広告 Wear

リーバイス501ホワイトオークの価値【見分け方/リジッドの色落ち】

2020年4月7日

リーバイス501ホワイトオークの価値【スペック】
  • リーバイス501ホワイトオークは価値があるの?
  • ホワイトオークのスペックで、見分け方を知りたい
  • 「MADE IN THE USA」スモールeのリジッドの色落ちを見たい

この記事はそんな方へ向けて書いています。

 この記事でわかること

  • リーバイス501ホワイトオークとは【スペック】
  • リーバイス501ホワイトオークのリジッド写真、色落ち
  • Twitter口コミ、関連動画2本

 本記事の信頼性

アメリカ製・リーバイス501「MADE IN THE USA」(2017年スモールeモデル)のリジッド(ノンウォッシュ)をオークションで購入しました(40,000円で落札)。

本記事では、リーバイス501「MADE IN THE USA」スモールeのリジッドの色落ちを写真で公開します。
この記事を読むことで、リーバイス501「MADE IN THE USA」スモールeのデッドストックの色がわかります。

記事後半では、デッドストックを履き込んだ写真を掲載しました。

 リーバイス501・ホワイトオークの入手方法

米国・ホワイトオーク製は店舗でも「LEVI'Sオンラインストア」でも販売していません。高額ですが「メルカリ」か「オークション」です。

リーバイス501ホワイトオークの価値【スペック】

リーバイス501ホワイトオークの価値【スペック】

ホワイトオーク工場製のデニムは、もう存在しません。
2017年に工場が閉鎖されたからです。

ホワイトオークとは、デニム工場の名前

生地メーカーのコーンデニム社(旧コーンミルズ社)が保有する「デニム生産工場の1つ」の工場名です。

ホワイトオーク工場はアメリカ・ノースカロライナ州のグリーズボロにありました。
しかし2017年12月31日で閉鎖。

本モデルはホワイトオーク工場で生産された最後のリーバイスです。

「ゴツゴツした生地感はホワイトオークならでは」と言われています。

コーンデニム社とは、デニム生地メーカー

1891年に設立されたデニム生地メーカーです。

コーン一家により営まれる世界最大のデニム製造会社で、数多くの工場を展開しています。
中でもノースカロライナ州グリーンズボロにあるホワイトオーク工場(1905年設立)のデニムは、ブランドになるほど有名です。

リーバイスは1915年にデニムを501に独占使用する契約を交わし、以降ヴィンテージと呼ばれるモデル(1980年代前半頃まで)のほとんどに採用されていました。

リーバイス501XXを始めとした伝説的なヴィンテージジーンズは、当時のコーンミルズ社のデニムを使用していました。
コーミルズ社はアメリカ製デニムの黄金時代を支えてきた名企業です。

当時の社名はコーンミルズ(Cone Mills Corporation)でしたが、2003年に経営破綻、2004年に買収され、社名がコーンデニム(CONE DENIM LCC)変更されています。

2004年カナダ工場も閉鎖、北米地区はメキシコ、グアテマラ、ドミニカの工場のみです。
2017年にはついにホワイトオーク工場閉鎖となりました。

リーバイス501ホワイトオークのスペック

  • 米国製
  • スモールe
  • 牛革パッチ
  • ボタンフライ
  • Vステッチ
  • ストレートフィット
  • 生地の残る打ち抜きリベット
  • 14オンスのセルビッジデニム
  • CONE DENIM/WHITE OAK製
  • コインポケット裏セルビッチ仕様
  • ステッチはバナナイエローとオレンジの2色使い

定価16,000円(税別)です。

米国・ホワイトオーク工場製です。
生地生産、縫製ともアメリカ国内で行われた「純粋なアメリカ製」なのです。

なおデニム用語については「【保存版】デニム用語辞典の完全ガイド【268単語+写真例付き】」にまとめています。

リーバイス501ホワイトオークのリジッド写真18枚【見分け方/色落ち】

ホワイトオークの見分け方・リジッドの色を、次の写真で解説していきます。

写真でホワイトオークを見分ける

 前面シルエット

やや細身のストレートです。

リーバイス501madeintheusaスモールe

W32 L32

 後面シルエット

リーバイス501madeintheusaスモールe

糊を落としていないバキバキの状態です。

「WHITE OAK」のタグが付いてます。

リーバイス501madeintheusaスモールe

コインポケットはセルビッジですが、赤色が薄いです。

リーバイス501madeintheusaスモールe

コインポケットの形です。

リーバイス501madeintheusaスモールe

バックポケット裏はシングルステッチ。

リーバイス501madeintheusaスモールe

ベルトループの縫い方は、雑な感じです。
501レギュラーMADE IN THE USAとの違いです。
» リーバイス501・1993年レギュラーモデル【リジッドの色落ち】

リーバイス501ホワイトオーク

リーバイス501ホワイトオーク

赤耳のセルビッジで、裾はチェーンステッチです。

リーバイス501madeintheusaスモールe

501の象徴、ボタンフライです。
フロントはV字縫製です。

リーバイス501madeintheusaスモールe

牛革パッチ

パッチの絵は簡素化されています。

リーバイス501madeintheusaスモールe

赤タブはスモールe

フラッシャーには製造年の表記はありません。
赤タブは両面にスモールeの刺繍があります。
ヒップポケットの縫製のラインが若干、弓なりになっているのが特徴です。
アーキュエイトステッチが黄色なので、ヴィンテージっぽいディテールです。

リーバイス501madeintheusaスモールe

腰部分には「WHITE OAK、CONE DENIM」「MADE IN USA」のタグがついてます。
ホワイトオークを見分ける1番のポイントです。

リーバイス501madeintheusaスモールe

トップボタン裏は「5115」と4桁の数字が刻印(MADE IN THE USA2018年のビッグEモデルと同じ)

トップボタン裏の数字で、どこの工場で生産されたかわかります。
2つしかわかりません。

  • 522
  • 524:エルパソ工場 テキサス州
  • 525
  • 546
  • 552
  • 553
  • 555:バレンシア工場 カルフォルニア州(2003年に閉鎖)
  • 575
  • 653

リーバイス501madeintheusaスモールe

「米国製」の文字が記載されています。

リーバイス501madeintheusaスモールe

打ち抜きリベットです。

リーバイス501madeintheusaスモールe

バータック仕様です。

リーバイス501madeintheusaスモールe

ポケット左側には「This is a pair of Levi's」のスタンプが押されています。

リーバイス501madeintheusaスモールe

更新情報:2021年6月(1年間履き込んだ色落ち)

リジッドのまま、1年履き込んだ写真が下記4枚です。

少ししか色落ちしていません。
まだ、リジッドの濃紺です。

リーバイス501ホワイトオーク

リーバイス501ホワイトオーク

リーバイス501ホワイトオーク

リーバイス501ホワイトオーク

引き続き、洗濯せずに履き込んでいきます。

ジーンズの洗い方、干し方は「ジーンズの洗い方、干し方、リペアをQ&A形式で解説【動画4本】」で解説しています。

ジーンズ専用洗剤については「【比較】デニム専用洗剤おすすめ10選まとめ【ジーンズ歴34年】」で解説しています。

リーバイス501「MADE IN THE USA」スモールeを扱った他のサイト

リーバイス501madeintheusaスモールe

リーバイス501「MADE IN THE USA」のスモールeのディテールは、下記記事が参考なります。
»【リーバイス】501® MADE IN THE USA(2017~2018)スモールeのディテール徹底考察[Levi’s]

スモールeとビッグEの比較は、下記記事にまとめられています。
» リーバイス501®「MADE IN THE USA」ビッグEとスモールeのディテール徹底比較

解説動画2本

 コーンデニム社の最後のデニム

 ホワイトオーク工場の解説動画

まとめ:リーバイス501ホワイトオークの色落ちを楽しもう

リーバイス501madeintheusaスモールe

久しぶりにワクワクするリーバイス501です。
最後のホワイトオーク工場生産の逸品だからです。

店頭もオンラインストアでも販売していません。
以下でチェックできます。

以上です。

P.S. 色落ちが楽しみですが、履くのがもったいなく思えてきます。

 参考

関連記事リーバイスの歴史を完全まとめ【501の年代別シルエットも写真で】
関連記事【厳選11店】東京のヴィンテージショップ【古着屋/リーバイスあり】

-Wear