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【花見の幹事挨拶】挨拶の流れ・ポイント/花見開始・締めの例文

2020年3月21日

【花見の幹事挨拶】挨拶の流れ・ポイント/花見開始・締めの例文
  • 花見でどんな挨拶をすればいいのか迷っている
  • 堅苦しくならない、ちょうどいい挨拶の言い回しが知りたい
  • 春らしさを伝えつつ、印象に残る言葉を選びたい

 本記事の信頼性

  • 経歴:新卒で旅行社に入社し19年8ヶ月、出張手配×法人営業×添乗
  • 毎年、会社近くの公園で花見をしていた
  • 花見の幹事経験は何回もあります

花見の幹事になったら、挨拶をしなければなりません。
会社の花見会の幹事になったとき、何を話せばいいのかわかりませんでした。

職種は法人営業だったので「担当企業の花見会」に参加し、挨拶を盗みました。

本記事では、花見の幹事向けに挨拶を例文付きで解説します。
花見の「挨拶の流れ」「挨拶のポイント」がわかり、幹事として挨拶ができます。

何を話すべきかわかり、花見幹事の挨拶が成功します。

【花見の幹事挨拶】挨拶の流れ・ポイント/花見開始の例文

【花見の幹事挨拶】挨拶の流れ・ポイント/花見開始・締めの例文

花見開始の挨拶の流れとポイント3つ

 花見の挨拶の流れ

  • その①:はじめの言葉
  • その②:花見会の意義
  • その③:むすびの言葉

挨拶のポイント3つ

  • 花見会の意義
  • 花の具合
  • 裏方へのねぎらい

 花見会の意義

花見というと、飲んで歌ってが実情です。
会社の部署や課で行くときは「社員同士の親睦」が目的です。
「花見会の意義」をひとこと言っておくだけで効果的です。

 花の具合

開催日を満開に合わせるのは難しいです。
ユーモアを交えて軽くふれておくのがちょうど良いです。
幹事自ら「どうせ飲むだけでしょ」とは言わないでおきます。

 裏方へのねぎらい

場所取りや準備など、人から見えない苦労をした人には、ねぎらいや配慮を忘れないようにします。

花見開始の幹事挨拶の例文:その①

満開で、会社での花見を想定しています。
挨拶の流れ①②③に分けています。

① みなさん、お疲れさまです。
今年もお花見の季節がやってきました。
今夜はちょうど満開、暖かいそよ風も吹いており、お花見には最高の日です。

② さて新年度を迎え、みなさん今年も頑張って仕事をしようと思っていることと思います。
新入社員の方々も、社会人としての第1歩を踏み出し、張り切っています。
しかし今日は仕事のことはちょっと忘れて、華麗に咲き誇る桜の花の下で、楽しく過ごしていただきます。
日ごろの疲れを癒すとともに、ふだんあまり話をする機会のない人とも、気軽に言葉を交わして、お互いを理解し合う良い機会です。
新入社員の方々は、先輩の人となりを知り、部署になじむきっかけとしてもらえれば幸いです。

③ なおお酒も入りますので、くれぐれも周りのお花見客の方々に失礼やご迷惑をかけることのないように、トラブルのないようにしてください。
また、ゴミが散らかることのないよう気をつけましょう。
それでは、楽しく花見を始めましょう。

花見は「3月下旬〜4月上旬」の開催が多いです。

新入社員がいれば、挨拶に「新たなスタート」の意味を含ませるのもポイントです。

花見開始の幹事挨拶の例文:その②

満開を過ぎた、会社での花見会を想定しています。

① みなさん、今日はお花見会にご参加くださり、ありがとうございます。
このところ上天気が続いたため気温も高くて、あれよあれよといううちに満開を過ぎてしまいました。
予定を立てたときの予報ではちょうど良いはずだったのですが、申し訳ございません。
でも、花吹雪を見ながらの宴会もオツなものです。
盃に花びらを浮かべて飲むなんて、平安時代の貴族みたいではないかと思っております。

② さて、お花見といえばお酒を飲むだけ、と思ったら大間違いです。
同じ職場で働く仲間が、ふだんの上下関係や、先輩後輩の関係を忘れて、楽しく語り合う場です。
なんとなく怖そうと思っていた上司や先輩が、仕事を離れると意外と話せる人だったり、愉快な人だったり、頭の軽そうな私がけっこう頼りになる人だったり、そんなふうに違いを理解し合い、親しみを深めていくための場でもあるのです。
仕事で疲れた頭もほぐす良い機会です。

③ 柄にもなく堅いことを言ってしまいました。
では花見会を始めます。
なお周りの方たちの迷惑になったりしないように、酔っぱらって我を忘れないように、気をつけてください。
また、今日の場所取りに頑張ってくれた〇〇さん、〇〇さんにねぎらいの言葉をお願いします。

花見の目的は親睦を深めること。
社員旅行と同じです。

盛り上げるためにも挨拶に「親睦」のキーワードを入れると、交流が活発になることもあります。

花見開始の幹事挨拶の例文:その③

夜、部署内での花見会を想定しています。

① 本日は総務部のお花見会です。
若い人たちに昼間から場所取りをしていただいたおかげで、このように良い場所が取れました。
ありがとうございます。

② 桜と酒と歌があれば、何も申すことはございませんが、総務部に4月から新しい仲間が増えてから、全員が顔をそろえての会は初めてです。
簡単な自己紹介もかねて、のどに自信のある方は、ぜひ歌でもご披露ください。
夜風に吹かれながら酒を飲むのも、花見しか機会がありませんから、ゆっくり楽しんでいきましょう。

③ とは言いましても、明日のことも考えて、お酒はほどほどにして、二日酔いにならないようご注意ください。
それでは乾杯をして、今日のお花見会をさっそく始めます。
では部長、乾杯の音頭をよろしくお願いいたします。

楽しむことが目的ですが、飲み過ぎないようひとこと添えるのも大事です。

場の空気次第で短くまとめるのもポイントです。

花見開始の幹事挨拶の例文:その④

夜、部署内での花見会を想定しています。

① みなさん、お待たせしました。
営業部のお花見会を始めます。
上野でのお花見も恒例となり、ここで花見をしないと営業部の春も来ない気がしております。

② 満開の桜の下で、ゆっくりとお酒を飲みながら、今宵ひととき、浮世のわずらわしさを忘れようではありませんか。
地面に腰をおろし、桜をめでながら酒を飲むのもオツなものです。
今日は都会のなかの自然を身近に感じる良い機会です。

③ みんなで楽しい時間を過ごしていきましょう。
また、簡単なゲームも用意してありますので、大いに盛り上がりましょう。
会を楽しんだ後は、後かたづけもみなさんで協力してお願いいたします。
それでは、乾杯とまいりましょう。

後かたづけなどのマナーを忘れないようにします。

花見締めの挨拶【流れとポイント、例文】

花見締めの挨拶【流れとポイント、例文】

花見締めの挨拶の流れ

 花見の締めの挨拶の流れ

  1. はじめの言葉
  2. 参加の感謝、忘れ物注意
  3. むすびの言葉

挨拶のポイントは以下です。

 花見会参加へのお礼の言葉

貴重な時間を割いて参加してくれた人へ感謝の言葉を伝えましょう。

 忘れ物や後かたづけの注意喚起

酔っている人もいるので、忘れ物と安全(階段の踏みはずしなど)には注意です。
公共の場所ではマナーよく、綺麗にして帰りましょう。

 締めのお願い

1本締め、3本締めなどで締めをお願いします。

花見締めの挨拶の例文

挨拶の流れ①②③に分けています。

① みなさん、宴もたけなわではございますが、そろそろ花見終了の時間となりました。
この辺で締めの挨拶をさせていただきます。

② 今年もみなさんのご協力のおかげで、例年どおり無事に花見会を開催できました。
お忙しい中、貴重なお時間を割いてご参加くださり、ありがとうございます。
また、場所取りや花見の準備をしていただいた〇〇さん、〇〇さんもありがとうございます。
だいぶ酔っている方もいらっしゃるようですので、忘れ物と足元には十分ご注意ください。
それと公共のマナーですので、最後の後かたづけまでご協力をよろしくお願いいたします。

③ 最後に1本締めで締めたいと思いますので、〇〇部長、よろしくお願い申し上げます。

花見の挨拶で、よくある質問

時候の挨拶でやわらかい表現はありますか?

「春風が心地よい季節となりました」などがやわらかい表現です。
堅苦しくならず、聞き手に温かみを伝えられる点が魅力といえます。
花見の場にも自然に溶け込みやすい言い回しでしょう。
»【3月の時候の挨拶】やわらかい表現のコツ+シーン別の例文3選

時候の挨拶を一覧で確認できますか?

はい、時候の挨拶は月ごとにまとめた一覧があります。
3月なら「早春の候」や「春分の候」などが代表的です。
季節に合った表現を選ぶと、挨拶に深みが出るでしょう。
»【3月の季語一覧+使い方】俳句・手紙・スピーチに活かす春の表現

春の挨拶で3月にふさわしい言葉は何ですか?

「春の陽気に心弾む季節となりました」などが3月らしい挨拶です。
卒業や花見など、行事と結びつける表現も効果的でしょう。
柔らかい言い回しを選ぶと相手にも親しみが伝わります。

寒くなってきたときの挨拶をカジュアルに伝える方法は?

「朝晩冷えてきましたね」などがカジュアルで使いやすいです。
友人や同僚への一言に季節感を添えたいときに便利でしょう。
硬すぎず、自然体のコミュニケーションに役立ちます。

時候の挨拶の例文にはどんなものがありますか?

たとえば「うららかな春の日差しが心地よい季節となりました」などがあります。
文頭に添えると印象がやわらぎ、自然な流れが生まれるでしょう。
メールや手紙でも好感を持たれやすい表現です。
»【3月の時候の挨拶】フォーマル・カジュアルの正しい書き方と例文

季節の挨拶をカジュアルに伝えるには?

「桜が咲きはじめましたね」などがカジュアルな挨拶です。
堅苦しくならず、自然な会話のきっかけにもなります。
花見の話題と一緒に伝えると、季節感が出て好印象です。
»【3月の挨拶】カジュアルに使える例文3選+季節感を加えたフレーズ

時候の挨拶のビジネス向け例文を教えてください

「春暖の候、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます」などが使えます。
丁寧な印象を与えるので、取引先への挨拶に適しています。
季節と敬意を込めた文面が好まれるでしょう。
»【3月の時候の挨拶】フォーマル・カジュアルの正しい書き方と例文

簡単な挨拶文の例文はありますか?

「春らしい陽気が続いていますね」などが簡単な挨拶文です。
花見の場など、軽い会話に自然に使えるフレーズといえるでしょう。
気取らず、気持ちを伝えられる表現として重宝されます。
»【3月の挨拶まとめ】時候・ビジネス・送別会ですぐに使える例文つき

まとめ:花見幹事の挨拶をマスターして、花見を楽しむ

まとめ:花見幹事の挨拶をマスターして、花見を楽しもう

花見が恒例になっている会社もあります。
挨拶は一度覚えれば使い回しができますので、この機会にマスターしてみてください。

私が挨拶でよくやるのは「暗記」です。
20回音読すれば、自然と頭に入ります。
自然と言葉が出てくるのです。

記憶力の良い方なら、もっと少ない回数で覚えられます。
試してみてください。

以上です。

P.S. 花見の挨拶をマスターしよう。

関連記事【社員旅行幹事の挨拶】バス車中、宴会開始、宴会締めの挨拶【例文公開】
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