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【シャーラップ】うるさい添乗員の3つの具体例【うるさいほど案内する3つのこと】

うるさい添乗員

親愛なる君へ

  • 「『こんなうるさい添乗員がいました』という体験談が知りたい」
  • 「添乗員がうるさいほど案内する理由はなんだろう?」

この記事はそんな方へ向けて書いています。

 この記事でわかること

・うるさい添乗員の3つの具体例
・添乗員がうるさいほど案内する3つのこと

 本記事の信頼性

✔︎ 経歴:新卒で旅行会社に入社し18年間、法人営業を担当。
✔︎ 保有資格:総合旅行業務取扱管理者、総合旅程管理主任者。

本記事を書いている私の添乗経験は、国内・海外問わず計100本ほど。
主に社員旅行・視察旅行の添乗をしてきました。

うるさい添乗員はいるものです。
たいていの場合、そんな添乗員は何か勘違いしています。

本記事では、過去の添乗経験からうるさい添乗員について解説します。

この記事を読むことで、うるさい添乗員の特徴を知ることができます。

こーいち
記事後半では、うるさいほど案内する理由についても解説します。

【シャーラップ】うるさい添乗員の3つの具体例

うるさい添乗員

 うるさい添乗員の3つの具体例

1.自分の話ばかりする添乗員
2.バスガイドより話す添乗員
3.時間厳守と連呼する添乗員

順番に解説します。

1.自分の話ばかりする添乗員

たとえば、以下のとおり。

・バス車内でマイクを持ったかと思えば、意気揚々と喋りまくる添乗員。
・「俺はガイド並みに話せるんだ」と言わんばかりのマシンガントーク。
・お客さまの反応を無視したトーク内容、ほとんどは自慢話かつ自分語り。

うちの会社にはいませんが、過去に一緒に仕事をした添乗員がこんな感じでした。

正直なところ、「うるさい」だけです。

「消えてなくなれ」
「はじけてまざれ」
「マダンテ&メテオ」

そんな言葉が思い浮かびます。

思い浮かぶだけです。
直接言う勇気はありません。

添乗員付きツアーで、こんな添乗員にあたってしまったらどうする?

解決策は3つです。

1.直接本人に伝える
2.アンケートに書く
3.旅行会社にクレームをあげる

傷つけずに本人に伝えるのは難しいです。

やんわりとそれとなく諭す感じが理想ですが、うまくいくものではありません。

直接伝えるより、ガイドさん・ドライバーさん経由のほうがいいかもしれませんね。

あるいは「ちょっと車内では眠りたいので、この区間だけはガイディングを控えてもらえると嬉しいです」みたいな感じで伝えてみるなど。

他のお客さまとの兼ね合いもあるので微妙なところです。
「全員で眠る」などもありですね。

こーいち
アンケートやクレームは最後の手段なので、いったん改善策を試してみてからが良いです。

2.バスガイドより話す添乗員

添乗員はバスガイドの仕事を取ってはいけません。

バスガイドのいる意味がなくなります。

たとえば、添乗員がマイクを話さなかったらガイドさんはどう思うでしょう?

「ラクができていい」と思うかもしれません。
「私の仕事がない」と思うかもしれません。
「他のお客さまにどう思われるか不安」と思うかもしれません。

無難なのはお互いの仕事に線引きしておくことです。

「逆の立場だったらどう思うか」を考えればわかる

ガイドさんが「旅程管理」をグイグイ進めていったら添乗員はどう思うでしょう?

・朝の挨拶をガイドさんから始める。
・帰りの挨拶をガイドさんから始める。
・出発・集合時間をガイドさんが勝手に決める。

添乗員は面白いわけがないのです。

ゆえに、添乗員はガイドさんの「車内での案内」の仕事を取らないことです。

こーいち
「うるさい」から「うざい」に変わってしまいます。

3.時間厳守と連呼する添乗員

添乗初期のころの私です。

観光地のたびに「時間厳守でお願いします」と言っていました。
お客さまはそんなことを言われなくてもわかっています。

とはいえ、絶対に時間を守らないといけない場面があるのも事実。

・次のショーなど開始時間が決まっている
・列車や飛行機、船などの乗り物に乗るとき

上記のとおり。

・開始時間に間に合わなければ、旅程管理の義務から外れます。
・時間を守らなければ乗り物に乗れず、大変なことになります。

旅程管理は時間管理です。

ただ、あまりに毎回続くと窮屈な思いをするのはお客さま。

こーいち
適度に状況を見つつ、スパイス程度に散りばめるのが吉ですよね。

添乗員がうるさいほど案内する3つのこと

うるさい添乗員

 添乗員がうるさいほど案内する3つこと

1.パスポート
2.集合時間・場所
3.貴重品の管理

順番に解説します。

1.パスポート

「一番大事なのはお客さまの命。2番目に大切なものはパスポート」

添乗員の決まり文句です。
「命の次に大切なもの」と言うこともあります。

なぜ、そこまでパスポートが大事なのか?

パスポートをなくしたり、盗まれたりすると、下記になるからです。

・飛行機に乗れない
・再発行手続きなど面倒
・お客さまが旅行を楽しめない

パスポートがないと飛行機に乗れません。
再発行には1週間〜10日間の時間がかかります。

時間がない場合は、パスポートの再発行ではなく「帰国のための渡航書」の発行が良いです。

「帰国のための渡航書」は、仮パスポートのようなもの。
早ければ当日発行してもらえ、帰国することができます。

パスポートの再発行または帰国のための渡航書の発行、どちらにせよ手続きに必要な書類を準備します。
詳しくは下記記事で解説していますが、添乗員にとってはひと仕事なのです。
» 海外でパスポートをなくした場合の対処法を添乗員が解説【日本国内で紛失した場合についても紹介】

お客さまも以降の旅行を楽しみにくくなります。

・ちゃんと発行されるか、という心配
・まわりに迷惑をかけた、という自責

こーいち
お客さまをかわいそうな気持ちにさせないためにも、添乗員はうるさくなるのです。

2.集合時間・場所

お客さまからの多い質問の一つに「集合時間」があります。

「集合時間は何時でしたっけ?」と聞かれるのは良いです。
教えたお客さまはちゃんと集合時間に来てくれるからです。

問題なのは集合時間を勘違いしているお客さま

勘違いしたお客さまの行動パターンは、以下のとおり。

A.周りのお客さまが集合し始めるので、勘違いに気づく
B.集合時間を早めに勘違いしてしまい、早めに集合する
C.集合時間を遅めに勘違いしてしまい、集合時間に現れない

A、Bは問題にはなりません。

Cは問題になります。
お客さまが現れない限り、出発できないからです。

たとえば、集合時間を1時間勘違いしていたら最悪です。

添乗員は以下の行動手順をとらなければならないからです。

① 周辺を探す
② お客さまの携帯がわかれば連絡する
③ 携帯がわからなければ放送を流す(観光地などの場合)
④ 待たせているお客さまに状況を説明してお詫びする
⑤ 次の立ち寄り先に遅れる旨を連絡する
⑥ 主催旅行会社に報告、相談をする
⑦ 場合によっては添乗員は残り、ガイド・ドライバーに託して先に行ってもらう
⑧ 観光地などの場合は案内所に事情を説明し、見つかったら添乗員に連絡してもらうようにお願いする
⑨ 次の立ち寄り先に、添乗員なしで向かっている旨を連絡してフォローをお願いする。
⑩ 添乗員はある程度のところで見切りをつけ、タクシーで本体を追いかける(車中では必要箇所へ連絡をする)

上記のような行動が必要になるのです。
なお、この場合も待ち時間は、状況にもよりますが30分が限度と思われます。

集合場所を勘違いしているケースも考えられます。

こーいち
ゆえに、添乗員は集合時間・場所の案内にはうるさくなるのです。

3.貴重品の管理

貴重品の管理も、うるさいくらい徹底します。

なぜなら、貴重品をなくしたり、盗まれたりすると、お客さまが悲しむから。
もっといえば添乗員の仕事が増えるから。

 具体例は以下のとおり。

・財布をなくす、盗まれる
・スーツケースの貴重品が被害

海外では盗難はよくあることです。
そのため出発前に添乗員は「貴重品の管理」について、口酸っぱく案内するはず。

実際にあった事例は以下のとおり。

・スーツケースに高価な時計を入れておいて盗まれる
・スーツケースにノートパソコンを入れておいて破損
・大浴場に現金を持ち込み、お風呂から出てたらない

「スーツケースには貴重品は入れないでください」と案内しても、入れるお客さまはいるのです。

その気持ちは「自分だけは大丈夫だろう」です。

盗難にあえば、警察に届け出が必要かもしれません。
破損や紛失で、保険加入の状況を確認しなければなりません。

添乗員の仕事は増えます。
お客さまの悲しみも増えます。

貴重品に注意するだけで、スムーズで安全な旅行ができるのです。
貴重品の管理は徹底したほうがいいのです。

こーいち
安全を徹底する理由も、同じです。

【まとめ】うるさい添乗員から学ぼう

うるさい添乗員

添乗員の方は「うるさい添乗員」を反面教師にしましょう。

1.自分の話ばかりしない
2.バスガイドより話さない
3.時間厳守と連呼しない

旅行者の方は「うるさい添乗員」がうるさいほど案内する理由を知り、気をつけましょう。

1.パスポートの管理
2.集合時間・場所の理解
3.貴重品の管理

うるさい添乗員は快適な旅行にするには、どうすればいいのか教えてくれるのです。

こーいち
うるさいだけじゃないのです。

こーいちより

P.S. うるさい添乗員から学ぼう。

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