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【書評】健康のための血流を良くする方法がわかる本『健康の正体』

2019年7月11日

【書評】健康のための血流を良くする方法がわかる本『健康の正体』
  • 「血流を良くして健康になりたい」
  • 「健康について書かれたおすすめ本を知りたい」

この記事はそんな方へ向けて書いています。

『健康の正体』を読むきっかけは、奥さんが図書館で借りてきたからです。
奥さんに本の返却を頼まれ、タイトルに惹かれて何気なく本書をパラパラとめくってみたのが始まりです。

意外にも有益な箇所が多く、気づいたらグイグイと読んでしまい、一気に読了です。

本記事では、『健康の正体』を読んで自分の心にグッときた3箇所を引用しつつ、読書感想文を書いています。

この記事を読むことで、健康になるための知識、血流を良くする方法を得ることができます。

【書評】健康のための血流を良くする方法がわかる本『健康の正体』

【書評】健康のための血流を良くする方法がわかる本『健康の正体』

本書を読んで知りたかったこと

健康になるための方法です。
「こうすれば健康になる」という実践的で即行動できるコツを知りたかったのです。

本書に書かれていること

以下のとおり。

下半身の鍛え方
健康についての考え方や知識
血流を良くするためのエクササイズやウォーキングの仕方

実践的な方法も書かれています。

 一番刺さった文章

健康とは37兆個の細胞の一つひとつに質のよい血液がたっぷりと流れていることである。

「血流を良くするために何を知り、どう行動すべきか」が終始、述べられています。

本書を読んで得られること

「健康に関する知識、ヒント」が得られます。

本書で繰り返し述べられていますが、「健康になるために実践するのは自分」です。

健康は自分で行動して、手に入れるものなのです。

『健康の正体』は、こんな人におすすめ

こんな方におすすめ

  • 健康に興味がある人。
  • 血流を改善して健康になりたい人。
  • 運動を習慣にして健康になりたい人。

 著者のプロフィールを引用します。

小林弘幸(こばやしひろゆき)
順天堂大学医学部教授。日本体育協会公認スポーツドクター。
1960年、埼玉県生まれ。87年、順天堂大学医学部卒業。92年、同大学大学院医学研究科修了。
ロンドン大学付属英国王立小児病院外科、トリニティ大学付属小児研究センター、
アイルランド国立小児病院外科での勤務を経て、順天堂大学医学部小児外科講師助教授を歴任、現職に至る。
自律神経研究の第一人者として、トップアスリートや文化人のコンディショニング、
パフォーマンス向上指導に携わる。また、日本ではじめて便秘外来を開設した「腸のスペシャリスト」でもある。
『なぜ、「これ」は健康にいいのか?』(サンマーク出版)など、ベストセラー多数。

本も多数の出版があり、気になるタイトルばかりです。
読みやすい『マンガでわかるシリーズ』も書かれています。

書名:『健康の正体
著者:小林 弘幸
文庫:270ページ
出版社:セブン&アイ出版
発売日:2018/12/28

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『健康の正体』のグッときたところベスト3

『健康の正体』のグッときたところベスト3

第1位 健康な体があってこそ、技術も精神もついてくる

「体技心」です。
血液の質と流れが申し分なければ、極めて快調に過ごせるので仕事もうまくいくでしょうし、自律神経や脳の働きも整うので気分もいいでしょう。
逆に、いくら自分の気持ちを奮い立たせようとしても、血液の質と流れに問題があれば、とうていうまくいきません。
まずは「体」に目を向けることが重要であり、あまりにも「心」にフォーカスしすぎないほうがいいのです。

このブログ『Blog Chronicle』のカテゴリは「心技体遊旅」で、心が最初にきています。
「心が最重要なもの」と考えていたからです。
本書ではそんな心を見透かすかのようにバッサリと「体技心」の順番を強調しています。

体あってこその技であり、心であると。

健康第一。
健康がなければ何も始まらない。
精神論だけでは何も前に進まない、無理がある。

納得です。

心を鍛えるためには体を鍛えることから。

書かれていないそんな言葉さえ、聞こえてくるかのようです。

ランニングのあとはスッキリした気持ちになれ、ブログ執筆や読書もはかどります。
一番はかどるのはクリーンな朝ですが、夕方にランニングすると1日の疲れがいったんリセットできます。

体をいったんメンテナンスするかのようなランニングの副次的効果があるのです。
» 夕方のランニングでエネルギー切れにならない方法【解決策は糖質補給】

健全なる精神は健全なる身体に宿る。

古代ローマの詩人ユウェナリスの言葉が思い出されます。

第2位 全身の健康を左右する脳と腸内細菌のコミュニケーション

腸を「第一の脳」と表現することがあります。第二ではなく、第一です。
それほど、脳と腸は密接なつながりを持っています。
脳と腸は、共通した情報伝達物質や受容体によって双方向のネットワークを構築しており、それを「腸脳相関」と言います。ここで用いられる共通の情報伝達物質は、脳と腸でつくられ、お互いに伝達し合っています。また、発生学的にも腸ができてから脳ができています。だからこそ「第一の脳」なわけです。

腸脳相関

脳「あまり眠れてないよ。疲れているよ。自律神経が乱れているよ」
↓脳から腸へ伝達
腸「脳からストレスを受信しました。腹痛下痢便秘のどれかが起こりますよ〜」

腸「腹痛になりました。不快です。ストレスを感じています」
↓腸から脳へ伝達
脳「腸からストレスを受信しました。さらに自律神経が乱れます」

腸と脳に密接な関係があることを知りました。
腸脳相関を見ると、ストレスを受けると腸が反応して悪循環になることがわかります。

会社員時代、ストレスでよく下痢を起こしていました。
休職している今は下痢はほとんどありません。

脳からの反応を体が教えてくれていたのです。

体は正直

体の声がすべてです。
自分のことがわからなくなったら、体の声に耳を傾けるようにしています。

何を求めているのか。
何を嫌がっているのか。
どんな行動をしているのか。
体はどんな反応をしているのか。

行動を観察すれば、本心が見えます。

体に何かしらの異変が出た場合は、体の声をよく聴くようにして、考えて次の一手を打つべきです。

本書を読んで、「ストレスの少ない生活を送り、体を大切にしたい」と思えるようになりました。

ストレスは大敵です。

第3位 血液の70%が下半身に集まっている

体内を循環している血液は、重力の影響で、その70%が下半身に集まっています。しかし、筋肉が弛緩収縮を繰り返すことで、下半身に下りてきた血液を上半身に送り返すことができています。
つま先まで下った血液でさえ送り返すことができ、このときに使われるのは主にふくらはぎの筋肉です。それゆえ「ふくらはぎは第二の心臓」と言われるのです。

血液の70%が下半身に集まっていることは初耳です。

私の日課のランニングは下半身の運動なので、血液を上半身に送り返すことのできる最適な運動だと確信しました。
一生ランニングをしていく気持ちになります。
ランニングをすると、ふくらはぎの筋肉のつき方に変化が見られるので第二の心臓に良い影響をもたらしているのがわかります。

2つの良いスパイラルも生まれます。

① ランニングをする→下半身の筋肉がつく→フットワークが軽くなり行動量が増える→外出が増えコミュニケーションも増える→楽しくなりますますフットワークが良くなり運動量が増える→さらに筋肉がつき走るのが楽になる

② ランニングをする→全身に送り出す血液量が増える→腸の蠕動運動も活発になり、腸の血流もよくなる→腸内環境がよくなり、精神的にもリフレッシュする→自律神経も整う

良いことづくしです。
「もっとランニングをして血液を循環させ、健康な体を手に入れたい」と思うようになりました。

本書を読んで「ランニングのやる気」が得られたのです。
» ランニングで下半身を強化するメリット【血流を良くすると健康になる】

口コミ

まとめ:健康のための血流を良くする方法がわかる本『健康の正体』小林 弘幸【著】

まとめ:健康のための血流を良くする方法がわかる本『健康の正体』小林 弘幸【著】

難しい専門用語もそれほどなく、適度に改行もあり、文章も刺さるものが多く読みやすいです。

本書を読むデメリットを探しましたが、見つけるのが難しいです。

強いて言えば「やや初歩的な内容で、エクササイズがそれほど目新しくない」くらいです。

「健康についてあまりよく知らない」と感じている人には、ほとんどが有益なページになるはずです。
別の著書も読んでみたくなります。

本書を読んで変わったことは「健康とは血流を良くすること」と思えるようになったことです。

シンプルな事実が心に刻まれました。
忘れない言葉です。
健康について迷ったら、いったんこの言葉に立ち返れば良いのです。

他にも参考になる記述があります。

メモ

血液の働き
3行日記の効用
血流と自律神経の関係
先のことは心配しない
0か100かの考えは不要
腹式呼吸と自律神経について
高い目標はたいてい失敗する
便秘を放置するとどうなるか
2週間調子が悪かったら病院へ
ヨーグルトの食べるタイミング
自律神経を整えるためにどうすべきか
血液の質と流れを良くするウォーキング

「自己啓発の考え」も書かれているので、健康だけではなく毎日の過ごし方のヒントにもなります。

「小林弘幸先生の本を一通り読んでみたい」と思わせてくれる1冊でした。

こういちより

P.S. 血流を良くして、健康になろう。


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