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『<不良>のための文章術』のグッときたところベスト3【文章の主体は読者です】

不良のための文章術

親愛なる君へ

  • 「『<不良>のための文章術』の内容を知りたい」

この記事はそんな方へ向けて書いています。

本記事は、『<不良>のための文章術』永江 朗【著】の読書感想文・書評です。

 この記事でわかること

・本書のグッときたところベスト3
・文章を上達させる2つの方法
・文章を上達させる動画3本

 本記事の信頼性

・ブログ歴10ヶ月

本記事を書いている私は、ブログ歴10ヶ月ほど。
毎日ブログを5,000文字ほど書いて、月3万円ほど稼げるようになりました。

本記事では、そんな私が読んで役に立った『<不良>のための文章術』を紹介します。

この記事を読むことで、本書の内容と、文章を上達させる方法がわかります。

こーいち
結論、文章を上達させるには、毎日書いて、たくさん失敗することです。

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『<不良>のための文章術』のグッときたところベスト3【文章の主体は読者です】

不良のための文章術

 グッときたところベスト3

・第1位 読者が王様、女王様
・第2位「本を読んだ私」を書くと失敗する
・第3位「まずい」と書かずにまずいことを伝える

順番に解説します。

第1位 読者が王様、女王様

投稿上手の「いい文章」が陥りやすい最大の落とし穴は、書き手を主体にして考えてしまうことです。主役が書き手になってしまっている。「自分を表現する」とか「自己実現」などといった言葉に象徴される部分です。そんなものはただの迷惑です。自己陶酔たっぷりのカラオケをむりやり聴かされるようなものです。
プロの文章は読まれてナンボ。読まれない文章は、ただのインクのシミ。資源のむだづかい。読まれもしない文章を印刷するために切り倒されてパルプにされる木のことを考えてやってください。
主体はあくまで読者にあります。読み手にとってわかりやすいかどうか。でも、わかりやすければいいってものでもない。わからないけどおもしろい文章もある。おもしろければいいってものでもない。おもしろくないのに、妙に心に引っかかる文章もある(結局は、それもおもしろいのだと思いますが)
アマチュアの文章が「書き手」から発想するなら、「読み手」から発想するのがプロの文章です。「読み手」にとって役に立つ情報は何か、「読み手」は何をいちばん知りたいか、から考えはじめます。

読者ファーストです。

著者は「読まれない文章は存在する意味がない」といいます。
「自己表現の文章は必要ない」と言い切ります。

こーいち
自分のために書くのが文章だと思っていました。

違います。

文章とは読者のためにあるもの。
読者がいなかったら意味がありません。

お金をもらう限り、読者のために書くべきです。

無色透明な文章が読者ファースト

一切の自分を排除した、無色透明な文章が読者のためになります。

・自分の色は出さなくていい。
・自分の匂いは出さなくていい。

今までブロガーとして「自分の体験談」にこだわってきました。
経験したことをアウトプットするのがブロガーと思っていました。

それよりも大事なのは読まれるかどうか、この1点です。

読まれるためには、とにかく文章に価値がないといけないのです。

文体や文法、日本語表現などは後回し。

・面白いかどうか
・読者をハッさせられるか

文章は読者に媚を売ることではありません。

文章の主体は、書き手ではなく、どこまで行っても読み手にある。

こーいち
文章を上達させる心構えです。

第2位「本を読んだ私」を書くと失敗する

例文では、筆者が『「超」勉強法』という本に出会うまでが延々と書かれています。これは初心者が陥りやすい典型です。
たしかに、なにごとも入り口が必要です。とりわけ実用書の場合は、いまなぜその本を取り上げるのか、説得力のある動機を用意しておくと、読者もすんなりと文章に入っていけます。そのとき、導入部として「どのようにしてこの本に出会ったのか」、あるいは、「なぜこの本を取り上げるのか」から書きはじめるというやり方は有効です。
『「超」勉強法』の場合も、「学力低下が叫ばれるいま、ビジネスマン諸兄も日ごろから勉学に励んでいただきたい。そのためにも本書を読むのは有益だろう」とか、「出口の見えない不況が続く。リストラの嵐はますますその勢いを強くしている。ひとりひとりのサラリーマンにとっては、さまざまなスキルを磨くことが唯一の防衛策だ。そのためにも本書をお薦めする」といった、いわば大上段に構えた状況の説明から入るというのもいいでしょう。しかもこの場合の状況は、大げさであればあるほどいい。動機の大げさと、取り上げる本のみみっちさとのアンバランスが、そこはかとない滑稽さをかもしだします。ハエ一匹を叩くのに、戦車まで導入しかねないおかしさです。
もっとも、学力低下やリストラの名のもとでおこなわれる馘首は、とても笑っていられるようなものではなく、『「超」勉強法』を手に取るサラリーマンには、それなりの切実さを感じないではいられないのですが。
ただ、大状況から語るというのはあまりにも大げさすぎるし、自分の肌には合わないという人には、等身大のエッセイふうというのがおすすめです。それが例文の場合です。いわば読者の代表としての筆者が、どのようにしてその本に出会い、読み、どのような感想をいただいたのかを語るための導入部です。
この場合は、何も飾る必要はありません。いつ、どこでその本に出会ったのか。なぜその本を手に取ったのかを簡単に書けばいい。「しばらくぶりに旧友に会った。居酒屋で彼が鞄から出して見せてくれたのが、この本だった」なんていうのでもいいし、『「超」整理法』は愉快な本だった。これまでの整理・整頓観をくつがえす、画期的な本だった。その野口悠紀雄氏が勉強のノウハウについて書いたのが本書である」と、もっと単刀直入に入るのもいいでしょう。
ただし、この「なぜその本を取り上げるのか、動機から書く」「等身大に書く」というやり方には、大きな落とし穴があります。いい気になって書きすぎてしまうのです。
私たちは文章を書くとき、つい自分について表現したくなります。「(私が)読んだこの本」ではなく「(この本を)読んだ私」について書きたくなります。この例文の場合はまさにその典型」
もちろん、本との出会いかたが、読んで面白いような突飛なものであったなら、書くに値するでしょう。しかし、映画を見た帰りに書店に入ったらあった、というのではあまりにも当たり前で、読者にとっては面白くもおかしくもない。文章のなかで最悪なのは、読者にとって面白くもおかしくもないことがらを、筆者が「これはとても面白い」と信じこんで書いている場合です。こういう文章を読まされているときほど気分の悪いものはありません。

上記は、実用書『「超」勉強法』野口 悠紀雄【著】の紹介例文についての解説です。

紹介文では下記が書かれていて、比較できます。

・改善前の文章例
・改善後の文章例

どこが良くて、どこが悪いのか、詳しく解説が書いてあります。
読書感想文・書評を書く人に役立ちます。

大事なことは、「自分を表現したくなっても、読者が主体なのを忘れてはいけない」です。

どうしても自分を表現したくなります。

何度も読み直す必要があります。

こーいち
読書感想文・書評は難しいです。

第3位「まずい」と書かずにまずいことを伝える

味覚や店の雰囲気というのは、とても主観的なものです。季節や天候や体調によっても変わります。誰と一緒に食べるかでも違います。あなたが「うまい!」と思った料理を、「これはまずい」と感じる人もいます。その逆もあります。
まずいと思ったら、「これはまずい」と正直に書くのもひとつの方法です。ただしその場合は、取材先や「うまい」と思っている人から抗議が来ることも覚悟のうえです。抗議されたときに「まずいものをまずいと書いて何が悪い」と開き直るだけではだめです。なぜまずいと感じたのか、それを説得力のある言葉で、分析的かつ論理的に展開できなければなりません。「塩味がききすぎている」「味が薄い」「使っている野菜に香りがない」「出されたときに冷めていた」「テーブルが汚れている」「店員の愛想が悪い」「キッチンの中に化学調味料が見えた」など、主観的な味覚以外の具体的な言葉が必要です。
そして、逆にいうと、客観的で具体的な言葉があれば、「まずい」と書かなくても、まずいことを語ることはできます。
「ここのとんかつはまずい」と書かなくても、「ころもがややべたついている」「つけ合わせのキャベツに元気がない」「なかなか噛みごたえのある肉である」などと書けばわかるのですから。それに短絡的に「まずい」と書くからカドが立つ。いや、「べたついている」も「元気がない」も「噛みごたえ」も、主観といえば主観ですが、「まずい」と一言ですませるよりは分析的です。
そしてこの、「まずいと書かずに、まずいことを読者に伝える」という考え方と方法は、他のあらゆる文章にも通じるものです。

食レポの取材の際に、どこを見るべきか、例文でまとめられています。

 例文は2種類

・「トンカツ屋」のB級グルメ記事
・「オーベルジュ」のA級グルメ記事

本書を読むと食レポが書きたくなります。
実際に食べに行って、文章を書きたくなる力があります。

「美味しい」という言葉を安易に使っていました。

「美味しい」を使わずに、「美味しい」を表現するのです。

こーいち
他にも応用できないか、考えさせる文章です。

文章を上達させる2つの方法

本書から学んだ文章を上達させる2つの方法は、以下のとおり。

① たくさん書いて失敗すること
② 毎日書くこと

① たくさん書いて失敗すること

たくさん書いて、たくさん失敗して、たくさん楽しい思いをするのがいちばんです。
急がば回れというのは本当のことです。

たくさん書いて失敗すること。

量を書けば、たくさん失敗でき、改善できます。
試行錯誤の回数が増やせるのです。

さらに「楽しさ」が加われば、書いた量が「自分の血肉」になります。

② 毎日書くこと

文章もピアノの稽古と同じで、毎日書いていないとうまくなりません。書くだけでなく、反省しなければうまくなりません。毎日書くにはどうするか。毎日書かなければならないぐらい、仕事が来るようにすることです。

毎日書くこと。

「土日休み」などの例外は作らず、毎日ひたすら書くのです。
合わせて、「反省、改善」を繰り返すことです。

こーいち
シンプルです。

『<不良>ための文章術』は、文章を上達させたい人におすすめ

不良のための文章術

読んでみると裏切られる本

こんな方におすすめ

  • 文章を上達させたい人。
  • お金になる文章を書きたい人。
  • プロのライターになろうという人。

本書を読む前は、タイトルの<不良>から「奇をてらった意外な文章論が書かれているのだろう」と予想していました。

読んでみると裏切られます。

まっこうから「文章上達の考えや書き方」が書かれているからです。
例文を取り上げ、訂正を繰り返している文章は発見があります。

こーいち
「面白い文章」を書きたい人のための本です。

 逆に、下記のような人にはおすすめしません。

・原稿の持ち込み方を知りたい人
・編集者とのつきあい方を知りたい人
・編集者から書き直しを要求されたときの対応を知りたい人

本書は「お金になる文章、面白い文章」を書きたい人のための本です。

こーいち
「本書を読めば誰でもプロのライターになれる」と書かれています。

4つの章の目次

 本書の目次は以下のとおり。

第1章.<不良>になるための心がまえ
第2章.本の紹介文を書こう
第3章.取材して書く
第4章.コラム・エッセイを書く

第1章では、プロの文章はどのように書くのか、その考え方が述べられています。
第2章では、本の紹介文を例に、文章の書き方が述べられています。
第3章では、取材して書く場合について述べられています。
第4章では、署名入りのコラムやエッセイの書き方が述べられています。

書名:『<不良>のための文章術』
著者:永江 朗
単行本:316ページ
出版社:NHK出版
発売日:2004/6/24

 著者のプロフィールをAmazonより引用

永江 朗
1958年、北海道旭川市生まれ。法政大学文学部哲学科卒業。
洋書店勤務の後、雑誌編集を経てフリーライターに。
「哲学からアダルトビデオまで」を標榜し、幅広い媒体で取材・執筆を行っている。

口コミ5つ

 Twitterの口コミを5つ引用

Amazonの口コミも参考になります。

文章を上達させる動画3本

文章力を高める

文章が変わる動画3本を引用します。

マナブさんの『文章力を高める方法』

 文章力を高める2つの方法

① インプットを増やすこと
② アウトプットを増やすこと

 引用動画はこちら

マナブさんの『文章で人を動かす方法』

 文章で人を動かす方法

未来を語ること

どんな感じで未来を語っていくかは、次の2つです。

・快楽を求めて行動するパターン → プラスの感情に訴えかける
・痛みを避けて行動するパターン → マイナスの感情に訴えかける

 引用動画

マコなり社長の『文章力で年収は決まる』

 文章は4つでまとめる

・解決したい問題
・解決策
・選択肢
・選んだ理由

 具体例は以下のとおり。

文章を上達させる

 引用動画

【まとめ】『<不良>のための文章術』で、ひたすら読者のことを考える

不良のための文章術

著者が一番言いたかったことです。

文章を書くときは、自分を表現しようなんていう欲は抑えて、ひたすらお客様である読者のことを考えよ

お客様第一主義。

読者のことを考え、実際に書いてみること。

こーいち
毎日書いて、毎日改善です。

プロの文章は読者のためにある

 序文を引用

プロの文章は読者のためにあります。
読者ができないことを書き手が代行し、読者に満足を与える文章です。
ただし、これは読者に媚びへつらい、おもねり、すり寄り、慰撫する文章を書けという意味ではありません。
読者を苛立たせ、不快にし、立腹させる文章もプロの文章です。

読者の心を動かす文章が、面白い文章。

心がプラスに動こうが、マイナスに働こうが、心を動かすのです。

とにかく読者ファースト。

こーいち
読者を変えることがおもしろい文章です。

こーいちより

P.S.  読者のためにたくさん書いて、たくさん失敗しよう。

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