- フリーズドライのデメリットとメリットを知りたい
- フリーズドライ食品にはどんなものがあるか知りたい
この記事はそんな方へ向けて書いています。
この記事でわかること
- フリーズドライのメリットとデメリット
- フリーズドライの栄養価
- フリーズドライの歴史
- フリーズドライの食品12種類
- 新しいフリーズドライ食品3つ
- 災害時の備え
- 口コミ7つ、動画1本
本記事を書いている私は、フリーズドライに興味があり「フリーズドライのひみつ」を読みました。
本記事では、フリーズドライについて調べたことをまとめています。
この記事を読むことで、フリーズドライがわかります。
知見をまとめましたので、参考になれば幸いです。
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Contents
フリーズドライのメリット8つ【優れた乾燥食品】
8つのメリット
- お湯や水を注ぐだけで本格的なおいしさが味わえ、味も香りも作りたてと変わらない
- いつでも1人分がすぐにでき、作りすぎることがない
- お湯を注いだら10秒でお味噌汁ができ、すぐに食べられるから手軽で便利
- いつでもどこでも食べられる
- 軽いので持ち運びに便利
- 材料を用意しなくていいし、包丁や鍋で料理しなくてもいい
- 他の製法に比べて熱に弱いビタミンなどの栄養価が損なわれにくい
- 常温で長期間保存ができるため非常食になる
たくさんのメリットがある優れものです。
フリーズドライのデメリット3つ【食感が変わる】
- 食感が変わる
- 色が変わる
- 値段が高い
生の食感(歯切れ、歯ざわり、のどごしなど)には劣ります。
空気に触れる面積が広いため、酸化しやすい、変色しやすいデメリットもあります。
生野菜のみずみずしい食感には勝てません。
フリーズドライ食品とは
フリーズドライとは「真空凍結乾燥機」と呼ばれる機械を使い、凍らせて真空に近い状態で乾燥させることです。
水分が熱せられて水蒸気になって空中に出ていくと物が乾きます。
たとえば、外に干した洗濯物は太陽の熱を利用して乾きます。
太陽の熱などの自然エネルギーを利用して乾かすことを「自然乾燥」と言います。
乾燥にはいくつか方法があります。
フリーズドライ(真空凍結乾燥)は水分を凍らせて、氷になった水分を直接水蒸気にして乾燥させる方法です。
固体が液体にならずに気体になることを「昇華」と言います。
氷の粒があったところは空間になり、乾いたスポンジのようです。
フリーズドライしたものにお湯や水を注ぐと、そこにお湯や水が入り、短時間で元に戻せるのです。
調理した食品を凍らせ、真空で乾燥させて作る
お湯を注ぐだけで、すぐに作りたての味や香りに戻ります。
軽いので持ち運びにも便利です。
日本の家庭で最初に広まったフリーズドライ食品は「インスタントコーヒー」と言われています。
- フリーズドライ食品の例:お味噌汁、スープなど
- その他の調理加工食品:冷凍食品、缶詰、レトルト食品など
フリーズドライの栄養価【結論:損なわれにくい】
フリーズドライ食品の優れているところは、フリーズドライする前の状態と比べても栄養価が損なわれにくい点です。
凍らせて真空中で乾燥させるフリーズドライは、下記の変化が少ないです。
- 栄養価
- 食材の色
- 食材の風味
豆知識その1
食品を乾燥させる方法は2つ
- 自然乾燥:太陽などの自然を利用する
- 人工乾燥:機械を使う
人工乾燥で多く使われているのは、熱風を吹きつけて乾燥させる「熱風乾燥」
野菜などは高い温度を加えると変色したり、風味や栄養価を変化させてしまうことも。
豆知識その2
食品には、成長や健康などに必要な栄養素が含まれています。
五大栄養素
- 炭水化物
- 脂質
- たんぱく質
- 無機質(ミネラル)
- ビタミン
たとえば、以下です。
炭水化物
ご飯、パン、芋、麺、砂糖など。
脂質
マヨネーズ、バター、マーガリン、油など。
たんぱく質
魚、肉、豆腐、味噌、卵など。
無機質(ミネラル)
チーズ、ヨーグルト、牛乳、わかめなど。
ビタミン
ホウレンソウ、かぼちゃ、キャベツ、大根、椎茸など。
フリーズドライの歴史まとめ
フリーズドライの歴史まとめ
- 1960年代:フリーズドライのインスタントコーヒーが日本で発売される
- 1960年:日本に真空凍結乾燥食品の会社ができる
- 1968年:アマノフーズのフリーズドライ工場ができる
- 1971年:世界初のカップ麺発売(具材にフリーズドライのねぎ、えびなどが採用される
- 1983年:日本初の具材と味噌が一緒になったブロックタイプのフリーズドライのお味噌汁が発売
- 1984年:世界初のフリーズドライのベビーフード発売
- 1990年代:フリーズドライの「たまごスープ」がブームとなる
- 1993年:アマノフーズから日本初のフリーズドライの「おかゆ」発売
- 1996年:岡山県内に世界最大級サイズの真空凍結乾燥機設置
- 2009年:アマノフーズからフリーズドライの「にゅうめん」発売
- 2010年:アマノフーズからフリーズドライの「親子丼の素」発売
- 2013年:東京にフリーズドライ食品のアンテナショップ「アマノフーズドライステーション」がオープン
- 2014年:アマノフーズから日本初のフリーズドライの「鍋料理」発売
- 2015年:アマノフーズから日本初のフリーズドライの「パスタ料理」発売
- 2017年:アマノフーズから日本初のフリーズドライの「チキンカツが入ったカレー料理」発売
フリーズドライ食品12種類
フリーズドライ食品には定番のお味噌汁以外にも色々とあることを知りました。
季節に合わせて作られている商品や外国の料理もあります。
1.にゅうめん
2.ビーフシチュー
3.クリームパスタ
4.親子丼の素
5.カレー
6.おかゆ
7.かに雑炊
8.リゾット
9.ミネストローネ
10.たまごスープ
11.トムヤムクン
12.おしるこ
健康を考慮した新しいフリーズドライ食品3つ
フリーズドライ食品には健康を考えた様々な商品があります。
1.お味噌汁いろいろ野菜
色々な野菜が食べられます。
2.ダイエットケア雑炊
美味しくカロリーをコントロールできます。
3.減塩タイプのおみそ汁
塩分が気になる人に最適です。
いろいろなインスタントのお味噌汁があります。
- 粉末タイプ:出汁と味噌が一緒になったお味噌汁の粉末と、乾燥した具材が袋に入っている
- 生みそタイプ:出汁が練り込んである味噌と具材が一緒になっているものや、具材は別の袋になっている物がある
- フリーズドライ:お味噌汁と具材が乾燥した1つのかたまりになっている
ローリングストック法とは食べながら災害に備える方法【準備しておくと良いリスト】
地震や台風などどんな災害がいつ起こるかわかりません。
助けが来るまで生き延びるために水と食料が必要です。
フリーズドライ食品は長期保存ができ、お湯や水を注ぐだけで料理ができあがりますので、災害時のために蓄えておく食料(非常食)に適しています。
ローリングストック法のやり方
ローリングストック法とは「食べながら備えておく」という食料備蓄の考え方です。
ローリングストック法のやり方
フリーズドライ食品を朝昼晩の3日分(9食事分)、いつも家や会社に備えておいて、1ヶ月に1回「非常食を食べる日」を決め食べた分だけ買い足す。
賞味期限が過ぎてしまう失敗もないです。
普段から食べ慣れているものを、災害のときにも食べられるので安心です。
お味噌汁などブロックタイプのフリーズドライ食品は常温で1年間、長いものは3年半の保存が可能です。
フリーズドライ食品は、お湯さえあれば温かいものが簡単に食べられます。
カセットコンロも用意しておくと良いです。
災害時に備えて準備しておくと良いリスト
- 非常食
- 飲料水(1人1日2L×3日×家族分)
- LEDランタン×3(居間・台所・トイレ)
- 軍手
- 懐中電灯
- 乾電池
- ポリ袋(大・中・小)
- 新聞紙
- 保温アルミシート
- 救急セット、常備薬
- カセットコンロ
- カセットボンベ15本(1本60分使用できるもの。1ヶ月)
- 口腔ケア用ウェットティッシュ(口やお皿がふける)
- 非常用トイレ65枚(7日分)
- ガムテープと油性ペン(伝言を書いて貼れる)
- ラップ
フリーズドライ食品の口コミ、動画
Twitterの口コミ3つ
- 軽い
- 長持ち
- おいしい
関連動画
フリーズドライのささみ猫用
フリーズドライ食品を実際に食べたら、レビューします。
以上です。
P.S. フリーズドライ食品で災害に備えよう。