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バスドライバーnavi「どらなび」の評判【メリット、デメリット】

2024年3月12日

バスドライバーnavi「どらなび」の評判【メリット、デメリット】

 想定読者

  • バスドライバーnavi「どらなび」の口コミ評判を知りたい
  • どらなびを使うメリット、デメリットを知りたい

この記事はそんな方へ向けて書いています。

 この記事でわかること

  • どらなびの口コミ、評判
  • どらなびのメリット、デメリット

 本記事の信頼性

  • どらなびに「履歴書、職務経歴書」を登録
  • 他サイトの「検索回数と求人数」をチェック
  • 筆者は回送ドライバーの仕事をしている

バス乗務員への転職手段として転職サイト(リクナビNEXTやdodaなど)が思い浮かびますが、バス専門サイトはまだまだ少ないです。

検索すればネット上は広告だらけ、どれが正しい情報かわかりません。
バスドライバー専門の求人サイト「どらなび」もしかり、ネット上には口コミ評判が1つもないのです。

本記事は「どらなびの使い勝手や信頼性はどうなの?」という疑問から、実際にサイトを使ってみた経験談のまとめです。
この記事を読むことで、どらなびとはどんな転職サイトなのか、実体験から得た「メリットとデメリット」がわかります。

メリット
  • 日本バス協会に登録されている
  • どらなびEXPOが予約できる
  • 求人数が多い(10サイト比較)
  • バス会社の情報が多い
  • 別途、専門サイト2つあり
  • サイトが使いやすい(学べる)
  • バス会社紹介サービスあり
デメリット
  • 求人内容は他社と変わらない
  • 大型二種免許がないとバス会社紹介サービスが使えない
  • どらなびを使った転職者の体験談がわからない

 バスドライバーへの転職活動の近道
バス会社の情報を得るなら、どらなびEXPO(合同説明会)が早いかもです。
無料で参加できて「QUOカード500円分」もらえるので、足を使ってコスパ良く、一次情報を集めるのもありですね。
» どらなびEXPOの公式サイトを見る

バスドライバーnavi「どらなび」の口コミ評判

繰り返しですが、前提としてWeb上に第三者による「どらなびの口コミ」はありません。

確認した情報源は3つです。

  • Twitterで検索
  • Googleで検索
  • どらなび公式サイト

Twitter:口コミ評判なし

Twitterで「どらなび」で検索してみましたが、口コミはありません。
» 検索結果を見る

考えてみれば、どらなびで転職に成功した人がわざわざTwitterに投稿するとは考えにくいです。
バス乗務員に転職する人が、転職体験談をツイートするのか想像しにくいからです。

なお口コミではありませんが、Twitterに参考情報はありました。

公式サイト:口コミ評判なし

どらなびの公式サイト」にも口コミの掲載はありません。

どらなびは転職サイトの側面(情報を自分で取りにいく)が強いです。
転職体験談の掲載を期待して、サイトの隅々を探しましたが皆無でした。

どらなびEXPOの「参加者の声」はありました。

なお「どらなびブログ」にも口コミはありません(2019年で更新ストップ)。

他サイト:口コミ評判なし

どらなび 口コミ評判」で検索し、上位10サイトを確認しました。

  • 公式サイトや転職訴求がラインナップ記事
  • 「口コミ評判はありませんでした」の回答
  • どらなびEXPOに参加してみた感想

どらなびを実際に使ってみた「口コミ評判」はないのです。

参考:会社名の検索回数

どらなびの口コミ評判がわからないため、7社の「会社名の検索回数」をキーワード検索ツール「Ubersuggest」で調べてみました。

会社名の検索数が「知名度」に影響していると考えたからです。

「検索回数が多い=評判が良い」ではありません。
月間の検索回数の多い順に、まとめました。

口コミ評判についての情報は以上です。

次の項目では筆者が実際に使ってみた一次情報(メリット、デメリット)をまとめていきます。
なお筆者の前提は、以下です。

  • どらなびのエージェント機能は未使用(Web履歴書は登録済)
  • 2024年3月24日どらなび運営の企業説明会(葛飾区)予約済
  • 2024年5月11日「どらなびEXPO(東京都・浜松町)」参加済

「どらなび」のメリット

「どらなび」のメリット

 どらなびのメリット7つ

  1. 日本バス協会に登録されている
  2. どらなびEXPOが予約できる
  3. 求人数が多い(10サイト比較)
  4. バス会社の情報が多い
  5. 別途、専門サイト2つあり
  6. サイトが使いやすい(学べる)
  7. バス会社紹介サービスあり

1.日本バス協会に登録されている

日本バス協会」に登録されている求人サイトは4つです。

バス協会に登録されていることが「信頼性」につながるわけではありません。
単にどらなびがバス協会に「うちの広告を掲載してください」と営業し、承諾されただけかもしれないからです。

ただ、他の登録サイトは「マイナビ」や「doda」など大手転職サイトです(バスギアターミナルは不明ですが)。

「大手転職サイトと肩を並べて、掲載されている」を、信頼性の1つとして考えました。

なお「どらなび」は下記登録されている唯一のバスドライバー転職サイトでもあります。

2.「どらなびEXPO」が予約できる

どらなびEXPO」とは、どらなびが企画・運営するバス運転手専門の就職イベントです。

自由に企業ブースを訪問でき、採用担当者や先輩社員から一次情報(仕事内容、社風など)が得られます。
企業ブース以外にも、転職サポート「どらなび講座」やキャリア相談コーナーもあります。
1日参加すれば、盛りだくさんの情報が得られ、次のアクションにつながる転機になります。

「どらなびEXPO2024」の開催予定は、以下です。
出展数は8月8日時点です。

  • 関西会場:2024年9月28日(土)ハービスホール、39社出展
  • 東京会場:2024年10月12日(土)東京国際フォーラム、58社出展
  • 名古屋会場:2024年10月19日(土)JRゲートタワー、27社出展

 どらなびEXPOに参加するメリット

  • バス会社の情報が一度に得られる
  • バス会社の担当者の話が、聞ける
  • 無料で参加(入退場自由)
  • 未経験者OK、履歴書不要、服装自由
  • 特典のQUOカード500円分がもらえる

「どらなびEXPO」が予約できるのは公式サイトだけです。
詳しくは「どらなびEXPOの公式サイト」でチェックできます。

体験談は「【どらなびEXPO体験記】5社参加してわかったメリット、デメリット」にまとめました。

3.求人数が多い(10サイト比較)

バスドライバーの求人数を10サイトと比較しました。
どらなびの求人件数は「2位」のです。

バス運転手の求人数の多い順です(2023年3月)。

  • 1位:ドラEVER(639件)=求人応募のたびに個人情報入力が面倒。動画があるのは良い。無いもの(説明会情報、フリーワード検索)。求人掲載料が安い
  • 2位:どらなび(162件)=新着求人が多い。全国エリア対象。フリーワード検索あり
  • 3位:リクナビNEXT(153件)=求人は多く、更新性、信頼性もある(自力で転職したい人向け)
  • 4位:ドラピタ(86件)=フリーワード検索なし
  • 5位:ドラプロ(85件)=更新頻度は低い。フリーワード検索なし
  • 6位:マイナビ転職(84件)=求人掲載が高いので(リクナビ、dodaも)、大手バス会社が多い(採用に力を入れている)
  • 7位:バスギアターミナル(59件)=バス会社のHPに飛ぶだけ
  • 8位:doda(31件)=バス専門ではないが、dodoの営業担当がつき、アドバイス&面接のフィードバックあり
  • 9位:プレックスジョブ(23件)=いきなりLINE登録まで遷移する。登録後はTEL&メール攻勢(受け身な人には良い)
  • 10位:運転ドットコム(25件)=新しい求人はあるが少ない。情報が多岐にわたり、探しにくい

どらなびは新着求人が多く、いつもサイトが活性化しています。

  • 「今週の新着求人」だけで50件以上あり
  • 地域別に特化した求人あり
  • 働きやすい職場認証制度の求人あり
  • バス運転手養成制度の求人あり(後述)

具体的な求人内容は「どらなびで見つかるバスドライバーの求人3選【大手、優良、地域別】」にまとめました。

併用価値のあるサイト

理由は「比較できて、被らない」からです。

情報量が多いので管理が必要です。

補足ですが「Indeed」で「バス運転手」で検索すると5084件の求人がヒットしました。
掲載料が無料なので、求人量はダントツです。
釣り求人もあるので(経験済)、比較対象に入れませんでした。

4.バス会社の情報が多い

サイト掲載のバス会社の情報は「網羅されている」と感じます。

たとえば、以下です。

  • 募集要項:対象となる人、給与、賞与、昇給、勤務時間、勤務地、休暇、福利厚生、試用期間、定年・再雇用制度、会社説明会、勤務地、担当車両、研修制度など
  • 応募方法:必要書類、選考プロセス、面接場所、連絡先、担当者、受付曜日・時間、面接の場所、入社日
  • 企業情報:社名、設立、資本金、住所、事業内容、車両数、従業員、メーカー車両、バス協会会員かどうか、貸切の認可、セーフティバス、HP、運転士インタビュー

「企業説明会の情報」はありがたいです。
他サイトには、無いからです。

求人情報がこまめにメールで届くのもポイントです(うっとおしい人はgmailなどで専用アドレスの登録がおすすめ)。

5.別途、専門サイト2つあり

「送迎」や「女性が働きやすい職場」で絞られているので探しやすいです。

どらなび送迎

送迎バスの仕事に興味のある方向けのサイトです。

サイトでは送迎以外の仕事はヒットしないからです。

求人数は6件です。
「週2〜3回勤務や午前だけ、午後だけの短時間勤務」など、フルタイム以外の仕事も掲載されています。

送迎バスの仕事内容も書かれています。

どらなびWoman

国内唯一の女性の転職希望者向けサイト「どらなびWoman」もあります。

求人検索も「女性応募可能」に絞られるので使いやすいです。

「通常のどらなびで応募してみたけれど、女性に配慮した企業ではなかった」が無くなります。
求人数は129件です。

以下、コンテンツ例です。

京成バスは女性採用に力を入れています(女性50名在籍)。

6.サイトが使いやすい(学べる)

理由は3つです。

  • 気になるボタンあり
  • 企業メッセージあり
  • フリーワードで検索可

興味のある企業が見つかったら「気になるボタン」をクリックするだけで、企業リストができあがります。

企業メッセージBOXもあるので、情報を見逃しません。

「フリーワード検索」は興味のままに入力できるので重宝します。
自由に検索ができるサイトは少ないです。

サイトで学べる

たとえば「どらなびの転職成功コンテンツ」では、全12回の転職ロードマップがあります。
気づきにくい情報(運転記録証明書や免許証コピーの用意など)もフォローされています。

  • 履歴書もダウンロード可(手書き、エクセル)
  • 履歴書入力代行のサービスあり(珍しい)
  • 面接対策(面接の準備やコツ、流れなど)

専門用語や仕事内容など、参考になるコンテンツも充実しています。

7.バス会社紹介サービスあり

「どらなび」はバスドライバーに興味がある人専門の転職サイトであり、専任アドバイザーが企業とマッチングしてくれる転職エージェントとしての「バス会社紹介サービス」も合わせ持つ、万能型です。

具体的にはどらなび担当スタッフが、登録条件に合う求人を探してくれます。
面接のセッティングやアドバイスをいただけれるなど、転職エージェント「doda」などに似た働きをしてくれます。

使用条件は以下です。

  • 大型二種免許を持っている
  • 首都圏、関西、中部のバス会社の紹介のみ

なお大型二種免許を持っていない方は「養成制度のあるバス会社」をサイトで検索できます。

バス運転手養成制度」とは「大型二種免許を持っていないくても、バス会社が取得を支援してくれる」制度です。
費用負担については「一部補助〜全額や、勤務年数クリアで返済義務消滅」など企業によります。

「どらなび」では養成制度のあるバス会社は「公式サイトの検索条件」にチェックを入れれば検索できます。

» どらなびで養成制度を検索してみる
※養成制度のバス会社:96社あり

「どらなび」のデメリット

「どらなび」のデメリット

 どらなびのデメリット

  1. 求人内容は他社と変わらない
  2. 大型二種免許がないとバス会社紹介サービスが使えない
  3. どらなびを使った転職者の体験談がわからない

1.求人内容は他社と変わらない

たとえば「どらなび」と「doda」の両方に掲載されている「京成交通」です。

求人条件(給与や選考スケジュールなど)に相違はありません。

京成交通に興味がある方は、どちらから応募しても同じなのです。

ただdodaのアドバイザーは「バス専門家」ではありません。
バス業界のノウハウが豊富な「どらなび」に利点が多いと考えられますが、確かではありません。

両サイトを見てみて、合ったほうで良いです。

2.大型二種免許がないとバス会社紹介サービスが使えない

Web履歴書・職務経歴書を登録しても「大型二種免許」がなければバス会社は紹介してくれません。

「バス会社紹介サービス」は「大型二種免許保持」が条件だからです。

根拠は、実際に使ってみた体験談です。
大型二種免許を持っていないので、連絡はありません。

「よくわからないのでバス会社を紹介してほしい。自力で探すのは困難」という方は、他サイト(転職エージェントのdodaやマイナビエージェントなど)が選択肢です。

疑問:大型二種免許があれば非公開求人を紹介してくれる?

使っていないのわかりません。
「どらなび」には「アドバイザーが非公開求人を紹介」と記載がありました。

非公開求人とは何なのか?
なぜ非公開にするのか?

「非公開求人というプレミア感でサイト登録者を増やしたい」と想像してしまいます。

どらなび公式サイト」に記載がありますが、一言でまとめると「バス会社と求職者の確実なマッチング」です。

  • 求職者:細かい条件に合ったバス会社がわかる
  • バス会社:ふるいにかけられ、採用コストが減る
  • どらなび:非公開求人のプレミア感が出せる

他転職エージェントでも「非公開求人」の文言を見かけます。
実態はわからないので、確かなことは何も言えません。

3.どらなびを使った転職者の体験談がわからない

「どらなび」で転職した人の声がわかりません。

  • うまくいったのか?
  • うまくいかなかったのか?
  • バス会社紹介サービスは希望と合致していたのか
  • どらなび担当者の印象は?
  • 連絡のやり取り、スピード感、熱心や親切度は?

何も掲載されていないので、実際はどうなのか?
結局、本記事でここまで書いてみても実態がつかめません。

他サイトでも同様です。
「転職サイトの活用体験談が読める」サイトが思い浮かびません(個人の感想ですが)。

結局はブラックボックスなのです。

バスドライバー転職後の人生や、バス会社で働いた未来を知りたいのは当然です。
サイト使用者の体験談がわからないのはデメリットなのです。

バスドライバーの体験談がわかる書籍

バス運転手への興味から「バスドライバーのろのろ日記」を読みました。
具体的な体験談が欲しかったからです。

本書をおすすめできる人は「本気で路線バス運転手に興味がある方」に限定されます。

理由3つです。

  • 路線バスの体験談しかわからない
  • 10年のバス運転手の苦労話
  • 文章が少し読みにくい気がする

良かった点も3つです。

  • 失敗談や中途採用の年収を公開
  • 高校教師からバス運転手へ転職
  • 路線バス運転手の苦心が見えた

「バス運転士が良いかどうか」を考える材料が得られます。

給与や職場環境よりも大前提「バスドライバーでいいの?」の疑問に答える、気づける、どれだけ辛いことがあるか、耐えられるかを自問自答できる内容です。

ただ本書の口コミを読むと、あらためて「辛辣な意見を書いてしまった」と反省しました(良い口コミが多かったので)。

本の感想は「バスドライバーのろのろ日記【路線バス運転士10年の日常と苦悩】」にまとめています。

まとめ:どらなびEXPOや企業説明会で一次情報を増やす

まとめ:どらなびEXPOや企業説明会で一次情報を増やす

どらなびのメリット、デメリットまとめ

メリット
  • 日本バス協会に登録されている
  • どらなびEXPOが予約できる
  • 求人数が多い(10サイト比較)
  • バス会社の情報が多い
  • 別途、専門サイト2つあり
  • サイトが使いやすい(学べる)
  • バス会社紹介サービスあり
デメリット
  • 求人内容は他社と変わらない
  • 大型二種免許がないとバス会社紹介サービスが使えない
  • どらなびを使った転職者の体験談がわからない

筆者はバス会社への転職経験はありません。
しかし、回送ドライバーの転職経験はあります。

転職活動で有効なのは「足で稼ぐ一次情報の多さ」でした。

理由は2つです。

  • 自分がわかる
  • 企業がわかる

体験談が増えることで判断材料が増えます。
ぜひ「どらなびEXPOや企業説明会、1日体験バスツアー」などで実体験を増やしてみてください。

  • 関西会場:2024年9月28日(土)ハービスホール、39社出展
  • 東京会場:2024年10月12日(土)東京国際フォーラム、58社出展
  • 名古屋会場:2024年10月19日(土)JRゲートタワー、27社出展

以上です。

P.S. 転職活動がうまくいくことを祈ります。

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