ブログ運営に挑戦するとき、最初は何から手を付ければよいのか迷うことが多いです。
私もブログを始めた当初、情報過多に悩み、どれが本当に役立つのか分からず苦労しました。
本記事では実際に読んで効果を感じた、ブログ運営に役立つ本をまとめました。
初心者から中級者までのステップアップをサポートしてくれる内容です。
ブログの効率的な運営方法やSEO対策まで学べます。
どれか1冊を上げるなら、ルカさんの「本気で稼げるアフィリエイトブログ」が良いです。
ブログ運営で役立った本のまとめ
1.ブログ型アフィリエイトの完全講義
1番役立ったブログ教材「ブログ型アフィリエイトの完全講義」です。
本教材をベースにコツコツ積み上げたところ、月間5万PV・収益1万円を超えました。
さまざまな書籍や試行錯誤、時間投下がありましたが「本質への立ち返り」はいつもマナブさんの『ブログ型アフィリエイトの完全講義』でした。
月間5万PV達成した『ブログ型アフィリエイトの完全講義』の本質3つを解説していきます。
- ネットで稼ぐための本質:PV×CTR×CVR
- 集客のための記事ライティング【型はPREPのみ】
- 月10万円までのセールスライティングは、3つだけ
1.ネットで稼ぐための本質:PV×CTR×CVR
本教材で「PV × CTR × CVR」の言葉を初めて知りました。
解説動画は「【最重要】ネットで稼ぐための基礎講義【シンプルな黄金法則を解説】」です。
「ブログで稼ぐ」よりも深く「ネットで稼ぐ」に焦点を当てて、マナブさんは解説しています。
アフィリやブログ、ホームページなどWeb集客のすべては、本公式の理解から始まります。
月1万PVでも月3万PVでも月5万PVでも、避けて通れない必須知識です。
ブログで稼げないなら、公式に立ち返ります。
下記のいずれかが欠けているからです。
- PV:アクセス数
- CTR:クリック率
- CVR:成約率
マナブさんは「CVR:成約率は操作できないので(商品次第なので)、諦めよう」とおっしゃっています。
売れる商品の取り扱い前提です。
ニッチジャンル(競合のいない)を攻めるのもありです。
話を戻すと「アクセス、クリック率をつねに振り返る、点検する、改善する」が重要です。
どちらかに問題があるのです。
加えて、重要なのがキーワード理解です。
「商標、収益、集客」の3つのキーワード概念を理解していないと話になりません。
セールスしてはいけないキーワードでセールスしてしまい、読者の信頼を失うケースもあるからです。
どうやってアクセスやクリック率を上げるのか?
アクセスはSEO対策、webライティング、サイト設計、SNS集客など多様です。
本教材では、SEO集客、SNS集客の基礎について動画で解説しています。
ただ「こうすればアクセスアップが見込める、こうすればクリック率が上がる」などの具体的手法にはほとんど触れていません。
そんなものは存在しないからです。
「ブログや文章、書いている人によりけり」だからです。
本教材に「正解」は書いてありません。
泥臭く試行錯誤できる人だけに得るものがあります。
2.販売のための記事ライティング【型:PREPのみ】
マナブさんの文章の型はたった1つ、シンプルなPREP法です。
- P:Point(主張)
- R:Reason(理由)
- E:Example(具体例)
- P:Point(主張)
これだけです。
強いていえば、具体例のあとに「反論への理解」を入れ、読者の質問や疑問に答えたり、文章にボリュームを持たせたりしています。
理由を3つにしたり、反論への理解を3つにしたり、応用は効きます。
しかし本質は「王道PREP」だけです。
Webを読む読者は「検索意図」を持って、記事を読みます。
結論ファーストで検索意図に応える必要があるのです。
読者は忙しいです。
つまらない意味のない文章を挟んだら、即離脱です。
PREP法は、マナブさんの文章やVociyすべてに活用されています。
詳しくは「【完全に解決】文章が書けない原因は「型」にあります【必読ですよ】」をご参考ください。
3.月10万円までのセールスライティングは3つだけ
- 無料
- 手順
- 比較
マナブさんのセールスライティング動画も2本あります。
※過去の「悪用厳禁〜」の有料noteの内容に近いですが、パワーアップしています。
私はまだ身についてないです。
収益が、ついてきてないからです。
単純に「セールスライティングの最強テクニック:無料をつければ売れるか」というと99%ありえなかったです。
※CVRを1%と考えると成功ですが。
さまざまな要素がからむのがブログだからです。
- PV × CTR × CVR
- 集客(SEO、SNSなど)
- セールスライティング
- サイト設計、デザイン
- サイトスピード
- 著者の実績、信頼性
最後はブログの本質である「読者」です。
「読者のことを考え続けなければ、ブログでお金は稼げない」と痛感しました。
更新情報:2022年4月
ブログ2019年に開設して、3年3ヶ月がたちました。
ブログ運営は奥が深く、厳しい世界です。
2022年3月は高単価のアフィリエイト商品が3つ成約しました。
ようやく芽が出てきた感じです(6,000時間以上、投下しました)。
まだまだですが、引き続きブログを諦めつつ、継続していきます。
本教材のとおり、ブログを人生の母艦にする生き方です。
※未来は悲観的に、過去は楽観的に、現在は淡々的に、生きています。
2.アフィリエイトブログ入門講座
3.本気で稼げるアフィリエイトブログ
ブログ運営全般について広く、浅く、まとまっている本です。
ブログ運営の土台をつくるのに最適かつ必要なことばかりです。
- ブログ継続のマインド
- ブログアフィリの仕組み
- ロングテールキーワードの考え方
- 文章の書き方(導入文やまとめ部分、本文の書き出し、リライト方法、プロフィール)
ブログアフィリエイトの基礎がわかります。
ブログ運営に悩んでいる方に共感しつつ、具体的な手法が散りばめられています。
もし友人にブログアフィリをおすすめするなら「最初に読むべき本」と伝えます。
誰にでもおすすめできる安心感があるからです。
読みやすく、亀山さんの熱量も感じられる、長く読まれている1冊です。
以下、具体的に書きます。
- 読む前:有名な本、評判も良い、ブログ型の言葉に惹かれる
- 気づき:
✔︎ ブログで成功するために(継続、気持ち、新しさ)
✔︎ グッときたところベスト3
1.Webライティング
2.自分の考えを書く
3.リライトする
✔︎ よかったところ
・記事の書き方(読者のため、未来を良くするため)
・情報+共感
・苦痛や悩みを取り除く
・楽しませる、笑わせる
・情報(悩み解決、役立つノウハウ)+感情(体験、感想)+収益化
✔︎ ノウハウ
・キーワードを狙って書く(ロングテール)
・クリック率アップするタイトルの書き方
・導入文の書き方(記事内容、得られる未来)
・潜在ニーズに応える+αの情報
・好き、得意、体験→ 初心者へ向けて書く
・サイトではなく、ブログ(サイト1〜20記事、ブログ50〜100記事)
・快楽、苦痛→ 検索や購入のタイミング
・ライフイベント
・商品が欲しいわけではない→ 使って得られる未来を知りたい
・試行錯誤と習慣化
・ヒガシーサーさんの「アフィリエイト稼ぐ力をつけるための教科書」よりライティングノウハウが細かい
4.アフィリエイト 稼ぐ力をつけるための教科書
ヒガシーサーさんのブログアフィリエイトの解説本です(Twitter/サーフィンブログ/Instagram)。
「初心者向け」ですが、中級者でも読んでおいて損はないです。
「まとめ記事」や「比較記事」など、サイト構成についても解説されています。
「ブログ記事を書くのは、すべてはまとめ記事のため」という1行で、元が取れました。
参考になった部分は3つです。
- 旅行記型、レビュー型、書評型のアフィリエイトの書き方
- 公式サイトに載っていない情報を提供する
- 体験記事を10本書いたら、まとめ記事をつくる
読者はいろいろな記事を読むのは「面倒」です。
「読者の手間」を解消するのが「まとめ記事」です。
ただ書くほうは大変です。
たとえば、クレジットカード10選のまとめ記事をつくるためには「クレジットカード10個」に実際に申し込んで、体験して、メリットとデメリットを書く。
疑問が出たら、1つ1つクレジットカード会社に確認して、解消する。
ランサーズやクラウドワークスで、自分以外の口コミを集めてみる。
膨大な「時間と労力」がかかります。
ただし、差別化できます。
体験談やお金を使って集めた口コミは、他の人にはそうそう真似できないからです。
経験者ならではの一次情報(体験談やノウハウ)を「自分の言葉」で読者のために書けるのが最高なのです。
ブログ月1万PVを達成するために役立った3冊
ブログ運営×集客×マネタイズ
わかることは3つです。
- ブログが人生に及ぼす影響
- ブログコンセプトの考え方
- 成果につながる記事の書き方
特にライティングについては具体例が23個あり、参考になりました。
タイトルや見出しの書き方、書評やグルメ記事の書き方など、4行日記についても書かれています。
マネタイズ項目については、基本事項のみで、あまり得るものはなかったです。
本書は「読者の信用がお金につながる」という本質に終始しています。
「ブログ → 信用 → 人気 → お金」の順番です。
信用がお金に変わります。
小手先のテクニックを求める人には不向きな本です。
ブログの成功技術
グッときたところベスト3
- 1位:誰もあなたの記事を読みたくない
- 2位:500%のクオリティを目指して書く
- 3位:記事を自信を持って見せられるか?
1位:誰もあなたの記事を読みたくない
ブログは読者との信頼関係がすべて
ブログ収益化には時間がかかります。
読者との信頼関係を築くには、時間がかかるからです。
旅行会社で営業をしていたときのポリシー3つ
- 売り込まない(紹介のみ)
- お客さまの利益を考える
- お金は信頼と交換するもの
ブログも「信頼関係」がすべてです。
読者との信頼関係がなければ、お金は稼げません。
信頼関係がないのに、売ろうとしても売れるわけがないのです。
ブログには3つのキーワードがある
- 商標キーワード
- 収益キーワード
- 集客キーワード
集客キーワードでは売ってはいけません。
読者に購入する気持ちがないからです。
たとえば「ブロッコリー メリット」で検索する人に、Amazonフレッシュや本を売っても売れません。
信頼を失うだけです(私の失敗談)。
もし、集客キーワードで売るなら「関係のある商品リンクを添えるだけ」のイメージです。
営業では「信頼関係」を失ったら、取り戻すのに数年かかります。
下手をしたら、失った信頼は取り戻せません。
お金は取り返しがつきますが、信頼は取り返しがつかないのです。
旅行会社の法人営業を担当していたとき、お客さまの信頼を取り戻すのに1年かかった経験があります。
逆に、信頼が得られれば、売ることは難しくないです。
「売ってください。おすすめ商品を教えてください」になるからです。
信用からお金が生まれます。
ブログは信頼関係がすべてです。
営業と同じです。
本書には信頼関係を築くための「やるべきこと」「やってはいけないこと」が書いてあります。
2位:500%のクオリティを目指して書く
500%のクオリティを目指して記事を書いていたか?
答えはノオです。
100%は目指していました。
500%を目指して書いたことがありません。
500%という数字さえ、想定の範囲外です。
500%を目指して、記事を書いている人が存在するのです。
100%を目指している人間が、500%を目指している人間に勝てるわけがないのです。
つねに検索結果で1位を目指すこと
振り返ると「検索結果で上位表示されればいいな」しか考えていませんでした。
「上位表示」とは「検索結果の1ページ目」です。
「検索結果の1ページ目」ではダメです。
1位じゃなければダメなのです。
- 検索結果の1位と10位ではアクセスが違います
- 検索結果1位が取れれば、アクセスが集まります。
狙うべきは「検索結果1位」なのです。
「2位以下はビリと同じ」という気持ちじゃないと、検索結果1位はおろか1ページ目も取れません。
全記事500%のクオリティを目指すのです。
3位:記事を自信を持って見せられるか
ブログを親や友人、困っている人に見せられるか?
私の答えは「友人には見せられるが、親や困っている人には見せられない」でした。
理由は3つ
- 稼ぐことが優先の記事がある
- 日記など恥ずかしい記事がある
- ポリシーに反している記事がある
ポリシーに反している記事は、収益目的の転職記事です。
思うように収益が上がらないため、書いてみたのです。
転職に成功していないので、薄っぺらいだけです。
上位表示されるわけがありません。
収益につながるはずがありません。
読者の信頼を失うだけです。
本書の主張は、読者に価値を与えること
つねに書いた記事を点検する必要があります。
- 問題解決になっているか
- 読者のためになっているか
- 自分の書きたいことではないか
問題解決できない記事は「Web上のゴミ」です。
「ブログなので自由に書きたいことを書けばいい」という意見もあるかもしれません。
しかし稼ぎたいなら書きたいことを書くのはNGです。
つねに読者の立場に立って、問題解決の記事を書かなくてはいけません。
問題解決をして、信頼を貯めることです。
ブログで稼ぎたい初心者に最適
おすすめ層は「初級者〜中級者」で、月10万PVに達していない方です。
月3万PVの私に刺さる内容が多かったからです。
ブログを書くことで悩んでいる初心者に得るものがある本です。
下記3人にはおすすめしません。
- ブログの書き方で悩みがない人
- ブログ運営の方向性に悩みのない人
- 月間10万PV以上の稼いでいる上級者
「読者ファースト」を再認識しました。
ブログを始めた当初から「読者ファースト」の言葉を何度も聞きました。
本書を読んで、わかったつもりだったことに気づけました。
「読者ファースト」とは、500%のクオリティを目指して問題解決につながる記事を書くことです。
自分のブログ記事を困った人に差し出せるかどうか。
ブログのマインドが変わる本書に感謝します。
『世界一やさしいブログの教科書1年生』:SEOより信頼獲得に時間がかかる
『ブログ飯』の著者:染谷さんの「初心者向けのブログ運営本」です。
染谷昌利さんの講演については「【悲報】ブログ100記事書いたけど稼げない【染谷昌利さんの講演】」で解説しています。
本を読む前:アフィリエイト広告は貼らない
以下のように思っていました。
- 「ブログとアフィリエイトの違いもよくわからない」
- 「SEOがよくわからない、勉強の仕方もわからない」
- 「アフィリエイターよりもブロガーがなんとなくカッコいいから、アフィリエイト広告は貼らない」
3つの気づき:どうしたら信用してもらえるのか
- 「ブログだけ、アフィリエイトだけ」などにこだわらず、とりあえずやってみる
- 読者に役に立つこと、過去に悩んだことの解決策を書く、体験談を書く
- ブログで大事なことは、どうしたら読者の「信用」「信頼」を得られるか考える
アクションプラン3つ:信用を得られるまでは5年
- タイトル、見出しを考えてつける
- 画像のaltタグ(代替テキスト)やファイル名にもキーワードを入れる
- 文中の商品名をアフィリリンクにして、文末に「公式サイトはこちら」のアフィリリンクを置く
ブログの本質は「読者」です。
嘘は書かず、正直に本音で、デメリットも書くことです。
読者の信用が、得られるからです。
旅行会社の営業マンだった頃、予算達成できるまでに5年かかりました。
言い換えると「信用を得られるまでに5年かかった」です。
コツコツ、地道に続けていくしかありません。
SEOで検索上位になるには、時間がかかります。
読者の信頼を得るには、もっと時間が必要です。
ブログで稼げるようになるまで5年は覚悟します。
更新情報:2022年2月
デメリットは、掲載されているお手本ブロガーで生き残っている人が少ないことです。ブログの厳しさがわかります。生き残っているブロガーの凄さもわかります(ノマド的節約術さんやgori.meさんなど)。
99%のブロガーが知らない月50万円稼ぐブログの仕組みづくり
本質
- ブログを楽しく続けること
- ヒトから信用されるブログを作る
- 好きなことを検索されるように、読者の人生に役立つように書く
グッときた3つの文章
- 発信は応援するためにやる。自分を紹介することではない
- ブログはお客さんが欲しい情報だけを書けばいい(情報の翻訳者)
- 期待に応え続け、信用を積み重ねる
情報発信は読者を応援するためにする。
ブログで「応援」「翻訳」というキーワードは初めて聞きました。
読者の求める情報に敏感になる、届ける。
読者の期待に応える。
言うなれば「他者主導」です。
「自分主導」はビジネスではありません。
ただの日記です。
他人のリクエストにいかに応えるか。
ブログも営業なのです。
以上です。