『読む×書く×走る ∞ 遊ぶ×旅をする』を楽しみ成長するブログ

ブログ『クロニクル』 Blog Chronicle

添乗をする 添乗員の条件

添乗員に求められる5つの条件とは【ツアーコンダクター歴18年の添乗員が解説】

投稿日:

添乗員の求められる条件

親愛なる君へ

  • 「添乗員に求められる条件について知りたい」
  • 「自分が添乗員に向いているかどうか知りたい」

この記事はそんな方へ向けて書いています。

添乗員は慢性の人手不足です。
理由は、添乗員の定着率の悪さで、職についても辞めてしまう人が多いのです。
旅行や人が好きで添乗員を目指す人は多いですが、厳しい現実があるのも事実。

本記事では、添乗員を長く続けるためには、どんな要素が必要なのか。
添乗員としての求められる5つの条件や、基本的な適正について解説していきます。

この記事を読むことで、添乗員に求められる条件を知ることができ、自己啓発の参考にすることができます。

なお、本記事を書いている私は、新卒で旅行社に入社し、法人営業の仕事に18年間携わりました。
添乗歴は18年で約100回ほど国内・海外問わず添乗しています。
実際の経験や先輩添乗員と一緒に仕事をして浮かび上がってきた下記の条件を満たす人が、仕事を長く続けている添乗員の共通点です。

添乗員に求められる5つの条件とは【ツアーコンダクター歴18年の添乗員が解説】

添乗員の求められる条件

添乗員に求められる条件は、次の5つです。

添乗員に求められる5つの条件

1.健康であること
2.明るく公平なサービス精神があること
3.トラブルや事故に対応する処理能力があること
4.旅行を演出する知識と能力があること
5.ハッキリと分かりやすい説明や案内ができること

順番に解説していきます。

1.健康であること

添乗員はどんな場合でも常に健康で病気にかかりにくい心身の持ち主であることが条件です。

添乗員の仕事はハードです。
勤務時間も規定では8時〜20時と決められていますが、いつも時間内に行程が終わるとは限りません。

ホテルに到着するのが20時を過ぎたからと言って、ホテルのチェックインをしないわけにはいきません。
お客様の夕食や翌日の案内をせずに、仕事を終了することはできないのです。
19時スタート、21時終了の宴会があれば、最後までお付き合いするのは当然です。
事前に二次会があれば、二次会が終了するまでは二次会場付近に待機することもあるのです。
場合によっては同席して一緒に歌うことだってあります。

規定の終了時間20時は、あってないようなものです。
どんなに遅い時間でも笑顔で接する仕事ですから、体が元気で丈夫でないと務まりません。

常に最高のコンディションを維持する

添乗員も人間です。
旅行先によっては、食べ物や水が合わなくて体調を崩したり、高地では高山病になったりすることもあります。

それでも、添乗員が旅行を率先して進める大事な役目を一身に担っていることに変わりありません。
お客様より先に倒れるわけにはいかないのです。
体調を崩してしまったら、旅行日程に支障をきたし、お客様に心配をかけたりすれば、旅行会社の信用問題になってしまいます。

体調を崩してしまったら、お客様に気づかれる前に体調を整え、回復させなくてはなりません。
そのためには、お客様の夜の遊びなどに無理に付き合い過ぎないことも重要です。

さらにお客様には色々な人がいます。

・陰湿なクレーマー
・心ない言葉で添乗員を傷つける
・わざと無理難題を言ってくる

そのような人もいるのです。

その度にショックを受けて落ち込んでいればキリがありません。
心も強くなくてはいけないのです。

添乗員は心身ともに強靭でなければなりません。

2.明るく公平なサービス精神があること

添乗員は究極のサービス業です。

どんな時でもどんなお客様でも、いつも明るく笑顔で接するサービス精神が大事です。

・疲れやイライラが顔に出る。
・人の好き嫌いが表情や態度に出る。

上記の人は添乗員に向いていません。

逆にどんな状況下でも、元気で明るい笑顔の添乗員なら、たいていのお客様は好感を持っていただけるはずです。
添乗員の明るさや笑顔がお客様に安心感を与えるからです。
安心感を心の余裕につながります。
心に余裕ができると、旅行を楽しめるのです。

そのくらい添乗員の明るさや笑顔は大事なのです。

特定のお客様と仲良くすることは注意

自分にはそのつもりがなくても、特定のお客様と仲良くしてはいけません。

・注文の多いお客様
・添乗員に甘えたいお客様

上記のようなお客様はどうしても手がかかります。
他のお客様と比べると気づかないうちに接触回数が増えます。

他のお客様の目には「あの人とばかり仲良くしている」と映り、誤解を生む原因となります。

どんな場合でも常にお客様には、公平な立場が取れるように配慮する必要があります。

・レストランの座席
・乗り物の座席

上記などにはお客様に不公平感を与えないよう、常に目配りをすることも大切です。

基本は公平な気持ちと態度

長い期間を一緒に旅行するので、お客様とは自然と親しくなります。
悪いことではありません。

大事なことはツアーに参加したお客様ひとりひとりに公平な気持ちと態度で接することです。

公平さを保てないないようであれば、過度に親しくしないほうが無難です。
不公平はお客様の気分を害します。

なお、お客様と親しくなったとしても言葉遣いには気をつけましょう。
あくまでお客様です。
きちんとした挨拶、言葉遣いを最後まで貫きましょう。

3.トラブルや事故に対応する処理能力があること

トラブルには、的確に敏速に処理する能力が、添乗員には必要です。

旅行中はどんなことが起こるか、まったく見当がつきません。
旅行にトラブルはつきものです。

実際に何かトラブルが起きた場合、お客様にとっては添乗員が頼みの綱です。
トラブル処理は添乗員が責任を持ってするのは当然です。

こんなトラブルは初めてだから、どうしたらいいのかわからないでは済みません。
自信を持った態度で臨まなければ、お客様の信頼を失います。

初めてのトラブルであっても、うろたえずに冷静に対応しましょう。
時には勘、ハッタリで対応することも必要です。

独断でトラブル処理は禁物

独断で対応してはいけない場面もあります。

・必要に応じて関係者の判断を仰ぐ。
・お客様にご協力をいただく。

上記のように柔軟に対応する能力も大事です。

また、トラブルや事故の当事者に対しては、時として一歩も引かない毅然とした態度で臨む必要もあります。
交渉力やある程度の語学力も身につけていなければなりません。

普段でも、添乗員は旅行のリーダーです。
トラブルや事故に遭遇しても、必要に応じて安全でスムーズな旅行ができるようにお客様を引っ張っていくリーダーシップも必要な要素です。

4.旅行を演出する知識と能力があること

添乗員は、お客様に旅先の知識を説明します。

・歴史
・文化
・地理
・習慣
・観光名所

さらにお客様の旅心をくすぐり、添乗した国への興味をかきたて、旅行が面白いと思っていただけるよう演出するのが添乗員の腕の見せ所です。

普段から旅行先に関するあらゆる資料を集めて、読み込んでおくことが必要です。
そのうえで、自分なりの説明や案内ができるように準備するのです。
こうした知識をひけらかすことなくお客様へ提供できれば、評価も高まり、やりがいも生まれます。

興味のある分野を勉強しておく

さらに自分が興味のある分野は、色々と勉強しておくことも苦にならないはずです。
積極的に情報収集して準備しておきましょう。

旅行でも趣味的な要素を持ったツアーもあります。

・音楽
・スポーツ
・トレッキング
・植物
・料理
・歴史

その分野に精通した添乗員は需要が高まります。
何か得意分野をもち、専門的な知識もある添乗員は活躍の場が広がります。

現地の人々との出会いや交流する演出

現地の人々に溶け込める能力も、旅行を楽しく演出するのに欠かせない要素です。

現地の人々との出会いや交流は、お客様の印象に残ります。

鍵られた旅行という時間の中だからこそ、少しでも現地の人々とふれあえた時の喜びがあります。
このような機会を作るように配慮し、最初は億しがちなお客様に代わり、現地の人々の中に率先して入り込むのです。
楽しい雰囲気を作って、お客様をお誘いしましょう。

お客様の旅行は、さらに思い出深いものになります。

5.ハッキリと分かりやすい説明や案内ができること

添乗員の説明や案内が不十分であったり、声が小さくて聞こえなかったりすると、たいていのお客様は不満に感じます。

・集合場所
・集合時間
・食事の場所

添乗員がお客様に口頭で案内することは、必ずはっきりと記憶してもらい、指示に従って行動してもらう必要があります。

案内不足は、お客様に不安や迷惑をかける原因になります。

添乗員の説明や挨拶は重要なのです。

・ハッキリと
・分かりやすく
・大きな声で
・丁寧に

添乗員の大切な心得です。

それでもお客様に聞いてもらえる状況でない場合もあります。

・場所によっては周囲の騒音がある
・お客様の疲れで注意力散漫
・お客様同士の話に夢中になっている
・高齢者の方

それでも何度でも繰り返して説明したり、紙に書いて渡すなどして、臨機応変に対応する必要があります。
案内不足にならないよう、全員に聞いてもらえるよう最善の策を取るべきです。

案内でトラブルを回避できる

説明や案内はハッキリとした大きな声で何度でも繰り返すことが大事です。

・聞き取り不足
・聞き間違い

上記が原因で、お客様が迷子になったり遅刻したりすると行程に支障をきたします。
他のお客様にも迷惑がかかるのです。

・「何かおわかりにならない点がありましたか」
・「大事なことなので、繰り返しご案内します」

こういった心配りも必要なのです。

添乗員に求められる5つの条件のまとめ

添乗員の求められる条件本記事では、添乗員として求められる5つの条件について開設しました。

添乗員に求められる5つの条件

1.健康であること
2.明るく公平なサービス精神があること
3.トラブルや事故に対応する処理能力があること
4.旅行を演出する知識と能力があること
5.ハッキリと分かりやすい説明や案内ができること

どれも大事なことですが、私が痛感しているの「健康であること」です。
体力、精神ともにタフでなければ務まらないのが添乗員の仕事です。

体が資本です。
体さえ丈夫で元気で健康であれば、他の要素は訓練次第で何とかなります。

何事も慣れです。

以上、『添乗員に求められる5つの条件とは【ツアーコンダクター歴18年の添乗員が解説】』でした。

こーいちより

P.S. 添乗員の条件を知り、自分を成長させよう。


▼参考文献▼

▼添乗の作法が学べる一番役に立った本です▼
話し方、協力機関との交渉の仕方、接客の仕方など、本書を読めば自分の添乗のヒントになります。

▼どのページから読んでも面白い体験談が満載、海外添乗をするなら必読の本です▼

関連記事添乗のやりがいとは何か【5つのポイントを解説】


関連記事添乗員として求められる能力とは何か【7つの必要な能力を解説】
添乗員の能力
添乗員として求められる能力
添乗員として求められる能力とは何か【7つの必要な能力を解説】

親愛なる君へ 「添乗員の仕事に興味があるけれど、求められる能力について知りたい」 「添乗員に必要な能力を知り、自分に向いているかどうか知りたい」 この記事はそんな方へ向けて書いています。 本記事では、 ...

続きを見る


人気記事おすすめの添乗員派遣会社は旅行綜研【2019年度版の口コミ14個を紹介】
添乗員派遣会社
添乗員派遣会社は旅行綜研
【無料あり】おすすめの添乗員派遣会社は旅行綜研【2019年度版の口コミ14個紹介】

親愛なる君へ 「おすすめの添乗員の派遣会社について知りたい」 「添乗員派遣会社『旅行綜研』の口コミを知りたい」 この記事はそんな方へ向けて書いています。 本記事を書いている私は、新卒で旅行会社に入社し ...

続きを見る

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

こーいち

◆読書人 × ブロガー × ランナー ∞ 遊び人 × 添乗員 ◆新卒で旅行社に就職→営業職17年目に慢性蕁麻疹を発症→ガマンしながら1年6ヶ月働く→2019年2月より適応障害で休職中 ◆ふだんは朝4時からブログを書き(毎日更新/月1.5万PV)、午後は本を1冊読み(本4,371冊/漫画1,330冊)、10kmを走り(月100km/サブ4達成 )・プールで50m×60本を泳ぎ(週に2回)・5kgのダンベルで筋トレ(週2回)、子どもとPS4(ドラクエ11、バイオハザード6)で遊び、ときどき旅をしています。

-添乗をする, 添乗員の条件

Copyright© ブログ『クロニクル』 Blog Chronicle , 2019 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.