「暑中見舞い申し上げます」と書いた後、何を続ければいいのか迷ったことはありませんか。
続きの基本は「相手への気遣い→近況→結び」の3ステップです。
まず完成形を見てから、詳しく解説します。
この記事の完成例をそのまま参考にすれば、暑中見舞いの文章は迷わず書けます。
↓
連日の猛暑が続いておりますが、〇〇様にはご健勝にてお過ごしのことと存じます。(←相手への気遣い)
↓
おかげさまでこちらも元気に過ごしております。(←近況)
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暑さ厳しき折、どうかご自愛ください。(←結び)
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令和〇年 盛夏(←日付。はがきのみ)
・続きを1文・3文・5文で書く場合のパターン
・「暑中見舞い申し上げます」と「暑中お見舞い申し上げます」の違い
・上司・友人・取引先・恩師向けの完成例文(コピペOK)
・送る時期・よくある疑問(拝啓は必要か・横書きOKか等)
この記事の目次
「暑中見舞い申し上げます」の続きの書き方
続きの長さは、媒体と相手で決まります。
LINEなら1文、はがきなら3〜5文が自然です。
文章量に迷ったら下のパターンを参考にしてください。
1文で書く場合(LINE・短いメッセージ向け)
LINEやメールで手軽に送るなら、気遣いの一言だけで十分です。
「暑中見舞い申し上げます」から始まっていれば、1文でも暑中見舞いとして成立します。
3文で書く場合(はがき・メール向け)
はがきやメールには「気遣い・近況・結び」の3文が収まりがよく、読みやすいボリュームです。
印刷したはがきに手書き一言を添える場合もこの長さが基本です。
5文で書く場合(改まったはがき・ビジネス向け)
取引先や目上の方に送る改まったはがきでは、感謝・現状報告・今後の意欲なども添えると誠実な印象になります。
「お」あり・なしの違いと使い分け
「暑中見舞い申し上げます」と「暑中お見舞い申し上げます」。
どちらが正しいか迷ったことがある方は多いはずです。
結論はどちらも正しいのですが、印象に少し違いがあります。
迷ったらどちらを使っても失礼にはなりません。ビジネスなら「お」なし、友人なら「お」ありを選ぶと使い分けがスムーズです。
暑中見舞いを印象よく書くコツ

スマホで何でも連絡できる時代に、はがきで暑中見舞いを送る人は確かに減っています。
でも、だからこそ届いたときの印象が強くなっているとも言えます。
LINEやメールでも「暑中見舞い申し上げます」の書き出しを守れば、媒体を問わず季節の挨拶として成立します。
手書きは「自分のために書いてくれた」という温かみが伝わりやすく、印刷は整った読みやすさがあります。
印刷はがきに手書きで一言添えると、両方のよさを組み合わせられます。
個人的に感じているのは「最後の一言を書くのが意外と難しい」ということです。
「どうかご自愛ください」だけで終わると少しそっけない。
かといって長く書きすぎると今度は読むのが大変になる。
そのちょうどよい加減を見つけるのが、暑中見舞いを書く面白さでもあります。
実際、短い一言でも印象は大きく変わります。
「先日〇〇のことを思い出しました」
「涼しくなったらまた会いましょう」
そんな一文が、印刷物を「あなただけへのメッセージ」に変えます。
長く書かなくていい。
相手のことを思いながら書いた言葉は、整った長文よりずっと届くことがあります。
送る時期|立秋を過ぎたら「残暑見舞い」に変える
「暑中見舞い申し上げます」が使えるのは立秋前日まで。
立秋を過ぎたら「残暑見舞い申し上げます」に切り替えます。
時期だけ守れば、あとは自由に書けます。
| 種類 | 送る時期 | 書き出し | 末尾 |
|---|---|---|---|
| 暑中見舞い | 小暑または梅雨明け頃〜立秋前日 | 暑中見舞い申し上げます 暑中お見舞い申し上げます | 令和〇年 盛夏 |
| 残暑見舞い | 立秋以降〜8月末頃 | 残暑見舞い申し上げます 残暑お見舞い申し上げます | 令和〇年 晩夏 |
・立秋は毎年8月7日頃ですが、年によって1日前後します。送る前にその年の暦を確認すると安心です
・返信が遅れて立秋を過ぎた場合は「残暑見舞い申し上げます」として返しましょう
・メールやLINEでは末尾の「令和〇年 盛夏」は省略可
送る時期の詳細は、暑中見舞いの書き方・例文まとめもあわせてご参照ください。
相手別の完成例文|コピペして使えます
「暑中見舞い申し上げます」から始まる完成例文を相手別にまとめました。
それぞれの例文の前に「なぜその書き方が適しているか」を添えています。
友人・知人への例文
親しい相手への暑中見舞いは、堅苦しくなりすぎないのが大切です。
「暑中お見舞い申し上げます」のやわらかい形を使い、会話に近い言葉で続けると気持ちが伝わりやすくなります。
長く書く必要はありません。
もっとカジュアルな例文はカジュアルな暑中見舞いの例文集、おしゃれな文体を探している方はおしゃれな暑中見舞いの例文集もあわせてご参照ください。
上司・恩師・目上の方への例文
目上の方への暑中見舞いで差がつくのは「感謝の一言を添えるかどうか」です。
「格別のご指導を賜り〜」の一文があるだけで、ただの挨拶状が誠意のこもった文面になります。
ビジネス向けの文例をより詳しく知りたい方は「夏のビジネス挨拶の例文まとめ」もご参照ください。
取引先・ビジネス向けの例文
取引先への暑中見舞いは「感謝→現状→今後」の順が基本です。自分の近況報告より、相手へのお礼と今後の関係継続の意思を優先するのがビジネスマナーです。
親戚・お礼を兼ねる場合の例文
▼ 結婚・引越し報告を兼ねる例文を見る
マナーの確認|避けたい表現と守りたいルール
・はがきの末尾は「令和〇年 盛夏」(具体的な日付は書かない)
・「暑中お伺い申し上げます」は目上の方への最上位の丁寧表現
・喪中の相手にも送れる(お祝いではなく安否伺いのため)
・「死」「苦」「病」など縁起の悪い言葉
・「ますます」「重ね重ね」など重複を連想させる表現
よくある疑問
まとめ|続きは3ステップで書ける

「暑中見舞い申し上げます」の後は「気遣い→近況→結び」の3ステップを続けるだけです。
全部入れなくてもOK。
LINEなら1文、はがきなら3〜5文が目安です。
- 友人へ:堅苦しくならず、会話に近い言葉で気持ちを伝える
- 上司・恩師へ:感謝の一言を添えることで誠実な印象になる
- 取引先へ:近況報告より御礼と今後の関係継続を優先する
- 親戚・知人へ:家族の近況などを添えると温かみが伝わる
- 媒体別:LINEは短め・絵文字OK、はがきは「令和〇年 盛夏」を末尾に
☑ 送る時期:小暑または梅雨明け〜立秋前日は「暑中見舞い」、立秋後は「残暑見舞い」
☑「拝啓」「敬具」を使っていないか
☑「お体にご自愛ください」ではなく「どうかご自愛ください」になっているか
☑ はがきの末尾は「令和〇年 盛夏」(メール・LINEは省略可)
☑ 相手の名前・宛名に誤字がないか
長く書かなくて大丈夫です。
「暑中見舞い申し上げます」から始まり、相手のことを思いながら書いた短い一言の方が、整った長文よりずっと心に届くことがあります。
この夏、大切な人へ言葉を届けてみてください。
※本記事は一般的なビジネスマナーおよび手紙のマナーを参考に作成しています。
暑中見舞いの書き方・時期は年や地域によって考え方が異なる場合がありますので、状況に合わせてご活用ください。
