「10月上旬に使える時候の挨拶がわからない」という方へ。
10月上旬の時候の挨拶は、送る日と実際の気候に合わせて選ぶのが基本です。
「清秋の候」「秋涼の候」などを基本に、寒露(例年10月8日頃)以降は「寒露の候」も選択肢になります。
ビジネスから親しい相手まで、そのまま使える例文をまとめました。
📅 寒露入り以降(10月8日頃〜):「寒露の候」が新たに選択肢になる
🍂 秋冷の候:寒露前でも、涼しさ・肌寒さを感じる頃なら使える
📝 口語調:「朝夕に秋の冷え込みを感じる頃となりました」「秋晴れが心地よい頃となりました」
🏢 ビジネス:漢語調(〜の候)が一般的。法人宛ては「貴社ますますご清栄〜」
⚠️ 注意:時期の目安や実際の気候を参考に選びましょう。「寒露の候」など暦に基づく表現は、その年の節気を確認してください
・10月上旬に使える時候の挨拶の一覧と使い分け
・ビジネス・目上・カジュアル別の例文
・手紙・ビジネス文書の書き出しと結びの例文
・寒露前後での表現の変え方
この記事の目次
10月上旬に使える時候の挨拶
清秋の候
「清秋の候」(せいしゅうのこう)は、空が澄み渡り清々しい秋を表す時候の挨拶です。
10月上旬頃に使いやすい表現として紹介されることが多く、改まった手紙やビジネス文書に幅広く使えます。
ただし資料によって使用時期に幅があるため、実際の気候に合わせてご判断ください。
秋涼の候
「秋涼の候」(しゅうりょうのこう)は、秋らしい涼しさを感じる頃を表す表現です。
残暑が和らいで過ごしやすくなった時期に使いやすく、資料によって使用時期に幅があります。
実際の気候に合わせて選びましょう。
仲秋の候
「仲秋の候」(ちゅうしゅうのこう)は、秋の盛りを表す表現です。
仲秋は白露から寒露の前日頃までを指すとする考え方があり、10月上旬では寒露の前日頃(例年10月7日頃)まで使いやすいとされます。
資料によって使用時期に幅がありますが、暦を基準に使う表現です。
寒露の候
「寒露の候」(かんろのこう)は、二十四節気の寒露にちなんだ表現です。
寒露は例年10月8日頃ですが、年によって前後します。寒露の候は、その年の寒露に入ってから次の節気である霜降(例年10月23日頃)の前日頃までを目安に使います。
暦を基準にした表現です。
10月上旬の時候の挨拶の使い分け
10月1日〜7日頃に使える表現
10月上旬の前半は、残暑が和らいで秋らしさを感じ始める頃です。
「清秋の候」「秋涼の候」「仲秋の候」などが使いやすい表現として紹介されることが多いですが、資料によって使用時期に幅があります。
実際の気候が暖かい場合は口語調(「秋の気配を感じる頃となりました」など)の方が自然なこともあります。
| 種類 | 表現の例 | 特徴 |
|---|---|---|
| 漢語調 | 清秋の候 / 秋涼の候 / 仲秋の候 / 秋冷の候(涼しさ・肌寒さを感じる場合) | 改まった手紙・ビジネス文書向け |
| 口語調 | 「秋の気配を感じる頃となりました」 「秋晴れが心地よい季節となりました」 | 目上の方・友人知人向け |
10月8日頃から使える寒露の候
寒露(例年10月8日頃)以降は、「寒露の候」が新たに選択肢になります。
「寒露の候」は二十四節気の寒露に入ってから使うのが基本です。
一方、「秋冷の候」など実際の季節感を表す言葉は、相手の地域や気候に合わせて選ぶと自然で、寒露の前でも涼しさ・肌寒さを感じる頃なら使えます。
・寒露前(1〜7日頃):仲秋の候 / 清秋の候 / 秋涼の候 / 秋冷の候(涼しさ・肌寒さを感じる場合)
・寒露入り以降(8日頃〜):寒露の候が新たに加わる / 清秋の候なども引き続き使える場合がある
※「秋冷の候」は寒露前後を問わず、秋の涼しさ・肌寒さを感じる頃に使えます
実際の気候や地域に合わせて選ぶ
時候の挨拶は暦を目安にしますが、実際の気候や相手の地域によって季節感は異なります。
10月上旬でもまだ暖かい場合は「秋の気配を感じる頃となりました」など口語調が自然です。
逆に早めに冷え込む地域なら「秋冷の候」も使いやすいでしょう。
実際の気候に合った表現を選ぶのが、相手に伝わりやすい挨拶になります。
10月上旬の時候の挨拶例文

ビジネスで使える例文
目上の人に使える例文
カジュアルに使える例文
10月上旬の書き出しと結びの例文
手紙の書き出し例文
| 文体 | 書き出しの例 |
|---|---|
| 漢語調(前半) | 「拝啓 清秋の候、○○様にはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。」 |
| 漢語調(後半・寒露以降) | 「拝啓 寒露の候、貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。」 |
| 口語調(丁寧) | 「拝啓 秋晴れが心地よい季節となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。」 |
| 口語調(カジュアル) | 「秋らしくなってきましたね。お元気にしていますか?」 |
ビジネス文書の書き出し例文
結びの挨拶例文
10月上旬の時候の挨拶で、よくある質問
まとめ|10月上旬に合う時候の挨拶を選ぼう

① 前半(1〜7日頃):「清秋の候」「秋涼の候」「仲秋の候」が使いやすい。「秋冷の候」も涼しさ・肌寒さを感じる場合に使える
② 寒露入り以降(8日頃〜):「寒露の候」が選択肢に加わる。「秋冷の候」は涼しさ・肌寒さを感じる頃なら寒露前後を問わず使える
③ 口語調:「朝夕に秋の冷え込みを感じる頃となりました」「秋晴れが心地よい季節となりました」
④ ビジネス・改まった手紙:漢語調+「拝啓〜敬具」。法人宛ては「貴社ますますご清栄〜」
⑤ 友人・知人:「秋らしくなってきたね」など自然な口語調でOK
⑥ 時期は目安:実際の気候に合わせて選ぶのが自然。暦だけで決めすぎない
※「清秋の候」「秋涼の候」など季節感を表す表現は実際の気候を参考に選びましょう。
「寒露の候」「仲秋の候」など暦に基づく表現は、その年の節気を確認してご判断ください。
参考:寒露(例年10月8日頃)の日付は国立天文台「暦要項」をもとにしています。年によって前後します。
