- 職業訓練校のWebデザイン授業についていけないので、解決策を知りたい
- Webデザインの授業についていけない不安があるので、良い勉強方法を知っておきたい
- Webデザインを勉強して、1番よかったことを知りたい
この記事はそんな方へ向けて書いています。
この記事でわかること
- 職業訓練校のWebデザイン授業についていけないときの解決策
- Webデザインを勉強してから、Webサイトが違って見える理由
- Webデザインを勉強することで生まれ変われる理由
本記事の信頼性
- 2019年1月からWordPressでブログ開設(最高で月間62,000PV)
- 2021年6月からWebデザインの職業訓練校に通い、修了(6ヶ月間)
- 使用テキスト:「HTML&CSS、JavaScriptのきほんのきほん」
職業訓練5日目で早くも「ついていけないかも」と感じました。
HTML、CSSは「初心者でもわりと理解しやすいプログラミング言語」と言われています(正確にはマークアップ言語)。
» 参考:【保存版】プログラミング基礎の完全ロードマップ【挫折しない教材】
「授業だけ聞いていればOK」とはいきません。
要復習、できれば予習もしておいたほうがいいです。
本記事では、Webデザインの職業訓練についていけないときの解決策3つを書いています。
記事後半では、Webデザインの勉強で世界が変わってきたこと、生まれ変われる理由について解説しました。
なお職業訓練3〜5日目については「【Webデザイン職業訓練】3〜5日目に学んだHTML、CSSの基礎」にまとめています。
Contents
職業訓練校のWebデザイン授業についていけない【3つの解決策】
「授業についていけない」と感じ、解決策を考えました。
- 解決策その1:疑問点を先生に聞く
- 解決策その2:ついていけない部分は飛ばす
- 解決策その3:素材を変えて、復習してみる
解決策その1:疑問点を先生に聞く
わからない点は先生に聞いてみることです。
先生は疑問点を解消できるからです。
せっかく学校に行っているのに先生に聞かないのはもったいないです。
- こんなこと聞いてもいいのかな
- 初歩的な質問だし、的外れかも
- わかった気がするから聞かない
私はこんな気持ちで、聞けないことが多かったです。
ただやはり少しでも「違和感」があるなら聞いてみるのが良いです。
理解できることで芋づる式にわかることもあります。
逆に理解したことで「あれ、じゃあこれはどうなんだろう」という新たな疑問が生まれることもあります。
どちらにしても聞かないと始まりません。
職業訓練が終わってしまったら聞けません。
以下が大事です。
- 授業内容に集中
- 内職はしない
- 休憩中もWeb関連
基礎が1番大事だと思いますので、ひとつひとつの基礎理解を大切にしたいです。
先生を存分に使い倒したほうが元が取れます。
解決策その2:ついていけない部分は飛ばす
「完璧主義を捨てる」です。
いつまでたっても先に進めないからです。
「先生に聞こう」と矛盾していますが、あとでわかることもあります。
先に進まないとわからないこともあります。
- 全体像が見えてから、理解が進む
- 実際にCodeを書いてみてわかる
- 飛ばすことで、とりあえず進める
最初はとりあえず全体像をおさえるのを目的にすれば良いです。
- 先生に聞いてもわからない
- 小さな疑問が無限に出てくる
そんなときは飛ばすのもありです。
「コードを書きながら、都度調べる、ググる」で良いです。
解決策その3:素材を変えて、復習してみる
「学校の参考書がわかりにくい」もあるかもしれません。
そんなときは素材(参考書)にこだわらず、ブログや動画だと理解が進みます。
参考になるブログ
サルカワさんのブログは役立ちます。
授業を受けてから読んでみたら、HTML・CSSの理解が一気に深まりました。
HTML・CSS・WordPressを1周読み終えましたが、もう1周読んでも得るものがありそうです。
なおマナブさんのマナブログでは、以下が役立ちました。
- Web制作の学習の進め方
- Web制作で食べていく方法
- Webマーケティング全般について
Webを仕事にすべきか悩んでいる人は勉強になります。
参考になるYouTube動画
動画以外には「Progate(プロゲート)」の学習サービスもおすすめです。
無料プラン、有料プラン(月1,078円)があります(私は有料プランに課金)。
サルワカさんのブログを読みつつ、プロゲートで手を動かしたところ、基礎理解が進みました。
理解が深まったおかげでコードが少し書けるようになり「Webデザインもおもしろいかも」と思えるようになったのです。
Progateで苦手分野だけでも、試しにやってみるのがおすすめです。
私はPHPの無料部分だけ試してみて「あれ、わかるかも」と思えるようになり、即課金しました。
なおPHPについては「サラプロのPHPメモノート」も参考になる記事です。
参考:Web制作のインフルエンサー
勉強の際にインフルエンサーを追いかける必要はないです。
Webデザイン業界を知るために「情報に触れておいても良いかも」とは感じます。
職業訓練Webデザインの復習のやり方【24時間以内に1回】
職業訓練校の悩みは「復習のやり方」です。
なかなか過去の復習に時間を取られて、新しく勉強したことの復習ができずにいました。
結果は、どんどん記憶が失われていく。
復習するときに理解に時間がかかる、という悪循環に。
解決策は、授業後の24時間以内に1回復習することです。
人間の記憶は24時間で74%が失われてしまうからです。
» 参考:エビングハウスの忘却曲線とは
エビングハウスの忘却曲線によると、最適な復習のタイミングは以下です。
- 1回目の復習:学習後、24時間以内
- 2回目の復習:学習後、1週間以内
- 3回目の復習:学習後、1ヶ月以内
最大のポイントは24時間以内の復習です。
1日経つと74%失われてしまうので、記憶の抜けを防ぐ最適なタイミングなのです。
1週間以内、1ヶ月以内と記憶の定着が良くなります。
短時間であってもです。
たとえば、10分だけでもです。
せっかく学んだことを忘れてしまうのはもったいないです。
24時間以内に1回&短時間でも復習していきます。
Webデザインを勉強してから、Webサイトが違って見える理由
Webデザインを勉強することで、ふだん見ているWebサイトが違って見えてきます。
Webサイトが違って見える理由
Webサイトが「勉強の対象」になるからです。
たとえば、以下です。
- サイトからコードやサイト設計を学べる
- Webデザインのセンスや配色方法を学べる
- SNSやテレビ、本などの配色からも学べる
Webデザインの勉強を始めて、5日目で気づけたことです。
6ヶ月の授業が終わる頃には、多くの気づきがあります。
デスノートの「目」が手に入る気持ち
大学時代はWebに興味がなく、Webを見ても何も見えませんでした。
大学卒業して20年、遠回りしましたがWebサイトの見え方が変わりつつあります。
職業訓練に通い出して、1番良かったことかもしれません。
職業訓練で1番欲しかったものは「見える景色が変わること」かもしれません。
あらゆる物欲を超えて、新しい視点・視座を手に入れる。
- 旅行会社(手配、営業、添乗)
↓ - ブログ(Webマーケティング、Webライティング)
↓ - Webデザイン・ディレクションの職業訓練
何を勉強しているか、経験しているかで、見えるものが変わります。
「遠回りはしましたが、結構いい脚本だったんじゃないか」と感じます。
あとはコツコツ積み上げるだけです。
過去の自分も未来の自分も裏切りたくないです。
過去の自分が努力してきたことに申し訳が立たないからです。
デスノートでは「目」は寿命と引き換えでした。
勉強は「時間」と引き換えです。
「時間=命」と考えると、同じ意味ですが。
新しい景色は簡単には手に入らない
Webデザインの基礎知識を手に入れるのに、職業訓練で6ヶ月かかります。
新しい視点や視座は簡単には手に入りません。
お金を出せば買えるものじゃないからです。
ただし、勉強すれば確実に手に入ります。
勉強だけでなく、体験で血肉化します。
コツコツ勉強して、発信して、体験する。
加えて、楽しめるようになればもっと血肉化できます。
十人十色:違ったものを見ている
人は千差万別、十人十色です。
知識や経験、育ってきた環境、興味や価値観など人それぞれです。
同じはありえません。
同じものを見ても、違うものを見ています。
同じものを見ても、違うことを考えてます。
「遠足の感想が全員バラバラのように」です。
知識がなくても、それぞれのロジックで違う景色を見てるかもしれません。
言いたいことは「勉強で見える景色が変われば、未来で見ているものも変わる」です。
勉強して、ついていけなくても、稼げるようにならなくても、少なくとも見える景色は変わるのです。
後日談ですが「ついていけない、難しい」と感じたのはJavaScriptの授業です。
»【JavaScript入門】初心者向けに「基礎文法」を完全まとめ
勉強で見えるものが変わる。
未来で見ているものも変わる。
Webデザインのスキル以上の収穫かもしれません。
Webデザインを勉強することで生まれ変われる理由
勉強で生まれ変われます。
理由:目の解像度が上がるから
Webデザインを勉強すると、継続してきたブログの裏側が見られるようでおもしろいです。
Webサイトを見るたびに「目の解像度」が上がる気がします。
もっと勉強すればするほど、見えるものや目に飛び込んでくるもの変わります。
旅行会社のアナログ世界もそうだった
旅行に必要な知識は、森羅万象が相手なので終わりがありません。
- いろんな顧客
- 世界の観光地
- 世界の食べ物
- 日本史、世界史
見るもの、食べるもの、歴史などすべてを勉強する必要がありました。
外に出れば、勉強だったのです。
本を読むなら旅行地理の情報が入ってくる、テレビをつければ世界のクイズが目に飛び込んでくる。
レストランに行くなら、せっかくだから勉強になりそうなスペイン料理にしてみる。
車で観光地に出かけるなら、観光に必要な時間、見どころやトイレ、名産物、バスの配車場所を見ておく。
さまざまなお客さまの話がわかるように、あらゆる仕事や知識を仕入れておく。
勉強すればするほど、見えるものが変わるのです。
世界を広げるには勉強すること
目の解像度を上げるだけです。
遠くに出かける必要はありません。
解像度を上げるだけで、フィルターが変わるだけで景色は変わります。
勉強なしで解像度を上げる方法は?
偏見を取りのぞくことです。
経験を積めば、角がとれます。
経験がないなら、それまでの知識や経験から判断するしかありません。
知識や経験が豊富であればあるほど、別世界に行けるのです。
勉強で生まれ変われます。
以上です。
P.S. 職業訓練は生まれ変わるために行くところなのですね。
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