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【体験談】新卒で中規模の旅行会社に就職するメリット、デメリットを解説

2020年2月7日

旅行業界就職

 

  • 「新卒で旅行会社に就職するメリット、デメリットを知りたい」

この記事はそんな方へ向けて書いています。

 この記事でわかること

・中規模の旅行会社の仕事内容
・中規模の旅行会社に就職するメリット、デメリット

 本記事の信頼性

・経歴:新卒で旅行社に入社し19年8ヶ月、法人営業を担当
・保有資格:総合旅行業務取扱管理者、総合旅程管理主任者
・添乗経験:国内・海外計100本ほどで、一般団体・教育旅行・視察旅行を経験

本記事では、新卒で中規模の旅行会社に就職するメリット、デメリットを解説します。

結論は以下のとおり。

メリット

1.手配〜営業〜添乗まで一貫してできる
2.やる気さえあれば、なんでもやらせてもらえる
3.事業へのフットワークが軽い

デメリット

1.手配、営業、添乗まで自分でやると忙しい
2.大手と戦えるマンパワー、ノウハウがない
3.人材育成が現場任せで、人を育てる環境が整っていない

仕事を幅広く経験してきて、感じたことをストレートに書いていきます。

こーいち
中規模の旅行会社に就職したことは後悔していません。

新卒で中規模の旅行会社に就職するメリットとデメリット【旅行会社に入った理由】

新卒で中規模旅行会社に就職

旅行会社は10,000社ほどあります。

本記事では旅行会社の規模は、「社員数」を基準としています。

・大規模 1,000人以上
・中規模 100〜999人
・小規模 99人以下

私は中規模の旅行会社(社員数200人ほど)に入りました。

メリット、デメリットの前に、なぜ旅行会社に入ったのかを書きます。

 旅行会社に入った理由

・添乗員になりたい
・知らない場所に行くのが好き
・本が好きで雑学を活かせると思った

一番の理由は「添乗員になりたい」です。

「添乗員になりたい」と思ったきっかけは些細なことです。
高校生のあるとき、進路について考えていて『職業一覧』という雑誌をパラパラとめくっていました。
数多くある職業の中で、唯一、目にとまったのが『ツアーコンダクター』です。

大学に入ってからも『ツアーコンダクター』が頭の片隅にあり、就職活動する時期になっても気になっていました。
「私立理系で英語もできない」というネガティブな理由から、旅行会社への就職は諦めていました。

時間がたつにつれて、どうしても諦めきれなくなり、いくつか面接を受けました。

結果は、中規模1社、大手1社から内定。
大手は全国転勤が条件だったので、転勤のない中規模の旅行会社に入社したのです。

旅行会社にもよりますが、入社に学歴や文系、理系など関係ないです。
企業によってはトラジャルなどの専門学校生も積極的に採用しています。

当時の私は、旅行会社の仕事内容でイメージできるものは「添乗員」と「店舗カウンター」くらいです。

こーいち
こんな私が実際に旅行会社に就職して感じたメリット、デメリットを書きます。

新卒で中規模の旅行会社に就職するメリット3つ

新卒で中規模旅行会社に就職

 中規模の旅行会社に就職して感じたメリット3つ

メリット

1.手配〜営業〜添乗まで一貫してできる
2.やる気さえあれば、なんでもやらせてもらえる
3.事業へのフットワークが軽い

順番に解説します。

1.手配〜営業〜添乗まで一貫してできる

一番のメリットでした。

一つの旅行商品を最初から最後まで自分で作り上げ、自分で添乗するのは一番の喜びです。

この仕事の醍醐味です。

 法人営業の仕事の流れ(一例)

① 担当企業へ営業に行く
② 社員旅行や視察旅行、教育旅行などMICE分野の提案の機会をいただく
③ 希望に沿って何パターンか旅程を作り、提案する
④ 受注して、手配する(下見に行くこともあり)
⑤ 自分で添乗に行く
⑥ 添乗後はフィードバックして情報共有

MICEとは?

企業等の会議(Meeting)、企業等の行う報奨・研修旅行(インセンティブ旅行)(Incentive Travel)、国際機関・団体、学会等が行う国際会議 (Convention)、展示会・見本市、イベント(Exhibition/Event)の頭文字を使った造語で、これらのビジネスイベントの総称。

添乗に行くようなMICE系の団体旅行は年に5〜10回ほどでした。
それ以外は何をやっているかと言うと、出張手配と営業です。

・国内・海外出張手配(列車、航空券、ホテル、Wi-Fi、保険、車、船、バスなど)
・出張チケットのお届け、営業

営業マンは厳しい予算が与えられています。

収益のベースになるのは出張案件。
毎日のようなにいろいろな部署から出張手配の依頼がきます。
毎日手配して、出張チケットを届け、ついでに営業してくるスタイルでした。

中規模の旅行会社だからこそ、営業〜手配〜添乗の一貫した流れを一人に任せられていたのです。

大手旅行会社では添乗はほとんど外注のため、添乗に行けないことが多いです。
添乗に行きたい人は、大手旅行会社ではなく、添乗のある中小の旅行会社か添乗員派遣会社に入ることです。

2.やる気さえあれば、なんでもやらせてもらえる

やりたいことがあれば、自由にやらせてもらえました。

・飛び込み営業
・医学学会営業
・流通視察営業
・インバウンド営業
・武器になる情報誌の作成
・別部署の人と新しいことに着手

上記は一例ですが、いろんなことができました。

具体例その1:飛び込み営業

新規営業のために既存の企業だけなく、「飛び込み営業」をやりたいと思ったとします。
上司から許可さえもらえれば、その日のうちに「飛び込み営業」を始めることができました。

具体例その2:他部署との連携

「違う部署の人間と何か新しいことを始めたい」と思えば、すぐにできるフットワークの軽さがありました。
自分たちに合わないと思えば、やめることもできました。

具体例その3:旅行企画

自分が行きたい国の旅行企画を作り、簡単なチラシを作成して、既存企業へ配布することもできました。

大手にはないフットワークの軽さです。

こーいち
お客さまの秘書のような小回りで勝負していました。

3.新しい事業へのフットワークが軽い

大手旅行会社が参入しているITシステムを取り入れるフットワークの軽さがありました。

 ITシステムは下記のとおり(一例)

・出張手配システム(例 » JTBのシステム
・MICE会議運営システム(例 » 日本旅行のシステム
・会計システム

新しい事業に果敢にチャレンジしていく姿勢に感化されたものです。

新卒で中規模の旅行会社に就職するデメリット3つ

中規模の旅行会社に就職して感じたデメリット3つ

デメリット

1.手配、営業、添乗まで自分でやると忙しい
2.大手と戦えるマンパワー、ノウハウがない
3.人材育成が現場任せで、人を育てる環境が整っていない

順番に解説します。

1.手配、営業、添乗まで自分でやると忙しい

全部自分でやるので忙しいです。

小さい会社であれば、小さい会社ほど自分でやることが多いはず。
人がいないからです。

すべて自分でやる喜びもありますが、どこかで分業しないと回りません。

自分ひとりで抱えると休めなくなります。
添乗に出れなくなります。
消耗していきます。

解決策は分業です。

分業ではなく「いや、すべて自分で手配から添乗までやりたいんだ」と言う方の解決策は2つ。

・一部だけ分業する
・すべて自分の裁量で仕事ができる会社に就職する

あくまで組織ですから、自分でできる会社に入っても、上層部の意向で変更になることは往々にしてあります。

こーいち
どこかで妥協することも必要です。

2.大手旅行会社と戦えるマンパワー、ノウハウがない

大手と比べて人数が少ないです。

大手旅行会社はマンパワーや資金力、ノウハウを活かして、1,000人規模の団体旅行を運営できるかもしれません。
中規模の旅行会社でも不可能ではありませんが、工夫やノウハウが必要です。

解決策は、大手旅行会社と戦わないことです。

「JTBの劣化版」「JTBの二番煎じ」になっても、大手に勝てるわけがありません。
レッドオーシャンで無理に戦う必要はありません。

事業を拡大していきたいなら別ですが、中規模は中規模らしく、強みや専門性に特化してブルーオーシャンで戦うのが戦略です。

「いや、大きな仕事がしたいんだ」と言う方は、大手旅行社に入るか、大きな仕事を受け入れる態勢を作らなければなりません。

3.人材育成が現場任せで、人を育てる環境が整っていない

教育は現場任せです。

「習うより慣れろ」で必要に応じて、仕事をやりながら教えるスタイルです。

効率はいいかもしれませんが、教える担当者のレベルがバラバラなので、しっかりとしたスキルアップが図れるかと言うと微妙です。
「しっかりとした教育を受けたい」という人には向いていません。

もちろん会社によっては、ポイントごとに研修を実施して、積極的に人材育成に取り組んでいる会社はたくさんあります。

ただ、新入社員を2年目の社員だけに任せっきりにしている会社は要注意です。

もっと経験とキャリアのある人と、新入社員1人につき2人以上で人財育成に取り組むことです。

こーいち
教育を受ける・教育をする、両者にとって成長のスパイラルになります。

【まとめ】旅行会社の規模によるメリット、デメリットを知り、企業選びの軸にしよう

旅行業界就職

本記事では、新卒で中規模の旅行会社に就職するメリット、デメリットについて書きました。

メリット

1.手配〜営業〜添乗まで一貫してできる
2.やる気さえあれば、なんでもやらせてもらえる
3.事業へのフットワークが軽い

デメリット

1.手配、営業、添乗まで自分でやると忙しい
2.大手と戦えるマンパワー、ノウハウがない
3.人材育成が現場任せで、人を育てる環境が整っていない

旅行会社の規模や体質でメリット、デメリットは変わります。

ただ、メリット、デメリットの一例を知ることで志望する旅行会社に「手配、営業が分かれた分業なのか?添乗は自分で行けるのか?教育体制はどうなっているのか?」などの質問ができるはずです。

こーいち
新卒時や転職のときの意思決定のポイントにしていただれば嬉しいです。

最後に、情報収集として、転職サイト、転職エージェントを使うのもありです。

 旅行会社の転職でおすすめな転職サイトと転職エージェント

リクナビNEXT |  転職決定数No.1
※最大級の転職サイトなので案件が豊富。まずはここに登録です。

リクルートエージェント | 転職成功実績No.1
※自分の希望に沿った旅行会社を紹介してくれます。

doda | 業界大手
※有名企業など幅広く求人があります。

トラベルビジョンの求人一覧でも、たまに募集しています。

こーいち
メリット、デメリットを「企業選びの軸」にしてみてください。

こーいちより

P.S. 旅行会社の規模に応じたメリット、デメリットを確認しよう。

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