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【夏のビジネス挨拶】メール・手紙で使える書き出し・結び例文集

2026年7月22日

【夏のビジネス挨拶】メール・手紙で使える書き出し・結び例文集

夏に取引先や顧客へ社外メールや手紙を送るとき、「どの季節の挨拶を使えばいいか」と迷っていませんか。

今日の日付で使える例文は、下の表からすぐに確認できます。

▼ 今すぐ使える|夏のビジネス挨拶・時期別代表例(コピペOK)
【6月】 拝啓 梅雨の候、貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
【7月】 拝啓 盛夏の候、貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
【8月・立秋前まで】 暑中お見舞い申し上げます。
【8月・立秋後〜】 残暑お見舞い申し上げます。
夏のビジネス挨拶は「時期」と「相手との関係」の2点で選ぶのが基本です。
書き出し・結びの詳しい例文は以下でまとめています。
▼ この記事でわかること
・6月・7月・8月で使う時候の挨拶の違いと選び方
・取引先・顧客・上司向けの書き出し・結びの例文
・よくある失敗例と定型文をアレンジするコツ
・暑中見舞い・残暑見舞いの使い分けと完成例文

夏のビジネス挨拶の基本

漢語調と口語調の選び方

夏のビジネス挨拶には「漢語調」と「口語調」の2種類があります。
どちらを選ぶかは、相手との関係と文書の格式で決まります。

種類使う場面
漢語調盛夏の候・炎暑の候手紙・挨拶状・初めての取引先・格式ある文書
口語調毎日厳しい暑さが続いておりますがビジネスメール・日常的な社外連絡
▼ 相手との関係で使い分ける
・初めての取引先・重要な文書 → 漢語調(拝啓〜敬具形式)
・継続的な取引先・メール → 口語調でも失礼なし
・上司・社内メール → 「お疲れ様です」から始め、季節感は短く一言
・迷ったら漢語調を選ぶと無難。メールでも使えます

メールでは時候の挨拶を省略できるケース

ビジネスメールで時候の挨拶は必須ではありません。

次の場面では省略してもマナー違反にはなりません。

・日常的なやりとりが続いている取引先へのメール
・緊急度の高い連絡・問い合わせへの返信
・社内メール・上司への報告連絡
・1往復目ではなく2往復目以降のやりとり
一方、初めての取引先・案内状・お礼状・挨拶状には季節の挨拶を入れると丁寧な印象を与えます。
▼ 実務ではこのように判断されることが多い
継続的な取引先へのメールでは、長い時候の挨拶を省いて「毎日暑いですが、いかがでしょうか」の一文だけ添える形が実際には多く見られます。
丁寧さより読みやすさを優先した方が、かえって好印象を与えることもあります。
初めての相手や正式な文書には漢語調をしっかり入れ、関係が続く相手には短く自然な表現を選ぶ——この使い分けが実務では自然な判断です。

よくある失敗例と対策

夏のビジネス挨拶でよく見かける失敗を紹介します。

❌ NG①|漢語調と口語調の混在
拝啓 盛夏の候、毎日本当に暑いですよね。いつもありがとうございます。敬具 → 漢語調で始めたなら最後まで漢語調で統一する
❌ NG②|時期外れの表現
「残暑の候」を7月に使う・「初夏の候」を8月に使う → 送る日付と季語が合っているか必ず確認する
❌ NG③|意味が重複する表現
「お体にご自愛ください」 →「ご自愛」に体を大切にする意味が含まれているため「どうかご自愛ください」が正しい
✅ 定型文をアレンジするコツ
例文に相手の具体的な状況を一言加えると印象が変わります。 「盛夏の候、〇〇プロジェクトの折ご多忙のことと存じます」のように、相手に合わせた一文を添えましょう。

夏のビジネス挨拶早見表|6〜8月×場面別

「今日の日付でどれを使えばいい?」——そんなときはこの表で確認してください。

各時期のおすすめ表現と、迷ったときの口語調の一言を一覧にまとめています。

送る時期おすすめの時候の挨拶迷ったときの一言文書の種類
6月梅雨の候・初夏の候梅雨の季節となりましたが〜メール・手紙共通
7月上旬(7/7〜)小暑の候・盛夏の候毎日厳しい暑さが続いておりますが〜メール・手紙共通
7月中〜下旬盛夏の候・大暑の候(7/23〜)毎日厳しい暑さが続いておりますが〜メール・手紙共通
8月(立秋前〜8/6)大暑の候→暑中見舞い暑中お見舞い申し上げますはがき・手紙推奨
8月(立秋後8/7〜)残暑の候→残暑見舞い残暑お見舞い申し上げますはがき・手紙推奨

時期別の選び方と例文

時期別の選び方と例文

早見表で時期を確認したら、次はなぜその表現を使うのかを押さえておきましょう。

使い分けの理由がわかると、例文をアレンジするときにも迷いにくくなります。

6月のビジネス挨拶例文

6月は梅雨の時期です。「梅雨の候」を選べば6月全般で失敗しません。

梅雨のない地域への文書には「初夏の候」「向暑の候」を使いましょう。

実際のビジネスメールでは「梅雨の季節となりましたが」のような短い口語調の一文の方が、漢語調より自然に読まれるケースも多くあります。

▼ 6月・ビジネスメール(口語調)
お世話になっております。梅雨の季節となりましたが、貴社ならびにご担当者様にはお変わりなくお過ごしのことと存じます。
▼ 6月・ビジネス手紙(漢語調・全文)
拝啓 梅雨の候 貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます 平素は格別のご愛顧を賜り厚く御礼申し上げます このたびは〇〇の件につきましてご連絡いたします ……(本文)…… 梅雨の時期柄 どうかご自愛くださいますようお願い申し上げます 敬具

7月のビジネス挨拶例文

7月は梅雨明け後から夏本番に入ります。

「盛夏の候」が7月を通じて最も使いやすい季節の挨拶です。

上旬は「小暑の候」、下旬は「大暑の候」も適切です。
実際のビジネスメールでは、漢語調より口語調の方が読みやすいと感じる場面も多く、相手との関係で使い分けるのが自然です。

7月のビジネス向け例文をさらに詳しく確認したい方は「7月のビジネス向け時候挨拶の例文」もあわせてご参照ください。

▼ 7月・ビジネスメール(口語調・全文)
〇〇株式会社 〇〇様 お世話になっております。〇〇株式会社の〇〇でございます。 毎日厳しい暑さが続いておりますが、貴社ならびにご担当者様にはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。 このたびは〇〇の件でご連絡いたします。 ……(本文)…… 暑さが続きますが、熱中症にはどうかお気をつけください。今後ともよろしくお願いいたします。
▼ 7月・ビジネス手紙(漢語調・全文)
拝啓 盛夏の候 貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます 平素はひとかたならぬご厚情を賜り感謝申し上げます このたびは〇〇の件につきましてご連絡いたします ……(本文)…… 暑さ厳しき折 皆様どうかご自愛くださいますようお願い申し上げます 敬具

8月のビジネス挨拶例文

8月は立秋(8月7日頃)を境に使う表現が変わります。

立秋前は「暑中見舞い」、立秋後は「残暑の候」または「残暑見舞い」が基本です。

▼ 8月立秋前・ビジネスメール
お世話になっております。連日の猛暑が続いておりますが、ご担当者様にはお変わりなくお過ごしのことと存じます。
▼ 8月立秋後・ビジネス手紙(残暑の候)
拝啓 残暑の候 貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます 立秋を過ぎてもなお厳しい暑さが続いておりますがいかがお過ごしでしょうか ……(本文)…… 残暑なお続く折から どうかご自愛くださいますようお願い申し上げます 敬具

夏のビジネス挨拶の結び例文

夏の結びは「相手の体調を気遣う一文」が定番です。

書き出しの文体(漢語調・口語調)と揃えることで、文書全体に統一感が生まれます。
相手との関係性に合わせて文章量を調整するのも大切です。

長い結びは手紙向き、メールは一文で簡潔にまとめると読みやすい印象になります。

▼ 格調ある結び(手紙・挨拶状)
暑さ厳しき折、皆様どうかご自愛くださいますよう申し上げます。今後ともよろしくお願い申し上げます。敬具
▼ 熱中症への気遣い(メール)
厳しい暑さが続きますので、熱中症にはどうかお気をつけください。引き続きよろしくお願いいたします。
▼ 取引先の発展を願う結び
暑さ折柄、貴社ならびに皆様のご健勝とご発展をお祈り申し上げます。今後とも変わらぬご支援のほどよろしくお願い申し上げます。敬具
▼ 残暑の結び(8月立秋後)
残暑なお厳しき折、皆様どうかご自愛くださいますようお願い申し上げます。今後ともよろしくお願い申し上げます。敬具

暑中見舞いと残暑見舞いの使い分け

暑中見舞いと残暑見舞いの違いは「送る時期」だけです。

切り替えの基準は立秋(8月7日頃)の前か後かの一点です。

種類送る時期書き出し
暑中見舞い小暑(7月7日頃)〜立秋前日(8月6日頃)暑中お見舞い申し上げます
残暑見舞い立秋(8月7日頃)〜8月末頃残暑お見舞い申し上げます
▼ よくある間違い
・「残暑見舞い」を7月に送る → 7月は必ず「暑中見舞い」
・「暑中見舞い」を8月中旬に送る → 立秋以降は「残暑見舞い」
立秋の日付は年によって1日前後するため、カレンダーで確認することをおすすめします。

書き方や文例をさらに詳しく知りたい方は「暑中見舞いの書き方・文例」もご参照ください。

▼ 暑中見舞い・取引先向け完成例文
暑中お見舞い申し上げます。 連日の猛暑が続いておりますが、貴社ならびに皆様にはご健勝にお過ごしのことと存じます。 おかげさまで弊社も元気に営業いたしております。今後とも変わらぬご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。 令和〇年 盛夏
▼ 残暑見舞い・取引先向け完成例文
残暑お見舞い申し上げます。 立秋を過ぎてもなお厳しい暑さが続いておりますが、貴社ならびに皆様にはお変わりなくお過ごしのことと存じます。 今後とも変わらぬご支援のほどよろしくお願い申し上げます。 令和〇年 晩夏

夏のビジネス挨拶で気をつけること

避けたい表現・NG例理由・対策
「残暑の候」を7月に使う立秋前は「残暑」ではない。7月は「盛夏の候」「大暑の候」
「初夏の候」を8月に使う8月は盛夏・晩夏の季節。「残暑の候」「晩夏の候」を使う
「梅雨の候」を北海道に送る梅雨のない地域には「初夏の候」「向暑の候」
漢語調と口語調の混在書き出しから結びまで文体を揃える
「お体にご自愛ください」「自愛」に体を大切にする意味が含まれる。「どうかご自愛ください」が正解

夏のビジネス挨拶のよくある質問

ビジネスメールに時候の挨拶は必要ですか?
必須ではありません。初めての取引先・案内状・お礼状では入れると丁寧な印象を与えます。継続的なやりとりの相手や社内メールでは省略しても問題ありません。入れる場合は「毎日厳しい暑さが続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか」のような口語調の1文で十分です。
梅雨明け前に「盛夏の候」は使えますか?
使えますが、梅雨が続いている時期には「梅雨の候」「向暑の候」の方が季節感に合います。相手の地域の梅雨明けを確認してから選ぶと安心です。梅雨明け後であれば「盛夏の候」が自然に使えます。
立秋後はどの挨拶を使えばよいですか?
「残暑の候」に切り替えましょう。暑中見舞いを送る場合も「残暑見舞い」になります。「残暑お見舞い申し上げます」は立秋以降にしか使えない表現のため、7月や8月初旬に使うのは誤りです。
「拝啓〜敬具」と「謹啓〜謹白」の違いは何ですか?
「拝啓〜敬具」は一般的なビジネス文書に広く使われます。「謹啓〜謹白」はより格式が高く、重要な挨拶状や目上の方への手紙に適しています。ビジネスメールでは頭語・結語を省略するのが一般的です。
定型文をアレンジする方法はありますか?
相手の具体的な状況を一言加えるだけで印象が変わります。「盛夏の候、〇〇プロジェクトご担当者様にはご多忙のこととお察しします」のように、相手の業務や状況に触れた一文を添えると自然で温かみのある挨拶文になります。
ビジネスメールに「拝啓・敬具」は必要ですか?
ビジネスメールでは「拝啓〜敬具」を省略するのが一般的です。頭語・結語は手紙(封書)の慣習であり、メールに入れると堅苦しい印象を与えることがあります。ただし、案内状や重要な通知をメール本文に記載する場合は入れても問題ありません。
「盛夏の候」はいつから使えますか?
明確な決まりはありませんが、7月中旬頃から使い始めるのが自然です。7月上旬(小暑:7月7日頃)からでも問題なく、7月全般から8月初旬(立秋前)まで使えます。迷った場合は「盛夏の候」を選べば7月全体でほぼ対応できます。
会社宛ての暑中見舞いは送るべきですか?
必須ではありませんが、日ごろお世話になっている取引先や顧客へ送ると好印象を与えます。特に長期的な関係を築きたい相手や、夏の繁忙期に支えていただいた方への感謝を伝える場として活用されています。はがきで送るのが一般的ですが、メールで代用する企業も増えています。

まとめ|夏のビジネス挨拶は時期と相手で選ぶ

まとめ|夏のビジネス挨拶は時期と相手で選ぶ

夏のビジネス挨拶は「送る時期」と「相手との関係」の2点で選ぶだけです。

次の3つを覚えておけば、夏の社外メール・手紙・挨拶状のほとんどに対応できます。

▼ 覚えておく3つだけで十分
6月 → 梅雨の候(梅雨のない地域は「初夏の候」)
7月 → 盛夏の候(7月全体で使える最も安全な時候の挨拶)
8月 → 立秋前は暑中見舞い、立秋後は残暑の候
▼ 選び方のまとめ
・初めての取引先・正式な文書:漢語調+拝啓〜敬具
・日常的なビジネスメール:口語調でも十分
・結びには「どうかご自愛ください」を添える
・漢語調と口語調を混在させない
・「残暑見舞い」は立秋(8月7日頃)以降のみ使用可

例文をそのまま使いながら、相手の名前や状況を一言加えることで、定型文でも温かみのある季節の挨拶になります。

形式を整えることも大切ですが、伝わるのは相手への気遣いです。

夏のビジネス挨拶で最も大切なのは「送る時期」と「相手との関係」で表現を選ぶことです。

6月は「梅雨の候」、7月は「盛夏の候」、立秋以降は「残暑の候」を基準にすれば、ほとんどの場面に対応できます。
例文をそのまま使うのも問題ありませんが、相手の状況や近況に触れた一言をアレンジとして加えると、定型文でも気遣いが伝わる挨拶文に変わります。

難しく考えすぎず、まずは例文を土台に自分らしい一文を添えてみてください。

記事を参考にすれば、6月・7月・8月の夏のビジネス挨拶で迷うことなく、相手や時期に合わせた自然な文章をすぐに作成できます。

6月・7月・8月それぞれの時候の挨拶や、用途別の例文を詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。

※本記事は二十四節気や一般的なビジネスマナーを参考に作成しています。

時候の挨拶は地域や気候によって使い方が異なる場合がありますので、実際の季節感に合わせてご活用ください。

当サイトでは6月・7月・8月、ビジネス向け・カジュアル向けなど夏の挨拶をシリーズで解説しています。

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