Webライティングの本質は、検索意図を満たすことです。
検索意図を理解できるかが、Webライティングでは重要です。
「通常の文章」と「Webの文章」の違いは「検索意図があるか、ないか」です。
ただ検索意図は目に見えず、確認できないため理解しにくいです。
本記事では、Webライティングで役立った本を10選まとめました。
Webライティングに役立つ本10選まとめ
おすすめ順です。
1.SEOに強いWebライティング
良書です。
勉強してきたことが、つながったからです。
PREPやAIDCAS、PASONA、エモーショナルライティングなどの文章の型はもちろん、細かい広告コピーの書き方についても触れています。
再読したくなる本です。
本書でわかること
- Web文章の書き方
- ブログ記事の構成
- SEOに強い書き方
- コピーライティング
- セールスライティング
- 細かい文書のてにをは
- エモーショナルライティング
本書1冊で「基礎〜中級レベル」を習得できます。
いつも手元に置いています。
著者の類書:「SEOに効く!Webサイトの文章作成術」(2014年出版)を、より詳しく深化させたのが本書(2016年出版)です。
ブロガー・YouTuber・経営者のなかじさんおすすめです。
なかじさんの下記動画の一言「こんなに実践的なことをたくさん盛り込んでくれてる本があるんだと思う良い本でした」で購入しました。
»【公開】業界歴15年のプロが教える文章力を鍛える方法【誰でも絶対上達します】
2.ブログライティングの教科書
ブログ歴17年以上のなかじさんの本です。
印象は、アフィリノオトやYouTubeで語られていることの「まとめ」です。
「なかじさんのコンテンツを吸収してきた」ので「焼き直し」と感じました。
ただ「体系立てて、まとめたものを参考書代わりに手元に置いておきたい」という気持ちがあるなら「買い」です。
3.Webライティングのすべてがわかる本
まだ読んでいませんが、KYOKOさんのライティング本です。
KYOKOさんのYouTubeは、レンタルサーバーの動画を何本か見ました。
率直で嘘が無さそうで、信頼できそうです。
本書も目新しさはないものの「初心者向け」によくまとまっていますので「近年に出た本としては良いほうなのでは」と感じます。
「イチからWebライティングを学びたい」という人に手渡せる安心感があります。
4.マクサン式Webライティング
分厚い本です。
初心者向けに「Webライティングの基礎」がまとまっています。
新しい内容はなかったですが「デメリットの書き方」は参考になりました。
SEOについての語りは読まなくても良いです。
正解はわからないし、アップデートで流動的だからです。
以下を考え続ければ、自然と良い情報は集まります。
- 読者
- コンテンツ
- 被リンク
5.Webライティング(佐々木ゴウ)
タイトルがシンプルなので、著者名を書いておきました。
勉強になったところ
- リード文
- PREPの改良版
- Webライターとして、仕事をとる方法
本書には他の本にはない「新しさ」があります。
焼き直しではない「新しさ」です。
またあ「おわり」の主張は「目的がいちばん大事」です。
ライティング、サイト設計、キーワード選定など、すべてにおいて「目的」があるはずです。
目的を見定めて、必要なことを順番にやっていく。
書くのはいちばん最後です。
本書は「Kindle Unlimited」で無料でした。
2ヶ月99円で読み放題キャンペーン中です。
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6.沈黙のWEBライティング
「ウェブライダー」の松尾氏の本です。
ほとんどのブロガー、アフィリエイターがおすすめしています。
分厚い本ですが、マンガでストーリー形式のためスッと頭に入ってきます。
Blog Chronicleの「この記事はそんな方へ向けて書いています」は、本書の受け売りです。
後述の『沈黙のWebマーケティング』と合わせて必読です。
7.SEO対策のためのWEBライティング実践講座
ブログ初心者向けの情報を、網羅的にまとめた本です。
文章のムダを省く考えにも共感です。
新しいところ
- 集める、行動を促す
- オリジナリティのあるサイトをつくる
- 筆者の顔が見えないので読者は不安
- アクションにつながるキーワード(エリア、お悩み、購入、緊急)
- 利用者に価値があるコンテンツは収益につながらなくてもつくる
- 第4章の効果的なキャッチコピーが勉強になる(注意を引き、興味を持たせ、行動を起こさせる)
- いかに信頼を得るかがすべて(実在することを明示、第三者の意見掲載、マイナス要素、データを掲載、目的を明記する→リンク先の情報=読者目線)
価値があったところ
- リライト
- キャッチコピー
- キーワード出現率
✔︎ ブログの文章量を調整したい場合、話の流れを変えないためには以下が有効
- 文章量を増やす:具体例や引用文を追加する
- 文章量を減らす:具体例や引用文を削除する
✔︎ 同一語の重複は周りくどい印象を与えるので削除
- まず最初に
- 1番最初に
✔︎ 注意が必要な明記
- 断定:絶対、必ず、間違いなく、確実
- 過剰:完全、完璧、万全、100%、最高、全員、すべて、誰でも
- 不可能:永久、永遠、永年、いつまでも
- 虚偽:限定、今だけ
✔︎ ブログのキャッチコピーは、好奇心をくすぐること
- 金銭的にお得な情報:割引、無料、契約
- 限定情報:特別、限定、〜だけ、今なら、今だけ、〜まで
- 新着情報:新、初 ・ついに、とうとう、いよいよ、ご紹介、発表、登場、待望
- ためになる情報:ノウハウ、テクニック、〜術、〜する方法、ヒント、ポイント、アドバイス
- エピソード:成功談、失敗談
- 疑問:なぜ、どうして
- 理由:〜だから、理由、わけ
- 警告:注意
- 方法:どうやって、このように
- 断定:決定版、究極、至高
- 仮定:もし〜なら
著者のSEO対策本も出版されています。
» 成果を出し続けるための王道SEO対策 実践講座
8.これからのSEO Webライティング本格講座
本書の肝は、ユーザーとロボットの両方へ寄り添った「両取りライティング」です。
ユーザー向けのライティング
- 適切な言葉を使う
- キーワードの乱用はNG
- 検索意図を読み取る
- 正確な言葉や文章を書く
ロボット向けのライティング
- ロボットが理解しやすいコンテンツ
- キーワードは重要タグ位置に用いる
- 検索意図に答えたキーワードを使う
- タグの意味に沿った形を言葉を使う
勉強になった点
- 重要なキーワード、テーマから先に書く
- Googleサジェストと共起関係の言葉を組み合わせる(検索語を意識する)
- 検索意図は「行動型検索+本質的検索」を組み入れることで、潜在需要を掘り起こせる
「ブログ開設初期に読めばよかった」と後悔しました。
700記事をリライトするはめになったからです。
9.100倍クリックされる超WEBライティング実践テク60
見開きで読みやすいため30分くらいで読了です。
初歩的な内容ですが、読みやすく、メモるところが多かったです。
内容が古いです。
しかし、キーワード、タイトルのつけ方については得るものがありました。
特にタイトルのつけ方はうまいです。
タイトルに「数字」を入れるだけでクリック率は変わります。
「数字×有益性」で変わります。
「数字×有益性×情報性」でもっと変わります。
ググれば得られる情報ですが、よくまとまっている印象です。
10.超・箇条書き
箇条書きの多いブログは読みやすいです。
箇条書きは、読み手や聞き手の情報処理の負荷を減らすからです。
- 構造化
- 物語化
- メッセージ化
1.構造化:相手が全体像を一瞬で理解できるようにする
レベル感を整えるコツ
- 自動詞と他動詞(落ちる、落とす)
- 直列と並列(例:ある時制→未来、ある時制→過去。例:ある時制→ある時制)
- ガバニング(直訳:統制する→ポイント3つと宣言するのがガバニング。情報をしまう引き出しをつくるイメージ)
2.物語化:相手が関心をもって最後まで読み切れるようにする
【フックをつくるコツ】
- イントロ(相手が期待していることを伝えて、関心を引く。結論ファーストの前に、背景や経緯から)
- MECE崩し(山場をつくる、重要度の低いことは捨てる)
- 固有名詞(具体的イメージさせる、短い言葉でも関心を引くから)
3.メッセージ化:相手の心に響かせ、行動を起こさせるようにする
【スタンスをとるコツ】※立ち位置を明確にすること、意味ないことを伝えるくらいなら、伝えないほうが良い
- 隠れ重言排除(以下NGワード)
- 否定で退路を断つ(〜しないで、〜する。ソフトな否定:AよりもB。AからBになる)
- 形容詞や副詞は「数字」に変える
✔︎ プレゼンNGワード(当たり前だから)
- 改善する
- 見直す
- 推進する
- 最適化する
- バランスをとる
- 徹底する
- 強化する
- 実行する
✔︎ 箇条書きをもっと使いこなす
- ストーリーライティング
リードの1文を入れる(例:強みは「英語力」と「国際感覚」の2つである) - パラグラフライティング
ロジカルライティングが習得できる3冊
- ロジカル・シンキング
- ロジカル・プレゼンテーション
- 考える技術・書く技術
ロジカル・シンキング
ロジカル・プレゼンテーション
考える技術・書く技術
Webライターを目指したら読む本
SEOコンテンツライターで月30万円稼ぐ!
対象読者
- コンテンツライターになりたい人
- 個人事業、中小企業の経営者(SEOを理解してビジネス戦略に取り入れて欲しい)
SEOコンテンツライターが有望職種の5つの理由
- 需要があり競合が少ない、参入も難しい
- AI化されにくい、仕事が海外流出しない
- 80歳でもライター(著述家)として受け入れられる
- インターネットにつながるなら、どこでも自由に仕事できる
- 入門レベルで稼げ、奥は深い。「極める」達人を目指せるし楽しい、趣味としても最高
10分でサクッと読めます。
ブログを書いているので、SEOに興味があります。
SEOは簡単ではありません。
正解はなく、Googleアップデートで吹き飛ばされるからです。
「本書のようにうまくいかないのでは」の気持ちです。
まとめ:その他に読んだ本
読んでも読まなくても、人生に影響はない本です。
もう読むことはないです。
- SEOライティング・1時間で5000文字を書く
ビフォー:1時間で1000文字くらいのスピード
気づき:設計図を使い回す。上位記事の流れを参考に。ブラインドタッチ、音声入力、デュアルモニター、ストップウォッチでスピードアップ
アフター:スピードを意識しないと生産性は上がらない - SEOに効く! Webサイトの文章作成術
Webサイトの改善事例が16個、掲載されているが必要性を感じない。
本書を掘り下げた「10倍売れるWebコピーライティング」があるから - 伝えて動かす!WEBライティングの教科書
7つの文章構成テンプレートが役立った - ブログに役立つWEBライティング術
基礎的なことがまとめられていて、最後のまとめは復習になる - 稼ぐためのwebライティング
キーワードの答えを書く、具体的な記事の書き方、Yahoo知恵袋の使い方