- 日記のメリットを知りたい
この記事はそんな方へ向けて書いています。
本記事を書いている私は、日記歴19年7ヶ月です(2000年11月7日より開始)。
日々の感想ではなく「行動と感情」を記録する日記です。
行動記録は、下記など
- 読み終わった本の名前
- ブログを書いた時間、本数
- ランニングの距離
- 遊びの内容
- 旅をした場所
感情記録は、下記など
- ネガティブな感情
- ポジティブな感情
他にも起床時刻、体重、食べたものを記録しています。
メリットがあるので、19年7ヶ月続いています。
本記事では「行動と感情を記録する日記のメリット」について解説します。
日記とは「人生のレコーディング」です。
レコーディングダイエットの人生版なのです。
結論
✔︎ 行動記録のメリット
- 未来の行動をつくる
- 想い出を記録できる
- バランスよく成長できる
✔︎ 感情記録のメリット
- 自分がわかる
- ネガティブな感情が減る
- ポジティブな人間になれる
Contents
「行動と感情」を記録する日記のメリット【日記歴19年7ヶ月】
行動記録のメリット、感情記録のメリットを見ていきましょう。
行動記録の3つのメリット
- 未来の行動をつくる
- 想い出を記録できる
- バランスよく成長できる
1.未来の行動をつくる
行動記録で、過去を振り返られます。
過去を振り返ると、気づきから行動のきっかけが得られます。
たとえば下記のように。
- 「あれ、今週は読書量が少ないな。明日からもう少し本を読もう」
- 「ブログがちょっとオーバーワーク気味だな。平均したペースを目指そう」
- 「ランニングの目標距離が足りていないけれど、今月はあと○○日あるからノルマは達成できそう」
過去の自分が、未来の行動をつくるのです。
2.想い出を記録できる
本や遊び、食事、旅行などの記録で、想い出を振り返られます。
人間の記憶は危ういもの。
自分で完璧に覚えていたつもりでも、案外、都合のいい記憶にすり替わっていることもあります。
記録しておくだけで、想い出は正確に保存されます。
人生は想い出です。
何が起きようともすべて、例外なく想い出に変わっていきます。
忘れてしまうのはちょっと寂しいこと。
想い出は人生を豊かにします。
ただ記録しておくだけでいいのです。
3.バランスよく成長できる
「心技体」をバランス良く成長させたいと考えています。
「心技体」に加えて大事なのが「遊」「旅」です。
5つの没頭で成長させたいのです。
- 心:本を読む
- 技:ブログを書く
- 体:ランニングをする
- 遊:ゲームをする
- 旅:旅をする(添乗をする)
ノートに毎日、記録していきます。
- 心:読んだ本の内容(月間累計)
- 技:ブログを書いた本数、時間
- 体:ランニングした距離(月間累計)
- 遊:ゲームをする(ゲームの回数など)
- 旅:旅をする(旅をした行き先)
日記を振り返ることで比較できます。
たとえば下記など。
「読書よりブログに時間を使い過ぎている」
「遊んでいないから、遊びを増やそう」
「旅行していない」
書かないと気づけません。
書けば一目瞭然です。
書くことで客観的になれるのです。
感情記録のメリット3つ
- 自分がわかる
- ネガティブな感情が減る
- ポジティブな人間になれる
記録する感情は2つです。
- ネガティブな感情
- ポジティブな感情
1.自分がわかる
2つの感情を記録していくことで、自分がわかります。
感情記録は始めたばかりですが、ネガティブな感情が多いです。
後述のノートに公開していますが、見せられたものではありません。
自いかにネガティブな人間なのか、思い知らされたからです。
まずは知ることです。
知らなければ改善のしようがありません。
「感情を記録して、自分を知ること」で気づきが得られます。
2.ネガティブな感情が減る
感情を記録していくと、ネガティブな感情でノートが埋め尽くされます。
自然と「ネガティブな感情を減らしたい」と思うようになるのが不思議です。
たとえば、日記を読み返すと「ゲームのやり過ぎで3時間で5,000円を失い、ストレスを感じた」と書いてあったとします。
感情を記録をしていると「同じネガティブな感情を書かないためにはどうすればいいか」を考えるようになるのです。
下記などの解決策を考えるようになるのです。
- ゲームで勝つ方法を考える
- ゲーセンに300円しか持っていかない
- ゲーセンには行かない
どれかを実践すれば、以前よりネガティブな感情を味わうことは減ります。
人生が変わり始めるのです。
3.ポジティブな人間になれる
ネガティブな記録が減っていくと、今度は「ポジティブな感情を増やしたい」と思えます。
ポジティブな感情を味わったことを記録します。
そうすると「また同じ感情を味わうためにはどうすればいいか」を考えるようになるのです。
- こんな言い方をしたら喜ばれた
- 長いクラシック音楽を聴きながらだと仕事に集中できた
- 朝早く起きて仕事を進めたらポジティブな気持ちになれた
同じことを繰り返せば、ポジティブな感情を味わえ、またノートに記録できます。
いつの間にか「ポジティブだらけの行動をするようになるのです。
完全に人生が変わります。
感情の記録は人生を幸福にします。
体重、起床時刻、食べたものを記録
その他として、3つを記録しています。
- 体重
- 起床時刻
- 食べたもの
体重と食べたものの記録は、体重管理に役立ちます。
体重は家人が見るカレンダーに記録していくと効果的。
みんなが見るのでカッコつけたくなるから。
起床時刻は朝型の生活をしたいので記録しています。
日記で人生をレコーディングする
「行動と感情」を記録することは、人生のレコーディングです。
人生を記録していくことで、無自覚だった成長の偏りやアンバランスな感情がわかり、人生をより良くするための改善を促していけるからです。
だいぶ前に「レコーディングダイエット」が流行りました。
» いつまでもデブと思うなよ(岡田斗司夫)
レコーディングダイエットとは「食べたものを記録して食べ過ぎを防止する」ダイエットです。
日記はレコーディングダイエットの「人生版」です。
成長に辛い努力は不要です。
記録だけで改善したくなるのです。
「行動と感情」を記録する日記の書き方
日記の一例が、上記画像のとおり。
左側のページに行動記録を書く
ノートは「コクヨ Campus B 6mm×35行 100枚」を使用しています。
左側のページに以下を記録していきます。
- タテ軸:日付、起床時刻、体重、ブログ投下時間
- ヨコ軸:成長させたいカテゴリ(心技体遊旅)
この週では以下の気づきが得られました。
- 6月24日はブログ2時間、6月25日はブログ4時間だけなので「週末に取り返そう」と思っています
- 6月25日にエクバ2で5,000円をつぎ込んでしまったので、当分やらないことを決めました
- 足の痛みからランニングしていなかったので、そろそろ再開しようと思っています
ランニング日記は「【ランニングで痩せたい】目標は月200km、週50kmを積み上げ」にまとめています。
右側のページに感情記録を書く
- ネガティブな感情
- ポジティブな感情
1番右側に食べたものも記録しています。
この週で得られる気づきが以下です。
- 6月22日は昼寝のしすぎで「時間をムダにした」と思い、イライラ
- 6月23日は子どもに仕事を中断され「ポケモンのID、PASSがわからない」と言われ、調査に1時間を使ってしまいイライラ
- 6月25日はゲーセンでお金と時間を使い過ぎてイライラ
ポジティブな感情は6月23日に数学を勉強しただけです。
»独学で高校数学をやり直し、おすすめ参考書3選【計算力+中学数学も】
いかにネガティブな感情まみれなのかがわかります。
同じ失敗を繰り返さないためにも「改善をしよう」と考えるようになるのです。
週末、月末に読み返して気づきを得る
週末や月末に振り返ります。
記録して終わりではもったいないです。
振り返ることで気づきがあります。
月末の振り返りは下記記事にまとめています。
»【500記事で絶望】ブログ1年5ヶ月目の運営報告【15,800PV、8,300円】
その他、日記のメリットについてのメモまとめ
- 思考の整理ができる
- 進歩や後退に気づける
- 精神的に安定する
- 字がきれいになる
- 文章能力が上がる
- ノートの左側にネガティブな感情
- ノートの右側にポジティブな感情
書き始めるとネガティブな感情ばかりに気づけます。
ポジティブな感情を探そうと、日常にアンテナが立ちます。
感情を記録するだけでポジティブな人間になれるのです。
- 字が上手になる
- 語彙力アップ
- 表現力アップ
- 記憶力アップ
- メンタルケア
まとめ:日記のメリットを知り、人生をレコーディングしよう
日記で人生が変わります。
記録で「無自覚だった行動、感情」を意識でき、毎日の過ごし方が変わります。
以前の自分と比較すれば、成長や収穫に気づけます。
日々の小さな改善の積み重ねが、より良い人生につながります。
なお職業訓練校に通う日記は「職業訓練校・Webデザインの学習日記をブログにまとめる3つの理由」で解説しています。
以上です。
P.S. 毎日が楽しくなるのもメリットです。
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