「9月上旬に使える時候の挨拶が知りたい」という方へ。
9月上旬の時候の挨拶は、暦上の使用時期を目安に選ぶのが基本です。
漢語調からやわらかい口語調まで、ビジネス・カジュアル両方の例文をまとめました。
🌿 9/7以降(白露以降):白露の候も選択肢に
🎑 9/9前後:重陽の候(9月9日前後を目安)
📝 漢語調:暦上の時期を目安に選ぶ。口語調は実際の気候に合わせやすい
・9月上旬に使える時候の挨拶とその読み方・意味
・時期に応じた時候の挨拶の使い分け方
・ビジネス・カジュアル別の書き出し例文
・結びの例文・よくある疑問への回答
この記事の目次
9月上旬に使える時候の挨拶一覧
| 時期の目安 | 時候の挨拶(読み方) | ポイント |
|---|---|---|
| 9/1〜9/6頃 (白露前) | 初秋の候(しょしゅうのこう) 新秋の候(しんしゅうのこう) 処暑の候(しょしょのこう) 残暑の候(ざんしょのこう) | 秋の始まりを表す。処暑(8/23)〜白露前が使いやすい時期。残暑の候もこの時期の選択肢 |
| 9/7〜9/9頃 (白露以降・重陽前後) | 白露の候(はくろのこう) 重陽の候(ちょうようのこう)※9月9日前後を目安 | 白露(9/7)から使える。重陽の候は9月9日前後のみ |
| 口語調 (どの日付でも) | 「朝夕に秋の気配を感じる頃となりました」など | 実際の気候に合わせやすい。親しい相手への手紙・メールに |
※2026年の処暑は8月23日、白露は9月7日(国立天文台「暦要項」)。時候の挨拶の使用時期は目安であり、資料によって幅があります。
初秋の候
意味:秋の始まりの頃
使いやすい時期:8月下旬〜9月上旬頃が一般的
「初秋の候」は秋の始まりを表す表現で、8月下旬〜9月上旬頃に一般的に使われます。
暦の上では立秋(8月7日頃)以降が「秋の初め」にあたります。
ビジネス・個人どちらにも対応しやすい表現ですが、使用時期の幅は資料によって異なるため、目安として参考にしてください。
新秋の候
意味:新しい秋が訪れた頃
使いやすい時期:9月上旬頃
「新秋の候」は「新たな秋の訪れ」を表す表現で、「初秋の候」と近い意味を持ちます。
やや改まった印象があり、ビジネス文書や目上の方への手紙にも使いやすい表現です。
処暑の候
意味:暑さが和らいでくる頃(処暑:暑さが収まり始める節気)
使いやすい時期:処暑(2026年:8/23)〜白露前(9/6頃)
「処暑の候」は処暑(2026年は8月23日)から次の節気・白露(9月7日)の前頃までが一つの目安とされています。
「処暑」は「暑さが収まり始める」という意味で、まだ残暑がありつつも季節の移り変わりを感じさせる表現です。
白露を過ぎると「白露の候」に切り替えるのが自然です。
残暑の候
意味:立秋を過ぎてもなお続く暑さ
使いやすい時期:立秋(8/7頃)〜処暑・白露頃まで
「残暑の候」は暦の上で立秋(8月7日頃)以降に使える表現で、9月上旬頃まで一般的に使われます。
漢語調の時候の挨拶は暦上の時期を基本とするため、処暑(8/23)や白露(9/7)を過ぎても実際の暑さが続く場合の口語表現(「残暑が続いておりますが」など)とは区別して考えるとよいでしょう。
白露の候
意味:草木に白い露が宿り、秋の気配が深まる頃
使いやすい時期:白露(2026年:9/7)頃〜秋分前頃
「白露の候」は白露(2026年は9月7日)を迎えた頃から使える表現です。
9月上旬後半(7日以降)の手紙やメールで選びやすい言葉です。
重陽の候
意味:重陽の節句(9月9日)の頃
使いやすい時期:9月9日前後
「重陽の候」は9月9日の重陽の節句の頃を指す表現です。
菊の節句とも呼ばれ、やや格式のある手紙で使われることがあります。
9月9日前後の限られた時期に使う表現のため、その前後の日程に送る手紙に9月9日前後を目安に使うとよいでしょう。
9月上旬の時候の挨拶の選び方
9月上旬とはいつからいつまで?
一般的に9月上旬は9月1日〜10日頃を指します。
この時期は暦の上では秋が始まっているものの、実際にはまだ残暑が続く日も多く、時候の挨拶を選ぶ際は実際の気候も参考にするとよいでしょう。
| 状況 | おすすめの表現 |
|---|---|
| 9/1〜9/6頃(白露前) | 初秋の候・新秋の候・処暑の候・残暑の候 |
| 9/7以降(白露以降) | 白露の候も選択肢に |
| 9月9日前後の手紙 | 重陽の候 |
| 親しい相手(口語調) | 「朝夕に秋の気配を感じる頃となりました」など |
残暑の候と口語調を使い分ける
「残暑の候」は暦上の目安として白露前(9/6頃)まで使われることが多い漢語調の表現です。
一方、暑さを直接表したい場合は「残暑が続いておりますが」など口語調を使うと実際の気候に合わせやすくなります。
漢語調は暦の時期を目安に、口語調は実際の気候に合わせると自然です。
初秋の候・新秋の候の使い時
「初秋の候」や「新秋の候」は秋の始まりを表す漢語調の表現で、暦の上では立秋(8月7日頃)以降の9月上旬頃が一般的な使用時期の目安です。
口語調では「朝夕に秋の気配を感じる頃となりました」のように実際の季節感を反映した表現が使えます。
9月上旬のビジネス向け例文
ビジネス文書では漢語調(〜の候)を使い、法人宛ては「貴社ますます〜」、個人宛ては「○○様にはますます〜」を基本とします。
取引先に使える例文
目上の人に使える例文
手紙に使える例文
メールに使える短い例文
改まったメールでは時候の挨拶を入れると丁寧な印象になります。
日常的な業務メールでは、一言の季節感で十分なことも多いです。
9月上旬のカジュアルな例文

友人に使える例文
親戚に使える例文
やわらかい書き出し例文
9月上旬に使える結びの挨拶
ビジネス向けの結び
カジュアル向けの結び
残暑を気遣う結び
9月上旬の時候の挨拶の注意点
実際の気候に合わせる
時候の挨拶は暦を参考にしますが、実際の気候とずれる場合があります。
「残暑の候」など漢語調は暦上の時期を目安に選ぶのが基本ですが、口語調(「残暑が続いておりますが」など)は実際の気候を反映しやすく、漢語調と口語調を適切に使い分けましょう。
相手に合わせて文体を変える
| 相手・場面 | 文体 | 例 |
|---|---|---|
| ビジネス・取引先・目上 | 漢語調(〜の候) | 「初秋の候」「残暑の候」 |
| 友人・知人・カジュアル | 口語調 | 「朝夕に秋の気配を感じる頃となりました」 |
時期が限られる季語に注意
「重陽の候」は9月9日前後を目安に使われる表現のため、日付が大きく外れる手紙では季節感と合いにくくなります。
また「白露の候」は白露(2026年は9月7日)以降に使うのが自然で、上旬の前半(1〜6日頃)には使いにくい表現です。
時期が限られる季語は使う時期に注意しましょう。
・「残暑の候」は暦上は立秋〜白露頃が目安。実際の気候の感覚(口語調)とは区別するとよい
・「処暑の候」は処暑(2026年:8/23)〜白露前(9/6頃)が目安
・「白露の候」は白露(9/7)以降が使いやすい。上旬前半には使いにくい
・「重陽の候」は9月9日前後を目安に使われる表現
・ビジネスは漢語調、カジュアルは口語調が基本
・実際の気候に合わない表現は違和感を与えることがある
9月上旬の時候の挨拶Q&A
まとめ|9月上旬は季節に合う挨拶を

① 9/1〜9/6頃(白露前):初秋の候・新秋の候・処暑の候・残暑の候
② 9/7以降(白露以降):白露の候も選択肢に
③ 9/9前後:重陽の候(9月9日前後を目安)
④ 口語調:「残暑が続いておりますが」など実際の気候を反映しやすい
⑤ 文体:ビジネス・目上→漢語調(暦の時期を目安)、友人・知人→口語調
⑥ 基本:漢語調は暦の時期を目安に、口語調は実際の気候に合わせて選ぶ
・2026年の白露(9月7日)の日付は国立天文台「暦要項」をもとにしています
・時候の挨拶の使用時期はいずれも目安です。実際の気候や相手との関係に合わせてご判断ください
※本記事の時候の挨拶は一般的な用法に基づいています。地域や相手との関係によって適切な表現が異なる場合があります。
