- 「ブログの文章がうまくなる方法を知りたい」
- 「力んでしまい、なかなか文章が書けない」
- 「村上春樹さんの文章を書くコツを知りたい」
この記事はそんな方へ向けて書いています。
この記事でわかること
ブログの文章がうまくなる方法
本記事の信頼性
- ブログ歴:2019年1月に開設
- ブログ実績:過去最高は月62,000PV、収益54,000円(確定)
なかなか文章がうまくなりません。
平日は毎日7時間ほどブログを書いています。
文章を読み返すと、直すところがたくさん見つかります。
「書いては削り、削っては書いて」の絶望しています。
そんなとき村上春樹さんの言葉を見つけました。
本記事では、村上春樹さんの言葉を引用して、文章がうまくなる方法を解説します。
この記事を読むことで、村上春樹さんから学んだ「文章がうまくなる方法」がわかります。
記事後半では、作家・中谷彰宏さんの本も紹介します。
Contents
【村上春樹の文章力】文章は何度も「読み直し、書き直し」でうまくなる
ブログの文章がうまくなる方法
・何度も読み直し、書き直すこと
これだけです。
村上春樹さんの「職業としての小説家」より、2つ引用します。
村上春樹さんの言葉「書き直せ」
文章というのは時間をかけて、何度も何度も書き直してうまくなるものです。
さらさらと書いてそれが名文というようなことは、天才のわざです。「アンネの日記」のアンネ・フランクは、一度書いた日記をあとからまとめて全部書き直したそうです。
もしもっとまともな文章にしたければ、あなたもあとからまとめて書き直してみるといいと思います。
良い文章を書く練習になると思います。
もう1つは以下です。
自己表現をするにあたっての僕のアドバイスは、レイモンド・カーヴァーが大学の創作講座で学生たちにしたアドバイスとまったく同じものです。
「書き直せ」、これがすべてです。
いろんなものを書き散らすのではなく、ひとつのことを何度でも何度でも、いやになるくらい書き直す。
これが大事です。
その作業に耐えられない人は、まず作家にはなれません。
それから指導してくれる人、忠告を与えてくれる人が必要です。
何度も書き直し、何度も忠告を受ける(あるいは批判される)、そうやって人は文章の書き方を学んでいきます。
文章を何度も読み返し、書き直し、削り、また読み返す。
延々と繰り返す作業にうんざりする時もあります。
書き直しを始めると完璧主義に陥り、永遠と直し続けることもあるからです。
文章はとりあえず60点でいいのです。
どうせ書き直すのです。
書き直すのがわかっているので、早めに公開して世に出してしまったほうが良いです。
書き直すために、早めに頭に寝かせるのです。
自分の文章を読み直すことについて
自分の文章を読んで「面白いことを書くなぁ」という人がいます。
しかし私は自分の文章を読んでも何も感じません。
訂正箇所ばかりです。
- 読みにくい文章がある
- 余白を取った方がいい
- 表現は変えたほうがいい
間違い探しより、ブラッシュアップです。
自分の文章を読むことは好きでも嫌いでもないです。
旅行会社の社員のとき、作成したコースの時間配分をよく見直していました。
現地に下見に行き、正確な時間を精査し、何度も練り直しました。
文章でも同じことをしています。
漆塗りをするように何度も読み直し、書き直す
「文章が得意」と思っていないからこそできることです。
自分の文章を読み直すことが嫌いな人もいます。
とにかく生産していくタイプ。
素晴らしいです。
ただ生産したらリライトしたほうが文章はうまくなります。
たくさん書いて、たくさん直すしか文章がうまくなる道はないのです。
どんどん書くことのメリットは、書き直しができること。
書いて寝かせておけば、書き直しのアイデアが生まれることもあります。
書かない限り、書き直せません。
まず書いてしまう。
書けば完成します。
書き直すために書くのです。
アップデートするために書くのです。
✅ 書くことは、書き直すこと
ドストエフスキーは「罪と罰」を100回読み直し、書き直したと言われます
ライティングとは、リライティングなのですね
— Koichi (@KoichiBlog) November 20, 2020
【ブログの文章がうまくなるには】力みが取れるまで、たくさん書くこと
下記ツイートをしました。
月曜から1日1冊で読書していますが、アウトプット感想文が書けていません
どうしても「良いものを書かなくては」と力んでしまうのです
・力みを取るコツは力みが取れるまで書き続けること
・後から修正はできるから軽い気持ちで書くこと
・早めに書いてしまった方が早めに修正できること自戒です
— Koichi (@KoichiBlog) April 24, 2019
深掘りしていきます。
力めなくなるまで書き続ける
文章は運動と同じです。
肉体を使うからです。
たとえば、マラソンは最初の1kmはキツいと感じます。
しかし2km、3kmと進んでいくにつれて力みが取れ、体が軽くなっていきます。
水泳でも最初は自分の泳ぎがぎこちなく、キツく感じます。
しかし距離が伸びれば伸びるほど、体はラクをしようとします。
余計な力をかけることができなくなります。
結果として力みが取れるのです。
力みが取れるというよりも、力めなくなるのです。
文章も同じ
力めなくなるまで書き続けることが大事です。
「力んで書けなくなる」ではありません。
力めなくなるまで書いていないだけです。
何でもいいから書き続けると、力めなくなります。
そうなればしめたもの。
ひたすら爪を研ぐように書き続けるだけです。
書いた量で勝負ですね。
中谷彰宏さんの参考図書
いつでも修正できるので、軽い気持ちで書く
ブログの良いところは、いつでも修正できることです。
後から間違えに気づいても、いつでも修正できます。
「60点で合格」くらいの軽い気持ちで書くほうがラクです。
50点でもOKです。
あとで何度も読み直して、10点ずつ上げていけばいいからです。
書くことよりも、読み直せるほうが大事です。
書いたものを読み直すのは、なかなかエネルギーがいります。
早めに書いたほうが、早めに修正できる
どうせ書き直すのです。
早めに書いて、早めに修正したほうが回転が早くなります。
いつまでも書かないと前に進めません。
ブラッシュアップができないのです。
「とりあえず」の気持ちで書くことです。
最初から100%はできません。
完璧な文章はこの世に存在しません。
存在するのは不完全で、読み直し、書き直す必要のある文章です。
何度でも読み直し、書き直せるのが才能です。
読者はブログの文章を「読まない、信じない、行動しない」
どうせ誰も読んでいません。
読者はブログの文章を「読まない、信じない、行動しない」です。
尚更、とにかく書いて公開し、世間に50点の文章をさらす必要があります。
いじめられないと成長できません。
どんどん書いて公開すれば、評価、反応が得られます。
「酷評は大事なこと」と受け止めない限り、成長はありません。
普通の人はアドバイスやダメ出しなんてしません。
嫌われたくないからです。
ダメ出しをありがたく受け取れようになったら、ワンステージアップしています。
ダメ出しこそ貴重なラブレターなのです。
まとめ:ブログの文章を読み直し、書き直し、力めなくなるまで書き続けよう
1.何度も読み直し、書き直すこと
2.力めなくなるまで書き続けること
とにかく読み直して、書き直すだけです。
ひたすら書き続けるしかないのです。
本を読むだけでは文章はうまくなりません。
頭で考えているだけでは文章はうまくなりません。
実際に書いてみることです。
最後に、座右の銘を村上春樹さんから引用します。
僕の考える良い文章とは「ほかの誰とも違うけれど、誰にでもわかる」文章です。
人と同じ言葉を使っていては、人と違う文章は書けないのです。
できていないことだらけですが、書き続けます。
以上です。
P.S. 読み直し、書き直し、力めなくなるまで書き続けよう。
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