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添乗員の関連資格とは【添乗歴18年のツアーコンダクターが解説】

2019年9月18日

添乗員の関連資格

親愛なる君へ

  • 「添乗員の関連資格について知りたい」

この記事はそんな方へ向けて書いています。

本記事では、添乗員の関連資格について解説していきます。

この記事を読むことで、添乗員の関連資格および関連資格の取得方法について知ることができます。

 本記事の信頼性

✔︎ 経歴:新卒で旅行会社に入社し18年間、法人営業を担当。
✔︎ 保有資格:総合旅行業務取扱管理者、総合旅程管理主任者、旅行地理検定2級、英検2級、TOEIC540点、損害保険初級。
✔︎ 添乗経験:国内・海外合わせて100本で、一般団体・教育旅行・視察旅行を経験。

添乗員の関連資格

添乗員の関連資格

旅行業務取扱管理者

旅行業界への就職に有利といわれる「旅行業務取扱管理者」という資格があります。

旅行業務取扱管理者とは、旅行業務全般の管理・監督を行う総責任者です。
旅行者との旅行の契約、クレームの処理などの業務が公正に確実に行われるように、責任をもって管理・監督をします。
旅行業法では、この旅行業務取扱主任者を、旅行会社の営業所ごとに1人以上(社員10人以上の営業所は最低2人)を選任して、この業務にあたらせることを義務づけています。

「旅行業務取扱管理者」を持った人がいないと、旅行会社の営業所は成り立ちません。
旅行業務全般にわたって精通しているので、旅行会社では貴重な存在です。
多くの旅行会社では「旅行業務取扱管理者」の資格を持っている人に資格手当を支給したり、昇給や昇進の面でも優遇しています。

「旅行業務取扱管理者」を持っていても「旅程管理主任者」の資格を持っていないことには、パッケージ旅行の主任添乗員としては添乗できません。
就職、転職の際にも、「旅行業務取扱管理者」を持っていると、旅行業務に関する一定の知識と事務処理能力があると客観的にみなされるので有利です。
旅行会社に就職してツアーコンダクターを目指す人には、有利なパスポートとなるので資格取得はおすすめです。
添乗員派遣会社に所属する場合は「旅行業務取扱管理者」の豊富な知識は、ツアーコンダクターの業務に活かされ活用できるので、スキルアップのためにチャレンジする価値はあります。

英語の能力を測る試験

英語力は海外ツアーの添乗に欠かせません。
英会話能力は下記のやりとりなどから分かる通り、必須の能力です。

・現地ガイド、ホテル、レストラン、観光施設などでのやりとり
・トラブル解決のための交渉、説得

英語以外の語学もできれば望ましいですが、ツアーコンダクターを目指すなら、まずはある程度の英語力を身につけておく必要があります。

英検(実用英語技能検定)

旅行会社や添乗員派遣会社の採用時に、能力をアピールできるように「実用英語技能検定」2級以上合格しておくのがベターです。
「実用英語技能検定」は、通称「英検」で親しまれている、英語力評価で有名な資格。
ツアーコンダクターになってからも英語能力のブラッシュアップは必要です。
英検や「TOEIC」の英語の能力を測る試験を利用して、英語能力のレベルアップを心がけていきましょう。

TOEIC

「TOEIC」は、合格・不合格という検定ではなく、スコア(点数)で英語のコミュニケーションがどの程度できるか測るテストです。
難易度が一定に保たれているので、テストを受験するたびに英語能力の伸びがわかります。
自分なりに目標スコアを設定しながら、英語コミュニケーション能力の向上に励むための最適なツールです。

添乗員派遣会社「旅行綜研」では、海外添乗に出れる基準としてTOEIC550点以上を掲げています。

添乗員に必要な英語力については下記記事で解説しています。

その他の関連資格

旅行地理検定

2種類あります。

・国内旅行地理検定
・海外旅行地理検定

国内旅行地理検定試験とは、日本の地勢と環境、観光地・観光資源の名称などの知識を認定する資格です。
海外旅行地理検定試験とは、外国の地勢と環境、観光地・観光資源の名称などの知識を認定する資格です。
共通して2級~4級に関しては、インターネット試験に対応しています。

公式サイトおよびテキスト、問題集は下記のサイトをご参考ください。
>> 旅行地理検定 公式サイト

世界遺産検定

世界遺産検定は、人類共通の財産・宝物である世界遺産を通して、国際的な教養を身に付け、持続可能な社会の発展に寄与する人材の育成を目指した検定です。
2006年に始まって以来、20万人超が受検し10万人以上が認定されています。2014年からは文部科学省の後援事業となりました。検定は年に4回開催しており、小学生から90代まで幅広い年代の方々が挑戦しています。
(公式ホームページより引用)

▼世界遺産検定の公式サイトおよびテキスト、問題集は下記のサイトをご参考ください▼
>> 世界遺産検定 公式サイト

その他

・インターネット旅行情報士検定
・通訳案内士
・観光英語検定
・JATAトラベル・カウンセラー制度
・日本の宿 おもてなし検定
・クルーズアドバイザー認定制度
・イベント業務管理士
・イベント検定・ユニバーサルイベント検定・スポーツイベント検定

>> 観光関連の資格

添乗員の関連資格の取得方法

添乗員の関連資格

旅行業務取扱管理者

「旅行業務取扱管理者」は旅行業界で唯一の国家資格で、資格は2種類あります。

・国内旅行のみ取り扱う「国内旅行業務取扱管理者」
・国内・海外旅行の両方を取り扱う「総合旅行業務取扱管理者」

誰でも受験可能ですが、合格率は11〜20%です。

勉強方法は色々あります。

・高校卒業後、専門学校で勉強する。
・大学生、社会人は、通学講座を受講する。
・通学が無理なら、通信講座を受講する。
・書店で購入できるテキストで、独学で勉強する。

この国家試験は、国土交通大臣の事務代行期間が年1回行います。
国内旅行業務取扱管理者は全国旅行業協会が、例年9月に実施しています。
総合旅行業務取扱管理者は日本旅行業協会が、例年10月に実施しています。

体験談

私は書店でテキストを購入し、独学で資格取得しました。
旅行業界に入社し1年目に「国内旅行業務取扱管理者」を取得、3年目に「総合旅行業務取扱管理者」を取得しました。
「総合旅行業務取扱管理者」の合格ラインは全科目で60%以上、必要勉強時間は200時間といわれています。
私は朝5時に起きて毎日90〜120分ほど勉強を継続しました。
200時間は間違いないです。
問題集を7回繰り返すころには受かる自信が出てきました。


▼おすすめ参考書はこちら▼
何種類も手を出すより1冊を7回くらい繰り返すのがおすすめ。


英語の能力試験

英検(実用英語技能検定)は、読む、書く、聞く、話すの英語能力を測る試験です。
上位級から1級、準1級、2級、準2級、3級、4級、5級の7つあり、自分の実力に合った級を受験します。
1〜3級は、1次と2次の試験に分けられていて、1次は、熟語、文法、語法、英作文、読解、リスリング能力の試験です。
2次は、面接形式で会話能力を試されます。
試験の実施は年3回。

TOEICは、リスニングとリーディングの各100問ずつ、それぞれ5点〜495点の5点きざみの配点で、トータル10点〜990点のスコアが発表されます。
試験の実施は1、3、5、7、9、10、11月の年7回。

英検、TOEICともに書店で専門のテキストや問題集が購入できます。
繰り返し勉強したり、日頃から新聞、雑誌などで英語の文章を読んだり、市販のCD教材やテレビ・ラジオの英語番組を聴いたり、コツコツ努力を重ねていくことが大事です。

▼英語勉強方法についてわかりやすく書かれた本▼

添乗員の英語習得は下記記事で解説しています。

添乗員の関連資格のまとめ

添乗員の関連資格

本記事は、添乗員の関連資格について解説してきました。

添乗員になるには「旅行管理主任者」の資格だけあれば良いですが、スキルアップとして上記の「総合旅行業務取扱管理者」「英検、TOEIC」を勉強することは大事です。
添乗の幅が広がるからです。
旅行業全体を知って添乗をするのと、知らずに添乗するのでは添乗経験から得られるものが異なります。
知識が経験を濃いものにしてくれます。

森羅万象の勉強

世界の地理や歴史、現在の情勢などを知っておくことも大事です。
世界各国の生活習慣、宗教や文化、歴史について学ぶとともに、政治の情勢や経済状況などテレビ、新聞、インターネットを駆使して常にアンテナを張りめぐらせることが重要です。
他にも幅広い一般教養やマナー、社会常識など森羅万象の勉強が必要なのです。

添乗員になったからもう勉強しなくていいことはありません。
添乗員は自分でどんどん勉強してスキルアップしていかないと地位も収入も上がらない厳しい職業です。
勉強したことは自分の中に残ります。
時間が作り出し、少しずつ勉強してみましょう。

以上、『添乗員の関連資格とは【添乗歴18年のツアーコンダクターが解説】』の記事でした。

こーいちより

P.S. 添乗員の関連資格を勉強しよう。






▼参考文献▼

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