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伝わる文章を書く技術がわかる本【読書感想文・書評】良い文章を書くためにもっと本を読もう

伝わる文章を書く技術

親愛なる君へ

  • 「伝わる文章を書きたい」
  • 「書籍『伝わる文章を書く技術』の感想を知りたい」

この記事はそんな方へ向けて書いています。

本記事は、書籍『伝わる文章を書く技術』印南 敦史【著】の読書感想文・書評です。

著者は書評家として、ビジネスパーソン向けウェブメディア「ライフハッカー」でビジネス書を中心に書籍を紹介しています。

書評の数は年間250本ほどで、読書量は1日1冊以上。
そんな著者が「書くこと、読むこと」について書いた本です。

この記事でわかること

・読書感想文・書評
・グッときたところベスト3
・Twitterの口コミ

 グッときたところベスト3

第1位 ”刺さる”を考える
第2位 時間をかければいいわけではない
第3位 「読ませる」文章に必要なセンスの磨き方

 本記事の信頼性

✔︎ 読書量:一般書籍4,465冊+漫画1,362冊。

こーいち
「読み書き」の量をこなせる、プロ書評家の本です。

伝わる文章を書く技術がわかる本を読んで、グッときたところベスト3【読書感想文・書評】

伝わる文章を書く技術

グッときたところベスト3を引用します。

第1位 ”刺さる”を考える

この点について考えたとき、いちばんよくないのは「記事をじっくりと読んでもらえれば、その価値はきっと伝わるはず」というような書き手側の身勝手な考え方です。
繰り返しになりますが、読者には時間がありません。なによりも、それを大前提とすべきです。にもかかわらず、「内容はいいんだから」と「じっくり読んでもらう」ことに期待するのは的外れもいいところ。それではまったく順序が違います。

すべてを読んだうえで「おもしろかった」と感じてもらえるというのは、あくまで最終的な段階です。必ず読んでもらえるなら、こんなに楽なことはありません。でも、それはあまりにも現実的ではない話。ユーザーは冷酷なものです。別に保護者でもないし、慈善事業をしているわけでもないので、魅力を感じなかったら離れていくのは当然だと考えるべきです。

読者は忙しい。

時間をかけて文章を書いていると、つい忘れがちです。

読者を逃さないためにも、次の2つが大事と著者はいいます。

・タイトル
・見出し

「タイトル」で刺さなければ、読者は逃げていきます。
「見出し」で刺さなければ、読者は逃げていきます。

タイトルと見出しで「読んでみたい」と思わせなければならないのです。

作家の中谷 彰宏さんも「読者は忙しい。文章は常に1秒が勝負のサドンデス」といいます。

1文でも面白くなければ、離脱していくのです。

著者は「タイトル」を「お店の看板」に例えています。

いい商品が置いてあったとしても、看板が出ていない店には読者は興味を持てないのです。

第2位 時間をかければいいわけではない

個人的に、文章執筆における最大の無駄は、必要以上の時間をかけることだと思っています。

〜中略〜

もちろんプロセスがないと結果につながらないわけですから、それも無駄ではないという考え方もできるでしょう。とはいえ重要なポイントは、悩んだときは最初のかたちに戻る確率が非常に高いということ。だとしたら、あれこれ余計なことを考える無駄は省いたほうがいいですし、そもそも頭がスッキリと冴えわたっている最初の状態で出たアイデアのほうが圧倒的にいい場合が多いのです。

そして、文章もまた同じ。これは経験的にいえるのですが、無駄な時間をかければかけるほど、その文章からは鮮度が失われていき、表現もお粗末になるものです。だからこそ前項で触れたとおり、まずは勢いで書いてみる。とりあえず、書き上げることだけに神経を集中させる。できあがったら(可能であれば少しだけ時間を置いてから)読んでみて、おかしな部分をひとつずつ修正していく。それがいちばん効率的です。

最初の段階でパーフェクトを目指すのではなく、書いてみてから修正するほうがいいのです。そしてそれは、無駄な時間を短縮することにもつながっていきます。

上記ツイートのとおり。

読まれるかどうかは、時間に比例しません。
時間をかけたからといって、読まれるとは限らないのです。

最適解は、一気に書き上げること。

あとで読み直して、修正すればいいのです。

・書くときは一気に書く
・時間を置いて、読み返し、書き直す

こーいち
良い文章を書く秘訣です。

ライフハッカーの書評は2,000文字、執筆時間は30分〜1時間

通勤時間などにサラッと読んでもらうために、たどり着いた文字数が2,000文字だそうです。

著者は下記のように言い切ります。

・ネットに長文は適さない
・スマホで読むのは疲れる
・紙に比べて集中力も落ちる

2,000文字は読者にストレスを与えないギリギリのラインなのです。

驚くべきは執筆時間の短さ。
2,000文字を30分〜1時間で書き上げます。

本書には執筆にあたり「著者の4つの作業工程」が解説されていますが、一番重要なのは「推敲」といいます。

こーいち
他の工程は「とにかく時間を短縮」です。

第3位 「読ませる」文章に必要なセンスの磨き方

センスを磨くためのポイント① 読む習慣を身につける

〜中略〜

センスを磨くためのポイント② 他人の視点に立つ

〜中略〜

センスを磨くためのポイント③ 好きな書き手の真似をする

著者は読ませる文章に必要なのは、次の5つといいます。

① センス
② 文法
③ リズム
④ 簡潔さ
⑤ 削ぐ力

引用文では①センスを磨くためのポイント3つを引用しました。

順番に解説します。

センスを磨くためのポイント① 読む習慣を身につける

とにかく「浴びるようになんでも読書する必要がある」と感じます。
読んだ量、書いた量で文章は決まります。

著者は「学ぼうという意志がなくとも、読む習慣さえ身につけることができれば、必要なことは自然とインプットされていく」と述べています。

こーいち
これは励みになる言葉です。

センスを磨くためのポイント② 他人の視点に立つ

文章のセンスを磨くために「他人の視点に立つ」とは、どういうことか。

 考えたことは以下のとおり

「他人の視点=客観的」であれば、センスは磨かれそうです。
なぜなら、自分の文章を客観的に眺めることができれば、修正できるからです。

 著者の回答は、以下のとおり

「他人が読んだらどう感じるだろうか」という視点を持つようにしておけば、自分目線では見えないものが見えてくる。

とはいえ「書く前は客観的になる必要はない」といいます。
なぜなら、頭でっかちになって書けなくなるから。

大事なのは一気に書くこと。
読み直すときに客観的になること。

センスを磨くためのポイント③ 好きな書き手の真似をする

 考えたことは以下のとおり

好きな書き手の文体は、好きだから真似しやすく吸収しやすい。
真似は学ぶに通じる。
自分の頭の範囲を超えられて、語彙、文体を身につける良い機会。

 著者の回答は以下のとおり

重要なのは素材やポイントを生かすこと。
画家が模写からスタートし、それをオリジナリティへと昇華させていくように、まずは好きな作家やライター、ブロガーなどの真似をしてみること。

著者はさらに「真似た文章を書き続けると、飽きたり、恥ずかしく感じるときが来る」と述べています。

「その時点で、自分らしさを表現するにはどうすばいいのか考えればいい」と言い切ります。

まずは真似をする。
飽きたり、恥ずかしくなったら自分色を出す。

『伝わる文章を書く技術』は文章の書き方に重きをおいた本

伝わる文章を書く技術

年間250本の書評を書く著者の文章テクニックとは?

私は読書感想文・書評を書くので、著者のような書評家が書いた「文章の本」に興味を持ちました。

読み終えた感想は「書評の書き方」よりも「文章の書き方」に重きをおいた本です。

もちろん「書評の書き方」で注意しているポイントも書かれています。

例えば、下記のとおり。

・どこを引用するのか
・引用文と地の文の割合
・書評の書き方での注意ポイント

あくまで「ライフハッカー」のメディアにおける「書評の書き方」という印象を持ちました。

こーいち
通勤中にスマホで読むような方を対象にした書き方なのです。

それ以上に「伝わる文章を書く技術」にフォーカスされているのが本書です。

・伝えるための文章表現
・大切なのは「つかみ」と「まとめる」テクニック
・読ませる文章に必要な5つ

おまけ的な読み物として、以下についても触れています。

・読書術(新しい本を手にしたときにする3つのこと)
・時間術
・著者が夢中になった10冊の本

こーいち
個人的には「繰り返し書き続ける勇気」をもらえました。

ライフハッカー編集長との対談もある4つの章

目次

STEP1.プロ書評家が教える読書術・時間術
STEP2.読み手の視点に立つ
STEP3.大切なのは伝えること
STEP4.「読ませる」文章の書き方
対談.「ライティングで大切なことって何ですか?」

『伝わる文章を書く技術』は、ビジネスパーソンにおすすめ

こんな方におすすめ

  • ビジネスパーソン。
  • 日常的に文章を書いている人。
  • 伝わる文章を書きたい人。

本書は日常的に書かざるを得ない人たちに向けて、書かれています。

 Amazonの紹介文を引用

誰にでもできて、稼げる文章力がすぐ身につく!ビジネスパーソンのためのNo.1ブログメディアライフハッカー「日本版」の書評家が「まとめ」「書き」「伝える」テクニックを大公開!

 著者のプロフィール

印南 敦史(いんなみ あつし)
1962年生まれ。東京都出身。ライター、書評家、コピーライター。
広告代理店勤務時代にライターとして活動開始。現在は多方面で活躍中。
2012年より、ライフハッカー[日本版]に週約5本のペースで書評を寄稿。好評を得ている。
『ブラックミュージック この一枚』『あの日、ディスコが教えてくれた多くのこと』(以上、光文社)、『音楽系で行こう! 』(ロコモーションパブリッシング)など著書多数。

書名:『伝わる文章を書く技術』
著者:印南 敦史
単行本:191ページ
出版社:KADOKAWA/中経出版
発売日:2014/11/27


『伝わる文章を書く技術』の口コミ

 Twitterの口コミ10個を引用

【まとめ】『伝わる文章を書く技術』は、もっと読書しようと思える本

伝わる文章を書く技術

本記事では、『伝わる文章を書く技術』印南 敦史【著】の読書感想文・書評を書きました。

グッときたところベスト3をつなげて、まとめる

第1位 ”刺さる”を考える
第2位 時間をかければいいわけではない
第3位 「読ませる」文章に必要なセンスの磨き方

つなげて、まとめると以下のとおり。

読ませる文章のセンスを磨くためにする下記3つの意識しつつ、「タイトルと見出し」を工夫して読者に刺さる文章を書く。

① 読む習慣を身につける
② 他人の視点に立つ
③ 好きな書き手の真似をする

書くときは一気に書き上げ、推敲に時間をかける。

こーいち
さらにプラスして、書き出す前に「文章の構築」にも時間をかけることですね。

良い文章を書くにはたくさんの本を読むことが大切

ライフハッカー編集長・米田智彦さんとの対談にある言葉です。

・ネットばかり読んでいる人は表現力が足りない
・深みのある文章を書く人は読書家

1日1冊以上を読んでいる著者と編集長の言葉は、説得力があります。

こーいち
「書くことも大事だけれど、もっと本を読まねば」と改めて思ったのでした。

以上、『伝わる文章を書く技術がわかる本【読書感想文・書評】良い文章を書くためにもっと本を読もう』の記事でした。

こーいちより

P.S. 伝わる文章を書こう。


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