5月の挨拶、どの季語を選べばいいか迷ったら「上旬=新緑・中旬=薫風・下旬=向暑」です。
まずはこの3つを覚えるだけで、5月の季語挨拶は自然に使い分けられます。
・上旬(1〜10日) → 新緑の候(汎用的・5月全般で使える)
・中旬(11〜20日) → 薫風の候(5月中旬らしさが出る)
・下旬(21〜31日) → 向暑の候(初夏・暑さへの気遣い)
上旬ビジネス
新緑の候、貴社ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
中旬ビジネス
薫風の候、貴社ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
下旬ビジネス
向暑の候、貴社ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
この記事の目次
5月の季語と挨拶の基本
「〇〇の候」は季語を時候の挨拶として使う形です。
送付日に合った季語を選ぶのが基本です。
| 時期 | 主な季語 | ひと言メモ |
|---|---|---|
| 上旬(1〜10日) | 新緑の候・若葉の候 | 汎用的。5月全般で安全 |
| 中旬(11〜20日) | 薫風の候・初夏の候 | 5月中旬らしさが出る定番表現 |
| 下旬(21〜31日) | 向暑の候・小満の候 | 初夏・梅雨前の気遣いを込めて |
5月の季語挨拶|一覧早見表(スクショ保存用)
上旬 ビジネス
新緑の候、貴社ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
中旬 ビジネス
薫風の候、貴社ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
下旬 ビジネス
向暑の候、貴社ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
やわらかい表現(5月全般)
新緑が美しい季節となりました。お元気でお過ごしのことと存じます。
結び(全般)
初夏の折、くれぐれもご自愛のほどお願い申し上げます。
5月上旬の季語と挨拶例文(1〜10日)

新緑が芽吹き、ゴールデンウィークを含む爽やかな時期です。
「新緑の候」が上旬全体で使いやすい定番表現です。
立夏(5月6日頃)前後を問わず使えます。
「新緑の候、貴社ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。」
新緑の候を使った例文
・若葉の候(上旬〜中旬):「若葉が目に眩しい季節となりました」など温かみある表現に
・立夏の候(5月6日頃以降):立夏前に使うと誤りになるため日付確認が必要です
5月中旬の季語と挨拶例文(11〜20日)
風薫る初夏の空気が広がる中旬。
「薫風」は5月中旬にしか使えない特別な言葉で、この時期にしか感じられない爽やかな季節感をそのまま伝えられます。
「薫風の候、貴社ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。」
薫風の候を使った例文
・青葉・初夏の候(中旬以降):「青葉が眩しい季節になりましたね」など口語調に
・五月晴れ:やわらかい手紙向き。「五月晴れの清々しい季節となりました」
5月下旬の季語と挨拶例文(21〜31日)
青葉が深まり、夏へ向かう空気感が漂い始める下旬。
「向暑」はその季節の移ろいをひと言で伝えられる言葉で、5月下旬〜6月上旬にかけて使えます。
「向暑の候、貴社ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。」
向暑の候を使った例文
・小満の候(5月21日頃〜):格式ある改まった文書に向いています
・初夏らしい口語調:「初夏の陽気が続いていますね」「爽やかな季節もあとわずかですね」
場面別の5月挨拶文例
ビジネスメール・手紙・カジュアルなメッセージで、ちょうどいい温度感は異なります。
場面に合うものを選んでください。
ビジネスメールの例文
手紙に使える例文
カジュアルな例文
5月の結びの挨拶例文
・下旬 → 「暑さに向かう折、くれぐれもご自愛のほどお願い申し上げます。」
・梅雨前 → 「もうすぐ梅雨の季節を迎えますが、くれぐれもご自愛のほどお願い申し上げます。」
5月の季語で避けたい表現
時期がずれやすい季語
・「春暖の候」「陽春の候」は4月向きの表現。5月に使うと季節感がずれます
・「薫風の候」は立夏(5月6日頃)以降が適切。上旬前半に使うのは早い
・「梅雨の候」「入梅の候」は梅雨入り後に使う表現。5月中に使うのは早すぎます
・迷ったら「新緑の候」——5月全体で使えて安全です
場面別・かしこまりすぎ・くだけすぎの目安
・社外・取引先:漢語調「新緑の候〜ご清栄のこととお喜び申し上げます」が正式
・社内・上司:「お世話になっております」でもOK。時候の挨拶は任意
・知人・友人:「新緑がきれいな季節ですね」など和語調で十分
・友人へのメッセージ:「初夏らしくなってきたね」程度でOK
→ 相手との距離感に合わせて選びましょう
5月の季語挨拶よくある質問
まとめ|5月の季語挨拶は時期で選ぶ

5月の季語挨拶は「上旬=新緑・中旬=薫風・下旬=向暑」の3つを覚えれば十分です。
迷ったら「新緑の候」を選べば、5月全体で大きく外すことはありません。
・上旬 → 新緑の候
・中旬 → 薫風の候
・下旬 → 向暑の候
・全般 → 新緑の候(5月全体で大きく外すことはありません)
