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【JavaScript入門】初心者向けに「基礎文法」を完全まとめ

2021年7月27日

【JavaScript入門】初心者向けに「基礎文法」を完全まとめ
  • 「JavaScriptの勉強を始めたけれど、HTML・CSSに比べて2〜3倍は難しく感じる……」
  • 「もう一度、JavaScriptの基礎文法からやり直したい。理由は、基礎理解が重要だと思うから」

この記事はそんな方へ向けて書いています。

 この記事でわかること

  • JavaScriptの基礎文法を網羅的にまとめた記事一覧
  • 初心者の私が、わからないところを調べつつ書いた復習メモ
  • 職業訓練校で学んだこと、疑問点・回答がわかり、理解の助けになる

 本記事の信頼性

  • 2021年6月からWebデザインの職業訓練校で学んでいます(6ヶ月コース)
  • 使用テキスト:「HTML&CSS、JavaScriptのきほんのきほん
  • ブログ歴:2019年1月にWordPressで開設(月間最高62,000PV、52,000円)

本記事を書いている私は、職業訓練校でHTML・CSSの基礎学習が終わり、JavaScriptの授業を受けています。
気づいたらJavaScriptに強い「苦手意識」を持っていました。

与えられた課題の前でフリーズです。
何もコードが書けない、何をすればいいかわからないのです。

「このままでまずい」と焦りに近い気持ちから、JavaScript基礎文法の復習を開始しました。

本記事は、職業訓練校オリジナルカリキュラムのJavaScript基礎文法をまとめています。
使用テキストも丹念に読み込み、過去の自分へ向けて理解しやすいよう書きました。

※0円のプログラミングスクールという近道
JavaScriptが難しいと感じている方は、最初の基礎ベースを身につけるためにスクールの無料体験利用もありです。TechAcademyには「1週間の無料体験」があるので、これを使ってWebデザインの基礎を学ぶのもありですね。
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【JavaScript入門】初心者向けに「基礎文法」を完全まとめ

【JavaScript入門】初心者向けに「基礎文法」を完全まとめ

JavaScriptとは

JavaScriptとはWebサイトやWebアプリケーションの作成に使用されるプログラミング言語です。
計算などの「処理」をするプログラムでもあります。

たとえば、ボタンをクリックしたときにイベントを発生させたり、スライドショーやアニメーションなどの動きのあるコンテンツをつくれます。

HTML、CSSだけではできない「動くコンテンツ(インタラクティブ)」を作れます。

JavaScriptの文法は「プログラミング言語の中でも、シンプルで覚えやすいほう」と言われています。

JavaScriptを書く2つの方法

 javascriptを書く方法は、おおまかに2つです。

  1. 拡張子「.js」というファイルに書く
  2. htmlファイルのscriptタグ内に書く

1つ目の「.js」ファイルを作り、書くことが多いです。
本記事では、サンプルの意味でhtmlファイルのscriptタグ内に書く想定で、ブログを書いていきます。

プログラムでできる4つのこと

  • 出力
  • 入力
  • 分岐
  • 繰り返し

すべてのプログラムは4つだけで動いています。

たとえば、テレビやレコーダーは入力、出力のみ。

HTML、CSSは出力のみ(書いてあるものを出すだけ)で、分岐や繰り返しはできません。

JavaScriptの出力

 JavaScriptの出力

  • JavaScriptのアラート(alert)の使い方
  • JavaScriptのコンソール(console)の使い方

alert( )を使い、ブラウザに注意メッセージを出力できます。
文字列だけでなく、数値、変数、計算結果などポップアップ表示できます。

またconsole.log( )を使って、開発者ツールに出力できます。
具体的な出力場所は、ブラウザの画面で右クリックから「検証」→「Elementsの横のConsole」で確認できます。

JavaScriptの出力について、詳しくは「【JavaScriptの出力】アラート、コンソールの使い方の基礎」で解説しています。

JavaScriptの入力

  • 変数について
  • 変数の使い方
  • 変数の3つの種類

変数とはデータを格納しておく箱のようなものです。
さまざまな値を保持しておくJavaScriptの機能です。

変数を作成することを「定義する」という言い方をする場合もあります。
文章中の「共通部分」をデータとして代入しておくと、合理的に作業ができます。

 変数の定義方法3つ

  • var 変数名
  • let 変数名
  • const 変数名

【var】Variable(可変という意味)の略称。
変数を変更でき、かつ有効範囲が広い。

【let】変更可能の変数。
有効範囲が狭いため、変数名が被りにくく使い勝手が良い。

【const】有効範囲が狭く、変更不可の変数。
追記や変更もできません。

「const → let → var」の順番で使えばOK。

変数については「【JavaScriptの入力】変数の使い方、3つの種類を解説します」で解説しています。

JavaScriptの文字列【概要から連結】

  • JavaScriptの文字列の概要
  • JavaScriptの文字列の連結

文字列は'(シングルクォート)もしくは" (ダブルクォート)でくくって記述します。
文字列は加算演算子+で連結できます。
HTMLを出力するときは、"(ダブルクォート)などの記号も文字列の一部として扱う場合があります。
`(バッククォート)で括られた文字列では、${変数名}で文字列を結合できます。
その他の特徴として、`を使うとその中の改行が有効になります。

JavaScriptの数値

  • JavaScriptの数値の概要
  • JavaScriptでの様々な計算例
  • JavaScriptの少し複雑な計算

数値とは数字のことです。
半角入力で、'(シングルクォート)や"(ダブルクォート)を使わずに記述します。
四則演算ができます。
( )がある場合は、( )を先に計算します。
割ったときの余りを求める剰余算もあります。

その他、HTMLの書き方やさまざまな計算例については「【JavaScriptの数値】概要から四則演算など計算例まとめ」で解説しています。

JavaScriptの条件分岐【if構文】

  • if構文の書き方(else、else if)、記述例、注意点
  • if構文を使ってうるう年を判定する方法、記述例

分岐は大事なプログラムです。
HTMLではできないからです。

「ある条件を満たした場合、処理する」というプログラムが可能です。
条件に応じて、処理内容を切り替えられるのです。

たとえば、以下のように。

もし○○だったら、XXをする。
そうじゃなくて●●だったら、YYをする。
○○でも●●でもなかったら、ZZをする。

if構文については「【JavaScriptの分岐】if構文の書き方、うるう年の判定方法」で解説しています。

JavaScriptの配列

  • JavaScriptの配列の定義方法、出力方法
  • 配列を使って「今日の日付」を出力する

配列を使うと複数データの代入ができます。

たとえば、箱に仕切りをつけて複数データを入れるのが配列です。

配列の定義方法

配列は[  ] でくくります。
挿入したいデータを、,(半角カンマ)で羅列していきます。

const hairetsu = [ 'データ1' , 'データ2' , 'データ3' ];

配列の出力方法

配列データを出力するには、データの順番を [  ] で指定します。

console.log(hairetsu[1]);

データの順番は0から始まるので注意です。

その他、配列の基礎事項については「【基礎】JavaScriptの配列の定義方法【今日の日付を出力】」で解説しています。

JavaScriptの繰り返し【for構文】

  • 繰り返し処理を行なうfor構文の書き方
  • 配列を使うfor構文や、for of 文について
  • for構文を使ったさまざまな繰り返し文

for構文は、同じような処理を繰り返すときに使います。
for構文は、次のような書式で書きます。

for( 初期化 ; 継続条件 ; 最終式 ){
 繰り返したい文
}

//初期化:繰り返しを始める前に初期化を実行
//継続条件:真偽値を書く式や関数を書く
//最終式:ブロックの処理のあとで毎回実行

配列と繰り返し文は相性が良く、組み合わせると連続的に処理できます。

「for of 文」は配列から1要素ずつ順番に取り出して繰り返しができます。

for( 変数 of 配列名 ){
 処理
}

その他、繰り返し処理についての詳細は、下記にまとめています。
»【JavaScript】繰り返しの処理を行なうfor構文の書き方

JavaScriptのオブジェクト

  • JavaScriptのオブジェクトの定義と出力
  • オブジェクトを繰り返し文や配列で出力する方法

オブジェクト

オブジェクト(Object)は英語で「もの」という意味がありますが、JavaScriptでは「対象」と考えます。
JavaScriptではWebブラウザ内のさまざまな要素に「命令」できますが、その対象が「オブジェクト」です。

メソッド

メソッド(Method)には「方法」などの意味がありますが、JavaScriptでは「命令」と考えます。
オブジェクト(対象)に「何を」して欲しいのかを示します。

パラメーター

パラメーター(Parameter)は「設定値」などの意味ですが、メソッドに調整を加えていきます。

JavaScriptの書式

オブジェクト.メソッド(パラメーター, パラメーター2, パラメーター2, …);

JavaScriptのオブジェクトについて詳しくは「JavaScriptのオブジェクトの定義と出力【配列、繰り返し】」にまとめています。

JavaScriptの関数

関数とは、複数の文をまとめて、名前をつけたもの。

関数をつくるメリットは2つです。

  • メリットその1:プログラムが理解しやすい
  • メリットその2:関数を何回でも呼び出せる

関数の書き方は、複数あります。

1.他のプログラムでもよく使われる方法
function 関数名( [引数] ){
 処理
}

2.javascriptならではの変数に格納する方法
const 関数名 = function( [引数] ){
 処理
}

3.アロー関数
const 関数名 = ( [引数] ) => {
 処理
}

関数の書き方、記述例、引数、戻り値について「JavaScriptの関数の書き方と使い方【引数と戻り値について】」で解説しています。

JavaScriptのイベント処理の書き方

イベントとはユーザーの動作のタイミングに合わせて、処理を実行させること。

  • ボタンをクリック
  • フォームに入力する
  • マウスカーソルを動かした

イベント実行までの3つの手順

  1. 関数の定義
  2. HTMLの取得
  3. イベントのセット
  • JavaScriptのイベント処理の書き方【3つの手順】
  • querySelector、addEventListenerの使い方
  • 無名関数の使い方、書き方の例文

上記内容について、詳しくは「JavaScriptのイベント処理の書き方【3つの手順/無名関数】」で解説しています。

JavaScriptの真偽値判定とif構文

真偽値は、使える値があらかじめ決まっています。
文字列や数値と違い、以下のどちらかしか使えません。

  • true:「真」と書き、条件を満たした状態を表します
  • false:「偽」と書き、条件を満たしてない状態を表します

詳細はトグルボタンの書き方と合わせて、下記で解説しています。
» JavaScriptの真偽値判定とif構文【トグルボタンを作ろう】

以上です。

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