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【2月の挨拶文書き出し完全ガイド】上旬・中旬・下旬の例文まとめ

2025年2月19日

【2月の挨拶文書き出し完全ガイド】上旬・中旬・下旬の例文まとめ

2月の手紙やメール、書き出しの一行で止まっていませんか。
「余寒はいつ使う?」「梅花の候は早い?」と立春前後で迷うことも多いはずです。

この記事では、2月の挨拶文書き出しを上旬・中旬・下旬×相手別に整理しました。

迷いをなくすポイントは次の2つです。

  1. 「時期によって言葉を変える」
  2. 「相手によって丁寧度を変える」

ビジネス・個人・メール別にそのまま使える例文をまとめています。
立春前後で失礼にならない書き出しが、すぐに選べます。

2月の挨拶文書き出し一覧【すぐ使える】

上旬(〜2/10)

手紙(漢語調)
厳寒の候、貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
メール(口語調)
寒さ厳しい日が続いておりますが、お変わりございませんか。

中旬(2/11〜20)

手紙(漢語調)
余寒の候、皆さまにはご健勝のこととお慶び申し上げます。
メール(口語調)
立春を過ぎてもなお寒い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。

下旬(2/21〜末)

手紙(漢語調)
梅花の候、貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
メール(口語調)
春の気配が感じられるころとなりましたが、お変わりございませんか。

📌 迷ったら
立春(2/4)の前か後かだけ確認してください。
前なら「冬寄り」、後なら「春へ向かうがまだ寒い」で選べば失礼になりません。

2月の書き出しで迷う理由

2月の書き出しで迷う理由

「毎回なんとなく書いているけれど、これで合っているのかな」と感じることはありませんか。2月の書き出しが難しいのには、ちゃんと理由があります。

2月は季語が切り替わる月

2月は「冬の終わり」と「春の始まり」が混在する特殊な月です。

時期気候の特徴使いやすい言葉
上旬(〜2/10)一年で最も寒い。節分(3日)あり厳寒・寒冷・節分を前に
中旬(2/11〜20)立春(4日)後。暦は春、体感は冬余寒・春寒・立春とはいえ
下旬(2/21〜末)雨水(19日)後。梅が咲き始める梅花・向春・三寒四温
✅ 迷ったときの一言判断 「立春(2/4)の前か後か」だけ確認すれば方向性が決まります。前なら「冬」、後なら「春へ向かいながらもまだ寒い」で選べば大きく外れません。

相手と媒体で丁寧度が変わる

同じ2月でも、相手と媒体によって適切なトーンは変わります。

相手・媒体適したスタイル
取引先への手紙漢語調(〜の候)余寒の候、貴社ますます……
取引先へのメール口語調・やわらかめ立春を過ぎてもなお寒い日が……
親しい知人への手紙口語調・自然体寒さの中にも春の気配を感じる頃に……
社内メール省略してもOKお疲れさまです。寒い日が続きますが……

書き出しは用件の入り口になる

書き出しは「季節の挨拶」だけで終わりません。次の用件へスムーズにつなぐ役割もあります。

📌 書き出しの基本の型 ① 季節の一言(時候の挨拶)
② 相手への気遣い(健康・繁栄を喜ぶ一言)
③ 「さて、」または「このたびは、」で用件へつなぐ

2月の挨拶文書き出しの基本

書き出しには「漢語調」と「口語調」の2種類があります。どちらを選ぶかは媒体と相手で決まります。

漢語調の定番パターン

「〜の候」で終わる形式的な表現です。手紙や改まった文書に向いています。読む相手に格式と誠意を伝えられます。

上旬向け
厳寒の候、貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
中旬向け
余寒の候、皆さまにはご健勝のこととお慶び申し上げます。
下旬向け
梅花の候、貴社ますますご発展のこととお喜び申し上げます。
下旬・春寄り
向春の候、皆さまには益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。

口語調の定番パターン

「〜ですが、いかがお過ごしでしょうか」という形です。メールや、やわらかい手紙に向いています。相手との距離感を縮めながら季節感を伝えられます。

上旬向け
まだまだ寒さの厳しい日が続いておりますが、お変わりなくお過ごしでしょうか。
中旬向け
立春を過ぎてもなお寒い日が続いておりますが、皆さまにはお変わりございませんか。
下旬向け
寒さもようやくゆるみ始め、春の足音が聞こえてくるころとなりました。
下旬・春寄り
日ごとに日差しが柔らかくなり、春の近さを感じるころとなりました。いかがお過ごしでしょうか。

書き出しから用件へつなぐ型

書き出しの後、「さて、」を使うと用件へ自然につながります。この一言がないと、挨拶から本題への流れがぎこちなくなります。

📌 用件へのつなぎ方3パターン 「さて、このたびは〜の件でご連絡いたしました」(一般的な案内・依頼)
「つきましては、〜についてお願いがございます」(依頼・お願い)
「先日は〜いただきまして、ありがとうございました」(お礼からの流れ)

2月上旬の書き出し例文

立春前の上旬は、一年でもっとも寒い時期です。「寒さ」を軸にした表現が季節感に合います。節分(3日)を絡めた表現も使いやすい時期です。

ビジネス向け(上旬)

取引先や目上の相手への手紙・メールに使えます。漢語調と口語調、どちらも用意しました。

例文① 漢語調・手紙
拝啓 厳寒の候、貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
例文② 口語調・メール
寒さが厳しい日が続いておりますが、皆さまにはご健勝のこととお慶び申し上げます。平素より大変お世話になっております。
例文③ 節分を絡めた表現
節分を前に、まだまだ寒さの厳しい折、貴社ますますご発展のこととお慶び申し上げます。
例文④ 立春前の表現
立春を前に一段と寒さが厳しくなってまいりましたが、皆さまにはいかがお過ごしでしょうか。

個人向け(上旬)

親しい友人・知人への手紙に向いています。少しやわらかく、自然体で書けます。

例文⑤ 自然体
2月に入り、寒さがいっそう厳しくなりましたね。お元気でお過ごしでしょうか。
例文⑥ 節分を絡めて
節分も近づき、冬もいよいよ佳境ですね。そちらはいかがお過ごしでしょうか。

メール向け短文(上旬)

件名の直後に入れる一行挨拶に使えます。短くてリズムのある表現がメールには向いています。

例文⑦
いつもお世話になっております。寒さ厳しき折、いかがお過ごしでしょうか。
例文⑧
お世話になっております。寒い日が続いておりますが、お変わりございませんか。

2月中旬の書き出し例文

立春(4日頃)を過ぎると、暦の上では春です。「まだ寒いけれど、春へ向かっている」このニュアンスを出すのが中旬の書き出しのコツです。

✅「余寒」は立春後に使う言葉 「余寒(よかん)」は立春後に残る寒さのことです。立春前に使うと意味がずれます。2月中旬以降の表現として使うのが正確です。

ビジネス向け(中旬)

例文⑨ 漢語調・手紙
拝啓 余寒の候、貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。
例文⑩ 春寒の候
春寒の候、皆さまにはご健勝のこととお慶び申し上げます。
例文⑪ 口語調・メール
立春を過ぎてもなお寒さが続いておりますが、皆さまにはお変わりなくお過ごしでしょうか。
例文⑫ 春の気配入り
立春とはいえまだ寒い日が続いておりますが、日差しの中に少しずつ春の気配を感じるころとなりました。

個人向け(中旬)

例文⑬
暦の上では春ですが、まだまだ寒い日が続いていますね。体調はいかがでしょうか。
例文⑭
立春を過ぎ、少しずつ日が長くなってきましたね。お元気でお過ごしでしょうか。

メール向け短文(中旬)

例文⑮
いつもお世話になっております。立春を過ぎてもなお寒い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
例文⑯
お世話になっております。梅の便りも聞かれるころとなりましたが、お変わりございませんか。

2月下旬の書き出し例文

雨水(19日頃)を過ぎると、梅の花が咲き始める地域も増えてきます。春の気配を前面に出せる時期です。年度末が近づく感覚とも合わせやすいのが2月下旬の特徴です。

ビジネス向け(下旬)

例文⑰ 梅花の候
拝啓 梅花の候、貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
例文⑱ 向春の候
向春の候、皆さまにはご健勝のこととお慶び申し上げます。
例文⑲ 三寒四温
三寒四温の折、寒暖を繰り返しながら春へと向かっております。皆さまにはお変わりなくお過ごしでしょうか。
例文⑳ 年度末を絡めて
梅の花がほころぶ季節となりました。今年度も残りわずかとなりましたが、皆さまにはいかがお過ごしでしょうか。

個人向け(下旬)

例文㉑
寒さもようやくゆるんできましたね。春の訪れが待ち遠しい今日このごろ、いかがお過ごしでしょうか。
例文㉒
暖かい日と寒い日が交互にやってくる季節になりましたね。体調を崩していませんか。

メール向け短文(下旬)

例文㉓
いつもお世話になっております。春の気配が感じられるころとなりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
例文㉔
お世話になっております。三寒四温の季節となりましたが、お変わりございませんか。

失礼を防ぐチェックポイント

失礼を防ぐチェックポイント

書き出しを整えたら、送る前にこの3点を確認してください。ここで引っかかる表現がもっとも多いです。

立春前後の言葉選び

「余寒」は立春後に使う言葉です。2月上旬に使うと意味がずれます。また「梅花の候」は下旬以降が自然で、上旬に使うと季節感がずれます。

表現正しい使用時期よくある間違い
初春の候・新春の候1月2月に使ってしまう
余寒の候立春後(2月中旬〜)立春前の上旬に使う
梅花の候2月下旬〜3月2月上旬に使ってしまう
春暖の候3月2月下旬に先取りして使う

相手との距離感と敬語

📌 距離感と敬語の確認リスト 「貴社」は書き言葉(手紙・メール)、「御社」は話し言葉(商談・電話)
「拝啓〜敬具」「謹啓〜謹白」の頭語・結語はセットで使う
社名に(株)など略称を使わない
「〜させていただきます」の多用は二重敬語になりやすい

よくあるNG例と言い換え

❌ NG:書き出しと結びの重複
書き出し「寒さ厳しき折」→ 結びも「寒さ厳しき折、ご自愛ください」は同じ表現の繰り返し。結びは「ご自愛くださいませ」だけにする。
❌ NG:季節と実態のズレ
「梅花の候」を2月上旬に使う。相手地域がまだ雪の中なのに「梅の花がほころぶ」と書く。相手の地域の気候を想像してから選ぶ。
❌ NG:ご苦労さまです
目上の相手に「ご苦労さまです」は失礼。「お疲れさまです」「お世話になっております」に言い換える。
❌ NG:了解しました
取引先・目上の人への返信に「了解しました」はカジュアルすぎる。「承知しました」「かしこまりました」を使う。

よくある質問

2月上旬と中旬で書き出しをどう使い分ければいいですか?
立春(2月4日)を境に切り替えるのが基本です。上旬は「厳寒」「寒冷」など冬の表現、立春後の中旬からは「余寒」「春寒」「立春とはいえ」という春へ向かいながらもまだ寒いニュアンスの表現が自然です。
ビジネスメールに「〜の候」は堅すぎますか?
初めての相手や改まった内容のメールなら問題ありません。ただし日常的にやり取りがある相手には、「立春を過ぎてもまだ寒い日が続きますが……」という口語調の方が自然で読みやすいです。相手との距離感で選んでください。
「三寒四温」は2月に使っていいですか?
2月下旬(20日頃)から使えます。本来は3月の言葉とされることもありますが、2月下旬の寒暖差を表す言葉として広く使われています。下旬の書き出しとして「三寒四温の折……」は非常に使いやすい表現です。
個人宛ての手紙に「〜の候」は使えますか?
使えますが、親しい相手には少し堅い印象を与えることがあります。「寒い日が続いていますね」「立春を過ぎてもまだ寒いですね」という口語調の方が、個人宛ての手紙では温かみが出ます。
「ご清栄」と「ご清祥」はどう使い分けますか?
「ご清栄」は個人にも法人にも使えます。「ご清祥」は主に個人宛てに使います。会社・法人宛てには「ご清栄」「ご隆盛」「ご発展」が適切です。迷ったら「ご清栄」を使えば間違いありません。

時候の挨拶の選び方から整理したい方は「2月の時候の挨拶まとめ」もあわせてご覧ください。 立春前後の判断基準を解説しています。

まとめ:すぐ使える選び方

まとめ(すぐ使える選び方)

2月の挨拶文書き出しは、3つを先に決めるだけで整います。

📌 書き出しを決める3ステップ ① 時期を確認する:上旬・中旬・下旬のどれか
② 相手と媒体を確認する:手紙か、メールか、個人か、ビジネスか
③ 型に当てはめる:季節の一言 + 相手への気遣い +「さて、」で用件へ
時期手紙(漢語調)メール(口語調)
上旬厳寒の候・寒冷の候寒さ厳しい日が続いておりますが……
中旬余寒の候・春寒の候立春を過ぎてもなお寒い日が……
下旬梅花の候・向春の候春の気配が感じられるころとなりました……

「立春(2/4)の前か後か」を確認するだけで、表現の方向性はほぼ決まります。あとはこの記事の例文をそのまま使ってください。

以上です。

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