年度末の挨拶例文は、毎年どう書くか迷いやすいです。
基本は2つだけ。「今年度の感謝」と「来年度へのひとこと」をセットで伝えること。
社外・社内・短文まで、相手別にそのまま使える例文をまとめました。
社外向け:今年度も残りわずかとなりました。本年度も格別のご支援を賜り、誠にありがとうございました。来年度も変わらぬお付き合いのほど、よろしくお願い申し上げます。
社内・上司向け:今年度も大変お世話になりました。ご指導のおかげで多くのことを学ぶことができました。来年度もよろしくお願いいたします。
短文・チャット向け:今年もお世話になりました。来年度もよろしくお願いします。
この記事の目次
年度末挨拶例文で迷わない基本パターン
まず押さえたい基本構成
年度末の挨拶文は、次の3つのパーツで構成されます。この型を覚えておくと、どの相手にも応用できます。
① 書き出し:季節の一言 or 年度末の言葉で入る
② 本文:今年度の感謝+具体的なひとこと(任意)
③ 結び:来年度への期待・引き続きのお願い+自愛の言葉
感謝と来年度の一言が軸
年度末挨拶でもっとも大切なのは「感謝」です。長く書きすぎず、感謝の気持ちを中心に据えることで、相手に気持ちが伝わりやすくなります。
「今年度はお世話になりました」→ 感謝を伝える
「来年度もよろしくお願いいたします」→ 関係継続を伝える
この2文さえ入れれば、最低限の年度末挨拶として成立します。
長すぎない文面が好印象
年度末は相手も忙しい時期です。メールは5〜8文、社内なら3〜5文にまとめると読んでもらいやすくなります。
| 媒体・場面 | 適切な長さ | ポイント |
|---|---|---|
| ビジネスメール(社外) | 5〜8文 | 件名を明確に。感謝+来年度のお願いで締める |
| ビジネスメール(社内) | 3〜5文 | 「お疲れさまでした」で始め、簡潔にまとめる |
| チャット・Slack | 1〜3文 | 改まりすぎず、感謝の一言+来年度への一言 |
| 朝礼・スピーチ | 30秒〜1分 | 共通の話題に触れて、前向きな締め方にする |
年度末挨拶例文【社外向け】
取引先へのメール例文
取引先への年度末挨拶は、今年度の感謝をベースに、来年度も関係を続けたいという意思を伝えます。件名に「年度末のご挨拶」と明記すると相手が内容を把握しやすくなります。
〇〇株式会社
〇〇様
いつもお世話になっております。△△株式会社の〇〇です。 今年度も残りわずかとなりました。本年度は格別のご支援とご協力を賜り、誠にありがとうございました。おかげさまで〇〇の件をはじめ、多くの場面で大変お世話になりました。 来年度も変わらぬお付き合いのほど、よろしくお願い申し上げます。末筆ながら、新年度のご発展と皆さまのご健勝をお祈り申し上げます。
お客様へのメール例文
お客様への年度末挨拶は、感謝と信頼関係の継続が伝わる文面が理想です。業種や関係性に応じて丁寧さの度合いを調整しましょう。
協力会社へのメール例文
協力会社への挨拶は、具体的なプロジェクト名や案件を一言添えると、感謝が伝わりやすくなります。
年度末挨拶例文【社内向け】

上司への挨拶例文
上司への年度末挨拶は、具体的なエピソードや感謝の言葉を一言添えると気持ちが伝わります。メールの場合も、口頭で一言添えるとより丁寧な印象になります。
同僚への挨拶例文
同僚への年度末挨拶は、共に頑張ったという連帯感を大切にしましょう。かしこまりすぎず、感謝と来年度への期待をさらっと伝えるのがちょうどいいバランスです。
部下・チーム向け例文
部下やチームへの年度末挨拶は、労いの言葉を中心に据えましょう。一人ひとりの頑張りを認め、来年度への期待を伝えると、チームのモチベーションにもつながります。
年度末挨拶例文【短文・一言】
そのまま使える短い例文
時間がないときや、一言添えるだけでいい場面に使えます。2〜3文で完結させるのがポイントです。
朝礼やチャット向け例文
朝礼や全体チャットでの一言は、明るく前向きな締め方が喜ばれます。「感謝+来年度への期待」を短くまとめましょう。
締めに使える一言例文
メールや手紙の結びとして使える一言です。自愛・繁栄・期待の3パターンを用意しました。
年度末挨拶例文を書くコツ
件名の付け方
メールの件名は、相手がひと目で内容を理解できるよう具体的に書きましょう。「年度末のご挨拶」がもっともシンプルで伝わりやすいです。
年度末のご挨拶(もっとも汎用的)
今年度のお礼と来年度のご挨拶(感謝を前面に出したい場合)
今年度のご愛顧に心より御礼申し上げます(お客様向け・丁寧版)
今年もお世話になりました(社内・カジュアル版)
具体例を一つ入れる
「大変お世話になりました」だけで終わると、どのメールにも使える定型文に見えます。「〇〇の件では特にご支援いただき」という一言を入れるだけで、相手への気遣いが伝わります。
NG表現を避ける
| NG表現 | 問題点 | 言い換え |
|---|---|---|
| 「ご苦労さまでした」(上司・社外へ) | 目下の人に使う表現。上司・社外には失礼になる | 「お疲れさまでした」「本年度も大変お世話になりました」 |
| 「また来年もよろしく」(社外へ) | 砕けすぎで社外には不適切 | 「来年度も変わらぬお付き合いをよろしくお願いいたします」 |
| 「取り急ぎご挨拶まで」で締める | 年度末の丁寧な挨拶に「取り急ぎ」はそぐわない | 「まずはお礼申し上げます」「略儀ながらメールにてご挨拶申し上げます」 |
| 長すぎる文面(社内メール) | 読む負担が大きく、本題が伝わりにくい | 3〜5文に絞る。感謝と来年度の一言だけでも十分 |
年度末挨拶のよくある疑問
いつ送るのが自然か
年度末挨拶は、3月中旬〜3月末が一般的です。相手が多忙な時期なので、3月最終週は少し早めに送るのがベターです。
3月中旬〜3月25日頃:もっとも多い時期。余裕をもって送れる
3月末(3/28〜31):相手も忙しいため、短めにまとめると読んでもらいやすい
4月以降:「年度末」ではなく「新年度のご挨拶」に切り替える
メールだけでも失礼ではないか
ビジネスの現場では、メールでの年度末挨拶は一般的になっています。ただし、長年のお付き合いがある重要な取引先や、特別にお世話になった方には、一筆添えた手紙や直接のご挨拶を加えると好印象です。
社内外で敬語はどう変えるか
| 相手 | 書き出し | 感謝の表現 | 結び |
|---|---|---|---|
| 社外・取引先 | いつもお世話になっております | 格別のご支援を賜り、誠にありがとうございました | 貴社のご発展をお祈り申し上げます |
| 社内・上司 | 今年度もお世話になりました | ご指導のおかげで多くを学べました | 来年度もご指導よろしくお願いいたします |
| 社内・同僚 | お疲れさまでした | 今年もいろいろありがとうございました | 来年度もよろしくお願いします |
| 部下・チーム | 今年一年お疲れさまでした | 皆さんのおかげで成果を上げられました | 新年度もよいスタートを切りましょう |
年度末挨拶例文のよくある質問
まとめ

年度末の挨拶文は、型を決めておけば毎年迷わずに書けます。
① 今年度の感謝を伝える(具体的な一言があるとより丁寧)
② 来年度もよろしくという意思を伝える
③ 相手への気遣い(自愛・ご発展)で締める
| 相手 | 書き出し | 結び |
|---|---|---|
| 社外・取引先 | 今年度も残りわずかとなりました | 貴社のご発展をお祈り申し上げます |
| 社内・上司 | 今年度もお世話になりました | 来年度もご指導よろしくお願いいたします |
| 同僚・チーム | 今年もお疲れさまでした | 来年度もよろしくお願いします |
「今年度も大変お世話になりました。来年度もよろしくお願いいたします。」
この2文に自愛か発展祈念の一言を添えれば、どの相手にも使える年度末挨拶として成立します。
