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【保存版】退職挨拶の例文メールを紹介【社内、上司、社外の場合】

2019年9月22日

退職挨拶例文メール
  • 退職挨拶をメールで送るときの例文を知りたい

この記事はそんな方へ向けて書いています。

本記事では、退職挨拶をメール(例文)を紹介します。
この記事を読むことで、退職挨拶のメールを作成できます。

なお本記事を書いている私は2020年12月に19年8ヶ月在籍した会社を退職しました。
いつでも辞められるように例文メールをストックしていました。

 参考

【保存版】退職挨拶の例文メールを紹介【社内、上司、社外の場合】

退職挨拶メール例文

1.退職挨拶メールの目的2つ

  • お礼を伝える
  • 去り際の印象を良くする

退職後、転職先がどこであれ、縁あって一緒に仕事をする可能性はあります。
最後の印象は大切です。

メールはデータとして残るため、文章に注意を払います。

2.メールを送るタイミングとマナー

社内と社外では退職挨拶のメールは送るタイミングが異なります。

社内へのメールは、最終出勤日

社内の場合は、最終出勤日に送ります。
理由としては、最後の挨拶になるからです。
社内での慣習がなければ、最終出勤日に送ります。
日中は他の社員の方も忙しいので、定時前に送るのが良いです。

社外へのメールは、退職日の2~3週間前

社外に挨拶メールを送る場合は、最終出社日から2~3週間前です。

理由は2つです。

  • 後任者が引き継ぎをしやすい
  • 取引先に「段取りの良さ」を伝えられる

後任者や取引先に迷惑をかけてはいけません。
きちんと引き継ぎをしてこそ、次に進めるというものです。
取引先とも今後はどのような形で一緒に仕事をすることになるのかわかりません。
可能性がある限り、良い印象を残しておきます。

メールは一斉送信でOK

一般的に一斉送信は失礼ではありません。

社内、社外へメールするとき、場合により大人数です。
1人1人に送っていては時間も労力もかかります。

私の周りで退職する人は、皆、一斉送信をしていました。
一斉送信のメールを受けても、当然のように受け取っていましたで問題ありません。

一斉送信の場合は、宛先は「bcc」に入れ、自分のアドレスを「To」に入れるようにします。
他人同士でアドレスを知られないようにするためです。

1番良いのは直接お会いして感謝を伝える

社内、社外でも直接会って退職挨拶をするのがベストです。
時間があれば足を運んで挨拶します。
会えない人には下記のメールOKです。

社内への退職挨拶の例文メール

退職挨拶例文メール

例文を紹介します。
組み合わせて使用してください。

ポイントは3つ

  • 件名で退職挨拶とわかるようにする
  • 短く簡潔に書く
  • 退職理由は「一身上の都合」でOK

出産や結婚などのおめでたい理由の場合は、退職理由は書いても良いです。

1.例文メール

件名:退職のご挨拶
本文:
○○事業部○○支店の皆様、お疲れ様です。
このたび、一身上の都合により12月末で退社することになり、本日が最終出社日となりました。
本来であれば直接ご挨拶をすべきところ、メールでの挨拶にて失礼いたします。
在籍中はいたらぬ点もあったかと思いますが、お世話になりありがとうございました。
皆様から温かい叱咤激励のお言葉をいただき、感謝しております。
業務を通じて壁に当たることもありましたが、たくさんのことを学ばせていただきました。
今後もこの会社で培った経験を活かして、精進していきたいと思っております。
最後になりましたが、皆様のさらなるご健勝とご活躍を心よりお祈り申し上げます。
有難うございました。

2.例文メール

○○営業部 各位
お疲れ様です。お忙しいところ失礼いたします。
〇〇営業部の〇〇です。

私事で恐縮ですが、このたび一身上の都合により〇月末をもって退社することになりました。
本日が最後の出社日です。
本日まで、皆様にはお世話になり、心よりお礼申し上げます。
入社以来〇年という短い間ではありますが、多くのことを学ばせていただき、感謝の気持ちで一杯です。
なお私の担当しておりました〇〇業務は△△へ引き継ぎを行っております。
今後のご連絡は、△△までお願いいたします。
最後になりましたが、皆様のますますのご活躍を心よりお祈り申し上げます。
略儀ながらメールにてご挨拶いたします。

3.例文メール

件名:退職のご挨拶
本文:
お疲れ様です。
○○部の○○です。
私事となり恐縮ではありますが、一身上の都合により○月末で退職することになりました。
本来であれば直接ご挨拶に伺うところ、メールでのご報告となり誠に申し訳ございません。
何かと至らぬ点もあったかと思いますが、お世話になり有難うございました。
振り返ると入社してからの○年間、慣れない営業に戸惑いながらも、お客さまとの関係を築いていけることにやりがいを感じていた日々でした。
答えが見えず、泣いた日もありました。
少しずつ前進していくことに「本当の仕事の面白さ」を感じられました。
業務を通して多くの方々と関わり、たくさん学ばせていただきました。
ここでの経験が、次へつながっています。
心より感謝申し上げます。
最後になりましたが、今後益々のご健勝とご活躍をお祈り申し上げます。
ありがとうございました。

上司への退職挨拶メール

退職挨拶メール例文

上司に送るメールのポイントは3つ

  • 具体的なエピソードを1行加える
  • 学んだことを書く
  • 短く簡潔に

会社の愚痴、苦言などは書かないようにします。
「立つ鳥跡を濁さず」です。

1.例文メール

件名:退職のご挨拶
本文:
○○事業部○○支店 〇〇様
お疲れ様です。
〇〇事業部の〇〇です。
このたび、一身上の都合により12月末で退社することになり、本日が最終出社日となりました。
本来であれば直接ご挨拶をすべきところ、メールでの挨拶にて失礼いたします。
××部長には入社当初から目をかけて育てていただき、多くのことを学ばせていただきました。
私が中々営業数字をあげられないとき、温かい叱咤激励の言葉をいただいたことを覚えています。
在籍中はいたらぬ点もあったかと思いますが、お世話になり有難うございました。
今後も××部長から教えていただいたことを忘れずに、活かしていきたいと思っております。
最後になりましたが、皆様のさらなるご健勝とご活躍を心よりお祈り申し上げます。
有難うございました。

2.例文メール

〇〇部長
お疲れさまです。
△△です。
本日が最終勤務日となり、業務が終了しましたのでご挨拶申し上げます。
〇〇部長には入社以来、お世話になり有難うございました。
社会人として未熟な私を根気強くご指導いただきましたこと、お礼申し上げます。
今後は新天地で一層の努力していく所存です。
なお△△さんへの業務の引継ぎは予定通り完了いたしましたことをご報告いたします。
最後になりましたが、〇〇部長のご健勝とご活躍をお祈りいたしております。
本日ご挨拶ができなかったため、略儀ながらメールでご挨拶を申し上げます。

3.例文メール

件名:退職のご挨拶
○○部 部長 ○○様
お疲れ様です。
○○部の○○です。
この度、一身上の都合により退職する運びとなり、本日が最終出社日となりました。
○○部長にはお世話になり、深く感謝申し上げます。
在籍中、至らぬ点が多々ありました。
お客さまとのやり取りに苦心する中、○○部長からのアドバイスが支えになりました。
いつも温かい叱咤激励をいただき、ありがとうございました。
今後も会社で学び得た経験や知識を活かし、邁進していく所存です。
恐縮ではございますが、こちらのメールをもちまして、退職のご挨拶とさせていただきます。
末筆ながら、○○部長のますますのご活躍をお祈り申し上げます。
お世話になり、ありがとうございました。

取引先への退職挨拶メール

退職挨拶メール例文

取引先に送るメールのポイント3つ

  • いつ退職するのかを明確に書く
  • 後任の担当者の名前、連絡先を書く
  • お礼を含めて短く、簡潔に

1.例文メール

ご関係者様各位(BCCにて失礼致します)

平素よりお世話になっております。
株式会社◯◯◯◯の◯◯◯◯です。
私事で恐縮ですが、一身上の都合により、◯月◯日をもちまして退職することとなりました。
突然のご連絡となるご無礼をお詫びするとともに、在職中はお世話になりましたことを心より御礼申し上げます。
本来でしたら直接ご挨拶へ伺うべきですが、略儀ながら書中をもってお礼かたがたご挨拶とさせて頂きます。
また、私の後任と致しまして◯◯◯◯が◯月◯日に着任予定でございます。
着任後、あらためてご挨拶に参りますのでどうぞよろしくお願い致します。
◯◯の着任まではお見積り等のご依頼は弊社手配担当の◯◯までお願い申し上げます。
末筆ではございますが、皆様のご健康とご活躍、ご多幸を心よりお祈り申し上げます。
今後とも変わらぬお引き立てを賜りますよう何卒お願い致します。

2.例文メール

お世話になった皆様へ
いつもお世話になり、誠に有難うございます。
株式会社◯◯◯◯の◯◯◯◯でございます。
恐れ入りますがBCCにて同報させて頂いております。
私事ですが、このたび一身上の都合により、◯月◯日をもって退職することになりました。
本来であれば直接皆様にご挨拶すべきではございますが、突然のメールでのご連絡をお詫び申し上げます。
在職中はお世話になり、心より御礼申し上げます。
内勤ではありましたが、皆様からのお顔が見えるようなあたたかいお力添えがあり、今日まで続けられました。
至らぬ点も多々あったかと思いますが、多くのことを学ばせて頂きました。
誠に有難うございます。
最終出社は◯月◯日となっております。
まだ少し日数がございますので、また改めてご挨拶できればと思っておりますが、予めご報告させて頂きました。
なお後任に関しては未定ですが営業担当が内勤いたします。
◯◯様の案件に関しては引き続き各営業担当でお受け致しますので、どうか今後とも変わらぬお引き立てをお願いいたします。
末筆ながら、皆様のご多幸とご健勝ならびに益々のご活躍をお祈り申し上げます。

3.例文メール

いつもお世話になっております。
◯◯株式会社の◯◯でございます。
私事で恐縮ですが、一身上の都合により◯月◯日をもって株式会社◯◯を退職することになりました。
この◯年間、皆様にはさまざまなお力添えを頂戴いたしましたことに心より感謝申し上げます。
本来であれば直接ご挨拶を申し上げますべきところ、不躾ながらメールでの挨拶になりましたことをお詫び申し上げます。
担当させていただいておりました◯◯の件は、◯◯と◯◯にて引き継ぎさせて頂きますので、引き続きどうぞ宜しくお願い致します。末筆になりましたが、貴社のご発展と皆様のますますのご活躍を心よりお祈り申し上げます。

退職挨拶のアポイントのメール例文

件名:退職のご挨拶
株式会社○○○ 部署名
○○様
いつもお世話になっております。
株式会社□□□の■■■です。
私事で恐縮ですが、一身上の都合により、●月●日付で株式会社□□□を退職することとなりました。
在職中、○○様には何かとお力添えをいただき、心より御礼申し上げます。
本来であれば直接ご挨拶に伺うべきですが、メールでのご連絡をお詫びいたします。
後任は同じ部署の▲▲が務めさせていただきます。
お時間をいただけるようでしたら、後日改めて▲▲と共にご挨拶に伺わせていただきたく存じます。
お忙しいところ勝手申し上げ、恐縮ですが、○○様のご都合をお聞かせ頂ければ幸いです。

  • ○月○日(○)○○:○○〜○○:○○
  • ○月○日(○)○○:○○〜○○:○○
  • ○月○日(○)○○:○○〜○○:○○
  • ○月○日(○)○○:○○〜○○:○○

ご検討の上ご連絡いただけますと幸いです。
引き継ぎが滞りなく行えるよう準備を進めて参りますので、今後とも変わらぬお付き合いを何卒よろしくお願い申し上げます。

退職挨拶のメールを受け取ったら

返信は必須ではありません。

以下の場合は返信します。

  • 個人宛のメール
  • 今後も取引が発生する
  • お世話になり、情もある

例文メールは以下です。

1.例文メール

〇〇さん
お疲れ様です。
です。
〇〇さんには新入社員だったころからお世話になり、有難うございます。
今後も一緒に働くことができたらと思っていたのですが、退職されると聞き残念です。
新天地でも〇〇さんのご活躍を祈念いたします。
お身体にも十分お気をつけください。
有難うございました。

2.例文メール

△△さん

ご退職されると伺い、寂しい気持ちです。
△△さんには入社以降、お世話になり有難うございました。
一緒に仕事をさせていただいた経験は大きな財産です。
ご退職されることで、会社には大きな損失ですが、△△さんは新天地でもご活躍されると信じています。
△△さんのご多幸とご健勝を心よりお祈り申し上げます。

退職できないなら退職代行サービス【おすすめしない】

退職代行はおすすめしません。
お金がかかるからです。

「辞めます」と言うだけで辞められる

「辞めます」と意思表示さえできれば、無料で退職できます。

ただ諸事情でどうしても退職しづらい方もいらっしゃるかもしれません。

  • 上司が怖すぎる人
  • 精神的に消耗しすぎている人
  • 職場の迷惑を考えて言い出せない人

そんな人は「退職代行」を使うのもありです。

ブラックに対抗する手段「退職代行」

法的に守ってくれるのが退職代行です。
個人の代わりに企業に対応してくれます。

ただ、数万円のお金がかかるのでおすすめしません。
私なら、お金がもったいないので使いません。

退職代行の使えるお金があれば自己投資して「自分の未来」に賭けていきます。

「次の職場で同じことが起きた場合、どうするのか」の問題もあります。
退職代行を使わずに解決することで(自分でケジメをつける)、もし次に退職となっても解決できる可能性があります。

悶々とせずにすみます。
1つ解決したことが、次へのステップです。

退職代行も解決策だが、先延ばし

「退職代行」を使いたい人は使えば良いです。
解決策の1つだからです。

ただ、逃げるのは「先延ばし」です。
繰り返しですが、同じ問題(退職するとき)にぶち当たったときに解決できません。

人生全般に言えます。
逃げなければ、次に同じ問題が起きても対処できます。

次の問題は大きくなっている可能性もありますので、解決できるかは別問題ですが。

人それぞれの解決策があります。
良い、悪いではありません。

そのときどきで「考える」が大事です。 

まとめ:退職挨拶の例文メールを紹介【社内、上司、社外】

退職挨拶メール例文

社内、上司、社外でもメールの型は決まっています。

  1. 退職報告
  2. お礼挨拶
  3. 今後の引き継ぎ
  4. お礼挨拶

感謝の気持ちが伝わるように簡潔にまとめましょう。
挨拶のメールは最後の仕事ですので、手を抜かずに退職です。

以上です。

P.S. 退職をメールで報告しよう。

 参考

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