- リーバイス501ホワイトオークは価値があるの?
- ホワイトオークのスペックで、見分け方を知りたい
- 「MADE IN THE USA」スモールeのリジッドの色落ちを見たい
この記事はそんな方へ向けて書いています。
この記事でわかること
- リーバイス501ホワイトオークとは【スペック】
- リーバイス501ホワイトオークのリジッド写真、色落ち
- Twitter口コミ、関連動画2本
本記事の信頼性
- ジーンズ歴:33年6ヶ月(1990年8月からリーバイス愛用)
- 所有デニム:リーバイス501(66前期、66後期、赤耳前期、レギュラー3本)
»【リーバイス501】USA製おすすめ完全マップ【年代別まとめ】
アメリカ製・リーバイス501「MADE IN THE USA」(2017年スモールeモデル)のリジッド(ノンウォッシュ)をオークションで購入しました(40,000円で落札)。
本記事では、リーバイス501「MADE IN THE USA」スモールeのリジッドの色落ちを写真で公開します。
この記事を読むことで、リーバイス501「MADE IN THE USA」スモールeのデッドストックの色がわかります。
記事後半では、デッドストックを履き込んだ写真を掲載しました。
リーバイス501・ホワイトオークの入手方法
米国・ホワイトオーク製は店舗でも「LEVI'Sオンラインストア」でも販売していません。高額ですが「メルカリ」か「オークション」です。
Contents
リーバイス501ホワイトオークの価値【スペック】
ホワイトオーク工場製のデニムは、もう存在しません。
2017年に工場が閉鎖されたからです。
ホワイトオークとは、デニム工場の名前
生地メーカーのコーンデニム社(旧コーンミルズ社)が保有する「デニム生産工場の1つ」の工場名です。
ホワイトオーク工場はアメリカ・ノースカロライナ州のグリーズボロにありました。
しかし2017年12月31日で閉鎖。
本モデルはホワイトオーク工場で生産された最後のリーバイスです。
「ゴツゴツした生地感はホワイトオークならでは」と言われています。
コーンデニム社とは、デニム生地メーカー
1891年に設立されたデニム生地メーカーです。
コーン一家により営まれる世界最大のデニム製造会社で、数多くの工場を展開しています。
中でもノースカロライナ州グリーンズボロにあるホワイトオーク工場(1905年設立)のデニムは、ブランドになるほど有名です。
リーバイスは1915年にデニムを501に独占使用する契約を交わし、以降ヴィンテージと呼ばれるモデル(1980年代前半頃まで)のほとんどに採用されていました。
リーバイス501XXを始めとした伝説的なヴィンテージジーンズは、当時のコーンミルズ社のデニムを使用していました。
コーミルズ社はアメリカ製デニムの黄金時代を支えてきた名企業です。
当時の社名はコーンミルズ(Cone Mills Corporation)でしたが、2003年に経営破綻、2004年に買収され、社名がコーンデニム(CONE DENIM LCC)変更されています。
2004年カナダ工場も閉鎖、北米地区はメキシコ、グアテマラ、ドミニカの工場のみです。
2017年にはついにホワイトオーク工場閉鎖となりました。
リーバイス501ホワイトオークのスペック
- 米国製
- スモールe
- 牛革パッチ
- ボタンフライ
- Vステッチ
- ストレートフィット
- 生地の残る打ち抜きリベット
- 14オンスのセルビッジデニム
- CONE DENIM/WHITE OAK製
- コインポケット裏セルビッチ仕様
- ステッチはバナナイエローとオレンジの2色使い
定価16,000円(税別)です。
米国・ホワイトオーク工場製です。
生地生産、縫製ともアメリカ国内で行われた「純粋なアメリカ製」なのです。
なおデニム用語については「【保存版】デニム用語辞典の完全ガイド【268単語+写真例付き】」にまとめています。
リーバイス501ホワイトオークのリジッド写真18枚【見分け方/色落ち】
ホワイトオークの見分け方・リジッドの色を、次の写真で解説していきます。
写真でホワイトオークを見分ける
前面シルエット
やや細身のストレートです。
後面シルエット
「WHITE OAK」のタグが付いてます。
コインポケットはセルビッジですが、赤色が薄いです。
コインポケットの形です。
バックポケット裏はシングルステッチ。
ベルトループの縫い方は、雑な感じです。
501レギュラーMADE IN THE USAとの違いです。
» リーバイス501・1993年レギュラーモデル【リジッドの色落ち】
赤耳のセルビッジで、裾はチェーンステッチです。
501の象徴、ボタンフライです。
フロントはV字縫製です。
牛革パッチ
パッチの絵は簡素化されています。
赤タブはスモールe
フラッシャーには製造年の表記はありません。
赤タブは両面にスモールeの刺繍があります。
ヒップポケットの縫製のラインが若干、弓なりになっているのが特徴です。
アーキュエイトステッチが黄色なので、ヴィンテージっぽいディテールです。
腰部分には「WHITE OAK、CONE DENIM」「MADE IN USA」のタグがついてます。
ホワイトオークを見分ける1番のポイントです。
トップボタン裏は「5115」と4桁の数字が刻印(MADE IN THE USA2018年のビッグEモデルと同じ)
トップボタン裏の数字で、どこの工場で生産されたかわかります。
2つしかわかりません。
- 522
- 524:エルパソ工場 テキサス州
- 525
- 546
- 552
- 553
- 555:バレンシア工場 カルフォルニア州(2003年に閉鎖)
- 575
- 653
「米国製」の文字が記載されています。
打ち抜きリベットです。
バータック仕様です。
ポケット左側には「This is a pair of Levi's」のスタンプが押されています。
更新情報:2021年6月(1年間履き込んだ色落ち)
リジッドのまま、1年履き込んだ写真が下記4枚です。
少ししか色落ちしていません。
まだ、リジッドの濃紺です。
引き続き、洗濯せずに履き込んでいきます。
ジーンズの洗い方、干し方は「ジーンズの洗い方、干し方、リペアをQ&A形式で解説【動画4本】」で解説しています。
ジーンズ専用洗剤については「【比較】デニム専用洗剤おすすめ10選まとめ【ジーンズ歴34年】」で解説しています。
リーバイス501「MADE IN THE USA」スモールeを扱った他のサイト
リーバイス501「MADE IN THE USA」のスモールeのディテールは、下記記事が参考なります。
»【リーバイス】501® MADE IN THE USA(2017~2018)スモールeのディテール徹底考察[Levi’s]
スモールeとビッグEの比較は、下記記事にまとめられています。
» リーバイス501®「MADE IN THE USA」ビッグEとスモールeのディテール徹底比較
解説動画2本
コーンデニム社の最後のデニム
ホワイトオーク工場の解説動画
まとめ:リーバイス501ホワイトオークの色落ちを楽しもう
久しぶりにワクワクするリーバイス501です。
最後のホワイトオーク工場生産の逸品だからです。
店頭もオンラインストアでも販売していません。
以下でチェックできます。
以上です。
P.S. 色落ちが楽しみですが、履くのがもったいなく思えてきます。
参考
- 完本ブルー・ジーンズ:ジーンズの歴史がわかる
- ヴィンテージジーンズ真の価値:リーバイス501の歴史から魅力
- デニムスタイルブック、デニムスタイルブック2:デニム好きな方へ
- Lightning Archives VINTAGE DENIM:ヴィンテージ501の写真
関連記事リーバイスの歴史を完全まとめ【501の年代別シルエットも写真で】
関連記事【厳選11店】東京のヴィンテージショップ【古着屋/リーバイスあり】