「読書の義務」から解放されるために「読書の目的の見直し」を書いています。
この記事を読むことで、読書日記を毎日書く必要はなくなり、読書を楽しめます。
楽しい読書がいちばんです。
Contents
読書日記は毎日書かなくてもいい理由
読書日記は毎日書かなくてもいい理由は、目的じゃないからです。
読書の義務は苦しいだけ
- 冊数に追われて読書が楽しくなくなる
- 毎日のノルマに追われるプレッシャー
- 達成できないと「自分はダメだ」の思考
すべて私が苦しんできたことです。
読書の目的を考える
- 知識を手に入れる
- 一流の文章に読む
- 考える力をつける
「毎日、読書日記を書く」は目的ではなく手段です。
「毎日、読書日記をつける」という手段が苦しいなら、やめればいいだけ。
手段を変えるだけです。
毎日読書日記を書きたい人は書けばいいのです。
大事なのは、目的を見失わないことです。
読み方にこだわらない
読書の目的が「知識を身につける」であれば、本の読み方にこだわる必要はないはず。
どんな読み方でも知識は身につくからです。
極論すれば、1行だけでも1ページだけでもなんでもいいのです。
本を開いてパラパラめくるでもOK。
本の読み方に「こうやって読まなければならない」はありません。
大きなお世話です。
好きに読めばいいのです。
本の読み方は人それぞれ。
周りの意見にとらわれる必要はありません。
やりたいように読めばいいのです。
知識が増えると考える力がつく
本を読む習慣は、考える力をもたらします。
考える力や創造力の土台には知識が必要だからです。
たとえば、レオナルド・ダ・ヴィンチです。
森羅万象、あらゆる分野で博識でした。
あらゆる知識があるからこそ、線でつながる瞬間が来ます。
知識がなければ、線でつながりません。
創造力を開花させるために、豊富な知識が必要なのです。
まだまだできていませんが「知は力なり」を信じたいです。
創造力とは知識の組み合わせ
創造力は知識の組み合わせを変えることです。
知識がなければ、創造力はつきません。
知識の詰め込み例
✔︎ 昔の日本人
・四書五経などを暗記
✔︎ ユダヤ人
・トーラーという膨大な書物を暗記
✔︎ インド人
・学校で2桁のかけ算の暗記
・ヒンズー教の分厚い聖典の暗記
直接、自分には関係のない知識でも、頭に詰め込むことで「新しい思考回路」がつくられます。
新しい知識の結びつきが、ひらめきです。
創造力は「脳の情報のネットワークがどこまで多様か」で決まるのですね。
【行動のみ】大人の読書日記は感想不要
大人の読書日記に感想文は不要です。
本を読んで行動するだけ
- 小学生の頃の読書感想文に苦手意識がある
- 読書感想文が大嫌いで、本が嫌いになった
上記の人は多いです。
しかし大人になってからの読書と、子どもの頃に感想を強要された読書は違います。
大人の読書は、読んだ内容を行動できるかどうか。
もっと言えば、行動して成果が出せるかどうか。
大人の読書日記に感想は不要です。
必要なのは行動だけなのです。
文豪ゲーテは「知ることだけでは充分ではない、それを使わないといけない。やる気だけでは充分ではない、実行しないといけない」と言いました。
現実世界は本の内容を実験する場所
私は旅行会社の営業マンでした。
営業のビジネス書を30冊以上、読みました。
読んだ本の内容を、実験してみるだけです。
実践が難しい本もありました。
朝いちばんで会社の前で社長を待ち伏せする、など。
難しいものはいったん置いておきます。
できることを実践するだけです。
たとえば、以下です。
- 飛び込み営業の方法
- 情報提供型の営業方法
- ダイレクトメールの送り方、同封物
試してみたくなる方法がたくさん書いてあります。
実験してうまくいったものも、うまくいかなかったものも当然あります。
ただ何も読まないで営業するよりは遥かに成果につながります。
印象に残っている営業本3選
営業成績で悩んでいるなら、ビジネス書を読んでみるのもありです。
読んで実験して、成果につながり、ノウハウを共有です。
実績が評価され、基本給が上がれば、安い投資です。
面白くなる本の読み方です。
小学生の読書は実践できない
小説が多かったからです。
小学生でビジネス書を読む人は稀です。
小学生で読むのは小説です。
小説を現実世界で実践するのはちょっと難しいです。
なので、読書感想文があるのです。
大人の読書日記では、読書感想文の代わりに行動することです。
行動した感想や失敗した体験談が、貴重なのです。
大人の読書日記に必要なのはタイトルだけ
大人の読書日記は「本のタイトル」を書くだけです。
感想は書かなくてもOKです。
感想が書ける人は感想をアウトプットしたほうが得るものがあります。
アウトプットして行動して、血肉にするのが読書の醍醐味です。
感想とはいえ大袈裟なものでなくてOKです。
気づきや考えたこと、アクションプランをツイートすればいいだけ。
本記事の後半で感想を書いていますが、ツイートをテキストに変換して貼り付けているだけです。
カンタンです。
大層なものではありません。
ハードルを上げると継続できません。
継続のコツは「この努力は10年続けられるか?」と自分の問うこと。
イエスなら続けられます。
» 努力は報われないが裏切らない理由【努力せずに結果が出ると悲惨】
まとめ:読書日記を毎日書く必要なし【読書を楽しもう】
読書習慣は一生もの
読書日記は毎日書く必要はありません。
「毎日」が義務になると苦しいからです。
ただ「毎日」が苦しくない人は毎日書くことは否定しません。
読書日記をつけることで、読書量がわかるからです。
「あと○○冊読めば、○○冊になる」と気づけます。
気づきが読書の推進力です。
読書習慣をつけるには、読書日記が有効です。
読書習慣は誰にも奪えません。
お金や物はいつか消えてなくなりますが、読書習慣は一生モノだからです。
読書日記で行動して、人生に深みをつくる
読書は素晴らしいです。
考える力をつけ、語彙を増やし、著者の人生を擬似体験できる。
想像力を豊かにし、前へ進む勇気をくれるのが読書です。
行動するきっかけをくれるのです。
過去の経験に意味を与えてくれるのも読書です。
たとえ行動して失敗しても、失敗経験の意味を気づかせてくれます。
Kindle Unlimitedで無限試し読み
読書習慣が身につけば、読むのはラクです。
読めば読むほど、加速度的に速くなります。
思考と知識、人格までも深めていけます。
「Kindle Unlimited」のサービスを使えば、月額980円で120,000冊以上が読み放題です(30日間無料)。
「ちょっと気になる本があったら読んでみる」という試し読みが無限にできるのです。
- ふだん買わない作家
- 知らない作家
- 興味の範囲外の本
無料なので、惜しげもなくバーっと読んでいけます。
以上です。
P.S. 読書日記を毎日書かなくてもいいことを前提に読書を楽しもう。