- ブログで月10万円を稼げるようになりたい
- Webマーケティングの仕事について学びたい
- 検索上位をとり、アフィリリンクのクリック率を上げたい
この記事はそんな方へ向けて書いています。
この記事でわかること
- Webマーケティングおすすめ本9選
- 関連本:SEO、キーワード、サイト設計
- Webマーケに役立つ考える力をつける本
本記事の信頼性
- ブログ歴:2019年1月より開始(715記事)
- ブログ実績:過去最高は月62,000PV、月54,000円(確定)
Webマーケティングの効果を最大化する「本選び」は重要です。
重要ですが、本を読んだだけで稼げるようにはなりません。
何も身につきません。
Webマーケティングは「読んで、実践して、失敗して、学んでいく」サイクルです。
本記事では「Webマーケティングを読む」にフォーカスして、おすすめ本を紹介します。
おすすめ本というより「多くを読んできて、損しなかった本」という表現がしっくりきます。
最初の一歩は、読んで「知識の土台をつくる」です。
そのうえで「考える力」を身につけるのが最善です。
なお、長い目で見れば、Webマーケティングより「数学を学んだほうが良い」です。
期待値も高く、たとえ稼げなくても「考える力」が身につくので損しないからです。
» 独学で高校数学をやり直し、おすすめ参考書3選【計算力+中学数学も】
とはいえ、とてつもなく遠回りになるので、記事後半では「考える力をつける本」も解説します。
Contents
Webマーケティングが学べるおすすめ本9選
マーケット感覚を鍛えよう
マーケティングの本です。
何度も繰り返し読む、芯のある本です。
沈黙のWEBマーケティング
ストーリー形式で図解も多く、読みやすいです。
「Webマーケティングを何から勉強していいかわからない」と感じている初学者向けの本です。
ドリルを売るなら穴を売れ
マーケティングの入門書・基本書になる1冊です。
各章の後半には「理論の具体例」がストーリーで書かれていて、わかりやすいです。
マーケティングで知っておく4つの理論
- ベネフィット:顧客の価値
- セグメンテーションとターゲティング:顧客を分けて絞る
- 差別化:競合よりも高い価値を提供する
- 4P:価値を実現するための製品・価格・販路・広告
「ものを売る、ものを買う」すべてにマーケティングが働いています。
東京ディズニーリゾートの「戦略の流れる美しさ」は目から鱗でした。
TDRでは「ベンチも多いが、ベンチから見える範囲にはジュース、アイス、軽食などを売るワゴンがある」なんて気づきません。
「早く読めばよかった」と後悔した本です。
USJを劇的に変えた、たった1つの考え方
「マーケティングの神様」と呼ばれている森岡氏の名著です。
マーケターとは何か。
マーケティングを知っていることではなく、マーケティングができる人のことです。
これ1冊で理解できるマーケティング入門書です。
いちばんやさしいコンテンツマーケティングの教本
コンテンツマーケティングとは「価値あるコンテンツの制作・発信をとおして見込み客のニーズを育成、購買を経て、ファンにさせることをめざす」手法です。
「コンテンツマーケティング」という言葉すら知らなかったので勉強になりました。
ポイント
- 価値あるコンテンツを作る
- 顧客を育てる
- ファン化する
教本というだけに、マーケティング業界の専門用語も多いです。
初学者は本書だけでかなり網羅的に学べます。
ライターズブロックを乗り越えて「まずは書いてみる」の実践方法
- 書きたいテーマを決める
- 10分間頭に浮かんだことを書きつづける
- 誤字脱字はいっさい気にしない、前に戻って編集しない
- どうしても誤字脱字が気になるときは、目を閉じて文章を書く
しょっちゅうライターズブロックがかかっています。
以下のように、自分へメッセージを送りました。
- まずは最後まで一気に書く
- どうせアップデートがある
- 直すのはいくらでもできる
- 書くものは今、この瞬間しか生まれない
- 湧き出てくるものを吐き切ることが重要
完璧主義を捨て、まずは60点を目指すのが大事です。
- 誤字があろうが脱字があろうが、ひどくてもOK
- 書きたいテーマに関連して頭に浮かんだことを書きまくる
- 文字数の制限も気にせず書く、あとで削れるから
一気に書く文章術は「ブログを早く書くコツがわかる本【素材が大事/完璧主義を捨てる】」で解説しています。
100%確実に売上がアップする最強の仕組み
- どうやったらネット広告で売れるか
- どうやったらネット広告の費用対効果を上げられるか
- どうやったらクリック率を上げ、コンバージョン率を上げられるか
上記を解決するマナブさん絶賛の最強マーケティング本です。
以下の動画で「ブログに役立ちそう」だったので、買いました。
いちばん良かったのは「2ステップマーケティングの考え方」がわかったことです。
3つを実験してみた結果
- アフィリエイトリンクの「無料体験」という言葉のあとに「モニター」をつけてみる→ クリックなし
- 集客記事のアフィリエイトリンクをはずして、収益記事への内部リンクだけにしてみる→ 検索順位変わらず
- 2ステップマーケティングを例に、最初は売り込まない、押し売りしない→ 大事な考え方(継続中)
「他の人がうまくいったからといって、自分もうまくいく」わけではありません。
むしろ「うまくいく方法が公開された時点で、すでに時遅し、賞味期限切れの可能性のある情報」と疑ったほうが良いです。
疑うというよりは「表面的なことだけマネするのではなく、本質を抽象化して、自身へ展開する」が必要です。
本を読むうえでいちばん大事なことです。
これができないと(私はまだまだできていませんが意識だけ)、何を読んでも意味がありません。
だからこそ、冒頭文で申し上げた「考える力」なのです。
本記事の内容も「使い古された情報」と考えたほうが損しません。
自分に役に立たなくなったから、公開されているのです。
正確にいえば「血肉化したからメモがわりに書き残しておく」です。
本書は素晴らしい本であると思いますが、そもそも書籍名の「100%」という言葉は強すぎます。
ネット上で「保証する」「約束する」ができれば、これほど強いものはありません。
100%はそれほど強い言葉なのです。
「強い言葉を使うべき」というメッセージとして受け取れば「うまくいかなかった保証」にはなります。
以下、読んだ当時の自分が箇条書きにまとめたところです。
広告の費用対効果を上げるために
- 強い言葉:約束や保証をする
- ABテスト:あらゆる要素のNo.1を組み合わせる(1部分だけ変えて比較、統計学的発想)
- 見込み客(高いレスポンス)→ 既存客(引き上げ)→ 固定客(リピート):無料モニターでリスト取り
- キャッチコピー:情報っぽいものに(情報を求めているから、広告と思わないから)、特定のターゲットを絞る(具体性)
- お客さまが求めていることは情報
- ネット広告から本サイトへの移動はNG:どうでも良い情報があるから。1つの商品を売るためだけのランディングページが重要
勉強になったこと5つ
- ECサイトの稼げる構成例
- ネットで儲けるための考え方
- CVR率アップのアフィリリンク例
- フォローメールのテクニック
- 最高のテクニック:確認画面でアップセル率をあげる
CVRを上げる10のテクニック
- ファーストビュー:キャッチコピー、写真、申込アイコン
- 広告原稿とランディングページの「キャッチコピー、写真」連動させる
- 申込アイコン:緑で、揺れるもの
- オファー名:サンプル→トライアル→お試し→モニター
- お気に入り登録ボタン
- 見出し:インパクトある言葉(写真の下のキャプションは読まれる)
- シナリオ:1.情報 2.商品提案
- 文字:画像文字
- お客さまの声:写真、本名、年齢、地域まで書く
- 申込フォーム手前:追伸で最後の一押し
エントリーフォーム最適化済みの9のテクニック
- 各フォームは大きめにし、見やすく
- 必須項目と残りの数を明確に・名前を入力すると「ふりなが」が自動的に入力される
- 郵便番号の入力 → 住所が自動入力
- 全角半角の自動切り替え
- 入力不備をリアルタイムで指摘
- 必須項目が正しく入力されてから申込ボタン表示
- 申し込みフォームの背景にうっすら商品画像
- フォローメールの「オプトインの同意」を必須に
不変のマーケティング
実力不足のため、評判ほど良い本に思えませんでした。
読むには早すぎた気がします。
レベルが高すぎるからです。
ブログにどう活かせばいいのか、わかりません。
ただ好きな点は「作家・中谷彰宏さんにコンタクトしたときのエピソード」です。
- 手書きのハガキ「かねてからお会いしたいと思っていました」と書かれている
- 手ぬぐい2枚
- 画集『会う人みんな神様』中谷彰宏著
- 著作本『大人のホテル』
- リボンで包まれている
お客様を感動させることは大事です。
ただ実際にどうすれば喜んでいただけるのか、中谷彰宏さんの具体例から勉強させてもらいました。
- スピード
- 手書き
- 期待させない
- 意外な一面
- 謙虚と高慢
中谷彰宏さんのファンなので、余計に嬉しくなりました。
重要ポイントをまとめます。
- 行動することのメリットを書く
- 行動しないことのデメリットを書く
- 「されたらいいな、嬉しいこと」をする
- お客様の悩んでいること、恐れていることを考える
マーケティングの7原則
- 緊急性:特長を2つ以上述べる(例:〜で〜の方)
- 限定:数量と期間
- ファクス
- 指を動かせる
- 思い切った保証:不安事項すべてに保証をつける
- 明確な指示:コピーがないと動けない人もいる
- お客様の声:集めることで効果が出る
最初のきっかけを「無料診断」にすることは有効ですが、付加価値をつくることが大事です。
見出しとは「相手のメリットを書くこと」も勉強になりました。
メモ:成約率の高い説明会
- 説明会を聞くメリット
- 成功事例の説明
- 商品の説明
- ミッションを話す
- 緊急性を強調する
- 具体的な行動を説明
本書の文章の型:PASONAの法則は「文章構成のパターンがわかる本/150字、300字、800字の書き方」で例文を載せています。
マンガでわかるWebマーケティング
- わかりやすい解説で、グイグイ読めた
- 思ったより文字が多くて、流し読み
- Webマーケティングの仕事内容に触れられた
主人公「瞳」の「【マンガ版】Webマーケッター瞳 シーズン1〜4」もいい話です。
物語に展開があり、惹きつけられました。
後半は予想外に目頭が熱くなりました。
気づいたら、Webマーケの知識が身についている理想的なマンガです。
いつの間にか、読む目的が「マンガを楽しむ」に変わっていました。
女性主人公のがんばりに共感できました。
もっと仕事内容のやりがいや喜びを知りたかったです。
ハイパワーマーケティング
乗り越えられない壁は少ない。
乗り越えたくない壁は多い。
独自の売り(USP)の本質:他の誰も提供してない特別の利益、メリットを提供するのが役割と考える
「他との取引が不合理」と考える程度にまで、圧倒的利点やメリットの多いオファーを決定する
✔︎ ビジネスを大きくする方法3つ
1クライアントの数を増やす
2クライアントあたりの平均販売額を増やす
3クライアントの購入する頻度を増やす
✔︎ USP(ユニーク・セリング・プロポジション)の見つけ方
1広い選択肢
2大幅なディスカウント
3的確なアドバイスや援助
4利便性(ロケーション、在庫、配達の早さなど)
5最高級の製品(サービス)
6迅速なサービス
7特別な各種サービス
8長期的な保証、または広範囲にわたる保証
9その他、ライバルには提供できない特別な点、有形・無形の利益、価値ある特典など
自分の強みと弱みを知る50の質問
✔︎ クライアントに利益をもたらす3つのテクニック
1製品とサービスを追加する
2ボリューム(数量)や時間を追加する
3組み合わせを増やす
すべてを今すぐテストする
✔︎ ダイレクトメールに書くべき内容
・見出しがカギ(読んでくれただけで魅力的な見返りを保証する
・製品の長所を伝える(製品やサービスが自分にどう役立つのか知りたい)、強力なメリットを1つ、他も徐々に紹介する
・事実を畳み掛ける(最初の1文が真実であれば、その後の他も真実であるに違いない
・読者に行動を起こさせる(単刀直入に読者に何をすればいいか伝えることが大事)
工夫リスト→すべてのリスクを負うので、すぐ反応してもらうようお願いする
申し出の期限と数量の制限を設けて、理由をはっきり説明する
期限内に行動しなかった場合には、サンプル獲得や無料特典のチャンスが消えることを詳細に説明する
リスクフリーを上回る効果的な保証を提供する
読者がどう返答したらいいのか、正確に、きちんと伝える
電話スキルを磨く9つの要素
見込み客から電話があった場合の対応
見込み客から手紙をもらった場合の対応
見込み客をフォローアップする電話のコツ
クライアントとの関係を深める具体的ステップ
マーケティングでは失敗は成功以上に必要なものです。
専門家とは、特定の分野でありとあらゆる失敗を経験してきた人
失敗を恐れたり、傷つくことを恐れる人間に成功はあり得ない
偶然の成功は、失敗よりも怖いこと
失敗による学びや貴重な改善の機会を奪ってしまうから
Webマーケティング:SEO6選
10年つかえるSEOの基本
有名ブロガー、アフィリエイターの方々が推薦している本です。
タイトルどおり廃れないSEOの本質を教えてくれます。
ページ数は136ページと少なく、挿絵や図解も豊富なので読みやすくわかりやすいです。
「ブレない本質、正攻法、まっすぐな王道」を学びたい方におすすめです。
基本書としても使えるので、ときどき読み返しています。
SEO内部対策の教科書
マナブさんが絶賛した本です(» 参考:Twitter)。
ブログ運営5年目ですが、もっと早く読めばよかったです。
ただ「ブログの初期に読んだほうがいいのか、果たして理解できたのか」という気持ちもあります。
ブログ開設当初ではWebデザインのHTMLの知識がなかったので、難しかったかもしれません。
しかし理解できる知識がなくとも、わかりやすい言葉で書かれています。
ブログ初期に読むと、リライトの手間が省けます。
本書では「読者とGoogleロボット」の2つに焦点を当てて、SEOについて解説しています。
- 読者にわかりやすい文章
- クローラーにわかりやすいコード
ソースコードというと難しく感じるかもしれませんが、要するにシンプルで綺麗なコードです。
「Webデザインの職業訓練に行ってよかった」と思えました。
勉強になったこと
- URLの正規化
- 画像の代替テキスト
- strongタグやbタグの違い
- センタリングタグの重要性
- できる限りきれいなHTML記述
- リストタグ(箇条書き)の重要性
- 不必要なHTMLタグを少なくする
- 内部リンクの考え方(トップページ)
- hタグとpタグをセットにする(関連キーワードとともに)
学習後、全記事(文章、コード、サイト設計、内部リンク)を修正しました。
繰り返しですが「読者と検索エンジン」の両方に評価される記事を書くのが大事です。
本書のデメリットは「SEOの外部対策」について書かれていないことです。
外部対策については同著者「はじめてのSEO」で補填できます(後述)。
ただ掲載内容は「無料ブログを使ったサテライトサイト構築」などで、簡単ではありません。
はじめてのSEO
考えたこと
- 正解はない
- 人と違う言葉を使う
- 1ページ1テーマでまとめ記事:検索需要が多い、ライバル少ない、成約率
新しいこと
- 近隣地区への集客
- ページ数分の流入
- タイトルが24文字程度?。、を含めない?110文字?
- すべてのページのタイトルを異なるものに
- 同義、類義、包含、対義、合成:Weblio類語、連想類語辞典を使う
いちばんやさしい新しいSEOの教本
SEOをわかりやすく解説した本です。
勉強になったこと
- 専門用語
- SEOの基本施策
- 重複記事の対処法
「やさしくはない」と感じました。
後半は少し難しい用語が多かったからです。
あくまで「私のレベルでは」ですが。
現場のプロから学ぶSEO技術バイブル
SEOの辞書といえます。
参考書のような位置付けです。
重箱の隅をつつくような細かい情報が豊富だからです。
使い方としては「SEO3年目くらいで知識の抜けや漏れを見つけたり、トピックを調べたりするのに重宝します。
「良い例、悪い例」の対比が役立ちました。
巻末にSEOチェック項目90も、初心者は目を通しておくと良いです。
ブログSEOの入門書
グッときたところベスト3です。
- 1位:情報収集キーワードの役割
- 2位:どんなキーワードでも最高品質の記事を書き続ける
- 3位:高品質な記事を書くためには圧倒的なインプットが不可欠
1位:情報収集キーワードの役割
集客のための「情報収集キーワード」が大事です。
- 「情報キーワード」で検索した読者の問題解決ができれば「信頼獲得」できる
- お金を稼ぐには信頼を貯めること(信頼はお金に変わる)
- 収益キーワード2割、情報収集キーワード8割の比率が良い
- ブログで稼げないのは収益記事が少ないからではなく、信頼がないから
ただそれよりも「情報収集キーワード」で検索してくれる読者に「価値ある記事」を提供することです。
面倒臭がらずに「情報収集キーワード」でユーザーニーズを完璧に満たす圧倒的なコンテンツを作成する必要があるのです。
2位:どんなキーワードでも最高品質の記事を書き続ける
70〜80%のクオリティを目指して書くなら、120%を目指して書くことです。
- 公開してから120%を目指すリライトもあり
- 「ロングテールキーワード」でも「検索回数の少ないキーワード」でも最高品質の記事を書く
どんなキーワードでもメリットはあります
- 信頼獲得
- SEO効果
- 潜在顧客
3位:高品質な記事を書くためには圧倒的なインプットが不可欠
120%のクリオティのために、圧倒的インプット(書籍5冊分)です。
- パクらなければ、本を自分の言葉に変換してOK
- 他のブログ記事の寄せ集めは、クオリティが低い
- 読書の知識 × 自分の経験 = 強いアウトプット
検索意図を脳に汗をかきながら想像して、問題解決の記事を書きます。
問題解決の手段として「読書の知識」×「自分の経験」が必要になるのです。
Webマーケティング:サイト設計3選
Google AdSense マネタイズの教科書
ポイント
- 長く読まれる記事を書くための施策
- AdSenseだけではなく長期的なサイト設計まで解説
- 初心者〜中級者までのブロガー、アフィリエイターなら必読
アドセンス施策の本だと思って読むと、裏切られます。
サイト設計の本です。
情報サイトでオーソリティーを目指そう
ミニサイトをつくって儲ける法
ミニサイトの特徴
- ニッチテーマ
- コンパクトサイズ
- 全体設計がっちり
ブログのデメリットは以下です。
- 記事が時系列なので探しづらい
- 必要な情報を得るために無数の記事を渡り歩く
- 運営歴が長いほどお目当ての記事が見つからない
- 関連記事に簡単にたどりつけない
ミニサイトのメリット
- 記事は章立て、順序立てて配置
- 初訪問でもぱっと見で内容理解
- トップページに目次あり、必要情報探しやすい
- 記事の位置が読み手ベースに配置
読者のメリット3つです。
- 時間節約→10店からの3店
- ピンポイント→テーマとターゲット絞る
- 読みやすさ(迷わずに情報収集)→細マッチョ、無駄を省く
運営者のメリット3つです。
- 集客できる(ニッチ、オンリーワン、勝てるフィールド)
- 短時間制作→完成できる
- その道のプチ達人→ニッチ、取材
ミニサイトのやり方をまとめると以下です。
- 全体構成 → 全記事のタイトル作成
- 全体像を明確に、企画書(なんちゃって
- 想定ユーザを意識、悩み課題
- つくり切るタスク管理
- カテゴリでどんなサイトかわかるように
本書の新しいところ
- 比較検討したことはネタになる
- まとまった情報が欲しいはネタになる
- 新しい挑戦はネタになる
- ユーザーニーズを段階で切り分ける
- 知識情報ゾーン+管理人の体験ゾーン
- 体験談だけでなく、読者の悩みを解決するコンテンツ
- 掛け算でテーマ絞り込み
→エリア要素
→シチュエーション・目的
→想定ユーザ属性の掛け合わせ
→時期、時間帯、期間
→金額
→用途
→立地
→逆張り
→対象
なんちゃって企画書で、ハードルを下げるのが印象的でした。
- サイト名
- ショート説明
- サイトコンセプト
- 想定訪問者
- サイト形式、内容、集客、他
- おもなコンテンツ
- アピールできる強み
- 初期タスク・課題
- 構築スケジュール
Webマーケティング:キーワード3選
1億稼ぐ「検索キーワード」の見つけ方
本音を感じるまともな本です。
稼ぐのが難しいアフィリエイトをおすすめしないからです。
キーワード選定を深く学びたい方向けです。
- 売れるためのキーワードの広げ方
- コンテンツマーケティングのあり方
- ニッチで売れるキーワードを見つける実践的な方法
「需要があるのに供給が少ない市場を狙う」に共感しました。
- 穴場:需要がある、供給が少ない(ニッチ)
- ビジネス:需要に応えること
- NG:需要がない、需要があっても供給者が多い
- リーバイス:人が集まる、需要、問題解決
- 急いでいる客は広告をクリックする
売れない言葉
- ウォンツ商材言葉は儲からない
- 悩みが浅い言葉は儲からない(検索理由は問題解決だから、解決策が必要)
- 知られていない言葉は売りようがない
- 他人の固有名詞より、普通名詞
クリティカルキーワード8
- タウンページ言葉は売れる
- タウンページ言葉+地名
- 問題発生言葉
- 秘密にしたい言葉
- 業界専門用語
- マニアックな趣味言葉
- インターネット言葉
- 教育言葉
穴場
- 流行キーワード
- 季節キーワード
- のほほん業界キーワード
- ネガティブキーワード
本書の新しいところ
- 1日1回しか入力されない言葉が63%
- ビッグキーワードではなくらニッチキーワードを狙う
- 最強のビジネス戦略は戦わずして勝つ
手順
①検索キーワードにあった商品は何か?
②ニッチキーワードを狙う - 最も収益率の良い資産:顧客リスト(アフィリエイトは作れない)※1万円以上は数%
- 検索する人1000人、クリック10%、購入1%
- 絶対に1位戦略
- ニッチで高額を目指す(少数の深い悩みを持つ人へ)
- なんでも屋は中途半端で専門性のないサイト「1キーワードに1商品」「今すぐ買う客に焦点」
- 満たされていない需要を満たすこと、誰も解決してくれない問題を発見し、解決してあげること
ロングテールアフィリエイトの極意
本書の結論は「競合に勝つためにニッチなキーワード(ロングテール)を狙って、記事を量産する」です。
1つ1つの検索ボリュームは小さくても、全部を足して集客を増やすのがロングテールSEOなのです。
以前、マナブさんがブログコンサルで「3語のロングテールを狙って、ひたすら記事を書くといいですよ」と誰かにアドバイスしたのが心に残っています。
「ロングテール」の意味は知っていましたが「検索ボリュームの少ないロングテールを狙うのは意味があるのかな」と疑問でした。
そんな疑問を解決してくれたのが本書です。
愚直にユーザーに焦点をあて、コツコツ記事を積み上げていくのは大変です。
時間もかかるデメリットもあります。
ただ資産になる手法なので、長期戦のブログでは正攻法です。
以下、心に残ったところのまとめです。
- 売り込みや押し売りはやってはいけない。売り込みとわかった瞬間にお金を払うことを躊躇するから
- アフィリエイターの仕事は物を売ることではない。セールスページにユーザーを導いてあげること
リスティング広告成功の法則
マナブさんのおすすめ本です。
本書でわかること
- リスティング広告の基礎
- リスティングのメリット、デメリット
- キーワード概念
- 広告文の考え方
グッときたところベスト3
- ユーザー本人すら気づいてない潜在ニーズを、広告で、商品・サービスへの需要として顕在化させる:コンテンツターゲットの最大の強み
- リスティング広告業界の正解:クライアントのビジネスを加速させる、または保守する
- 仮説を立て続ける、最適化に終わりはない:仮説を確認したなら計測したこと、仮説に反していたなら発見したこと
読む価値のある人
- Web広告の仕事をしている人
- Web広告へ就職を考えている人
- キーワード理解をしたい人
- リスティング広告に興味がある人
Webマーケティングに役立つ考える力をつける5冊
世界一やさしい問題解決の授業
早めに読んでおけばよかった本です。
問題が起きるたびに「本書の手法」が使えるからです。
手法は慣れれば、慣れるほど違う問題に試したくなります。
たとえば、以下など。
- ダイエット
- ブログアフィリエイト
- 目標達成の課題
本書は117ページですが、エッセンスが濃縮された1冊です。
問題解決の流れ
- 現状の理解
- 原因の特定
- 打ち手の決定
- 実行
問題解決能力が身につきます。
マインドマップやノートに分解ツリーを書きたくなります。
ダイエットのために書いたマインドマップが以下です。
目標を設定しても、なかなか達成できなかった私には有益でした。
実際、68.0kg → 65.7kgまで1ヶ月で達成できたからです。
※続編『世界一やさしい右脳型問題解決の授業』
前著が問題解決なら、本書は問題を浮き彫りにしてアイデアを出す方法論です。印象は「ボリュームは少なく、どこかで読んだ内容かな」でした。アイデア出しの具体的方法には「何のためを考える。アイデアは数、数、数。ズラシ法をつかう。反応を見る、質問をする」です。
»『世界一やさしい右脳型問題解決の授業』の詳細を見る
仮説思考
あらゆる情報を集めてからじゃないと考え始められない。
情報はあればあるほど、素晴らしい結論にたどりつける。
あらゆる可能性をたどり、調べ尽くすことが大切なこと。
上記の考えは「間違っている」と認識させてくれました。
情報を集めすぎて、締め切りに間に合わない経験があったからです。
本書でわかること
- 仮説思考を身につけることで得られるメリット
- どうしたら仮説を構築できるのか
- 仮説を検証し、進化させていくノウハウ
- 仮説思考力を高めるために日常でできること
仮説(アウトプット)から始めるのが最短です。
著者の類書もチェックしました。
イシューからはじめよ
13歳から鍛える具体と抽象
自分のアタマで考えよう
数学で解法暗記ばかりしてきた人におすすめです。
自分のアタマで考えてこなかった人には、理解できないかもしれませんが(私のように)。
本書を読んで変わったことは「数学の問題を解くときに、回答を見なくなった」です。
正確にいえば「自分で納得のいく、根拠ある回答が出せるまでは答えを見ない」です。
要点メモ
- 知識は過去:過去の事実の積み重ね
- 思考は未来:未来に通用する論理の到達点
知識と思考を区別する
- 過去の知識にとらわれない
- 考えるとはインプットをアウトプットに変換すること
- インプットをもとになんらかの結論を出した、ある考えに至った
- 考えるとは何かを決めること、結論を出すこと
- 本を読んで情報収集をしても考える力はつかない(自転車と同じ)
なぜ、だからなんなの
- 例:なぜ売り上げが伸びたのか、人口が減ったのか
- 例:次は何が起こるのか
自分で考えて予測する
分解図でありえるすべての可能性を網羅的に洗い出す
構成要素に分解し、あらゆる組み合わせを考える
すべての分析のはじまりは比較
- 対象 → 何と何を比較するのか
- 項目 → どの点について比較するのか
- 比較の基本は「縦と横」
- プロセスの比較
フィルター
- 新たな選択基準(価格、機能、デザイン)= 新たなフィルターを提示する
- ゲームのルールを変える
知識を思考の棚に整理する
- 知識を整理するための思考の棚を持っていて、次に知りたい情報を意識的に待っているかどうか
- 思考の棚に合わせて事前に考えておく(何が言えるか、結論は何か)
- 思考がすでに完了している
- 知識を記憶するのではなく、思考の棚に整理する
- 知識は思考の棚に整理する
- 空いている棚に入れるべき、まだ手に入っていない知識を常に意識する
- 知識が手に入れば言えるようになることを、事前に考えておく
まとめ:その他に読んだWebマーケティング本リスト
- 「SEO対策・超入門2023」
表紙が2024になっているが中身は古い。SEOの基礎がまとまっている。SEOを勉強した人でも復習になる。
潜在ニーズの簡単な導き方がわかる。潜在ニーズの「なぜを2回考える」は役立った。
文章は体言止めがなくて好き。読みやすかった。他の著作も購入した - 「Web集客超入門2024」
基礎がまとまっているが、タイトルの「2024」にふさわしくない内容。コロナのキーワードが出ている時点で古い - 「Web担当者・三ノ宮純二」
Webの仕事が少し見える。得るものはなかった - 「さっとが」さんのブログ関連本(検索1位をとる、ワードプレス、恋愛…)、もう消去してしまったようですが内容は良かった
その他にも30冊以上は読んだはずが、記憶に残っていないので「その程度だった」と評価し、思い出すことをあきらめました。
以下は評判が良いけれど、読まなかった本です。
- 「アフィリエイト上級バイブル」
「読もう、読もう」と思っていたが、実力不足ゆえに「まだ早い」と読むのを先延ばしにした本。結局、読まなかった - 「共感SNS」
ゆうこすさんのSNSマーケ本。売れに売れていたので気になっていたが、結局、Twitterをやめたので読まなかった - 「共感メルマガ」
読もうと思った理由は忘れた。理由を忘れたので、読まなかった本
以上です。