お盆の挨拶は「誰に・何の目的で・どの媒体で」伝えるかによって言葉が変わります。 難しい表現は不要です。相手への挨拶・訪問や連絡の目的・気遣いの一言を簡潔に添えるだけで、失礼のない自然な挨拶になります。 親戚訪問から初盆・ビジネス休業案内・帰省できない場合まで、場面別の例文をコピペで使える形でまとめました。
▼ この記事でわかること ・親戚・義実家を訪問するときの挨拶例文 ・初盆・新盆に参列する側・迎える側の例文 ・帰省できない場合の電話・LINE・手紙の例文 ・ビジネスのお盆休業案内メール例文 ・お盆挨拶のマナーとよくある失敗 ・そのまま使えるコピペ可能な例文一覧
▼ お盆挨拶 場面別クイック早見表 場面 相手 媒体 ポイント 親戚・義実家訪問 親戚・配偶者の両親 対面 仏前への礼・お供えの言葉を添える 初盆・新盆の法要 遺族・参列者 対面 故人への敬意・遺族への気遣いを優先 帰省できない場合 親・親戚 電話・LINE・手紙 理由より気遣いを先に伝える お供え物の郵送 親戚・遺族 手紙・メッセージカード 送り状に一言添える ビジネス休業案内 取引先・顧客 メール・WEBサイト 休業期間・緊急連絡先を明記 休業明けの挨拶 取引先・顧客 メール 早期に連絡・感謝と謝罪をセットで
お盆挨拶は場面に合わせて選ぶ 「お盆挨拶」は大きく2種類あります。
①仏事・訪問の挨拶(親戚訪問・初盆・新盆への参列・帰省の報告)と②ビジネスの挨拶(休業案内・取引先へのメール)です。
法要の場でのマナー・お供えの渡し方・帰省できない場合の連絡まで、場面ごとに適切な表現が異なります。
お盆参りと休業案内は目的が違う 仏事・訪問の挨拶
目的:故人を偲ぶ・遺族を気遣う・先祖に手を合わせる 相手:親戚・義実家・初盆の遺族 ポイント:故人への敬意・遺族への慰め・感謝の言葉を中心に
ビジネスの挨拶
目的:休業期間を正確に伝える・業務上のトラブルを防ぐ 相手:取引先・顧客・社内 ポイント:休業期間・緊急連絡先・再開日を明確に
挨拶は簡潔な言葉で伝える お盆の挨拶で最も大切なのは「短く・誠実に」伝えることです。 長すぎる挨拶は相手に負担をかけることがあります。
特に初盆・新盆では遺族の心情に配慮し、余計な言葉を加えず簡潔にまとめることが丁寧さにつながります。
初盆で遺族が「ありがとうございます」「よく来てくださいました」を繰り返している場面を想像してみてください。 長い挨拶を受けると、遺族は返答に苦労することがあります。
短く・誠実に が、相手への最大の気遣いになります。
▼ お盆挨拶の基本構成(3要素) ①挨拶: 相手への言葉「お暑い中わざわざお越しいただき〜」「ご無沙汰しております〜」 ②目的: 訪問・連絡の理由「お線香をあげさせていただきたく〜」「ご休業をご案内申し上げます〜」 ③気遣い: 相手を思いやる一言「お体にお気をつけて〜」「どうかご自愛ください〜」
地域や家庭の習慣も確認する お盆の時期・作法・言葉は地域や宗派によって異なります。
一般社団法人 日本手紙協会のガイドラインでも「地域・宗派の慣習を事前に確認することが礼儀の基本」とされています。
東京など一部の地域では7月13〜16日が「お盆」です。初盆・新盆の呼び方も地域によって異なります(「はつぼん」「にいぼん」「あらぼん」等)。
相手の家の慣習を事前に確認することで、不要な誤解を防げます。
お盆挨拶の例文早見表 ▼ 場面別おすすめ伝え方 比較表 場面 おすすめの媒体 最適な長さ 押さえるポイント 親戚への訪問挨拶 対面(必須) 玄関で1〜2文 仏壇へのお参りを申し出る。お供えは「ほんの気持ちですが」で渡す 義実家への帰省 対面(必須) 玄関で2〜3文 「いつもお世話になっております」を必ず入れる。長くしすぎない 初盆・新盆の参列 対面(基本) 遺族へ1〜2文 「ご冥福」は宗派により使わない。「心よりお偲び申し上げます」が安全 帰省できない場合 電話→LINE→手紙の順で優先 電話は2〜3分・LINEは3〜5行 理由より先に「気遣いの言葉」を伝える。お供えの郵送を添えると丁寧 ビジネス休業案内 メール(必須)+電話(重要先) メール本文100〜150字 休業期間・再開日・緊急連絡先の3点を必ず明記。1〜2週間前に送る
親戚や義実家を訪問する場合 玄関・到着時(基本)
「こんにちは。お盆のご挨拶に伺いました。どうぞよろしくお願いいたします。」
仏壇へのお参り時
「お線香をあげさせていただきたいのですが、よろしいでしょうか。」
お供え物を渡すとき
「ほんの気持ちですが、どうぞお供えください。」
帰宅するとき
「本日はお時間をいただきありがとうございました。どうぞご自愛くださいませ。」
初盆や新盆に参列する場合 遺族への挨拶(参列者)
「この度の初盆に参列させていただきます。○○様のことを心よりお偲び申し上げます。」
参列者への挨拶(遺族)
「本日はお暑い中お越しいただき、誠にありがとうございます。故人もさぞ喜んでいることと存じます。」
ビジネスで休業を知らせる場合 取引先へのメール(件名例)
「件名:夏季休業のご案内(○○株式会社) 平素は格別のご高配を賜り、誠にありがとうございます。誠に勝手ながら、下記の期間を夏季休業とさせていただきます。休業期間中はご不便をおかけいたしますが、何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。」
個人で休暇を取る場合
「誠に勝手ながら、8月〇日(〇)〜〇日(〇)まで夏季休暇をいただきます。ご不便をおかけいたしますことをお詫び申し上げます。」
親戚を訪問するお盆挨拶
玄関で最初に伝える例文 基本(目上の親戚)
「こんにちは。お盆のご挨拶に伺いました。どうぞよろしくお願いいたします。お暑い中いかがお過ごしでしょうか。」
久しぶりに会う親戚へ
「ご無沙汰しております。お盆に合わせてお伺いしました。おかげさまで家族一同元気に過ごしております。どうぞよろしくお願いいたします。」
亡くなった親族のある家へ
「この度は急なことで、誠に残念でございました。本日はお線香をあげさせていただきたく、伺いました。どうぞよろしくお願いいたします。」
近しい親戚へ(カジュアル)
「こんにちは。お盆だから来たよ。みんな元気にしてる?少しだけ顔を見せに来ました。」
仏壇にお参りするときの例文 仏壇前でのお願い
「お線香をあげさせていただいてもよろしいでしょうか。(線香に火をつけて)○○様、本日はお参りに伺いました。どうか安らかにお過ごしください。」
仏壇へのお参り後
「お参りさせていただきました。○○様にはいつも見守っていただいているようで、ありがとうございます。」
▼ 仏壇でのお参り 基本マナー ・合掌の前に一礼し、故人の名前を心の中で呼ぶ ・線香は折らずに立てる(宗派によって本数が異なる) ・ロウソクの炎は口で吹き消さず、手でそっとあおいで消す ・念珠(数珠)は持参すると丁寧(なくても失礼ではない)
お供え物を渡すときの例文 基本(丁寧)
「ほんの気持ちでございますが、どうぞお供えください。」
故人が好きだったものを贈る場合
「○○様がお好きだったものをお持ちしました。どうぞ仏前にお供えください。」
現金(御仏前)を渡す場合
「ほんのお志ですが、どうぞ御仏前にお使いください。」
近しい親戚へ(カジュアル)
「これ、みんなで食べてね。お供えにどうぞ。」
▼ よくある失敗:お供え物を「つまらないものですが」と渡す 「つまらないものですが」は丁寧さを示す慣用表現でしたが、現代では「本当につまらないものを持ってきたの?」と素直に受け取られる場合があります。 「ほんの気持ちでございますが」や「故人のお好きだったものです」の方が自然で心が伝わります。
▼ お供え物の選び方・のし・金額の相場 お供え物に何を選べばよいか迷ったら「
お盆のお供え 選び方と相場 をご参照ください。
熨斗の書き方・金額の目安も解説しています。
帰宅するときの挨拶例文 目上の親戚へ
「本日はお時間をいただき、誠にありがとうございました。暑い日が続きますので、どうぞご自愛くださいませ。またお伺いいたします。」
近しい親戚へ
「今日は来られてよかったわ。また来るね。体に気をつけてね。」
義実家へのお盆挨拶 お供え物は手土産とは別に用意するのがマナーです。
初めての訪問でも久しぶりでも、丁寧さが伝わる一言を添えましょう。
到着したときの例文 基本(義父母へ)
「お暑い中、お邪魔いたします。お盆のご挨拶に伺いました。いつもお世話になっております。」
子どもを連れて帰省
「お邪魔いたします。おかげさまで子どもたちも元気にしております。お盆は皆様とご一緒できてよかったです。」
義父母への丁寧な例文 義父母への丁寧な挨拶
「いつも○○(配偶者)がお世話になっております。おかげさまで二人とも元気に過ごしております。本日はお邪魔させていただき、ありがとうございます。」
お供え物を渡すとき
「ささやかですが、どうぞ仏前にお供えください。お口に合えば幸いです。」
仏壇にお参りするとき
「お線香をあげさせていただいてよろしいでしょうか。○○様にご挨拶させていただきます。」
帰宅時
「本日は大変お世話になりました。また伺いますので、どうぞよろしくお願いいたします。お体に気をつけてお過ごしください。」
久しぶりに帰省する場合の例文 久しぶりの帰省(義父母へ)
「長らくご無沙汰しておりまして、大変申し訳ございませんでした。おかげさまで二人とも元気にしております。今日は帰ってこられてよかったです。」
子どもが久しぶりに会うとき
「おじいちゃん・おばあちゃん、久しぶり!元気だった?会いたかったよ。」 (大人が添える形で)「いつも気にかけていただいてありがとうございます。」
▼ 義実家での「一言多い挨拶」に注意 お盆の義実家訪問でよくあるのが、緊張して饒舌になりすぎること。 長い挨拶より「いつもありがとうございます。今日は来られてよかったです」のシンプルな言葉の方が、義父母には好印象を与えやすいです。 笑顔と「ありがとうございます」が最大の武器です。
初盆・新盆のお盆挨拶 ▼ 初盆を迎える年の日程確認を 初盆は「四十九日が終わった後、最初のお盆」に行います。
お盆の日程は地域によって7月・8月・旧暦と異なります。
詳しくは「
お盆はいつ?2026年はいつからいつまで 」をご確認ください。
▼「初盆」と「新盆」の呼び方について 「初盆(はつぼん)」と「新盆(にいぼん・あらぼん・しんぼん)」はどちらも同じ意味(故人が亡くなって初めて迎えるお盆)です。 呼び方は地域・宗派によって異なります。 東京など7月盆の地域では「新盆」と呼ぶことが多い傾向があります。
▼ 筆者視点:初盆で最も迷うのは「最初の一言」 初盆の受付や玄関で最初に何を言えばよいか、実際に迷う方がとても多いです。 正直なところ「故人のご冥福をお祈り申し上げます」と言おうとして相手の宗派が分からず固まってしまった、という経験談をよく聞きます。 「本日はお参りさせていただきます。○○様のことを心よりお偲び申し上げます」 と覚えておけば、どの宗派でも失礼になりません。 シンプルに、一度だけ。それで十分です。
初盆に参列する側の例文 遺族への最初の挨拶
「この度の初盆に参列させていただきます。○○様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。遺族の皆様もお体にお気をつけてお過ごしください。」
香典・供物を渡すとき
「ほんの気持ちですが、どうぞお供えください。○○様のことを心よりお偲びし、謹んでお参りいたします。」
法要終了後・帰宅時
「本日はお招きいただきありがとうございました。どうかお体を大切にされてください。また改めてお伺いいたします。」
親しい遺族への言葉
「今日は来ることができてよかった。○○さんのことは忘れないよ。遺族の皆さんも無理しないでね。」
▼「ご冥福をお祈りします」が使えない場合がある 浄土真宗では「冥土」という概念がなく「ご冥福をお祈りします」は本来使いません。 「安らかにお眠りください」も同様です。どの宗派でも使えるのが「○○様のことを心よりお偲び申し上げます」 。 初盆では相手の宗派が不明な場合はこちらを使うと安心です(浄土真宗本願寺派の公式資料でも「お偲び申し上げます」が推奨されています)。
初盆を迎える側の例文 参列者を出迎えるとき
「本日はお暑い中お越しいただき、誠にありがとうございます。故人もさぞ喜んでいることと存じます。どうぞお上がりください。」
香典・供物をいただいたとき
「ご丁寧にありがとうございます。○○もきっと喜んでいると思います。どうぞよろしくお願いいたします。」
法要開始時の喪主挨拶 法要開始の挨拶(基本)
「本日はお忙しい中また遠方よりご参列いただき、誠にありがとうございます。ただ今より○○の初盆の法要を執り行います。故人の安らかな眠りをお祈りくださいますよう、よろしくお願いいたします。」
法要前の参列者への一言
「本日は○○の初盆にお集まりいただき、心より感謝申し上げます。生前故人が大変お世話になりました皆様にお越しいただけたことを、故人もたいへん喜んでいると存じます。」
法要終了時の喪主挨拶 法要終了の挨拶(基本)
「本日はお忙しい中ご参列いただき、誠にありがとうございました。故人もきっと喜んでいることと存じます。粗茶でございますが、どうぞしばらくごゆっくりおくつろぎください。」
会食を設けない場合の結び
「お暑い中お越しいただき、誠にありがとうございました。本日はお引き留めしてしまいますと申し訳ございませんので、どうぞお気をつけてお帰りください。またお会いできることを楽しみにしております。」
初盆に行けない場合の例文 電話で伝える場合
「今年の初盆に伺えず、誠に申し訳ございません。どうか○○様のご冥福をお祈りしております。遠くからではありますが、故人のことを心よりお偲び申し上げます。」
手紙・メッセージで伝える場合
「初盆に際し、お参りに伺えませんことを深くお詫び申し上げます。遠くからではございますが、○○様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。どうぞご遺族の皆様もご自愛くださいますよう願っております。」
帰省できないときのお盆挨拶 帰省できない場合は、理由より先に気遣いの言葉を伝えるのがポイントです。
「行けなくてごめん」より「みんなは元気?」を先に言うだけで印象が変わります。
電話で伝える例文 親への電話(基本)
「お盆に帰れなくてごめんね。仕事の都合でどうしても難しくて。皆は元気にしてる?こちらも元気にやってるから安心して。またなるべく早く帰るね。」
親戚への電話(丁寧)
「今年のお盆はやむを得ない事情で伺えなくなりました。大変失礼いたします。どうぞ皆様お元気でお過ごしくださいませ。またの機会にお伺いしたいと思っております。」
LINEで送る短い例文 親へのLINE(短め)
「お盆は帰れなくてごめん💦 みんな元気にしてる?こちらは元気です。また連絡するね!」
親戚へのLINE(丁寧め)
「今年のお盆はご挨拶に伺えず、申し訳ありません。皆さまお元気でお過ごしでしょうか。またお会いできる日を楽しみにしております。」
初盆を迎えた家へのLINE
「初盆に伺えず申し訳ありません。○○さんのことは今も忘れていません。遠くからですが、心よりお悔やみ申し上げます。ご遺族の皆さまもどうかお体に気をつけて。」
義実家へのLINE
「今年はお盆にお伺いできず、大変失礼いたしました。皆さまお変わりなくお過ごしでしょうか。またお会いできることを楽しみにしております。どうぞよろしくお願いいたします。」
▼ LINEでのお盆挨拶 実際の印象 帰省できない場合のLINEは「送ったか送らないか」で印象が大きく変わります。 内容より「タイミング」が重要で、お盆期間中(8月13〜16日)のうちに送るだけで「気にかけてくれている」という印象を与えられます。 長文より「短くても確実に届く一言」を意識してください。
手紙やはがきで送る例文 親戚への残暑見舞い(帰省できない旨を添える)
残暑お見舞い申し上げます。 厳しい暑さが続いておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。 今年のお盆は諸事情により伺えなくなりました。誠に申し訳ありません。 どうぞ皆さまお体に気をつけてお過ごしください。またお会いできることを楽しみにしております。 令和○年 晩夏
初盆を迎えた家への手紙
拝啓 初盆に際し、お伺いができませんことを深くお詫び申し上げます。 ○○様が旅立たれてより、早くも一年が経とうとしております。在りし日のお姿が今も偲ばれます。 ご遺族の皆さまにはお力を落とされていることと存じますが、どうかご自愛くださいますよう心よりお祈り申し上げます。 敬具
▼ 実際によくあるケース:残暑見舞いに一言添える方法 帰省できない場合、残暑見舞いのはがきにお盆の挨拶を組み込むのが最もスマートです。 「今年のお盆は伺えず申し訳ありません」と一行添えるだけで、手紙全体がお盆の挨拶として機能します。 日本郵便によると残暑見舞いは立秋(8月7日頃)〜8月末が送付の目安。 早めに準備しておくと安心です。
お供え物を郵送する場合の例文 送り状(一般的な親戚)
「暑さの折、いかがお過ごしでしょうか。今年のお盆はお伺いできませんでしたが、心ばかりの品をお送りいたしました。お供えいただけますと幸いです。どうぞご自愛くださいませ。」
初盆の家へ(送り状)
「初盆のお参りにお伺いできず、誠に申し訳ございません。心ばかりではございますが、御供物をお送りいたします。○○様のことを心よりお偲び申し上げます。どうかご遺族の皆さまのご健康をお祈りいたします。」
ビジネスで使うお盆挨拶 休業案内メールで最低限含めるべきは「期間・緊急連絡先・再開日」の3点です。
これが抜けると相手が困る場面が出てきます。
取引先への休業案内メール 夏季休業案内(全文)
件名:夏季休業のご案内【○○株式会社】 平素は格別のご高配を賜り、誠にありがとうございます。 誠に勝手ながら、下記の期間を夏季休業とさせていただきます。 ■休業期間:20○○年8月○日(○)〜○月○日(○) ■業務再開:20○○年8月○日(○)より通常営業 休業期間中は、ご連絡に対するご返答が遅れる場合がございます。 緊急の場合は、下記へご連絡ください。 緊急連絡先:○○(担当) TEL:000-0000-0000 ご不便をおかけいたしますが、何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。 ○○株式会社 ○○部 担当:○○
短縮版(定型メール)
「平素よりお世話になっております。誠に勝手ながら、弊社では8月○日(○)〜○日(○)を夏季休業とさせていただきます。業務再開は8月○日(○)を予定しております。ご不便をおかけいたしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。」
▼ 休業案内メールの「よくある失敗」 ❌ 休業日の直前(前日・当日)に送る → 相手が対応できない ❌ 緊急連絡先を記載しない → 問い合わせが宙に浮く ❌ 「休業期間中はメールを確認しません」と書く → 信頼を損なう ✅ 1〜2週間前に送る・緊急連絡先を明記・再開日を明確にする
お客様へのお知らせ例文 WEBサイト・メルマガ向け
「いつもご利用いただきありがとうございます。誠に勝手ながら、8月○日(○)〜○日(○)は夏季休業とさせていただきます。期間中のお問い合わせは、8月○日(○)以降に順次ご回答いたします。ご不便をおかけいたしますが、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。」
実店舗向け(張り紙・POP)
「夏季休業のお知らせ 8月○日(○)〜○日(○)は夏季休業とさせていただきます。 8月○日(○)より通常営業いたします。 ご不便をおかけいたしますが、何卒よろしくお願いいたします。」
社内向けの休業案内例文 社内メール・回覧
「お疲れ様です。今年の夏季休暇についてご連絡いたします。 ■夏季休暇期間:8月○日(○)〜○日(○) ■業務再開:8月○日(○) 期間中に緊急の対応が必要な場合は、各部門の担当者リストをご確認ください。皆さん、ゆっくり英気を養ってください。」
個人で休暇を取る場合
「お世話になっております。誠に勝手ながら、8月○日(○)〜○日(○)まで夏季休暇をいただきます。緊急の場合は、○○(代理担当)までご連絡ください。ご不便をおかけいたしますが、何卒よろしくお願いいたします。」
休業明けに送る挨拶メール 取引先への休業明けメール
「お世話になっております。誠に勝手ながら、夏季休業をいただいておりました。本日より通常業務を再開しております。休業期間中はご不便をおかけし、誠に申し訳ございませんでした。改めてどうぞよろしくお願い申し上げます。」
お客様への再開連絡
「長らくお休みをいただきまして、ありがとうございました。本日より通常営業を再開しております。引き続きよろしくお願いいたします。」
▼ 迷いやすいポイント:休業明けメールは「謝罪」か「挨拶」か 休業明けのメールは「ご不便をおかけし申し訳ありません」だけだと謝罪で終わってしまいます。 「本日より通常業務を再開しております」という再開の報告と「今後ともよろしくお願いいたします」という関係継続の意思表示をセットにすることで、ビジネス上の信頼関係を自然に再接続できます。
▼ ビジネスメールの書き出し・結びに使える関連記事 夏季休業案内以外のビジネスメールで使える書き出し・結びは「
8月の時候の挨拶の基本と使い分け 」で詳しく解説しています。
お盆前後の時候の挨拶 お盆の時期(8月上旬〜下旬)は「残暑見舞い」の季節でもあります。 手紙やメールの書き出し・結びに時候の言葉を添えると、季節感のある丁寧な文章になります。
日本郵便の慣習では、暑中見舞いは梅雨明け〜立秋前日(8月6日頃)、残暑見舞いは立秋(8月7日頃)〜8月末が送付の目安とされています。
お盆期間(8月13〜16日)はほぼ残暑見舞いの時期にあたります。
お盆前に使える書き出し ビジネス(漢語調)
「盛夏の候、貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。」(立秋前・8月6日頃まで)
「残暑の候、貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。」(立秋後・8月7日頃〜)
個人(口語調)
「毎日厳しい暑さが続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。」(立秋前)
「暦の上では秋となりましたが、まだまだ暑い日が続いておりますね。」(立秋後)
お盆期間中に使える表現 残暑見舞い(はがき)
残暑お見舞い申し上げます。 立秋を過ぎてもまだ暑い日が続いておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。おかげさまでこちらは家族一同元気に過ごしております。 残暑厳しき折、お体を大切にお過ごしくださいませ。 令和○年 晩夏
お盆の挨拶状(手紙)
「残暑の候、皆さまお変わりなくお過ごしでしょうか。お盆の季節を迎え、先祖の霊をお迎えする静かな時間を過ごしております。」
お盆明けに使える結び ビジネスメールの結び
「残暑厳しき折、くれぐれもご自愛くださいますようお願い申し上げます。」 「暑さが続いておりますが、お体にお気をつけてお過ごしください。」
個人的な手紙・メッセージの結び
「残暑がまだ続くようです。くれぐれも体に気をつけてね。」 「夏の疲れが出やすい時期です。どうぞご自愛ください。」
▼ 残暑見舞いの送り時期 ・
暑中見舞い: 梅雨明け〜立秋前(8月6日頃まで)
・
残暑見舞い: 立秋(8月7日頃)〜8月末
・8月のお盆期間(13〜16日)はほぼ残暑見舞いの時期です
・暑中見舞い・残暑見舞いの詳しい書き方・例文は「
残暑見舞いの書き方と例文まとめ 」をご参照ください
お盆挨拶で注意したいマナー 故人への敬意を忘れない お盆の挨拶で最も大切なのは、故人への敬意と遺族への気遣いです。
「元気そうでよかった」という言葉は普段なら自然ですが、初盆の遺族に伝えると「自分の悲しみをわかってもらえない」と感じさせる場合があります。
相手の感情に寄り添う言葉 を選ぶことが、最大のマナーです。
慶事のような表現を避ける ❌ 避けたい表現
・「おめでとうございます」(仏事に使わない) ・「元気そうでよかった」(初盆の遺族に対して) ・「早く立ち直ってください」(プレッシャーを与える) ・「また今度」など不確かな約束
✅ 代わりに使いたい表現
・「○○様のことを心よりお偲び申し上げます」(宗派を問わず使用可) ・「ご冥福をお祈り申し上げます」(浄土真宗では使わない場合あり) ・「故人のことをいつも大切にしております」 ・「どうかお体に気をつけてお過ごしください」 ・「またいつでもお声がけください」
忌み言葉を重ねて使わない 一般社団法人 日本手紙協会が推奨するマナーでは、弔事の文章では「重ね重ね」「たびたび」「くれぐれも」(繰り返す意味の言葉)の使用を避けるよう案内されています。
お盆の挨拶も仏事の一環のため、同様の配慮が求められます。
▼ お盆の挨拶で気をつけたい言葉 種類 例 注意点 忌み言葉(繰り返す意味) 「重ね重ね」「たびたび」「また」「再び」「引き続き」 不幸が繰り返すことを連想させるため仏事では避ける 不吉とされる言葉 「終わる」「消える」「切れる」「枯れる」 文章の中で使わないよう注意 慶事の言葉 「おめでとう」「おめでたい」「祝」 仏事の挨拶では使用不可
宗派や地域差に配慮する 浄土真宗では「ご冥福をお祈りします」を使わない場合があります(浄土真宗では故人はすでに極楽往生しているという考え方のため)。
「安らかにお眠りください」も同様に使わない宗派があります。
不安な場合は「○○様のことを心よりお偲び申し上げます」のような言葉が幅広く使えます。
長すぎる挨拶を避ける 特に仏事の挨拶は簡潔さが誠実さにつながります。
実際の場面では「何と言えばよいか分からず長くなってしまった」という経験をする方が多いですが「○○様のことを心よりお偲び申し上げます」の一文だけで十分です。
言葉が見つからないときは無理に続けず、静かに手を合わせることが最大の礼儀になることもあります。
お盆挨拶のよくある質問 お盆参りでは何と言えばいいですか?
玄関では「お盆のご挨拶に伺いました」と挨拶し、仏壇前では「お線香をあげさせていただいてよろしいでしょうか」と一言断ってからお参りします。初盆の場合は「○○様のことを心よりお偲び申し上げます」と遺族に伝えると、宗派を問わず使えます。
お供え物は何と言って渡すのですか?
「ほんの気持ちでございますが、どうぞお供えください」が最も一般的です。故人が好きだったものを持参した場合は「○○様がお好きだったものをお持ちしました」と添えると心が伝わります。「つまらないものですが」という表現は、最近では避ける傾向があります。
初盆と新盆に違いはありますか?
意味は同じです。 初盆・新盆はどちらも「故人が亡くなってから初めて迎えるお盆」を指します。呼び方が「初盆(はつぼん)」か「新盆(にいぼん)」かは地域・宗派によって異なります。東京など7月盆の地域では「新盆」と呼ぶことが多い傾向があります。
メールだけで挨拶してもよいですか?
通常のお盆帰省であればメールやLINEで十分です。 ただし初盆・法要の欠席は、手紙と郵送お供えを合わせるのがより丁寧です。ビジネスの休業案内はメール必須で、重要取引先には事前電話を加えると印象が良くなります。
お盆の休業案内はいつ送るべきですか?
取引先や顧客への休業案内メールは、休業の1〜2週間前(遅くとも3〜5営業日前)に送るのが目安です。直前になるほど相手が対応できなくなるため、早めに発信することが業務トラブルの防止につながります。
浄土真宗の家では「ご冥福をお祈りします」と言ってはいけませんか?
浄土真宗では「冥土(くらい場所)に旅立った」という考え方をしないため、「ご冥福をお祈りします」は本来使わない表現とされています。代わりに「安らかにお眠りください」も同様の理由で避ける場合があります。「○○様のことを心よりお偲び申し上げます」が幅広い宗派に使える表現です。
お供え物を郵送する際の熨斗(のし)は何と書きますか?
表書きは「御供」または「御供物」、水引は「黒白」の結び切りが基本です。 地域によっては「黄白」を使う場合もあります。下段は贈る方の氏名を書きます。不安な場合は相手方の地域の慣習をご確認ください。
お盆の挨拶はいつまで使えますか?
訪問・参列の挨拶はお盆期間中(8月13〜16日)が基本です。帰省できなかった場合の電話やLINEはお盆期間中〜翌週中に送るのが自然です。ビジネスの休業案内メールは休業開始の1〜2週間前、休業明けの挨拶は業務再開日に送るのが一般的です。残暑見舞いとして郵送する場合は8月末までが目安です(日本郵便の慣習に基づく)。
子どもは仏壇の前で何と言って挨拶すればよいですか?
難しい言葉は不要です。「○○おじいちゃん(おばあちゃん)、会いに来たよ。いつも見守ってくれてありがとう」など、自分の言葉でお話しすることが一番の供養になります。小学生以上なら「こんにちは。また来たよ。いつも見てくれてありがとう」でも十分です。形式より、手を合わせる姿勢と気持ちが大切です。
お供えを郵送するとき、事前に電話は必要ですか?
必須ではありませんが、初盆など特別な機会には電話で一声かけておくと丁寧です。「先日お荷物をお送りしました」と事前に伝えることで、相手が受取の準備ができます。通常の親戚へのお盆のお供えであれば、送り状(手紙)を同封する形で問題ありません。初盆の場合は「伺えず申し訳ありません」という言葉を添えた手紙を同封することをおすすめします。
まとめ|お盆挨拶は相手と場面に合わせて選ぶ
お盆の挨拶で迷ったときは「①相手は誰か」「②目的は何か」「③どの媒体で伝えるか」の3点を確認するだけで、適切な言葉が見つかります。
難しい表現は不要です。
▼ 迷ったらこれだけ覚えておけばOK|5つのポイント ① 宗派不明の仏事挨拶: 「○○様のことを心よりお偲び申し上げます」が最も安全で幅広く使える ② 相手に合わせて長さを変える: 目上の親戚・義父母→丁寧な敬語、近しい親戚→自然な言葉、LINEは3行以内 ③ 帰省できない場合は理由より気遣いを先に: 「みんな元気?」を先に言うだけで印象が変わる ④ ビジネス休業案内は3点必須: 期間・緊急連絡先・再開日。1〜2週間前に送る ⑤ 長すぎる挨拶は逆効果: 仏事では「短く・誠実に」が最大の気遣い。一文で十分なことが多い
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▼ 参考資料 本記事は一般的な仏事のマナー・慣習・手紙のマナーを参考に作成しています。 地域・宗派・家庭によって作法が異なる場合があります。 ・一般社団法人 日本手紙協会が推奨する手紙のマナーに基づく表現例 ・各宗派の公式資料(浄土真宗本願寺派等)の忌み言葉に関する指針
※本記事の例文・マナー情報は一般的な慣習に基づいています。 宗派・地域・家庭によって異なる場合があります。 不安な場合は菩提寺や地域の慣習をご確認ください。