6月にお礼状・お礼メール・手紙を書こうとして、書き出しをどう始めればいいか迷っていませんか。
お礼状の書き出しは「時候の挨拶+相手の健勝を祈る一文」で整えるのが基本です。
上旬・中旬・下旬で季節の言葉を変えるだけで、丁寧で印象のよいお礼状になります。
上旬(初夏の候)
初夏の候、貴社ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。このたびは〇〇に際しまして格別のご配慮を賜り、誠にありがとうございました。
中旬(梅雨の候)
梅雨の候、〇〇様にはますますご清祥のこととお喜び申し上げます。このたびは〇〇のご厚意をいただき、心より感謝申し上げます。
下旬(向暑の候)
向暑の候、貴社ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。このたびは〇〇に際しまして、格別のお取り計らいをいただき誠にありがとうございました。
・6月上旬・中旬・下旬の時候の挨拶の選び方
・ビジネス向けお礼状のコピペOK全文例
・目上の人・取引先への丁寧な書き方
・やわらかい口語表現(知人・親しい方向け)
・書き出しと結びをセットで整える方法
① 前文:時候の挨拶 + 相手への安否確認
② 主文:お礼の本題(いただいたこと・感謝の理由)
③ 末文:今後の関係・健康を気遣う結び
→ この流れで書けば、6月のお礼状はほぼ完成します
この記事の目次
6月のお礼状に使う時候の挨拶
お礼状を書くとき、「何から書き始めればいい?」と迷う方が多いです。
書き出しが決まれば、後は意外とスムーズに書けます。
6月は「初夏」と「梅雨」が重なる時期なので、送る日付で使い分けると自然です。
6月の時期別・使いやすい季語一覧
| 時期 | 使いやすい季語 | 向いている相手・場面 |
|---|---|---|
| 上旬(1〜10日) | 初夏の候・青葉の候 | ビジネス・取引先・目上の方 |
| 中旬(11〜20日) | 梅雨の候・入梅の候 | ビジネス・親しい相手・おたより |
| 下旬(21〜30日) | 向暑の候・夏至の候 | ビジネス・取引先・目上の方 |
「ご清栄」と「ご清祥」の使い分け
・ご清栄:会社・団体向け(「貴社ますますご清栄のこととお喜び申し上げます」)
・ご清祥:個人向け(「〇〇様にはますますご清祥のこととお喜び申し上げます」)
→ お礼状の宛先が会社なら「ご清栄」、個人宛てなら「ご清祥」を選ぶとスッキリ整います
6月全般の時候の挨拶は「6月 時候の挨拶まとめ」でも確認できます。
ビジネスメール全般の例文は「6月 時候の挨拶 ビジネス」もあわせてどうぞ。
6月上旬のお礼状例文(1〜10日)【コピペOK】
まずはこれでOKです——「初夏の候」を使えば上旬全般に対応できます。
梅雨入り前後を問わず安心して使えます。
6月上旬は梅雨入り前後の時期です。
爽やかな初夏の表現が自然に合います。
「初夏の候」が最も使いやすく、ビジネスから目上の方への手紙まで幅広く対応できます。
メールでも、前文(時候の挨拶+安否確認)をそのまま使えます。
初夏の候を使ったお礼状【コピペOK・ビジネス向け】
上旬のやわらかいお礼状(入梅前・口語調)
・急ぎのお礼はまず「ありがとうございました」を先に書く
・時候の挨拶は省略して「お世話になっております」だけでも失礼になりません
・フォーマル度が高い相手には、前文(時候の挨拶+安否)を入れると丁寧な印象になります
6月中旬のお礼状例文(11〜20日)【コピペOK】

中旬は「梅雨の候」一択で大丈夫です。
梅雨らしい季節感が自然に出て、6月のお礼状らしくなります。
手紙にもお礼メールにもそのまま使えます。
中旬は梅雨本番の時期です。「梅雨の候」を使うと、6月中旬らしい季節感が自然に出ます。
「雨の続く中わざわざ〜」のように、梅雨の季節感をお礼の気持ちと重ねると、受け取った側の印象がよくなります。
以下の例文はメールにもそのまま使えます。
梅雨の候を使ったお礼状【コピペOK・取引先向け】
紫陽花を使ったやわらかいお礼状
紫陽花の表現は中旬にしか使えない6月らしさです。親しい相手やおたよりに添えると、自然な季節感が出ます。
目上の方・改まったお礼状(中旬版)
6月下旬のお礼状例文(21〜30日)【コピペOK】
下旬は「向暑の候」を使えば大丈夫です。
梅雨明け前後を問わず使えて、7月上旬まで対応できます。
下旬は夏へ向かう時期です。
「向暑の候」が最も使いやすく、梅雨明け前後を問わず使えます。
夏本番が近づいてくる雰囲気を添えると、下旬らしい6月の時候の挨拶を入れたお礼状になります。
下旬の時候の挨拶をさらに詳しく知りたい方は「6月下旬 時候の挨拶」もご覧ください。
向暑の候を使ったお礼状【コピペOK・ビジネス向け】
親しい相手向けの下旬お礼状
お礼状の結びの挨拶
結びは「書き出しとそろえる」のが基本です。
書き出しで「梅雨の候」を使ったなら、結びも「梅雨の折」でそろえると文章が引き締まります。
6月のお礼状・定番の結び
- 上旬の体調を気遣う結び:「初夏の折、くれぐれもご自愛のほどお願い申し上げます。」
- 中旬の梅雨を気遣う結び:「梅雨の折、くれぐれもご自愛のほどお願い申し上げます。」
- 下旬の暑さを気遣う結び:「向暑の折、くれぐれもご自愛のほどお願い申し上げます。」
- 今後の関係につなげる結び:「今後ともお引き立てのほど、よろしくお願い申し上げます。」
- 改まった締め(手紙全般):「まずは略儀ながら書中をもってお礼申し上げます。」
・「取り急ぎお礼まで」——お礼状では省略感が出るため避けましょう
・「以上」——お礼状の結びには不向きです
・書き出しと季語がバラバラ——「初夏の候」で始めて「梅雨の折」で終わると不自然になります
6月のお礼状Q&A
この記事を閉じる前に、これだけ覚えておけば大丈夫です。
上旬 → 初夏の候〜お礼の本文〜初夏の折、ご自愛ください
中旬 → 梅雨の候〜お礼の本文〜梅雨の折、ご自愛ください
下旬 → 向暑の候〜お礼の本文〜向暑の折、ご自愛ください
書き出しと結びの季語をそろえるだけで、6月の時候の挨拶を入れたお礼状が整います。
まとめ|6月のお礼状は季節感と感謝で整える

6月のお礼状は、難しく考えなくて大丈夫です。
「時候の挨拶+感謝の言葉+結び」の3つを整えれば、丁寧で印象のよいお礼状になります。
・上旬 → 初夏の候+お礼の本文+初夏の折、ご自愛ください
・中旬 → 梅雨の候+お礼の本文+梅雨の折、ご自愛ください
・下旬 → 向暑の候+お礼の本文+向暑の折、ご自愛ください
→ 書き出しと結びの季語をそろえるだけで、形が整います
季節の言葉がひとつ入るだけで、感謝はぐっと伝わりやすくなります。
「梅雨の候」でも「初夏の候」でも、選んだ一言が相手への気遣いになります。
6月のお礼状は、難しい技術より、その気持ちが大切です。
・6月 時候の挨拶——6月全般の季語と例文を確認したい方はこちら
・6月 時候の挨拶 ビジネス——ビジネスメール全般の例文はこちら
・時候の挨拶 やわらかい表現——口語調の書き方を知りたい方はこちら
