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適応障害での休職から復職したくない理由【言いたいことを言ってない】

2019年3月8日

適応障害での休職から復職したくない理由【言いたいことを言ってない】
  • 「休職から復職したくない理由を知りたい」
  • 「適応障害で休職してしまうと復職は難しいのかな」

この記事はそんな方へ向けて書いています。

休職期限3月17日が近づいている。
今日、会社の先輩後輩に会って、計4人で飲みます。
休職延長するのか、辞めるのか、会社に戻るのか。
人と話すことで自分の本音が見えますように。

2019年3月8日(金) で休職生活98日目です。
»【適応障害の休職日記】1週間、2週間、1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、2年

2018年12月1日から休んで、すでに3ヶ月が経過しました(最初の2ヶ月間は有休休暇で、2月より休職)。

「復職したくない」と思っています。

本記事では、適応障害での休職から復職したくない理由を解説します。
この記事を読むことで、休職から無理に復職しなくても良いと思えます。

休職のタブー3つとは「ムリ、ガマン、ガンバリ」です。

適応障害での休職から復職したくない理由【言いたいことを言ってない】

適応障害での休職から復職したくない理由【言いたいことを言ってない】

結論は「自分を取り巻く環境のすべてに言いたいことを言ってないから復職できない」です。

上司、同僚、仕事内容、人間関係、お客さまのすべてに根に持っていることがあるのです。
言いたいことを言えず、スネているのです。

会社の先輩・後輩と会って良かったです。
自分の本音を知ることができたからです。

「なぜ自分が会社に戻りたくないのか」を気づけました。
懸念していた「休職中に会社の人間と会うことで、当時の辛かった気持ちを思い出す」はありませんでした。

1ヶ月ぶりに会社の先輩・後輩と飲んで、気づいたこと

1ヶ月ぶりに会社の先輩や後輩と銀座「鍛冶屋文蔵 東銀座店」で飲みました。
集まったメンバーは、みんな好きな人です。

話題は「仕事」にシフトしましたが、嫌な気持ちにはなりません。
むしろ今の職場環境に興味があったので歓迎です。

話を聞いていて気づいたのですが、在籍していた頃よりも「職場環境が良くなっている」と感じました。
お互いが不満を持っていて、お互いにぶつけ合っているのです。

バチバチと音を立ててぶつかり合った時に見える火花が、仕事の輝きに見えました。

その輝きが少しだけ、羨ましく感じたのです。

会社に復職したくない理由:言いたいことを言ってないから

休職する前の職場は、お互いを見合う余裕がなく軍隊のようでした。
自分が1番余裕がなかったかもしれません。

「在籍していた時にもっと言いたいことを言ってぶつかり合っていれば、ドス黒い感情を抱え込んで仕事をしなくてすんだのではないか」と思えました。

言いたいことを言える環境は素晴らしい。

そんな気持ちにさえなったのは、自分が言いたいことを言ってないからです。

辞める前にしておけば良かったこと

「上司に言いたいことがあるなら、言ったほうが良い」と思うのです。
言えないから苦しいのですが「案ずるより産むが易し」のケースもあります。
こちらが誤解しているケースもありますので。

言いたいことを飲み込んできた

今まで言いたいことがあってもグッと飲み込んできました。

飲み込んだものが自分の中に溜まり、腐っている状態です。
「腐っている状態に早く気づいて欲しい。わかって欲しい。こんなに苦しんでいるのだから」とスネているのです。

「根に持っていることがあるから、まだまだ会社に戻る気にはなれないし、仕事をしたいとも思えない」が本音なのです。

この気持ちに気づけたことは収穫です。

言わずにわかってもらえることはありません。
日本人の特有の「察する文化」に期待しない方がいいです。

色々な自分の声が聞こえてきます。

  • 「まだ適応障害という病気だから復職できない」
  • 「復職するのが怖い」
  • 「復職するタイミングではない」
  • 「復職して失敗するんじゃないか」
  • 「復職する準備ができていない」
  • 「復職しても気まずい」
  • 「復職しても仕事がないんじゃないか」
  • 「復職しても部署異動させられるんじゃないか」
  • 「復職しても適応障害が再発するんじゃないか」

すべて復職できない言い訳です。

要は、言いたいことを言ってないのです。
» 言いたいことが言えないストレス【周りからも自分からも嫌われる理由】

休職生活を手放したくない

「今の休職生活を手放したくない」も会社に戻りたくない理由です。

毎日、朝5時に起きてブログを書き、午後は本を1冊読み、16時から10kmを走り、子どもを小学校へ迎えに行き、子どもと一緒に遊ぶ。

やっと手に入れたこの生活を手放したくないのです。
甘えかもしれません。

それでもいい。
かまわない。

八方塞がりの気持ちは消えないけれど、どこかには進んでいる。
十分過ぎます。

まだ会社には復職できないですが、回復してきている気がするのです。
回復しているだけで十分なのです。

復職したくないなら無理に復職する必要はない

復職したくないなら無理に復職する必要はない

いつの間にか「復職しなければならない」という思考に変わっている時があります。

復職は無理にするものではない

復職したくないなら、復職しなくていいのです。

理由は3つです。

  • 無理に復職しても再発の可能性あり
  • 職場の人間は他人に期待していない
  • 復職は義務ではない(好きにする)

無理をするのはやめましょう。

適応障害で休職する人は真面目な人です。
頑張り屋です。

無理をしている時点で、以前と何も変わっていません。

休職して迷惑をかけてもいいのです。
休職は迷惑でもなんでもありません。
会社は1人いなくなっても、回るようにできています。

  • そういうものだ、それがどうした
  • 人に迷惑をかけてもいい
  • 自分を大切にする
  • したくないことをやめる
  • 「ま、いっか」
  • 嫌じゃないことをやる
  • 怒りを出す
  • 悲しむ
  • ちょっとやってみる

自分を大切にして、したくないことはやめましょう。

他人の期待に応えることをやめる

期待の応えるのは辞める。
完全辞めると、心に誓う。
期待には逆らう、応えない。

「人の期待に応えられない」よりも、優先順位を間違えたときにこそえらいことになります。

誰も期待していないのですから、とりあえず休みましょう。

他人の期待に応えられない自分を責めている時点で何も変わっていません。

他人の目を気にするのはやめましょう。
メリットがないからです。

他人との比較は無意味です。
条件が違うからです。

「頑張ろう」と刺激になれば良いですが、自分の足りない部分にフォーカスして劣等感を持つことに意味はないです。
周りの人たちは自分に興味はありません。
基本的に人は他人に興味がないのです。
自分に1番興味があるのです。

人にどう思われるかを気にして行動に制限をかける意味はありません。

人は自分のことなんて見ていないのですから。
もっと伸び伸びと行動し、挑戦し続ける人生でありたいです。
行動し続けましょう。
人は自分に興味はないのです。

他人の目で自分の行動を決めることはやってはいけません。
自分の首を締めるだけです。

飽きるまで休職すればいい

結論は、飽きるまで休職です。
こんな機会はめったにありません。

休職が許されるのであれば、徹底的に休職です。
たくさんの迷惑をかけましょう。
今までさんざん迷惑をかけられてきたのです。

迷惑をかけるより、迷惑をかけまいとがんばるほうが迷惑です。
迷惑をかけないようにがんばると、まわりに感謝を強要するようになります。
互いに頼りあい、迷惑をかけあいながら回っています。
それでこそ周囲ともいい関係が築けるし、成長もできると信じています。

迷惑をかけまいと復職する方が迷惑なのです。
今までを取り返すくらいの気持ちで休職するのです。

頑張った結果なのです。
誰も責めはしません。
責めているのは自分だけです。

休職する自分を許してあげましょう。
Everything OKです。

休職しても履歴書に傷はつきません。

「履歴書の空白は埋めるもの」と考える人がほとんどです。
「ムリに埋めないのもありじゃないかな」と思うのです。

安心して休職です。

まとめ:復職したくないから、傷病手当金をもらい休職を続ける

まとめ:復職したくないなら、傷病手当金をもらい休職を続けよう

傷病手当金は1年6ヶ月もらえます。

私は12月1日〜1月31日は有休消化、2月1日から欠勤扱いで休職となりました。
1月下旬に心療内科の先生から適応障害の診断を受けたためです。

傷病手当金の書類作成の不備に注意

会社の総務部から言われました。
心療内科で書いてもらった書類についてで、以下の内容でした。

  • 労務不能期間:2月1日〜2月28日
  • 2月1日から3日間の待機期間を引かれた2月4日〜2月28日分の傷病手当金になる

実際に有給休暇を使用して12月1日から休んでいるため既に待機期間は完成しているので「3日分の傷病手当金(約21,000円)がもらえないのはもったいない」というアドバイスをもらいました。

親切な指摘ですが、これが総務の仕事なのです。

心療内科にお願いして労務不能期間を、診断書をもらった1月17日からに書き換えてもらい解決しました。
「給与の3分の2」× 3日間は大金です。

もらえるものはもらい、休職するだけです。

退職届をカバンに入れておく理由

休職する前の一時期、お守りとして退職届をカバンに入れて仕事をしていました。

いつでも伝家の宝刀を抜けるようにしておいたのです。

お守りとして持ち歩いていた退職届が、いつしか伝家の宝刀に変わっていたのです。
上司に残業について理不尽な指摘をされた時は「退職届がカバンに入っているのでいつでも出せますよ」と発言したこともあります。

この発言がきっかけで仕事の負担を減らしてもらえるようになりました。

大事なことは「いつでも辞められる」のカードを持ち続けることです。
「この手もあるけど、別の手も取れる」の選択肢は幸福感をもたらします。

選択肢はつねに自分が持っておくことです。

休職しようかどうか悩むくらい追い込まれている人は、1つの方法としてご参考ください。

以上です。

P.S. 言いたいことをひとことでも言って、押し戻しておきます。

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