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【書評】『好かれる人が無意識にしている文章の書き方』3つの方法

2020年1月21日

【書評】『好かれる人が無意識にしている文章の書き方』3つの方法
  • 「好かれる文章を書きたい」
  • 「読まれるブログを書きたい」
  • 「『好かれる人が無意識にしている文章の書き方』の書評を知りたい」

この記事はそんな方へ向けて書いています。

 この記事でわかること

  • 『好かれる人が無意識にしている文章の書き方』中谷彰宏【著】の書評【グッときたところベスト3】
  • おすすめの人、おすすめしない人、口コミ5つ

本記事を書いている私は、中谷彰宏さんの本を1996年4月から読んでいます。

気づかないうちに嫌われる文章を書いている人は多いです。
ブログを書き始めて2年かかって、ようやく月3万円ほど稼げるようになりました。

しかしその2年の間、何度も挫折し失敗を繰り返し、たくさんの嫌われる文章を書いてきました。

そこで本記事では、好かれる文章の書き方がわかる本『好かれる人が無意識にしている文章の書き方』を解説します。
この記事を読むことで、本書の書評、好かれる文章の書き方がわかります。

すぐ実行できるハードルの低い解決策が多いです。

【書評】『好かれる人が無意識にしている文章の書き方』グッときたところベスト3

好かれる人が無意識にしている文章の書き方

 グッときたところベスト3

  • 1位:自分の言いたいことより、読み手が知りたい解決策を書く
  • 2位:「きっと…でしょう」ではなく「…です」と言い切る
  • 3位:体験したことは書ける。書くために体験したことはイヤらしい

1位:自分の言いたいことより、読み手が知りたい解決策を書く

書きたいことを書いても読まれません。
書きたいことを書いて読まれるのは、芸能人だけです。

ブログを書いて、痛感しました。
自分の書きたい日記ばかり書いても、読まれないのです。

読まれないだけでなく、無益なので読者に嫌われます。
書き手に興味はないのです。

読者は忙しいです。
貴重な時間を使って読んでいます。

自分の書きたいことではなく、読者のためになる解決策を書く。

自分語りは、読者を裏切ることになるのです。
文章を書くうえで、つねに意識したいことです。

2位:「きっと…でしょう」ではなく「…です」と言い切る

嫌われる文章を修正します。

  • 「なぜなら」→ 不要
  • 「世の中にも」→ 不要
  • 「○○みたいな」→ 不要
  • 「○○というのは」→「○○は」
  • 「きっと○○でしょう」→「○○です」

他にも修正案が書かれています。

  • 「これはつまり」→ 不要
  • 「するわけです」→「します」
  • 「私たちは、ともすれば」→ 不要
  • 「するのも事実です」→「します」
  • 「聞く機会があった」→「聞いた」
  • 「と言っても過言ではない」→「○○だ」
  • 「そもそも○○というものは」→「○○は」
  • 「する人を知っています」→「する人がいます」
  • 「凄く」「大変」「非常に」「大至急」「絶対」→ すべて不要

「こんな風に書いてない」と思っていました。
勘違いしていました。

感じのいい文章はサラリと書いてあります。

3位:体験したことは書ける。書くために体験したことはイヤらしい

ブログで食レポを書いています。
ほとんどが初めて行ったお店です。

なので、あまり読まれません。

書くためにした体験だからです。
いつも行ってないことは読者にバレています。

何回も行っているリピーターには、かなわないのです。

何回も通ったお店の食レポも書きました。
不思議と読まれます。

下記のブログを読んで、お店に行ってくれた人がいます。
» 妙典でひとり飲みなら「居酒屋みなみ」【一人飲みの5つのメリット】

実際にリピートしているお店だから刺さったのです。

体験談は人を動かす力があります。

体験したことよりも、いつも体験していること。
好きなことよりも、いつも体験していること。

いつも体験していることが強いのです。

文章で好かれる方法を知りたい人におすすめ

好かれる人が無意識にしている文章の書き方

こんな方におすすめ

  • 文章で、チャンスをつかみたい人
  • 送ったメールに、返事が来ない人
  • そんなつもりで書いたわけではないのに、叱られた人

「文章の書き方」で悩んでいる人には有益です。
すぐ実行できる解決策ばかりだからです。

たとえば、本のプロフィールについて「感じのいい人ほど短い。長ければ長いほど面倒くさい人」と書かれています。

ドキッとする文章が多いです。

5つの章の目次

目次

第1章.「過去形」より「現在形」で書く。
第2章.考えより、リアルを書く。
第3章.盛るより、シンプルに書く。
第4章.売り込むより、役立つことを書く。
第5章.ウケる文章より、信頼される文章を書く。

書名好かれる人が無意識にしている文章の書き方
著者中谷彰宏» 公式サイト
単行本192ページ
出版社すばる舎
発売日2019/1/13

口コミまとめ

 Twitterの口コミ5つ

  • 読んでドキっとします。何度も自分のブログを見直ししてしまいます
  • 言葉選びのコツから、何を書くのか、書くときにやってはいけないことまで53のポイント
  • 文章は現在形で簡潔にしてはいけないことを明記している
  • 文章の主役は書き手でなく、読み手、読んだ人1人にささる文章を書くこと
  • たとえが秀逸(感じのいい文章はラブレター)

» Twitterで「他の口コミ」を見てみる

Amazonの口コミ5つ

  • 『書かないテーマを決める』というアイデアは大事にしていきたい
  • 文章に対する理性的な分析は確実に役立ちます
  • 文章ではなく、言葉の選び方についてのアドバイスが主なので、タイトルがミスリーディングな気がします
  • 好かれる文章どころか、自慢気の言い方で気持ち悪い文章の集まり
  • あとがきの〈心を成長させて行く手段として文章があるのです〉が胸に響きます

» Amazonで「他の口コミ」を見てみる

まとめ:文章で好かれる方法を知り、自分色を消そう

好かれる人が無意識にしている文章の書き方

 まとめ:グッときたところベスト3

  • 1位:自分の言いたいことより、読み手が知りたい解決策を書く
  • 2位:「きっと…でしょう」ではなく「…です」と言い切る
  • 3位:体験したことは書ける。書くために体験したことはイヤらしい

読者が知りたい解決策を、自分の体験談で、言い切る。

他にも刺さった文章が以下です。

  • 読み手を、1人に絞る
  • 加齢臭のある文章は、嫌味になる
  • ハードルの高い解決策は読まれない
  • 「それ」「そんな」は、好感度を下げる
  • ブログでの売り込みは、読み手が気づく
  • 感情を全開にされると、読み手は引いてしまう
  • 「。」のなかなか来ない文章は、イライラさせる
  • 書くことは簡単。自分の文章を読むことは難しい

どれだけ嫌味臭のある文章を書いてきたか、わかりました。
今後は短く、サラリとした、臭わない文章を目指します。

「自分色を消すことが、臭わないこと」です。
なんの色もない文章です。

自分色を消すために、試してみたい方法があります。
書いて、本書を読んで、また書いてを繰り返します。

以上です。

P.S. 文章で悩んでいる人へ本書を捧げます。

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