- 「Dreamweaverを使うにあたり、おすすめの環境設定を知りたい」
- 「基本的な使い方を知っておきたい」
この記事はそんな方へ向けて書いています。
本記事の内容
- Dreamweaverのおすすめ環境設定
- Dreamweaverの初心者向けの使い方、画面の見方
この記事を書いている私は、Webデザインの職業訓練校(6ヶ月コース)に通っています。
基礎学習(HTML、CSS、JavaScript、AdobeXD、Illustrator、Photoshop)が終わり、Dreamweaverについても学びました。
本記事では、初学者向けに「Dreamweaverのおすすめ環境設定」を解説していきます。
記事後半では、基本的な使い方(ファイルやフォルダの作り方、基本的なコードの書き方など)、ちょっとした知識がわかります。
DreamweaverはVSCodeが使えれば不要かもしれません。
ただ、あとでDreamweaverを使う機会があったときのために「復習メモ」として書いています。
基礎知識がないために時間を失うのはもったいないです。
これからDreamweaverを学習する方の参考になれば幸いです。
Contents
Dreamweaverのおすすめ環境設定
最初にやっておく環境設定【プレビューの方法】
使いやすように環境設定を変更します。
コードフォーマットの変更
- Win → 編集から環境設定 → コードフォーマット
- Mac → Dreamweaverメニューから環境設定 → コードフォーマット
上記画像のとおり、最初の2行にチェックを入れます(タブキーで半角4文字、進むようにするため)。
フォントサイズを変える方法
環境設定 → フォント → コードビューでフォントサイズ変更可
半角スペースに・・・をつける方法
表示 → コードビューオプション → 非表示の文字のチェックをはずす
コードの自動改行を消す方法
表示 → コードビューオプション → ワードラップのチェックをはずす
プレビューによく使うブラウザを指定する方法
環境設定 → リアルタイムプレビュー → ブラウザ一覧が出てくるので主に使いたいブラウザを選択 → プライマリブラウザにチェックを入れる
※プライマリブラウザとは「よく使うブラウザ」のこと。
リアルタイムプレビューとは、VScodeのliveサーバーと同じ機能です。
コードを訂正して保存したら、勝手にプレビューも変えてくれます。
下画像の画面みたいなボタンをクリックすると立ち上がります。
※読み込みエラーが出る場合
「環境設定 → リアルタイムプレビュー → 静的ブラウザープレビューを規定値に設定にチェック」で読み込みエラーがなくなります。
なぜなら、直接ファイルから開くようになるからです。
ただし、リアルタイムで自動に保存が反映されなくなります(解決策はリロード)。
※さらに環境設定をしたい場合
ショートカットキーなどさらに環境設定をしたい場合は「Kindle Unlimited」で無料の下記本が参考になります。Dreamweaverの本は多くは出版されていません。実際、職業訓練校でもテキストや参考書は渡されませんでした。「VSCodeが使えれば書籍がなくても問題ない」と感じました。
»『Dreamweaver CC 2014 スーパーリファレンス for Windows&Mac OS』
フォルダ、ファイルの作り方
フォルダを作りたい場合
サイトを選択して右クリック → 新規フォルダ
ファイルを作りたい場合
- ファイルを選択して新規ファイル
または - 右クリックから新規ファイル
ファイルは名前をつけた拡張子に依存するので、何を選んでもOKです。
コードの書き方
コードの展開はTabキーです(VSCodeはEnterキー)。
DreamweaverではHTMLのビューポート、メタネームを作ってくれないため、自分で書きます。
index.html
<meta name="viewport" content="width=device-width,initial-scale=1.0">
コードの見栄えを整理するには、左バーに「ソースフォーマットの適用」をクリックすると整理されます。
間隔を詰めるだけなので、あまり使いません。
便利なショートカットキー
- 選択して、Tabキーでまとめて右に移動
- 選択して、Shift+Tabキーでまとめて左に移動
- Ctr+D → 1行複製できる
- Shift+Enter → <br>が書ける
【Dreamweaver】初心者向けの使い方、画面の見方
Dreamweaverは、Adobe CCから発売されているWebデザイン・アプリデザインのためのソフトです。
Dreamweaverとは
簡単に言えば、Webサイトを作るためのソフトです。
なお、Adobe CCの正式名称はAdobe Creative Cloudです。
クラウド上にAdobe製品のすべてのソフトが存在しており、その中から必要なソフトをインストールして利用します。
DreamweaverはAdobe製品のソフトのひとつです。
Dreamweaverは、Visual Studio Codeを使うようにコードエディターとして使えます。
以前はエディターの選択肢がなくて、Dreamweaverだけだったとか。
古いWeb制作会社ではDreamweaverを使っているところもあるようです。
- Dreamweaverならではの
- Dreamweaverでなくてはできない
そんな機能もいくつかあります。
新規作成の手順
Dreamweaverを立ち上げると、スタート画面になります。
右上の「標準」または「デベロッパー」を変えられますので「標準」にします。
なおデベロッパーにすると、よりVisual Studio Codeに近くなります。
新規ファイルの作成方法は2パターン
- パターン1:ファイルパネル → サイトの管理 → 新規サイト
- パターン2:サイト → 新規サイト ※こちらのが一気に作れる
どちらでもOKです。
画面は以下のとおり。
✔︎ パターン1:ファイルパネル → サイトの管理 → 新規サイト
✔︎ パターン2:サイト → 新規サイト ※こちらのが一気に作れる
「新規サイト」をクリックしたら、決めることは2つだけです。
- サイト名 → 単なる名札なので、なんでもOK
- ローカルサイトフォルダ → 重要:移動するフォルダを指定します
※注意点
フォルダの場所を移動するとエラーが出ます。
解決策は、元に戻すか、再度フォルダの場所を指定すればOKです。
ちなみに、コピーしたものをフォルダを越えて移動しようとすると「リンクが切れるから更新しますか?」と聞いてくれます。
Dreamweaverで覚えるのは、これだけです。
あとはHTMLを書くだけです。
画面の見方
- 上画面:HTMLのプレビュー画面
- 下画面:HTMLコードビュー画面
基本的には、HTMLコードビュー画面にしています。
なぜなら、コードが長く見れたほうが便利だからです。
プレビュー画面上ではコードを直接書き換えられますが、やってはいけません。
勝手にコードを入れてくれますが、意図したタグになってくれないのがほとんどです。
どのみちブラウザで確認しますので、わざわざプレビュー画面にする意味はありません。
画面が真っ暗になってしまったら
環境設定 → フォント → コードビュー項目の「Source Han Code JP(源ノ角ゴシック Code JP)」から別フォントの「Source Code Pro」に変更すると解消されます(以下画像)。
まとめ:Dreamweaverとは、どんなものか知っておく価値あり
本記事では、職業訓練校で学んだDreamweaverについてまとめました。
職業訓練校では、トータル18時間ほど学びました。
授業内容は本記事以外に、DreamweaverにHTML・CSSをアウトプットの練習です。
先生も言っていましたが「Dreamweaver以外にもコードを書くエディターがあるのであまり使わないかも」とのこと。
ただ、もちろん就職先や取引先で使っているなら覚えなくてはなりません。
Dreamweaverとは、どんなものか知っておく価値はあります。
ちなみに、Dreamweaverが使えるAdobe CCは職業訓練校に通っている間は「無料」でした。
最後に、Adobe CC(年間72,336円)を安く買う方法をまとめておきます。
Adobe社認定スクールで「動画講座付き」でAdobe CCが購入できます。
※動画講座は見る、見ないは自由です。
Adobe CCを安く買う方法
- デジハリAdobeマスター講座
:39,980円(税込)
※Adobe CC1年分+動画講座1ヶ月+課題添削2ヶ月
- ヒューマンアカデミー たのまな アドビソフトウェア通信
:39,980円(税込)
※Adobe CC1年分+動画講座1ヶ月+サポート3ヶ月
他サイトになりますが、下記記事が参考になりました。
» 参考:2021年最新版!Adobe CCを安く買う方法 まとめ<社会人可!講座付き>
ちなみに職業訓練校がAdobeの認定校の場合、卒業までにAdobeに登録すると1年間は学生料金(月2,178円税込)で使えます(登録しました)。
以上です。
P.S. 早めに就職が決まれば、無理に購入する必要もないです。
関連記事【JavaScript入門】初心者向けに「基礎文法」を完全まとめ
関連記事【職業訓練Webデザイン】40代、未経験でも慣れてきた3つの理由