「10月下旬の時候の挨拶をすぐに選びたい」という方へ。
10月下旬には「霜降の候」「深秋の候」「秋冷の候」などが使えます。
ビジネス・手紙・メール・友人向けまで、そのまま使える書き出しと結びの例文をまとめました。
📝 口語調:「日ごとに秋が深まってまいりました」「朝晩の冷え込みが一段と増してまいりました」
🏢 正式な文書:漢語調+「拝啓〜敬具」。法人宛ては「ご清栄」、個人宛ては「ご清祥・ご健勝」
📧 ビジネスメール:「いつもお世話になっております」から始め、必要なら季節の一言を添える
⚠️ 注意:使用時期はいずれも目安。実際の気候に合わせて選びましょう
・10月下旬に使える時候の挨拶と読み方
・ビジネス・手紙・メール・友人別の例文
・口語調のやわらかい書き出し例文
・10月下旬に使える結びの言葉
この記事の目次
10月下旬に使える時候の挨拶
霜降の候
「霜降の候」(そうこうのこう)は、二十四節気の「霜降」にちなんだ時候の挨拶です。
霜降は例年10月23日頃ですが、年によって日付が前後します。霜降に入った頃から使うのが基本で、次の節気「立冬」の前日頃までを目安にするのが一般的です。
深秋の候
「深秋の候」(しんしゅうのこう)は、秋が深まった頃を表す時候の挨拶です。
10月下旬頃によく使われますが、資料によって使用時期に幅があります。
秋の深まりをしっかりと感じられる時期に使うのが自然です。
秋冷の候
「秋冷の候」(しゅうれいのこう)は、朝夕に冷え込みを感じる頃を表す時候の挨拶です。
10月上旬から下旬頃まで実際の気候に合わせて使いやすく、秋の冷え込みが増す10月下旬にも自然に使える表現です。
錦秋の候
「錦秋の候」(きんしゅうのこう)は、紅葉が美しく色づく頃を表す時候の挨拶です。
紅葉の時期は地域や標高、その年の気候によって大きく異なるため、相手の地域で実際に木々が色づいている頃に使うのが自然です。
10月下旬の時候の挨拶例文
ビジネスで使える例文
目上の人に使える例文
やわらかい表現の例文
カジュアルな例文
10月下旬の書き出し例文

書き出しだけをすぐ確認・選択したい方向けの一覧です。
用途別の完成形は上のセクションからご確認ください。
漢語調の書き出し
| 時候の挨拶 | 読み方 | 書き出しの例 |
|---|---|---|
| 霜降の候 | そうこうのこう | 「拝啓 霜降の候、貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。」 |
| 深秋の候 | しんしゅうのこう | 「拝啓 深秋の候、○○様にはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。」 |
| 秋冷の候 | しゅうれいのこう | 「拝啓 秋冷の候、貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。」 |
| 錦秋の候 | きんしゅうのこう | 「拝啓 錦秋の候、○○様にはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。」 |
口語調の書き出し
| 文体 | 書き出しの例 |
|---|---|
| 丁寧(目上・取引先) | 「日ごとに秋が深まってまいりましたが、いかがお過ごしでしょうか。」 |
| 丁寧(目上・取引先) | 「朝晩の冷え込みが一段と増してまいりましたが、いかがお過ごしでしょうか。」 |
| やや丁寧(知人向け) | 「秋も深まってきましたね。お変わりなくお過ごしでしょうか。」 |
| カジュアル(友人向け) | 「朝晩はだいぶ冷えてきたね。最近どうしてる?」 |
10月下旬の結びの挨拶
ビジネス向けの結び
やわらかい結び
10月下旬の挨拶で気をつけること
実際の気候に合わせる
時候の挨拶は暦を目安にしますが、実際の気候や送る相手の地域によって季節感は異なります。「秋冷の候」など気候を表す表現は、実際に肌寒さを感じる頃に使うと自然です。10月下旬でも暖かい日が続く場合は、「日ごとに秋が深まってまいりました」など、比較的幅広い季節に使える口語調を選ぶのも一つの方法です。
・目上の方・上司:丁寧な口語調「朝晩の冷え込みが一段と増してまいりましたが、いかがお過ごしでしょうか」
・ビジネスメール:「いつもお世話になっております」から始め、必要なら短い季節の一言を添える
・知人・親しい相手:「秋も深まってきましたね」など自然な口語調
・友人:「朝晩はだいぶ冷えてきたね」など自由に
紅葉の表現は地域に合わせる
「錦秋の候」など紅葉に関する表現は、地域や標高、その年の気候によって使える時期が大きく異なります。相手の地域で実際に木々が色づいている頃に使うのが自然です。まだ紅葉が始まっていない地域の相手には、「深秋の候」「秋冷の候」などを選ぶ方が無難です。
10月下旬の時候の挨拶で、よくある質問
まとめ|10月下旬に合う時候の挨拶を選ぼう

① 漢語調:「霜降の候」(霜降入り以降)「深秋の候」「秋冷の候」が使いやすい。紅葉の頃なら「錦秋の候」も(地域差あり)
② 口語調:「日ごとに秋が深まってまいりました」「朝晩の冷え込みが一段と増してまいりました」
③ 正式な文書:漢語調+「拝啓〜敬具」。法人宛ては「ご清栄」、個人宛ては「ご清祥・ご健勝」
④ ビジネスメール:「いつもお世話になっております」から始め、必要なら季節の一言を添える
⑤ 錦秋・紅葉:地域や標高、その年の気候によって時期が異なる。相手の地域に合わせて選ぶ
⑥ 時期は目安:実際の気候に合わせて選ぶのが自然
※時候の挨拶の使用時期はいずれも目安です。実際の気候や相手との関係に合わせてご判断ください。
参考:霜降・立冬の日付は国立天文台「暦要項」をもとにしています。年によって前後します。
