- 文章を早く書くコツを知り、時間を有効活用したい
- 文章の書き直しを何度も命じられて、時間がかかる
- 数千字のレポートは、文字が埋まらなくて苦痛です
この記事はそんな方へ向けて書いています。
この記事でわかること
- 『10倍速く書ける超スピード文章術』上阪 徹【著】の書評
- おすすめの人、おすすめしない人、目次、口コミ4つ
- レビュー動画3本
本記事の信頼性
- ブログ歴:2019年1月開設、毎日更新を1年8ヶ月
- ブログ実績:過去最高は月62,000PV、収益54,000円
「文章を早く書きたい」と思う人は多いです。
時間を有効に活用できるからです。
「ブログ記事を早く書けるようになりたい」と思っていました。
ブログ1記事に8時間かかることもあったからです。
しかし、1記事4時間に改善されました。
本記事では「10倍速く書ける超スピード文章術」のグッときたところを3つから「ブログを早く書くコツ」を解説します。
この記事を読むことで、文章を早く書くコツがわかり、ライティングスピードが改善できます。
本書を読んでから、3つ意識するようになりました。
- 素材を集める
- 一気に書き切る
- 推敲を重ねる
完璧主義を捨て、一気に書き切るようになったのです。
Contents
ブログを早く書くコツがわかる本【素材が大事/完璧主義を捨てる】
グッときたところベスト3
- 1位:文章を早く書くには、完璧主義を捨てる
- 2位:書き上げた文章はそのまま提出してはいけない
- 3位:素材の3要素「独自の事実」「エピソード」「数字」
1位:文章を早く書くには、完璧主義を捨てる
完璧主義がスピードを落とします。
勢いを大事にして、最後まで一気に書くことです。
スピードを落とす要因3つ
- 完璧主義
- 後戻りする
- 言葉の意味を調べる
迷う必要はありません。
どうせ書き直すからです。
たとえば、アプリはアップデート前提で公開されます。
修正して当然なのです。
「推敲・修正を前提に勢いにまかせて最後まで書ききればいい」と思うと筆が軽くなります。
完璧主義を捨てることが、早く書くコツです。
トップブロガーのマナブさんは、改行すら後回しの書き方です。
マナブさんの執筆動画は「ブログの執筆シーンを、大公開します【第4回:ブログの書き方講座】」に公開されています。
2位:書き上げた文章はそのまま提出してはいけない
文章が早く書けば、文章を寝かせる時間が生まれます。
文章を寝かせるメリットは3つ
- 客観的になれる
- 文章の質が上がる
- 感情も推敲できる
1.客観的になれる
客観的になれると、文章を修正できるからです。
客観的になれないと修正できません。
自分では「これが最高の文章」と思っているからです。
文章を書いている渦中では、客観的になれないのです。
2.文章の質が上がる
文章を寝かせると、ふとした時にアイデアが浮かびます。
- 違う言葉に書き直したほうがいいかな
- 具体例をもうちょっと違う体験談で膨らませられるな
- 反論への理解を入れておいたほうが説得力が出るかも
文章のクオリティを高める余裕が生まれるのです。
3.感情も推敲できる
仕事でも恋愛でも感情的になって良いことは1つもないです。
自分の感情を、少し距離をとって客観視してみる。
「感情は正しいものだろうか」と。言いたいことがあったら、口にする前にもう一度考えてみる。
口に出した後でも言葉を内省してみる。
客観的になるコツは物理的に距離を置いてみることです。
自分を見つめ直せます。
感情は不規則な動きをします。
感情にまかせた文章は危険です。
本心ではない可能性があります。
しかし文章を寝かせることで感情も冷静に慣れます。
以上の3つから、文章を早く書いて、寝かせることは効果的なのです。
村上春樹さんも徹底的に推敲しています。
»【村上春樹の文章力】文章は何度も「読み直し、書き直し」でうまくなる
3位:素材の3要素「独自の事実」「エピソード」「数字」
文章の素材を集めることが、文章を早く書くコツです。
素材(中身)があれば、あとは一気に書くだけだからです。
「文章の書き方」や「文章のテクニック」ばかりに注目していました。
「文章の素材」について書かれた本はなかったので、印象的です。
2つの疑問が生まれるかもしれません。
- 素材を集める方法は?
- 素材を集める時間がかかるのでは?
1.素材を集める方法は?
結論は、パソコンに向かう以外の時間をすべて「素材集め」に使うのです。
著者は次のように述べています。
- 他人との雑談から素材を生み出す
- 1つの素材から連想して素材を増殖させる
- ひらめいたアイデアはその場でスマホにメモする
- 見たもの、聞いたこと、感じたこと、すべてメモする
- ジムや散歩など、別のことをやりながら素材に考えを巡らせる
常に考え、メモするのです。
2.素材を集める時間がかかるのでは?
著者によると素材集めのほとんどを、移動中にやっているそうです。
- 街を歩いているとき
- 取材先への行き帰りの電車
- カフェでコーヒーを飲みながら
スキマ時間のすべてを素材集めにあてているのです。
以上の2つで、素材が集まります。
あとは文章を一気に書いて、寝かせればいいのです。
ブログを早く書きたい人におすすめ
おすすめの3人、おすすめしない3人
こんな方におすすめ
- 文章を早く書きたい人
- 文章に苦手意識がある人
- 生産性を少しでも高めたい人
文章を早く書くメリットは3つあります。
- ブログ記事が量産できる
- 浮いた時間をスキルアップに使える
- スキルが上がり、速く書ける
ブログ1本を書くのに、4時間以上かかる人に最適です。
ブログ1本に4時間以上かかる私に有益だったからです。
以下3人にはおすすめしません。
- 文章が得意な人
- 文章を書くのが早い人
- 文章を10倍早く書きたい人
「文章スピードは10倍早くなるか?」と聞かれたら、答えはノオです。
10倍は大げさです。
ただ文章を書く時間が2倍になれば、ブログ執筆時間が半分です。
ふだん執筆に4時間かかる人は、2時間です。
月に換算すれば、大きな時間になるのです。
8つの章
序章.なぜ文章を書くのに時間がかかってしまうのか?
第1章.10倍速く書ける「素材文章術」
第2章.正しい素材を集める2つのルール
第3章.素材をひたすら集める
第4章.素材を読みやすい順番に組み立てる
第5章.一気に書き上げる
第6章.読みやすく整える
実践編.ケース別・速筆術
書名 | 『10倍速く書ける超スピード文章術』 |
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著者 | 上阪 徹 |
単行本 | 256ページ |
出版社 | ダイヤモンド社 |
発売日 | 2017/8/24 |
口コミ、レビュー動画3本
Twitterの口コミ4つ
- 30冊読んでいるが、ベストオブベスト
- 新しいことが7割あったので繰り返し読む
- 数々読んだ中のベスト3。書く力を上げたい人へ
- 書く目的と読者を定め、ゼロから文章をつくらない
Amazonの口コミ5つ
- 文章の9割は事実=素材
- タイトルにとびついてしまった
- ライティングのスピードがアップ
- 文章を早く書くコツがよくわかる
- 書いてあることは正しいが「10倍速く」書けない
レビュー動画3本
まとめ:文章を早く書くコツを身につけ、推敲を重ねる
まとめ:グッときたところベスト3
- 1位:トップスピードで最後まで書ききるコツ
- 2位:書き上げた文章はそのまま提出してはいけない
- 3位:素材の3要素「独自の事実」「エピソード」「数字」
本書には「文書の構成パターン」も解説しています。
以上です。
P.S. 文章を早く書くコツを身につけ、推敲を重ます。
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