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【卒業式挨拶の出だし】そのまま使える例文と書き方(立場別)

【卒業式挨拶の出だし】そのまま使える例文と書き方(立場別)

卒業式の挨拶は、出だしの一文で場の空気が決まります。
「卒業式 挨拶 出だし」で何から話し始めるか迷ったら、「季節の言葉」「感謝」「祝福」の3型から選ぶだけで自然に整います。
この記事では、保護者代表・PTA会長・答辞・来賓など立場別の出だし例文と、失敗しない書き方のコツをまとめました。

まず結論:迷ったらこの一文が最も無難です
「本日はこのような素晴らしい卒業式を催していただき、誠にありがとうございます。」
この一文は
・保護者代表
・PTA会長
・来賓
など、ほとんどの卒業式挨拶で使える万能の出だしです。
立場を問わず失礼になりません。
この記事でわかること
・卒業式の挨拶出だし3型(季節・感謝・祝福)
・保護者代表・PTA会長・答辞・来賓など立場別の出だし例文
・短く使いやすいコピペ用例文
・出だしのあとの本文の流れ

卒業式挨拶の出だしは3型で考える

卒業式の挨拶で迷いやすいのは「最初の一文」です。
立場や式の格式によって正解は異なりますが、ほとんどの出だしは次の3型のどれかに当てはまります。
この3型を押さえるだけで、出だしの悩みはほぼ解消します。

卒業式の出だし3型
季節型:「春の陽ざしのもと〜」など、季節感のある言葉で場を整える
感謝型:「本日はこのような〜」など、式を開いてくれたことへのお礼から入る
祝福型:「ご卒業おめでとうございます」など、直接お祝いの言葉から入る
迷ったらこれを使えば失礼がない 「本日はこのような盛大な卒業式を催していただき、誠にありがとうございます。」
感謝型のこの一文は、立場を問わず使える万能の出だしです。

① 季節型:場を和ませる開幕フレーズ

季節の言葉から入ると、改まった式典らしい格調が出ます。
ただし天候に左右される表現は避けましょう。
「晴れ渡る空のもと」は雨天の日に不自然になります。
「春の陽ざし」「春うらら」など、天気に関係なく成立する言葉を選ぶのがコツです。

季節型・定番
春の陽ざしが温かく降りそそぐ本日、卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。
季節型・やわらかめ
春の訪れを感じるこの佳き日に、このような卒業の式典を迎えられたことを、心よりお祝い申し上げます。

② 感謝型:式へのお礼から始める

「本日はこのような〜」という感謝型は、どの立場でも使いやすい万能の出だしです。
式を開催してくれたことへのお礼から始めるので、誰に対しても失礼になりません。
特に保護者代表・PTA会長・来賓によく合います。

感謝型・定番
本日はこのような盛大な卒業式を催していただき、誠にありがとうございます。
感謝型・格式あり
本日はこのような素晴らしい卒業の式典を開いていただき、保護者一同、心より感謝申し上げます。

③ 祝福型:直接お祝いから入る

「ご卒業おめでとうございます」から直接入る祝福型は、テンポよく清々しい印象を与えます。
PTA会長・来賓祝辞・短い挨拶に特に向いています。
前置きなしに卒業生へ向かって話す姿勢が、誠実さを伝えます。

祝福型・シンプル
卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。
祝福型・保護者にも触れる
卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。また、今日まで皆さんを育ててこられた保護者の皆さまにも、心よりお祝い申し上げます。

卒業式挨拶の出だしの例文|立場別まとめ

立場によって「誰に向けて話しているか」「どの役割で話しているか」が異なります。
以下の例文をそのまま出だしとして使い、そのあとに自分の言葉を続けてください。

保護者代表の出だし例文

保護者代表は「一人の親として感謝を伝える立場」です。「保護者を代表して」という一言を必ず入れましょう。式への感謝から始める感謝型がよく合います。

保護者代表・定番
本日はこのような素晴らしい卒業式を催していただき、誠にありがとうございます。保護者を代表して、一言お礼の言葉を申し上げます。
保護者代表・季節あり
春の陽ざしが心地よく降りそそぐ本日、このような卒業式を開いていただき、保護者一同、心より感謝申し上げます。保護者を代表して、一言ご挨拶申し上げます。
「僭越ながら」は使うべきか
「僭越ながら」は「出すぎたことをするが」という意味で、謙遜の表現です。
入れても入れなくても失礼ではありません。
使う場合は「僭越ながら、保護者を代表して一言申し上げます」の形が自然です。

PTA会長の出だし例文

PTA会長は「保護者組織を代表する立場」です。
保護者代表よりやや格式が高く、卒業生・保護者・先生方と複数の対象に向けて話すことが多いです。
自己紹介(PTA会長の〇〇と申します)を冒頭に入れるとわかりやすくなります。

PTA会長・定番
卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。PTA会長の〇〇と申します。保護者を代表して、一言お祝いを申し上げます。
PTA会長・季節あり
春の陽ざしが温かく降りそそぐ本日、卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。また、保護者の皆さまにも心よりお祝い申し上げます。PTA会長の〇〇と申します。

卒業生代表の答辞の出だし例文

答辞は「卒業生として感謝と決意を述べる場」です。
出だしは「季節の言葉 + 式への感謝」のセットが定番です。書き言葉らしいやや改まったトーンが求められます。
自分の言葉で書いた一文を最後に添えると、より印象的な出だしになります。

答辞・定番
春の訪れを感じるこの佳き日に、私たちのためにこのような卒業式を催していただき、誠にありがとうございます。
答辞・感謝型
本日はこのような盛大な卒業の式典を開いていただき、卒業生一同、心より感謝申し上げます。ただいま、校長先生はじめ、多くの方々から温かいお言葉を頂戴し、誠にありがとうございました。
答辞の出だしで使いやすい季節の言葉
「春の陽ざしのもと」「春うらら」「春の訪れを感じるこの佳き日に」「梅の花が咲き始めた今日」
3月の卒業式が多いため、春の言葉が定番です。天気を問わない表現を選びましょう。

校長先生の式辞の出だし例文

校長の式辞は「学校を代表して贈る言葉」です。
格式が最も高く、卒業生への祝福から入る祝福型が定番です。
参考として掲載しますが、校長の式辞は学校ごとに伝統があるため、前年の原稿も確認するとよいでしょう。

式辞・定番
卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。本日、〇〇名の卒業生を送り出すこの日を、教職員一同、心よりお祝い申し上げます。
式辞・格式あり
春の陽ざしのもと、このような盛大な卒業式を挙行できますことを、保護者の皆さま、ご来賓の皆さまのご支援のおかげと、深く感謝申し上げます。卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。

来賓祝辞の出だし例文

来賓は「学校外からお祝いを伝える立場」です。
学校・校長・保護者などへの敬意を示す呼びかけを冒頭に入れるのが丁寧です。
時間が限られている場合は感謝型か祝福型でシンプルにまとめましょう。

来賓・丁寧版
〇〇の〇〇と申します。本日はこのような卒業式にお招きいただき、誠にありがとうございます。卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。
来賓・シンプル
卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。ただいまご紹介いただきました〇〇の〇〇と申します。一言お祝いを申し上げます。

卒業式挨拶の出だし|短く使える例文

式の時間が短い場合や、緊張しながら読むことを考えると「短い出だし」の方が安心です。
以下はそのまま使えるコンパクトな出だしです。

30秒で話せる短い出だし

一文で始める出だしです。
このあとすぐに本題へ進めます。
短い挨拶全体の冒頭にそのまま使えます。

短い出だし・祝福型
卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。保護者を代表して、一言申し上げます。
短い出だし・感謝型
本日はこのような卒業式を催していただき、誠にありがとうございます。

やわらかい印象の出だし

格式を保ちながらも親しみやすいトーンにしたい場合に向いた出だしです。
保護者代表や答辞などで使いやすい形です。

やわらかめ・保護者
今日この日を、先生方や皆さんの大切な方々とともに迎えられたことを、心よりうれしく思います。
やわらかめ・答辞
春の陽ざしが温かく感じられる今日、私たちはこうして卒業の日を迎えることができました。

かたい場に合う丁寧な出だし

格式の高い式典や、来賓・校長の式辞として使いやすい丁寧な出だしです。
冒頭の呼びかけ(来賓・保護者・卒業生の順)を入れると、さらに格調が増します。

丁寧・格式あり
ご来賓の皆さま、保護者の皆さま、そして卒業生の皆さん。本日はこのような盛大な卒業式を催していただき、誠にありがとうございます。
丁寧・季節あり
春の陽ざしのもと、卒業生の皆さんのご卒業を、このような盛大な式典でお祝いできますことを、心よりうれしく思います。

卒業式挨拶の出だしで失敗しない書き方

呼びかけの順番をそろえる

式典の挨拶では、呼びかける順番が決まっています。
「来賓 → 保護者 → 卒業生」の順が基本です。
卒業生に向けて話す挨拶では「卒業生の皆さん」を最初に持ってくる形でも問題ありません。

立場呼びかけの順番
校長式辞・来賓祝辞ご来賓 → 保護者 → 卒業生
PTA会長・保護者代表卒業生 → 保護者(省略可)
答辞校長・先生方 → 保護者 → 在校生(省略可)

季節表現を入れすぎない

季節の言葉は一文で十分です。
「春の陽ざしが降りそそぐ本日、春うらら〜」のように重複すると、くどい印象になります。
一文の中に季節感を一つ入れるだけで格調が出ます。

重複してしまう例(避ける)
春の陽ざしが心地よく、春うらら〜な今日この日、春の訪れとともに卒業式を迎えました。
一つに絞る例(推奨)
春の陽ざしが心地よく降りそそぐ本日、このような素晴らしい卒業式を催していただき、誠にありがとうございます。

長すぎる前置きを避ける

出だしが長いと、本題に入る前に聴衆の集中力が落ちます。
出だしは2〜3文以内が理想です。
自己紹介・季節の言葉・感謝の言葉を詰め込みすぎず、必要な要素だけ入れましょう。

出だしに入れる要素は最大3つまで
① 呼びかけ(卒業生の皆さん、など)
② 季節または感謝またはお祝いの言葉(1つだけ)
③ 自己紹介(PTA会長の〇〇、など)または立場の明示
これ以上詰め込むと前置きが長くなります。

出だしのあとに続ける本文の流れ

出だしのあとに続ける本文の流れ

出だしが決まったら、本文はこの4つの流れで組み立てると自然にまとまります。

① 感謝

先生方・学校関係者への感謝を伝えます。
「勉強だけでなく人として大切なことを〜」という一文を入れると、感謝の厚みが増します。

② 思い出・成長

在学中の行事や子どもたちの成長に触れます。
エピソードは一つに絞ると印象に残ります。全員が共感できる行事(運動会・文化祭・合唱コンクールなど)を選びましょう。

③ 未来への言葉

卒業生への励ましと応援を送ります。
「どの道に進んでも」「自分を信じて」などの言葉が定番です。お説教にならないよう、短く温かくまとめましょう。

④ 結び

「皆さんの前途を心よりお祈り申し上げます」などの前途を祈る言葉で締めます。
「以上をもちまして〜」より、卒業生への一言で終わる方が温かみが残ります。

結び・格式あり
卒業生の皆さんの前途が、幸多きものでありますよう、心よりお祈り申し上げます。以上をもちまして、お祝いの言葉とさせていただきます。
結び・温かめ
皆さんのこれからを、ずっと応援しています。本日はご卒業、誠におめでとうございます。

卒業式 挨拶 出だし よくある質問

時候の挨拶は必ず入れる必要がありますか?
必須ではありません。「本日はこのような〜」という感謝型や「ご卒業おめでとうございます」という祝福型で始めても、まったく失礼ではありません。時候の挨拶を入れると格調が増しますが、入れない方がシンプルでテンポよく始められることもあります。
出だしは短い方がよいですか?
基本的には短い方が聴きやすいです。出だしが長いと本題に入るまでに聴衆の集中力が落ちてしまいます。2〜3文以内を目安にして、必要な要素(呼びかけ・感謝またはお祝い・自己紹介)だけを入れましょう。
「僭越ながら」は必ず使うべきですか?
使わなくても失礼ではありません。「僭越ながら」は「出すぎたことをするが」という謙遜の表現なので、入れると丁寧な印象になります。ただし、義務ではないため、言いにくければ省いて問題ありません。「保護者を代表して、一言申し上げます」だけでも自然な出だしになります。
答辞と保護者代表の出だしは何が違いますか?
答辞は「卒業生として感謝と決意を述べる場」なので、「私たちのために〜してくださった」という目線から始めます。保護者代表は「親として感謝を伝える場」なので、「式を開いてくださったことへのお礼」から入るのが自然です。どちらも感謝型が使いやすいですが、語り口のトーンが異なります。
雨の日でも「春の陽ざし」と使ってよいですか?
原稿を事前に準備する場合、当日の天気はわかりません。「晴れ渡る空のもと」「陽光降りそそぐ〜」など天候に依存する表現は避けた方が無難です。「春の陽ざしのもと」は多少の曇りや雨天でも慣用表現として使われることがありますが、より安心なのは「春の訪れを感じる今日」「春うららかな本日」など、天気を直接表現しない言葉です。
卒業式の挨拶はどのくらいの長さが理想ですか?
卒業式の挨拶は3分前後が一般的です。文字数にすると約900〜1200文字ほどになります。出だしは2〜3文にまとめ、そのあとに感謝・思い出・未来への言葉・結びの流れで構成すると聞きやすい挨拶になります。

まとめ:卒業式の挨拶は出だしの型を選ぶだけで整う

まとめ:卒業式の挨拶は出だしの型を選ぶだけで整う

卒業式の挨拶の出だしは、「季節型」「感謝型」「祝福型」の3型から選ぶだけで自然に整います。
迷ったら「本日はこのような〜」という感謝型が最も無難で、立場を問わず使えます。

出だし選びの最終チェック
① 立場(保護者代表・PTA会長・答辞・来賓)に合った型を選んだか
② 呼びかけ(卒業生の皆さん、など)が入っているか
③ 季節表現を重複させていないか
④ 出だしが2〜3文以内に収まっているか
⑤ 天候に左右される表現を避けているか
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