「残暑見舞いをはがきで送りたいけど、書き方がわからない」という方へ。
残暑見舞いはがきは、基本の4要素(挨拶→相手への気遣い→近況→結び)と日付を押さえれば、通常はがきや私製はがきで問題なく作れます。
この記事では、書き方の見本・相手別の例文・宛名の書き方・送る時期・マナーまでまとめました。
📮 いつまで:基本は8月末までに届くように
📝 書き方:挨拶→気遣い→近況→結びの4つの内容+日付
🏷 はがきの種類:通常はがき・私製はがきどちらでもOK
⚠️ 日付:「令和八年 晩夏」「令和八年 八月」など(「盛夏」は不可)
・残暑見舞いはがきの書き方の基本と見本
・友人・親戚・目上の人・ビジネス相手別の例文
・宛名・差出人・縦書き・横書きの書き方
・いつからいつまで送ればよいか
・どのはがきを使えばよいか・作り方
この記事の目次
残暑見舞いはがきの書き方【見本】
残暑見舞いの本文は4要素で構成し、最後に日付を添えるのが基本です。
むずかしく考えず、この順番で書けば自然にまとまります。
| 順序 | 内容 | ポイント |
|---|---|---|
| ①挨拶 | 「残暑お見舞い申し上げます。」 | 文頭に書く。行頭を一文字下げる必要はない |
| ②相手への気遣い | 相手の健康や近況を尋ねる | 「いかがお過ごしでしょうか」など |
| ③自分の近況 | 近況を短く伝える | 「おかげさまで元気にしております」など |
| ④結びの言葉 | 相手の健康を祈る言葉で締める | 「くれぐれもご自愛ください」など |
| 日付 | 「令和八年 晩夏」など | 「盛夏」は残暑見舞いでは使わない |
①残暑お見舞いの挨拶を書く
「残暑お見舞い申し上げます。」を文頭に書きます。
行頭を一文字下げる必要はありません。
目上の方には「残暑お伺い申し上げます。」というより改まった表現も使われます。
②相手を気遣う言葉を書く
「暑い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか」「お変わりなくお過ごしのことと存じます」など、相手の健康や近況を尋ねる一文を続けます。
③自分や家族の近況を書く
「おかげさまで元気にしております」「家族一同つつがなく過ごしております」など、自分の近況を短く伝えます。
ここにお中元のお礼や近況報告を添えることもできます。
④結びの挨拶を書く
「まだ暑い日が続きますが、くれぐれもご自愛ください」「涼しくなりましたら、またお会いできることを楽しみにしております」など、相手への気遣いで締めます。
日付は「晩夏」「八月」などと書く
残暑見舞いの日付に「盛夏」は使いません。
「令和八年 晩夏」「令和八年 八月」「二〇二六年 晩夏」などが一般的です。
「盛夏」は暑中見舞いで使う表現です。
残暑見舞いはがきの例文【相手別】
相手との関係によって、言葉の格式や内容を調整するのがポイントです。
以下の例文はそのままはがきに使えます。
友人・知人に送る例文
親戚に送る例文
目上の人に送る例文
ビジネスで使える例文
暑中見舞いへの返信例文
残暑見舞いはがきの表面の書き方

はがきの表面(宛先面)の書き方を確認しておきましょう。
マナーを押さえておくと、相手に丁寧な印象を与えられます。
宛名の書き方
| 項目 | 書き方 |
|---|---|
| 郵便番号 | 右上の郵便番号欄に記入 |
| 住所 | 都道府県から丁寧に。番地は省略しない |
| 氏名 | 住所より大きめの文字で。敬称(様)を添える |
| 敬称 | 個人なら「様」。会社あてなら「御中」 |
| 連名 | ご夫婦なら「○○○○様 ○○様」と並べて書く |
差出人の書き方
差出人(自分の住所・氏名)は、表面の左下か裏面に記入します。
通常はがきは表面の左下に書くのが一般的です。住所・氏名は宛名より小さめに書きます。
縦書きと横書きはどちらでもよい
残暑見舞いの宛名は縦書きが一般的ですが、横書きのデザインのはがきであれば横書きでもかまいません。
手書きの場合は縦書きの方が改まった印象になります。
・宛名に誤字がないか送る前に必ず確認する
・住所は省略せず番地まで書く
・郵便番号は枠の中に収めて丁寧に書く
・切手(私製はがきの場合)の貼り忘れに注意
残暑見舞いはがきはいつ出す?
残暑見舞いを送る時期は「立秋から8月末」が基本です。
「投函した日」ではなく「相手に届く日」が8月中になるよう、早めに準備しましょう。
| 時期 | 種類 | 備考 |
|---|---|---|
| 〜8月6日 | 暑中見舞い | 立秋の前日まで |
| 8月7日〜8月末 | 残暑見舞い(基本の時期) | できるだけこの期間に届くように |
| 9月7日頃まで | 残暑見舞い(遅れた場合) | 白露(9月7日頃)を一つの目安とする考え方がある |
| 9月7日頃を過ぎた場合 | 通常の時候の挨拶状へ | 「初秋の候〜」などの挨拶状に切り替える |
※2026年の立秋・白露の日付は国立天文台「暦要項」をもとにしています。いずれも目安であり、厳密な締め切りではありません。
2026年は8月7日の立秋から
2026年の立秋は8月7日です。この日から残暑見舞いへ切り替えます。
「立秋の前日まで→暑中見舞い、立秋以降→残暑見舞い」が一般的な基準です。
残暑見舞いは8月末までが目安
「8月中に相手に届けばよい」と覚えておくとシンプルです。
8月下旬に投函する場合は郵送に数日かかるため、余裕をもって早めに準備しましょう。
投函日ではなく到着日が8月中になるよう意識してください。
9月になったら季節の挨拶にする
9月に入った場合は、なるべく早めに送ることを意識してください。
9月7日頃(白露)を一つの目安とする考え方もありますが、それ以降になる場合は「初秋の候〜」などの通常の時候の挨拶状への切り替えが自然です。
残暑見舞いにはどのはがきを使う?
通常はがきで送って問題ない
日本郵便の通常はがき(85円)を使うのが最もシンプルです。
85円分の料額印面が印刷されているため、切手を別途貼る必要はありません。
コンビニや郵便局で購入できます。
私製はがき:市販やダウンロードのデザインはがき。85円の切手を別途貼る必要がある
写真・イラスト入り:通常はがきや私製はがきにデザインを印刷することもできる。コンビニや写真店のサービスを利用する方法もある
私製はがきには切手を貼る
デザインを印刷した私製はがきや市販のはがきを使う場合は、切手(85円)を別途貼る必要があります。
切手は右上の定位置(宛名面の右上)に貼ります。
切手を貼り忘れると相手に届かないため注意してください。
写真やイラスト入りでもよい
写真やイラスト入りのデザインはがきを使っても失礼にはなりません。
ただし、目上の方やビジネス相手へはシンプルなデザインの方が無難です。
友人・知人への残暑見舞いでは、旅行の写真やイラストを添えた個性のあるはがきも喜ばれます。
残暑見舞いはがきのマナー
相手に合った言葉遣いを選ぶ
| 相手 | 書き出し | 結び | トーン |
|---|---|---|---|
| 友人・知人 | 「残暑お見舞い申し上げます。」 | 「体に気をつけてね。」 | 会話調でOK |
| 親戚 | 「残暑お見舞い申し上げます。」 | 「ご自愛ください。」 | やわらかく |
| 目上・先生 | 「残暑お伺い申し上げます。」 | 「ご自愛くださいますようお願い申し上げます。」 | 丁寧に |
| ビジネス(法人) | 「残暑お見舞い申し上げます。」 | 「皆様のご健康をお祈り申し上げます。」 | 格調を保つ |
日付は細かく書かない
残暑見舞いの日付に「○月○日」と具体的な日付を書く必要はありません。
「令和八年 晩夏」「令和八年 八月」「二〇二六年 晩夏」など、時候を示す言葉で書くのが一般的です。
「盛夏」は暑中見舞いの時期を示す言葉のため、残暑見舞いには使いません。
「お体ご自愛ください」は避ける
「ご自愛」自体に「自分の体を大切にする」という意味があるため、「お体をご自愛ください」は意味が重なります。
「くれぐれもご自愛ください」「どうかご自愛ください」と書くのが自然です。
残暑見舞いはがきを作る方法
手書きではがきを作る
手書きの残暑見舞いは、受け取った相手に気持ちが伝わりやすいです。
ペンは黒または濃い色のボールペン・筆ペンが一般的です。
鉛筆や薄い色は避けてください。
書き間違えた場合は、修正液ではなく新しいはがきに書き直しましょう。
無料テンプレートを使う
インターネットでは「残暑見舞い テンプレート 無料」で検索すると、ダウンロードして使えるデザインが多数あります。
日本郵便の公式サイトや年賀状印刷サービスでも無料テンプレートを提供しているものがあります。
パソコンやスマホで印刷する
パソコンで作成してプリンターで印刷する方法と、コンビニのプリントサービス(ネットプリントなど)を活用する方法があります。
スマホのアプリから直接注文できる年賀状・はがき印刷サービスも便利です。
・自宅プリンター:はがきサイズの用紙設定で印刷。郵便番号の枠位置に注意
・コンビニプリント:ローソン・ファミリーマートなどのマルチコピー機を利用
・印刷サービス:写真店や年賀状サービスでまとめて注文できる(送料・費用が別途かかる場合あり)
残暑見舞いはがきで、よくある質問
まとめ|残暑見舞いはがきで気持ちを伝えよう

① 書き方:挨拶→相手への気遣い→近況→結びの4要素+日付が基本
② 送る時期:立秋(2026年は8月7日)から、基本は8月末までに届くように
③ はがきの種類:通常はがき・私製はがきどちらでもOK。私製は切手(85円)が必要
④ 相手に合わせる:友人はカジュアルに、目上・ビジネスは丁寧な言葉遣いで
⑤ マナー:日付は「令和八年 晩夏」など。「盛夏」「お体をご自愛ください」は避ける
※本記事の情報は一般的な慣習に基づいています。
地域や相手との関係によって異なる場合があります。
迷った場合は相手の状況に合わせてご判断ください。
