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【結婚式の忌み言葉一覧】NGワード・言い換え例・マナーを完全解説

【結婚式の忌み言葉一覧】NGワード・言い換え例・マナーを完全解説

結婚式のスピーチや手紙を書くとき「この言葉は使って大丈夫?」と不安になったことはありませんか。

忌み言葉は一覧で確認し、よく使う言い換えを覚えておくだけで十分です。

スピーチ・招待状・花嫁の手紙など、場面別の言い換え表現をまとめました。

▼ まず確認|特に使いがちな忌み言葉5つ
切る →「新たな出発」「始まる」
別れる →「旅立つ」「新生活へ」
終わる →「始まる」「迎える」
重ね重ね →「本当に」「心から」
たびたび →「この度」「改めて」
▼ この記事でわかること
・忌み言葉と重ね言葉の違い
・別れ・不幸・再婚を連想するNGワード一覧
・スピーチ・招待状・手紙での言い換え例
・句読点・数字など細かなマナー
・書いた文章をチェックする方法

結婚式の忌み言葉とは

忌み言葉の意味

忌み言葉とは、縁起が悪いとされ、特定の場面で使うことを避ける言葉のことです。

結婚式では、別れ・不幸・終わり・再婚を連想させる言葉が忌み言葉にあたります。
言葉そのものに問題があるというより、聞いた相手が気になったり、縁起が悪いと感じたりすることを避けるための慣習です。

「気にしすぎではないか」と思う方もいるかもしれません。
ただ、年配のゲストや両家のご両親にとっては大切にしているマナーです。

相手への気配りとして、よく使われる言葉だけ把握しておくだけで十分です。

避ける理由

忌み言葉を避ける理由は「縁起」だけではありません。
スピーチや手紙の言葉は、新郎新婦への祝福のメッセージです。

「切る」「終わる」「別れる」などの言葉が混じると、本人が気にしていなくても、聞いている方が気になってしまうことがあります。

あらかじめ自然な言い換えを知っておくと安心です。

重ね言葉との違い

忌み言葉と並んで注意が必要なのが「重ね言葉」です。

種類意味
忌み言葉別れ・不幸・終わりを連想させる言葉切る・終わる・別れる・帰る
重ね言葉同じ言葉の繰り返しで「再婚」を連想させる重ね重ね・たびたび・またまた・わざわざ

重ね言葉は「繰り返す=再婚」を暗示するとされています。
どちらも結婚式では避けるのが一般的な慣習です。

結婚式で避けたい言葉一覧

よく使いがちな忌み言葉を3つのカテゴリに分けてまとめました。

すべて暗記しなくても、よく使う言葉を把握しておくだけで十分です。

別れを連想させる言葉

避ける言葉言い換え例
切る・切れる新たな出発・始まる・迎える
別れる・別れ旅立ち・新生活・新たな門出
離れる・離れ離れ新しい生活・ともに歩む
終わる・終わり・最後始まる・幕開け・新たな章へ
去る・帰る旅立つ・新たに歩む・新生活へ
忙しい・ご多忙ご多用のところ・貴重なお時間をいただき

不幸を連想させる言葉

「死」や「苦」を直接連想させる言葉は避けるのが基本です。
実際のスピーチや手紙で迷いやすい言葉を中心にまとめました。

避ける言葉言い換え例
苦しい・苦労乗り越える・成長する
悲しい・悲しみ感慨深い・胸がいっぱいになる
涙・泣く感動する・感激する(※文脈次第で許容されることもあり)
病む・病気(使用を避ける)
壊れる・壊す(使用を避ける)
▼「涙」の扱いについて
「涙」は悲しみを連想させる文脈では避けるのが無難です。
ただし「感動の涙」「うれし涙」など、祝福や喜びの文脈では許容されることもあります。
不安な場合は「感動で胸がいっぱいになりました」などと言い換えると安心です。

再婚を連想させる重ね言葉

避ける言葉言い換え例
重ね重ね本当に・心から
たびたび・度々この度・改めて
またまた改めて・この機会に
わざわざご丁寧に・お心遣いで
再び・再度改めて・この度
▼ 重ね言葉チェックのコツ
同じ文字や音が繰り返される言葉(「〜〜」や「た〜た〜」など)は要注意です。
声に出して読んでみると気づきやすくなります。

よく使う忌み言葉の言い換え

よく使う忌み言葉の言い換え

忌み言葉は「知っていても自然な言い換えが思いつかない」のが悩みどころです。
場面別に使いやすい言い換えをまとめました。

スピーチでの言い換え

スピーチは話し言葉です。
言い換えが不自然にならないよう、全体の流れを確認しながら置き換えましょう。

❌ 忌み言葉が入ったスピーチ例
〇〇さんと初めて出会った日のことは、今でも忘れられません。あの日を境に、私たちの学生生活が終わり、新しい友人関係が始まりました。重ね重ねではありますが、本当におめでとうございます。
✅ 言い換えた後のスピーチ例
〇〇さんと初めて出会った日のことは、今でも鮮明に覚えています。あの日から、私たちの学生時代は新しい輝きを増し、大切な友情が生まれました。心からおめでとうございます。

招待状での言い換え

招待状などの書き言葉では、句読点を避ける慣習があります。
忌み言葉とあわせて確認しましょう。

❌ 避けたい表現(招待状)
このたびは結婚式にご出席賜り たびたびご連絡をお送りし大変失礼いたしました 重ね重ねご無礼をお詫び申し上げます
✅ 言い換えた後(招待状)
このたびは私たちの結婚式にご出席いただき 誠にありがとうございます 皆様にお会いできますことを心より楽しみにしております

花嫁の手紙での言い換え

花嫁の手紙は感情が込もりやすいため、うっかり忌み言葉が入りやすい場面です。
「苦労」「終わり」などが混じりやすいので確認しましょう。

❌ 避けたい表現(花嫁の手紙)
お父さん、お母さん、たびたびわがままを言ってごめんなさい。育ててくれた苦労は、一生忘れません。
✅ 言い換えた後(花嫁の手紙)
お父さん、お母さん、どんなときも私の話を聞いてくれてありがとうございました。たくさんの愛情を注いでもらった日々のことは、一生の宝物です。

句読点や数字にも注意する

忌み言葉以外にも、結婚式の文章では注意しておきたいマナーがあります。
「句読点」と「特定の数字」も確認しておきましょう。

句読点に関する慣習

招待状や祝辞などの書き言葉では、句読点(「、」「。」)を避ける慣習があります。

句読点が「区切り・終止符」を連想させるためとされており、スペースや改行で代わりに区切るのが一般的です。

スピーチなどの話し言葉では、特に気にする必要はありません。

❌ 句読点あり(招待状)
このたびは、ご多用のところをお越しいただき、ありがとうございます。
✅ 句読点なし(招待状)
このたびはご多用のところをお越しいただき 誠にありがとうございます
▼ 句読点の代わりに使えるもの
・スペース(全角)で区切る
・改行で区切る
・句読点を避ける慣習は主に書き言葉(招待状・祝辞の文書・手紙)が対象
・スピーチなど話し言葉では句読点は気にしなくてOKです

四と九の言い換え

「四(し)」は「死」、「九(く)」は「苦」を連想させるとされており、テーブル番号や引き出物の数量など数字が絡む場面では配慮することがあります。

気になる数字連想されるもの対応の目安
4(四)「し」→死を連想「よん」と読む、またはテーブル番号などを変更する
9(九)「く」→苦を連想「きゅう」と読む、または避ける
42・49「しに」「しく」→縁起が悪いテーブル番号や引き出物の個数などで注意

文章を自然に整えるコツ

言い換えを入れたとき、文章の流れが不自然になることがあります。
そんなときは次のアプローチを試してみてください。

▼ 自然な文章に整える3つのコツ
ポジティブな動詞に置き換える——「終わる」→「始まる」「迎える」のように、前向きな動詞を使う
主語や視点を変える——「別れを惜しんだ」→「新しい生活への希望があふれた」のように、視点を切り替える
声に出して読んでみる——置き換えた言葉が不自然に感じた場合、もう一度全体を読み直す

忌み言葉を避けるチェック方法

原稿が完成したら、以下のステップで忌み言葉がないかチェックしましょう。

主要な言葉を確認すれば十分ですので、気負わず取り組んでください。

書いた後に音読する

黙読よりも音読の方が、引っかかる言葉に気づきやすくなります。

「この言葉、なんとなく気になる」と感じたら、一度言い換えを検討してみましょう。

完璧を目指す必要はありません。
「なんとなく」という感覚も大切なチェック方法のひとつです。

よく使われるNGワードを確認する

書き終えた後に、よく使われる忌み言葉が含まれていないか確認します。
以下のチェックリストをお使いください。

▼ チェックリスト|よく使う忌み言葉・重ね言葉
☑ 切る・切れる・切り
☑ 別れる・離れる・去る・帰る
☑ 終わる・終わり・最後
☑ 苦しい・苦労
☑ 悲しい・悲しむ
☑ 涙・泣く(悲しみの文脈の場合。感動・喜びの文脈は文章全体で判断)
☑ 重ね重ね・たびたび・またまた
☑ わざわざ・再び・度々
☑ 句読点(「、」「。」)——招待状・書き言葉のみ
☑ 4・9を含む数字——テーブル番号・数量など

気にしすぎない判断基準

忌み言葉への配慮は、あくまで「相手を気遣うためのマナー」です。

主要なNGワードを押さえた上で、気持ちの伝わる言葉を選ぶことを優先しましょう。

細かい言葉まですべてを完璧にチェックしようとすると、文章を完成させることが難しくなってしまいます。

▼ 気にしすぎの例
「感動の涙がこみ上げました」→「涙」が気になる→「感動で胸がいっぱいになりました」に変えよう→でも「いっぱい」も繰り返し?→…と考えすぎて文章が完成しない
✅ 適切な判断基準の例
「感動の涙」は喜びの文脈のため、そのまま使うケースも多いです。主要なNGワード(切る・別れる・重ね重ねなど)を避けることを優先し、細かい点は会場スタッフや担当者に相談するのも有効です。

結婚式の忌み言葉Q&A

忌み言葉は絶対に使ってはいけませんか?
絶対ではありません。忌み言葉は慣習的なマナーであり、新郎新婦が気にしない場合もあります。ただし、ゲストの中には大切にしている方もいるため、主要なNGワードは避けておくのが無難です。「切る」「別れる」「終わる」「重ね重ね」など特によく使われるものを押さえておくだけで十分です。
「涙」という言葉は忌み言葉ですか?
一律にNGではありません。「涙」は悲しみを連想させる文脈では避けるのが無難ですが、「感動の涙」「うれし涙」など喜びや感激を表す文脈では許容されることも多いです。不安な場合は「感動で胸がいっぱいになりました」などに言い換えると安心です。
スピーチで句読点は使わないのですか?
スピーチなどの話し言葉では、句読点は気にしなくて問題ありません。句読点を避ける慣習が適用されるのは、主に招待状・祝電・祝辞の文書など書き言葉の場面です。スピーチ原稿を書くときは、自分用のメモとして句読点を使っても問題ありません。
「たびたびのことながら」という表現は使えますか?
「たびたび」は重ね言葉にあたるため、結婚式のスピーチや手紙では避けるのが一般的です。「改めまして」「本日は」「この機会に」などに言い換えると自然です。「この度」という表現は重ね言葉に該当しないため安心して使えます。
花嫁の手紙で「今まで育ててくれてありがとう」という表現は問題ありませんか?
問題ありません。「育てる」は忌み言葉に該当しません。その後に「苦労をかけた」などを続ける場合は、「たくさんの愛情を注いでもらった」のように前向きな言葉に言い換えると、より祝福の雰囲気が伝わります。

まとめ|祝福の言葉に整える

まとめ|祝福の言葉に整える

結婚式の忌み言葉は、すべてを暗記する必要はありません。

よく使われるNGワードと言い換えを把握して、最後に一覧でチェックすれば十分です。

▼ 最終チェックの3ステップ
①この記事のチェックリストで主要なNG語を確認する
②声に出して全体を読み直す
③気になった言葉だけ言い換える

言葉選びに迷ったら、「相手が聞いて気持ちよくなるか」を基準に考えてみましょう。
主要な忌み言葉を確認すれば、あとは気持ちの伝わる文章を仕上げることに集中できます。

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