- 「コロナでも添乗員派遣会社で添乗員募集はしているのかな?」
- 「海外添乗はいつできるようになるのかな?」
この記事はそんな方へ向けて書いています。
この記事でわかること
・添乗員派遣会社の添乗員の募集状況がわかる。
・添乗員になりたい人はどうするべきか?
本記事の信頼性
✔︎ 経歴:新卒で旅行社に入社し19年8ヶ月、法人営業を担当
✔︎ 保有資格:総合旅行業務取扱管理者、総合旅程管理主任者
✔︎ 添乗経験:国内・海外計100本ほどで、一般団体・教育旅行・視察旅行
本記事では、コロナ禍でも添乗員を募集している添乗員派遣会社を調べました。
国内ツアーは徐々に復活してきていますが、海外ツアーは催行中止が続いています。
国内・海外、両方のツアーを扱っている添乗員派遣会社は募集を開始しています。
海外添乗はこれから先どうなるのか不透明です。
Contents
【コロナ禍】添乗員派遣会社の添乗員募集状況【国内ツアーが徐々に回復】
結論から言うと、コロナ禍でも添乗員は募集しています。
添乗員を募集している添乗員派遣会社
正確に言えば、国内添乗員の募集を開始しました。
添乗員派遣会社の一覧25社から確認しました。
現在、添乗員を募集している添乗員派遣会社は下記のとおり。
旅行会社は各社、海外ツアーは催行しておりません。
したがって、海外専門の添乗員派遣会社は、添乗員を募集していないところがほとんど。
国内・海外どちらもやっている添乗員派遣会社では、添乗員を募集しています。
募集型パッケージツアーの状況【海外は軒並み中止】
海外ツアーは中止していますが、国内ツアーは催行決定が出ています。
ゆえに、徐々にですが国内旅行は回復傾向です。
アメブロを更新しました。 『添乗員ツアーが始まりだした』 #添乗員 #日帰りバスツアーhttps://t.co/dMwPqeyv7T
— 添てん (@tententc10) August 15, 2020
たとえば、クラブツーリズムは以下のとおり。
・国内 → 募集開始している旅行会社が多く、催行決定も出ている。
・海外 → 9月まではほぼ中止。10月以降は募集している。
海外旅行は、先行きが不透明です。
あいにく現時点では、海外添乗の仕事はありません。
ゆえに、「海外専門の添乗員になりたい」と思ってもすぐに仕事はできない状況です。
コロナがいつ収束するのかもわかりません。
したがって、海外添乗がいつできるのかもわからない状況です。
「1年くらいは海外ツアーはないのでは」という意見もあります。
現役の海外専門の添乗員さんは厳しい状況が続くと推測できます。
2020年6月の旅行会社の状況です。
» 参考:国内大手旅行48社の総取扱額92.9%減、前月よりやや改善、国内旅行で回復の兆しもパッケージツアーは94.5%減 ー2020年6月(速報)
現地での様々なリスクを考慮すると、今後1年間は海外の団体ツアーは厳しく、むしろこのコロナ禍でツアーを催行する会社があるとすれば、個人的にはその対策内容を聞いてみたいなと…。
皆さんもお気付きの通り、大手旅行会社にとって添乗員は使い勝手の良い駒です。会社は助けてくれません。
— 橋場泰樹 @世界76周している旅のプロ (@travelerscafe) August 7, 2020
海外添乗専門の添乗員派遣会社は募集中止
株式会社マンデラは募集中止
たとえば、株式会社マンデラは2020年の募集は中止しています。
採用は中止ですが、「話だけでも聞いてみたい」という希望があれば受けてくれるようです。
興味のある方はアフターコロナを見越して、行動しておくのもありです。
阪急トラベルサポートは募集中
一方で、阪急トラベルサポートでは、2021年入社の海外添乗員も募集しています。
WEB面接もでき、面接時のマスク着用もOKです。
» 阪急トラベルサポートの募集要項
国内旅行も油断できない
国内旅行が回復傾向だからとはいえ、油断できません。
なぜなら、コロナのおさまる気配がないから。
コロナがおさまらないと、以下のように考えられます。
・コロナがない頃に比べれば、ツアー本数は減る。
・3密を避けるためバスの乗車人数を減らす。
・国内添乗員の仕事も通常時よりは少なくなる。
・海外専門の添乗員は、国内添乗にシフトする。
とはいえ、どうなるかはわかりません。
たくさんの添乗員の中で、少ないツアーを取り合うことも予想できます。
観光地でもツアー客は少ない状況です。
<添乗員からのツアーレポート公開>
コロナ禍で中止を余儀なくされていたバスツアーですが、先月より運行を再開いたしました。
再開したバス旅の新しいスタイル(ウィズコロナ)、添乗員からのツアーレポートをお届けします。
... もっと見る https://t.co/5T6lmDiWjD pic.twitter.com/mJWItalFfy— 京王観光【公式】 (@Keiotravel_jp) August 11, 2020
どこに行っても団体バスは我が社のみ。
よって非常にスムーズにある意味旅行は楽しめたといえるかもしれない・・・😩😅
どこにいっても個人客は大変多かった。結局インバウンドが消えて日本人だけが家族単位で旅行している状態だということははっきり認識できた
どこも結構混んでる— 鈴木ぷる️ʕʘ̅͜ʘ̅ʔ (@3351919) August 9, 2020
ちょっと真面目な話し。10年以上前に添乗員として尾瀬にこの時期何度かいったことがあるが信じられない人の少なさだった。自分が知ってる尾瀬の3割。コロナ感染のリスクがなくなりホッとした反面地元の人たちのことを思うとやりきれない。圧倒的にツアー客がいない。 pic.twitter.com/ZFEk1PESyx
— キクチヨ915 (@kikuchiyo915) August 2, 2020
派遣添乗員はコロナで不安定【稼ぐ力をつけよう】
派遣添乗員はそもそも不安定
派遣添乗員はそもそも不安定な立場です。
なぜなら、日当制なので仕事がないと給与が払われないから。
ただでさえ旅行業界は天災地変、社会情勢などの影響を受けやすいです。
過去にもSARS、テロなどで旅行業界は打撃を受けています。
・1991年 湾岸戦争
・2001年 同時多発テロ
・2003年 イラク戦争
・2003年 SARS
・2009年 新型インフルエンザ
・2020年 コロナウィルス
派遣添乗員は辛い状況です。
仕事がなくなれば収入はなくなるのです。
仕事がないなら仕事を創るしかない【国内添乗へのシフト】
言葉にするのは簡単ですが、実際はそんなに簡単なものではないですよね。
ただ、それでも、まずは小さく動くことです。
現役の海外添乗員の方は、仕事がないため苦しい状況です。
転職を余儀なくされている方も多いはず。
お金がないなら稼ぐしかありません。
お金があるなら、この機会に休むのもありです。
ただ、生きていればお金はなくなるので稼がなくてはなりません。
とりあえず当面の生活費を稼ぐしかないのです。
海外添乗員から国内添乗員にシフトしておくのも、ひとつの方法です。
コロナ収束後に観光業支援とか言ってますが、観光業それまで持ちませんよ。
ツアー添乗員は大半が派遣です。今派遣添乗員は仕事がほぼ0です。収入がほぼ0です。
退職者がすでに多量に出ています。
コロナ終息のころには添乗員はほとんどいません
政府の頭の固い皆さん、これでも終息後の話できますか?— はたぼー@投資修行中 (@hatabooooooo) April 8, 2020
今、添乗員になるのはやめておいたほうがいいのか?
結論から言うと、今はまだ動くときではないです。
理由は3つ
・仕事がそもそも少ない
・コロナにかかる危険性もある
・コロナ禍で通常の添乗より気を使う
特殊な状況です。
コロナで説明会をやっているところも限られています。
ただ、コロナが収束すれば添乗員の仕事は戻ってきます。
なぜなら、人の旅行欲はなくならないからです。
どこかに行きたい気持ちはなくなりません。
コロナのワクチンができない限り、当分は旅行業界は厳しいです。
それは誰もが実感しているはず。
ゆえに、「コロナが収束してから再度考えてみても良いのかな」と感じます。
問題はコロナがいつ収束するのかわからないこと
先が見えないのがいちばん辛いことです。
希望の光が見えないのは心を消耗します。
先が見えないからこそ、少しずつでも動いておくことです。
行動して損はありません。
勉強しておくことです。
添乗員になりたい人は勉強しておくのが吉。
地理でも語学でもいいですが、正直、いちばんのおすすめ「稼ぐ力」です。
なぜなら、コロナが終息しても、また何が起こるかわからないから。
大事なのは稼げるようになること。
今の自分に向けて、そう言うことができます。
まとめ:稼ぐ力をつけて、コロナを乗り越えよう
副業でもなんでもググれば出てきます。
「添乗員」の柱だけで不安定なら、他の柱を作るしかありません。
答えは人それぞれですが、少しずつでも行動するのが吉です。
コロナが収束してもまた何が起こるかわかりません。
本質は「稼ぐ力」です。
コロナが来ても、何が来ても、稼ぐ力をつけることが大事です。
しんどいときですが、乗り越えていきましょう。
こういちより
P.S. コロナを乗り越えよう。
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