- 「マクドナルドで注文間違いがあった」
- 「マクドナルドで注文ミスを防ぐ方法を知りたい」
- 「マクドナルドでのオーダーミスから気づきを得たい」
この記事はそんな方へ向けて書いています。
先日、下記ツイートをしました。
とにかく大変だった。
今日はマクドナルドでクラブハウスセットを食べた。
かなりボリュームがある。一緒にいた人の注文が間違えられて、メガダブルバーガー?を食べることになった。
食べきれないので、食べるのを手伝った。
食べきれなかった。— Koichi (@KoichiBlog) March 10, 2019
とにかく大変だった。
今日はマクドナルドでクラブハウスセットを食べた。
かなりボリュームがある。
一緒にいた人の注文が間違えられて、メガダブルバーガー?を食べることになった。
食べきれないので、食べるのを手伝った。
食べきれなかった。
本記事を書いている私は、マクドナルドにときどき行きます。
私の子どもがマクドナルドが好きだからです。
マクドナルドでの注文間違いはめったにありませんが、忘れたころにやってくるものです。
家族と外出した夕方の帰り道、子どもの希望でマクドナルドに立ち寄ったときに「オーダーミス」は起こりました。
本記事では、マクドナルドの注文ミスから得られた3つの気づき解説します。
この記事を読むことで、注文内容の間違いを防ぐ方法がわかります。
記事後半では「人生で大切なことはみんなマクドナルドで教わった」の学びをまとめました。
Contents
マクドナルドの注文ミスの3つの気づき【復唱、確認、ムリに食べない】
マクドナルドの注文ミスから得られた3つの気づき
- 注文内容の復唱
- 注文内容の確認
- 満腹なのにムリに食べない
順番に解説します。
1.注文内容の復唱
注文内容の復唱で、オーダーミスは防げます。
復唱がありませんでした。
結果として、注文ミスにつながったのです。
体験談
うちの奥さんは「ベーコンレタスバーガーセット」を注文しましたが、受け取ったのは「ビックマック」です。
席に着いてから、注文のミスに気づきました。
座ったまま、すぐ変更してもらうか、そのまま食べるかを少し考えました。
せっかくなので何かの縁と思い、食べることにしました。
考えてみれば、注文内容の復唱がありませんでした。
家族4人で行ったため、注文数も多く、復唱がなかったことを良しとする気持ちがどこかにありました。
復唱を聞くのは面倒です。
聞くことは時間がかかるし「間違えるはずがない」という気持ちから、復唱してもらうことが時間のムダに思えるからです。
注文内容の復唱がないときは、復唱してもらうのがおすすめです。
「念のため復唱してください」と言うのは勇気がいります。
細かい人間だと思われたくないからです。
感じ悪い人間になりたくないからです。
注文ミスを防ぐためにも、復唱は大事
復唱して損はありません。
復唱で防げることはたくさんあるからです。
その1つがオーダーミスです。
店員さんの胸には「初心者マーク」がついていました。
初心者マークは、ハプニングがあった時に許されるマークではありません。
「気をつけてください。他のスタッフとはひと味違いますよ」と、お客さまに注意をうながすマークです。
2.注文内容の確認
今まで受け取った商品を確認したことがありません。
注文が間違っていた経験がないからです。
注文した種類も多く、トレイいっぱいに並べられた商品を見た時点で、注文内容を確認する考えはありませんでした。
包み紙や箱に書かれた文字を読み取り、中身を予測することは不可能に見えたのです。
面倒がらずに冷静に確認すればOK
実際はキチンと読めば、わかるように書いてあります。
面倒でも商品を受け取ったときに確認です。
わからなければ、その場で聞けばいいのです。
席に着いてからの変更は気が引けます。
席に着いた時点で、すでに後手に回っているのです。
3.満腹なのにムリに食べない【オーダーミスをカバーするな】
「ビックマック」を初めて見ましたが、量が多いです。
1人では食べきれないため、みんなでシェアして無理やり食べました。
「オーダーミスで損したくない」という気持ちから、食べたくないものを無理やり食べる。
ダイエットでは1番やってはいけないことです。
太る原因です。
残してもバチはあたりません。
増えた体重を見て、嫌な気持ちになるくらいなら残したほうが良いです。
損してもいいのです。
【感想】『人生で大切なことはみんなマクドナルドで教わった』グッときたところベスト3
グッときたところベスト3
- 1位:毎日お店に来るのが楽しい
- 2位:マクドナルドの仕事は、人として社会に貢献できる大人に成長させること
- 3位:対等の関係になろう
順番に解説します。
1位:毎日お店に来るのが楽しい
「毎日、お店に来るのが、本当に楽しいんです!」
ほとんどの質問者が、そのクルーの返事を聞いて困ってしまっていました。求めているのは、そういった答えではなくて、具体的にしていることだったからです。しかし残念ながら、そうではないのです。スタッフの答えがすべてなのです。その時に店長の僕がどんなことをしていたか、お教えしましょう。
毎日一生懸命にハンバーガーをつくって、最高の笑顔で接客をして、掃除をして……などは一切しておらず、ただひたすらにビデオカメラを持って、スタッフの働く姿を撮影していました。
ビデオをまわしながら、接客中のカウンターでは「そのスマイル!ホントに最高だね、お客さまメチャメチャ幸せになっちゃうねぇ!」とか、厨房でハンバーガーをケチャップを打つ仕事をしているスタッフには「何そのケチャップの打ち方!そんなに早くてキレイに打てるの君だけだよ。たぶん日本一だと思うよ!」、さらに倉庫で資材整理をするスタッフには「そんなに素早く丁寧に整理してくれてたんだね。知らなかったよゴメンね。本当にありがとうね」といちいち語りかけるんです。
そして撮りためた映像を自分で編集して、カッコいい音楽を付けて、全員を集めて大きなスクリーンで大音量で流して、みんなで泣くんです。それが恒例になっていました。
そして次の日からもビデオ撮影。するとみんなは、さらに最高のパフォーマンスをするようになるのです。つまり、みんなにとって僕のカメラは”承認の目”なのです。店長が僕たちに最高のパフォーマンスを期待している!と思ってもらうことが、僕の1番の仕事になっていました。
ビデオばかり撮っている鴨頭店長です。
こんな店長を見てみたかったです。
今ファミレスでブログを書いていますが、もちろんビデオを持った店長はいません。
店長がいるかどうかもわからないです。
働いているスタッフはほとんどが女性ですが、香水くさい中年女性が接客しています。
「香水は飲食業としてありなのかな」と思ってしまいました。
話を戻します。
鴨頭さんのように、ここまで工夫している店長はいません。
大事なこと
- 部下を見ること
- 部下を褒めること
- 部下に声をかけること
- 人と違うことをやること
- フィードバックしてあげること
「すべては見てあげること」と感じます。
私の子どもも毎日のようにとにかく見てもらいたがります。
「足にこんな傷ができたよ」
「これができるようになったよ」
「テストの点数がこうだったよ」
病んでいた会社員時代、誰よりも見てもらいたかったです。
見てもらいたい、評価されたいからこそ、仕事で良い成績を求める、成果を出そうと焦る、なんとしても誰の力も借りず仕事を獲る、成し遂げる、頑張る……
仕事だけが上司を振り向かせる唯一の手段だったのです。
確かに営業成績は上がりました。
けれど、心は満たされません。
仕事を獲っても、獲らなくても、満たされないのです。
見てくれないからです。
上司の役割は見てあげること。
ただ見るだけでいいのです。
救われるのです。
成功も失敗も一緒に涙してあげることが大切です。
さらに深掘りすれば「自分はちゃんと子どものことを見てあげているだろうか」と感じます。
ファミレスの店内から外を眺めながら、そんなことを思いました。
2位:マクドナルドの仕事は、人として社会に貢献できる大人に成長させる
しかしそのとき今田さんの口から伝えられた真意に、僕の心と将来は大きくゆすぶられることになりました。
「俺はなぁ、鴨頭、マクドナルドでアルバイトする奴にハンバーガーのつくり方を教えるのが社員の仕事じゃないと思っているんだ。マクドナルドの社員の本当の仕事は、”人として社会に貢献できる大人”に成長させてやること”だと思っているんだ。マクドナルド には、毎年何万人ものアルバイトが入ってくる。その多くが初めて仕事をしてお金をもらう経験をする。その大切な時期に、間違ったことを覚えてしまったら、将来誰よりそいつが不幸になるだろ。だから、間違ったことを受け入れてもらえない、それが社会っていうものだということを徹底的に教える。そのためだったら俺は嫌われようが陰で何を言われようが構わない」
そう敢然と言い放ったのです。僕は心の底から感動しました。心が震えるような気がしました。僕自身も単なる厳しい社員だなぁという認識しかなかったのですが、今田さんの自分に対する厳しさと、我々アルバイトに対する厳しさの奥にある”本当の愛情”に、ようやく気づくことができたのです。
自分を振り返りました。
- 部下に何かを教えてきたのだろうか?
- 人生の道しるべになることができたのだろうか?
- 「あんな先輩になりたい」という憧れを抱かせることができたのだろうか?
自信がありません。
休職していますが「ああはなりたくない」と思っている部下がいるかもしれません。
逆に心配している部下もいるかもしれません。
わかりません。
熱い男たちは心に残る
マクドナルドにも人生を変える熱い男がいるのです。
熱い男は心に残ります。
私の会社にも熱い男は何人もいます。
会社を去っていった熱い男たちに言われた言葉は、いつまでも心に残っています。
「死ななきゃいい、生きろ」
「やりたいことをやるのが1番だよ」
「仕事は誠意を持って、ことに当たれば何とでもなる」
熱かった男たちは今何をしているのだろう。
覚悟を持って仕事に向き合っていることは確かです。
3位:対等の関係になろう
辞めさせないためには時給アップだけでは限界があります。ではどうするべきかと言うと”お互いを知り、仲良くなること”、それしかないのです。1人でも辞めてしまったら連鎖反応が起きる恐れがある。それをなんとか阻止して、「大変だけど、お店のみんなの為に頑張る」くらいになってもらわなければならないのです。
そこから1人ひとりと少しでもコミュニケーションをはかるようにしました。勤務の話以外にもプライベートについても忌憚なく話し、その頃はアルバイト・スタッフの悩み相談をはじめ、全員の前の日はゴハンまで言えるくらいに会話をしていました。店舗のオープン前の研修期間には、レジの機械などを自分の社宅にセッティングして、毎日僕の社宅に来てもらい、一緒にトレーニングを必死に頑張り、相当な感情移入をして第二の学校のような環境もつくりました。
また、別店舗からヘルプで来てくれていたスタッフにも目を光らせる必要がありました。
「何でこんなこともできないんだ」や「何やってんだ早くしろ」といった心ない言葉の排除に努めました。「普通こうするでしょ」というコミュニケーションもしないように、ヘルプの方に徹底してもらうようにしていました。
場合によっては「何であんな言い方をするのですか、1人採用するのにどれだけ大変か分かっているんですか」と詰め寄ったりしたことも。それほどに、”アルバイト・スタッフ第一”の日々でした。
こんな職場で働きたかったです。
会社員時代、敬愛する上司が「会社は家族」と何度も言っていました。
引用文はまさに「会社は家族」を体現しています。
「会社が家族」と思えなくなってくると、退職する人が増えました。
毎年、退職者は増え続けました。
会社に居場所を見出せなくなったのか、給与か、やりがいか。
退職の理由が「給与」という人もいましたが、本当の理由は「家族のような人間関係を築けなかった職場環境にあるのかな」と感じます。
会社が家族のようなときは何でも相談でき、社員旅行も楽しく和気あいあい、みんな活き活きしていました。
いつからか、利益重視の会社に変わってしまい「お客さまを獲るためには何だってする」という営業手法に染まっていったのです。
死んだ抜け殻です。
死んだ魚の目をした人が多かったです。
職場から1人去り、2人去り、代わりに中途採用で人員補充の負の連鎖です。
「家族のような環境には戻れないのではないか」の懸念があります。
むしろ「家族」というキーワードすら存在しないのかもしれません。
次に転職するとしたら「家族のような会社に行きたい」
そんな言葉が浮かんできました。
目頭が熱くなる本
久しぶりに目頭が熱くなる本に出会いました。
マクドナルドはただのアルバイト中心のチェーン店ではないです。
記事前半の「注文ミス」を書いたことは後悔していません。
しかし、不快な出来事ひとつで「他のお店も同じだろう」と短絡的に思ったことは反省です。
マクドナルドは素晴らしいです。
いやマクドナルドも素晴らしいですが、熱く働いていた鴨頭さんも素晴らしいです。
熱い男が繰り広げるストーリーです。
読後感はスッキリです。
よく見れば鴨頭さんのキャッチコピーは「炎の講演家」です。
思い浮かんだ3つのキーワード
- リーダーの恐ろしさ
- 職場環境の恐ろしさ
- サービス業の恐ろしさ
たった1人のリーダーで人間の成長が変わってしまう怖さ。
職場環境1つで人生が変わってしまう怖さ。
サービス業の正のスパイラル、負のスパイラル、波に乗り出したら止められない怖さ。
いつ人生が変わるかわかりません。
自分も誰かに影響を与えているのかもしれないのです。
鴨頭さんの他の講演動画で、人生を変える3つの方法をお話しされていました。
人生を変える3つの方法
- 住む場所を変える
- 仕事を変える
- 出会う人を変える
人生を変えたければ引っ越しをすること。
人生を変えたければ仕事を変えること。
人生を変えたければ出会う人を変えること。
変わることを約束し、前へ向かせてくれる本でした。
まとめ:マクドナルドの注文ミスは安い授業料
まとめ:注文間違いから得られた3つの気づき
- 注文内容を復唱してもらう
- 商品を受け取るときに、注文内容を確認する
- お腹いっぱいなのに無理やり食べない
ベーコンレタスバーガーセットとビックマックの差額は数百円です。
「数百円の授業料を払い、3つの気づきを教えていただいた」と思うようにしました。
3つの気づきは基本です。
授業料の割には良い気づきでした。
なおマクドナルドでは商品の入れ忘れ・入れ間違いの対応はしています。
» マクドナルド公式サイト | よくあるご質問
以上です。
P.S. 注文ミスを防ぐための行動を徹底します。
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